白鳳堂 J110 チーク 丸平
アイテムを自然に発色させる基本の化粧筆
ものづくり日本大賞で内閣総理大臣表彰を受賞!肌触り、粉含み良く肌にフィットするオールマイティーな1本
日本の産業や文化の発展に貢献し、新たな環境に対応するものづくりで活躍する優秀な人々を表彰する制度、ものづくり日本大賞の伝統技術の応用部門で、内閣総理大臣表彰を受賞するなど、日本の伝統的な職人の手仕事で丁寧につくられる白鳳堂(ハクホウドウ)の化粧筆。今回ご紹介する白鳳堂 J110 チーク 丸平は定番のチークブラシで、フェイスブラシとしても使用できます。
製造元である白鳳堂は、「筆の里」として知られる広島県の熊野町で1974年に創業しました。化粧筆を中心とした製品は、全て広島県内の自社工場で生産されています。また、製造工程は機械化せず、伝統技術を応用した製造工程を細分化することで、人の手で良質な筆を安定してつくり続けることを大切にしています。
ここで注目したいポイントが2つあります。1つ目が「化粧筆」という名称です。多くの場合メイクブラシ、化粧ブラシという呼び方をしますが、白鳳堂では毛先を切り揃えたものを「ブラシ」、毛先を活かしたものを「筆」と考えています。
2つ目のポイントは製造方法に独自の技術を取り入れている点です。コマと呼ばれる型に毛を入れ、毛先を切らずに筆先を整えていく「製穂」という技術において特許を取得しています。
このように白鳳堂では、伝統的な筆の製造技術を元に各工程を分業化し、熟練の職人たちが各工程を丁寧に仕上げていくため、高品質な化粧筆をつくり続けることができています。さらに、筆づくりという伝統技術を発展させて、化粧筆を生み出し、市場を開拓したことが評価され、髙本和男氏(現・会長)が第一回日本ものづくり大賞内閣総理大臣賞を受賞しました。
このような技術の高さや追求、こだわりから白鳳堂の筆製造に対する思いが伝わってきますね!日本以外にもアメリカ、ロサンゼルスへの直営店出店といったグローバルな事業展開など、製造技術の高さだけではなく企業としての発展も注目されています。
伝統と革新を兼ね備えた白鳳堂の化粧筆の中でも、今回ご紹介するJ110 チーク 丸平は、基本の化粧筆として持っていると重宝する逸品。メインの用途としてのおすすめは、もちろんチークブラシです。丸平の穂先は、楕円のナチュラルな形のチークを入れやすく、骨格に添わせやすいです。
さらに、山羊毛はコシがあるので肌をすべらせる際に動かしやすく、肌触りもやわらかいので肌への摩擦を軽減できます。また、山羊毛はツヤ肌メイクにぴったりです。毛先でクルクルと円を描くようにやさしくブラシで肌を撫でるとツヤ感を出すことができます。
山羊毛の粉含みの良さも、使いやすさのポイントです。粉含みがイマイチだと何度も重ねなくてはならなくなったり、左右で色の濃淡ができてしまったり、自然なグラデーションがつくりにくくなります。その点、J110 チーク 丸平は粉含みの良い山羊毛を使用しており、さらに短すぎず長すぎない38mmの毛丈は頬の上で動かしやすいので、きれいな仕上がりが期待できます。
J110 チーク 丸平は山羊毛を使用しているので、専用の洗剤で定期的にお手入れすることが必要です。肌に直接触れるメイクツールは、定期的または使用するたびにお手入れすることをおすすめします。そうすることで衛生的に使えるだけではなく、皮脂によってブラシが固まり、それによるムラを防ぎます。さらに前回使用したコスメの色または違う質感のアイテム(マット仕上がりやツヤ感のある仕上がりなど)と混じることなく使用できます。
他のメイクブラシと異なる点として、持ち手の軸(柄)の長さを選べるという点があります。5つの軸(柄)から選ぶことができ、標準的な長さのものから携帯にも便利なコンパクトな長さのもの、さらにはメイクアップアーティストの方など、誰かにメイクを施す際に使いやすいロングタイプなど様々です。
価格は6,820円(税込)と、人工毛のメイクブラシに比べると少々価格は上がりますが、ひとつひとつ職人の手作業でつくられ、厳選された山羊毛を使用しているので、肌にのせたときのやわらかさとなめらかさは心地よく、程良いコシのある質感は使いやすさも抜群!
日本の伝統技術により職人の手作業でつくられた化粧筆。毎日のように使う化粧筆だからこそ長く愛用でき、使うたびに特別感を感じられる化粧筆をぜひお試しください♪
イチオシポイントまとめ
- 職人の手仕事によってつくられた逸品
- 粉含みが良く、コシのある山羊毛を使用
- チークが自然に発色するように計算された穂先
- 用途や好みに応じて選べる軸(柄)
ココがすごい!
おすすめな理由を徹底解説
国内自社工場で職人の手仕事によって丁寧につくられる、日本の伝統技術が込められた化粧筆です。使い心地はもちろん、おすすめしたいポイントとして製造過程が挙げられます。製造方法は機械ではなく、職人の確かな手仕事によって成り立っています。 特に、白鳳堂では化粧筆に適した毛素材を選別し整える整毛や、製造特許を取得している毛先をカットせずに筆部分の形を整える製穂といった工程によって、素材の持つ良さを活かしながら、心地よく使える化粧筆をつくり続けています。 メイクの仕上がりにも影響し、肌に直接触れるメイクツール選びは、毎日メイクをする方にとっては選ぶ際にこだわりたいものではないでしょうか?メイクツールの中でもパウダーアイテムに使用するブラシアイテムはメイク持ちにも影響します。J110 チーク 丸平はコシがありやわらかい山羊毛を使用しているので、コントロールしやすく、肌に触れたときに心地良いのでストレスなく使用できます。さらに粉含みが良いのでムラになりにくく、厚塗りも防げます。 職人の手仕事でつくられたメイドインジャパンの製品に関心がある方や、毎日使うメイクツールに気を使いたい、こだわりたいという方におすすめしたい逸品です♪
商品情報 白鳳堂 J110 チーク 丸平
- 単品価格(税込)
- 6,820円
- キャンペーン情報
- ー
- テクスチャー
- コシがある、肌触りがやわらかい
- spf
- ー
- カラーバリエーション
- ブラック(軸の長さ:ショート、ミディアム、スタンダード、ロング) シャンパン(軸の長さ:スタンダード)
- 主な配合成分
- 山羊(毛素材)
- ブランド名
- 白鳳堂
商品スペック調査 白鳳堂 J110 チーク 丸平
ナチュラルメイク効果
特許取得の製造技術「製穂」で自然なチークメイクに
パウダーアイテムは、ぽってりとのせすぎてしまうと厚塗り感が出るだけではなく、乾燥しやすくなり、化粧崩れもしやすくなります。白鳳堂 J110 チーク 丸平で使用されている山羊毛は、肌触りがやわらかくコシがあるだけではなく、粉含みが良いという特徴があります。 また、白鳳堂の化粧筆の製造に欠かせない工程が、コマと呼ばれる型に毛を入れ筆先の形を整えてから、根元をしっかりと結ぶ、製造特許を取得した製穂という技法です。製穂では毛を切らずに全体の形を整えるので、化粧筆全体に毛先がある状態になります。そのため毛先が常に肌に触れ、添うようにすべるので、チークカラーのグラデーションもつくりやすく、自然な血色感を出すことができます。種類
種類豊富だから「ほしい」が見つかる
J110 チーク 丸平は、白鳳堂のJシリーズのアイテムの1つです。Jシリーズは素材選びから形状に至るまで次世代の化粧筆を目指して設計されています。使用している毛は染色していないため、色落ちの心配がありません。また、コシが強くメイクアイテムの発色が良い毛質を使用し、使いやすい基本的な丸平筆から、ツヤ出しに適したドーム型のパウダー・チーク筆など、様々なラインアップを展開しています。 また、J110 チーク 丸平を含む一部のアイテムは、軸(柄)の部分の長さを選べるのも特徴です。初めてメイクブラシを購入する方から、これまでプチプラのメイクブラシを使用していたけれど、長く使用できるアイテムに買い換えたいという方にもおすすめです!使用感
やわらかくコシのある山羊毛と選べる軸(柄)
人工毛のメイクブラシは手入れしやすく、比較的お手頃な価格で購入することができますが、一方で肌にのせた際にチクチクと感じる場合もあるようです。白鳳堂 J110 チークはやわらかくコシのある山羊毛を使用しているので、肌に触れたときにやわらかく、チクチク感が少ないです。また、やわらかいだけではなく、程良いコシがあるので筆を肌ですべらせたときにコントロールしやすく、理想の形でチークをのせることができます。 また、白鳳堂 J110 チークでは使用する方の使いやすさや都合に合わせて持ち手の軸(柄)の部分の長さを選ぶことができます。持ち運びもできるショートタイプや、プロ仕様のロングタイプなど使う方の用途に合わせて選べるのはうれしいですね!販売実績
伝統技術を化粧筆に応用し総理大臣賞を受賞
白鳳堂は、約200年という筆づくりの歴史をもつ広島県熊野町で創業し、月に約50万本の筆を生産しています。さらに筆づくりの技術を化粧筆に応用したとして、白鳳堂の取締役社長である髙本和男氏(現・会長)が、第一回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を受賞しました。 ものづくり日本大賞とは、新たな事業環境に対応しながら、日本の産業や文化の発展に貢献するため、ものづくりの第一線で活躍する方を表彰する制度です。白鳳堂の化粧筆は日本の伝統技術である筆づくりを応用した技術によって生み出され、国内外に市場を開拓しています。 白鳳堂の化粧筆は一般販売だけではなく、大手化粧品メーカーなどにもOEM*として化粧筆を供給しています。 *製造メーカーが他社の名義やブランドで製品を製造すること。価格
少々奮発してもほしい、長く使える逸品
メイクブラシには人工毛と天然毛があります。どちらが良いという正解はなく、使用するメイクアイテムとの相性や、テクスチャーとの相性もあります。しかし、人工毛、天然毛関わらず毛の質や加工法、毛量などによって価格は異なるといわれています。 白鳳堂 J110 チーク 丸平は6,820円(税込)と、プチプラのメイクブラシと比べると少々高めです。しかし、J110 チーク 丸平はやわらかくコシがあり、耐久性もある山羊毛を使用しており、さらに職人の手作業によって製造されています。このように確かな品質と技術によってつくられていることから、少々価格が上がっても良いものを長く使用したい、という方におすすめです。総合評価
肌をより美しく見せる日本の伝統技術が活きた化粧筆
日本の伝統技術を発展させてつくられた白鳳堂の化粧筆。第一回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を受賞し、海外にも店舗を展開しています。その中でもJ110 チーク 丸平はオールマイティに使用できるアイテムです。 使用している素材は山羊毛で肌触りがやわらかく、肌への負担が少ないです。さらにパウダーアイテムの粉含みが良いことから、肌にのせたときにムラができにくくなります。それに加えて、毛先を切ることなく化粧筆の毛先部分を形づくる製穂という技術により、筆全体に毛先が広がる形になるので、ブラシをすべらせることで自然なグラデーションをつくることができます。 肌に直接触れる筆先の肌触りや、コシの良さによる毛先のコントロールのしやすさ、筆の軸(柄)の部分の長さを選べるなど、使用する方の利便性はもちろん、伝統技術の伝承、発展にも尽力しているメイドインジャパンの高い技術を実感できる逸品として、一度試していただきたい逸品です!