美白や美肌に憧れる女性にとって大敵なのが、ポツンと現れるシミと、顔全体が黒くなるくすみです。どんなにバッチリメイクをしていても、この2つがあるだけで見た目年齢はあっという間にダウン!とりあえず美白しとけばいいでしょ!なんて思っていると、いつまでもシミとくすみは減りません!シミとくすみの原因を正しく知って、本当に効果のある美白スキンケアを始めましょう!

あなたは本当に知っている?美白の大敵「シミ・くすみ」を徹底分析

そもそもシミとくすみがどうやってできるのか、正しく知っていますか?「メラニンが原因」ということは知っていても、メラニンが何をしてどうなることでできるのかまできちんと知っている人はほとんどいません。

敵を知るにはまず分析から!シミ・くすみの原因を徹底的に見てきましょう。

メラニンって何?シミ・くすみ予防の基本の「き」!

シミ・くすみを語る上で欠かせないのがメラニンです。メラニンとは人や動物の組織内にある黒色の色素のことです。髪の毛の黒も実はメラニンって知っていますか?メラニンは体中のあちこちにあり、お肌や髪の色を作ってくれています。

メラニンには黒~褐色のユーメラニンと、黄色~赤色のフェオメラニンの2種類があり、その色素の種類や量によって人の肌の色や髪の毛の色は決まるのです。

美白の大敵は肌の味方?メラニンの本当の役割とは?

美白を考える上で、肌を黒く見せてしまうメラニンは大敵と感じるかもしれませんが、実はメラニンには肌を守るという大切な役割があります。

肌は上から0.2mmほどの表皮、1.8mmほどの真皮で構成されています。この表皮と真皮の間の基底層と呼ばれるところで、肌細胞は生みだされているのですが、この部分にメラニンを生みだすメラノサイトが存在します。

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メラノサイトは紫外線などの外的刺激を受けると、メラニン色素を作り出します。このメラニン色素はバリアとなって紫外線をかわりに引き受けてくれるのです。メラニン色素が紫外線を吸収してくれるおかげで、肌の土台部分である真皮には紫外線が届かず、肌を守ってくれているのです。

もしメラニンがなく、真皮部分に紫外線が届いてしまうと、肌を支えるコラーゲンやエラスチンなどの弾力が失われシワやたるみの原因になったり、皮膚がんの原因にもなったりしてしまいます。肌が黒くなるのは嫌だと感じるかもしれませんが、肌が黒くなるのは、メラニンによる防衛反応が正常に働いている証拠でもあるのです。

ONE cosme編集部Voice

シミやくすみなど、美白を邪魔するメラニンは「悪者!」といったイメージが先行しがちですが、実は肌を守ってくれる大事な存在でもあるのです。年齢を重ねると白髪が増えてしまうのは、髪の毛のメラニンの減少が原因なんですよ。メラニンのことをただ嫌うのではなく、正しい役割を知っておきましょう♪

肌の周期にご用心!いらないメラニンはしっかり排出しよう!

肌を守ってくれるはずのメラニンが、なぜシミやくすみになってしまうのか?その原因は肌の周期にあります。

肌は基底層で新しい細胞が生まれると、新しい細胞が上へ上へと押しだされ、かわりに表面の古い細胞が自然に剥がれ落ちる仕組みになっています。この一連の生まれ変わり周期をターンオーバーと呼びます。

つまり本来であれば、メラニン色素で黒くなってしまった皮膚も、ターンオーバーによって自然に剥がれ落ちてくれるのです。夏に日焼けしても冬になるといつのまにか戻っているのか、この作用のためです。

ただし、水分不足や油分不足、加齢やストレス、ホルモンバランスなど、あらゆる悪影響によってターンオーバーが乱れてしまうと、剥がれ落ちるはずだったメラニンがその場に取り残されてしまいます。また、紫外線を浴びすぎるなどして、メラニンを過剰に生成してしまった場合も、剥がれ落ちる速度が追いつかなくなり、メラニンが取り残されてしまいます。

この残されてしまったメラニンがシミやくすみの正体です。

メラニンを抑える成分はどれ?美白有効成分をご紹介!

シミやくすみを防ぐためには、できてしまったメラニンをスムーズに排出することも大切ですが、まずメラニンを過剰に作り過ぎないことが大切です。メラニンの過剰生成を抑えるためにおすすめの美白有効成分には以下のようなものがあります。

  • ハイドロキノン

    メラニンの生成時に不可欠な酵素チロシナーゼの働きを阻害することで、過剰なメラニン生成を抑える

  • アルブチン

    メラニンの生成時に不可欠な酵素チロシナーゼの働きを阻害することで、過剰なメラニン生成を抑える

  • m-トラネキサム酸

    メラノサイトの活性化を抑えて、メラニンの生成を抑制する。また炎症を起こしているメラノサイトを落ち着かせる。

  • ビタミンC誘導体

    ビタミンCによる還元作用によって、メラニン生成を遅延させる。ビタミンCはそのままだと不安定で皮膚に吸収しにくいため、吸収しやすいよう変化させたのがビタミンC誘導体である。

他にも多くの美白成分がありますが、注意が必要なのは配合成分にはそのままの名前で記載されていないという点です。特にビタミンC誘導体はメーカーによって、L-アスコルビル酸やリン酸アスコピル酸などに表示名が変更されているため注意しましょう。

もっとあるシミの原因!肌の奥底から湧き上がるシミにご注意!

シミやくすみは、肌の表部分の表皮に残ってしまったメラニンが原因だと言われていますが、それよりやっかいなのが、肌の奥底に潜んでいるシミです。

表皮部分のメラニンよりも、取り除くことが厄介な肌の奥底から湧き上がるシミの正体を知っておきましょう。

シミが長くこびりつく…「居座りジミ」

表面から剥がれ落ちずに残ってしまったメラニン以外にもやっかいなのが、肌の土台部分に落ちてしまった居座りジミです。

居座りジミは「メラノドロッパー」と呼ばれるタンパク質が、紫外線や炎症によって、バリアを作っていた基底層を壊してしまうことで発生します。

基底層が破壊されることで、そこでバリアをはっていたメラニンが肌の土台部分の真皮層に落下。奥深くまで落ち込んで深く埋もれてしまうため、スキンケアで改善することが難しくなってしまいます。

こういった居座りシミに対しては、サクラ葉由来のサクラ葉エキスに効果があることが、最近の研究で解明されました。サクラ葉エキスには、基底層のコラーゲンを鍛えてメラニンを上に押し返す働きが期待されていて、これからの美白ケアへの新たな一歩でもあります。

編集部コメント

ファンケルが2019年春に新しく販売したシリーズは「メラノドロッパー」に効果のあるサクラ葉エキスが配合されています。しつこいシミが気になる人は要チェックの成分です。⇒参考サイト:VoCEコラム シミのもとを根元から防ぐ美白

紫外線当たっていない時もシミがシミを生む?

紫外線が当たってメラノサイトが活性化すると、メラニンが生成されますが、実は紫外線が当たっていない時でもメラノサイトがメラニンを作り続けてしまう場合があります。

それは紫外線によってメラノサイトが慢性的な炎症状態になっている場合。炎症を起こしているがために、メラノサイトが「肌を守らないと!」とバリアであるメラニンを作り続けてしまうことがあります。

この状態になってしまうと紫外線を浴びていないときでも、メラノサイトが活性化されてしまうのです。この場合はメラニンの炎症を鎮めて、活性化を予防する効果のある美白成分を使用することが大切です。

また、24時間紫外線をケアしたいという方には飲む日焼け止めおすすめします。
紫外線に効果的な美容成分を内側から取り入れることで紫外線の軽減や潜在シミの対策になりますよ♪

飲む日焼け止めについて詳しく見たい方はこちら

真皮層から湧き出てくる!?「シミ増殖因子」

今まではシミやくすみの原因のメラニンは、表皮と真皮の間の基底層にあるメラノサイトだけが原因だと言われてきましたが、近年真皮にもメラニンを作る環境が見つけ出されました。

資生堂で発見されたそのルートは「アンダーメラニンルート」と呼ばれ、真皮に潜んでいるシミ増殖因子が弱った基底層を突き破ることで、メラノサイトを活性化させてしまうのです。

つまり肌の表面からの刺激ではなく、肌の奥からの刺激によってメラノサイトが活性化され、メラニン生成が促進されてしまうのです。そのため、肌表面だけのケアではなく、土台部分から鍛えるケアもシミ・くすみ予防のためには重要になります。

編集部コメント

シミの最先端研究が進んでいると言われている資生堂が見つけた「アンダールートメラニン」。これからの新しいシミ・くすみ予防に注目の現象です⇒参考サイト:資生堂シミ研究記録

適切なシミ予防で、奥から輝く素肌を手に入れよう!

シミとくすみの原因について、疑問は解消されたでしょうか?メラニンが原因とわかっていても、そのメラニンをどうすればいいか正しくわかっていないと、シミやくすみは改善しません。

ターンオーバーの乱れが原因でおこるシミやくすみには、美白化粧水や美白乳液でトータルスキンケアの見直しを。部分的なシミで悩んでいる人は、美白有効成分の濃度が高い美容液を。肌の土台部分からシミを予防したい人はクリームやマスクなど+αアイテムを上手に取り入れて、シミやくすみを予防しましょう。

あなたのシミ・くすみはどの状態ですか?自分のシミ・くすみと向き合って、今一番必要な美白アイテムを揃えていきましょう!