そもそもニキビ跡ってなんで出来るの?まず知っておきたいニキビ跡の原因
調査によると、20代〜30代の女性の約8割、男性の約6割が「ニキビ跡に悩んだ経験がある」と答えています。
ニキビ跡の原因は、ニキビの炎症による毛穴へのダメージです。
ニキビは、下の1〜4の順番で悪化していきます。
ニキビが悪化する順番
- 過剰に分泌された皮脂が、古い角質などと一緒に毛穴を塞ぐ(白ニキビ)
- 毛穴を塞いだ角栓の表面が、空気に触れて酸化し黒くなる(黒ニキビ)
- 細菌が毛穴で増殖し、炎症をおこす(赤ニキビ)
- 炎症がさらに悪化して膿が溜まる(黄ニキビ)
ニキビの悪化が進んで3、4のように炎症を起こすと、ニキビの周りの肌がダメージを受けてしまいます。この肌へのダメージが強いとニキビが治っても回復しきれず、赤み・茶色いシミ・クレーターなどのニキビ跡になってしまうんです。
下のような習慣があるとニキビ跡ができやすくなるので、注意しましょう!
ニキビ跡ができやすい生活習慣
- ニキビを潰す
- ニキビを頻繁に触る
- ゴシゴシ顔を洗う
- 熱いお湯で顔を洗う
- 紫外線対策なしで日焼けする
出来てしまったニキビ跡を消す方法って何がある?【化粧品・クリニック】比較表で徹底解説
ニキビ跡は、「赤みのあるニキビ跡」「茶色いニキビ跡」「クレーター」の3種類に大きく分られます。それぞれタイプごとに原因が違うため、違ったアプローチが必要です。
【赤みのあるニキビ跡】
ニキビが治った後も肌に炎症の赤みが残っている状態です。数ヶ月で自然に目立たなくなるものも多く、ニキビ跡の中では比較的軽症と言えます。
【茶色いニキビ跡】
炎症が起きたときにメラニン色素が過剰に作られ、ターンオーバーによる排出が追いつかずシミとして残ってしまった状態です。
【クレーター】
炎症によって肌深くにある真皮層が傷つき変化してしまった状態で、化粧品で改善するのは基本的に難しくクリニックでの治療が必要です。
比較表では、どんなニキビタイプに合う治療法か、価格の相場はどのくらいか、効果が出るまでにどのくらいかかるのかなどの項目で比較しているので、あなたに合う治療法を見つけてみてください。
タイプ別に出来てしまったニキビ跡を消すおすすめな方法を徹底解説
ニキビ跡を消す方法は、化粧品・クリニックのどちらも様々なものがあります。でも、たくさんありすぎるとどれを試してみたらいいか迷ってしまいますよね。そこで、ここからはニキビ跡のタイプ別に特におすすめの改善方法をご紹介します。
ぜひここで、あなたのニキビ跡におすすめの改善方法を見つけてくださいね。
赤みのあるニキビ痕を消すなら抗炎症成分配合の化粧水
肌に炎症が残った状態の「赤みのあるニキビ跡」を消すなら、抗炎症成分配合の化粧水がおすすめです。
抗炎症成分配合の化粧水がおすすめな理由
赤みのあるニキビ跡に抗炎症成分配合の化粧水がおすすめな理由は、なんといっても低価格で手軽にケアが始められることです。
赤みのあるニキビ跡は比較的軽症なものも多く、数ヶ月で治ることもあります。そのため、いきなり高価なケアに走らずに、まずは市販されていて気軽に始められる抗炎症成分配合の化粧水でケアするのがおすすめです。
赤みのあるニキビ跡に必要なのは、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分です。ドラッグストアでもこういった抗炎症成分を配合している化粧水を販売しているので、ぜひチェックしてみましょう。
抗炎症成分配合の化粧水のデメリットポイント
抗炎症成分配合の化粧水のデメリットは、重度のニキビ跡には向いていないということです。
赤みのあるニキビ跡は基本的に軽症で治りやすいのですが、炎症が強かったり同じところに何度も繰り返し炎症を起こした場合、肌深くにある真皮層が傷ついてしまいます。真皮層が傷つくとなかなか回復しにくく化粧品でのケアが難しいため、クリニックでの治療が必要になります。
抗炎症成分配合の化粧水を使った人の良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミ・悪い口コミ
抗炎症成分配合の化粧水を使った人の口コミを見ると、「ニキビと赤みが治ってきた」という意見や、「化膿するほど酷いニキビも跡を残さず綺麗になった」などの意見がありました。炎症を抑える成分は、ニキビ跡の赤みのケアだけでなく新しいニキビやニキビ跡の予防にもなるのが嬉しいですね。
また、抗炎症成分配合の化粧水はさっぱりした使用感のものが多く、保湿にもの足りなさを感じてしまうこともあります。「やはり冬は乾燥しやすくなります。クリームなどで調整した方がいいかも。」という口コミにもあるように、乾燥が気になる場合は、ニキビ跡以外のところにクリームをプラスして調整するのもおすすめです。
抗炎症成分配合の化粧水の使い方・やり方・注意点
赤みのあるニキビ跡は肌に炎症の赤みが残っている状態なので、刺激を与えると悪化してしまう可能性があります。肌に負担をかけやすい香料・着色料などの添加物ができるだけ入っていないものを選ぶようにしましょう。
おすすめの抗炎症成分配合の化粧水
ORBIS クリアフル ローション
甘草由来の抗炎症成分グリチルリチン酸を配合した化粧水です。
シコンエキス、甘草由来グリチルリチン酸ジカリウム、ハトムギエキスといった和漢成分が肌バリアをサポートし、アクネ菌から肌を守ってくれます。
オイルフリー、無香料、無着色、界面活性剤不使用で、ノンコメドジェニックテスト済み(※全ての人にコメド(ニキビのもと)ができないというわけではありません。)。ニキビ跡の予防にもおすすめの化粧水です。
しっとりタイプとさっぱりタイプから選べますよ。
クレーターになってしまったニキビ痕を消すならレーザー治療
クレーターの治療方法としてよく知られているのがレーザー治療ですが、その中でもクレーターにおすすめなのはフラクショナルレーザーです。フラクショナルレーザーは肌再生医療の一つで、レーザーで肌に微細な傷をつけることで新しい肌の再生を促し、毛穴周りの肌を再構成してクレーターを改善します。
フラクショナルレーザーのおすすめポイント
クレーターを消す方法としてフレクショナルレーザーがおすすめな理由は、フォトフェイシャルなどの光治療に比べ高い効果が期待できることです。医療用レーザーなのでフォトフェイシャルよりも出力が高く、表皮だけでなく肌の奥深くにある真皮でも肌の再生を促すことができます。
また、肌再生医療の中で比較的低価格なのも魅力の一つです。価格が高すぎると予算オーバーしてしまい、治療が終わるまで続けられなかったということもあるので、予算にあった治療を選ぶことも大切なんです。
【肌再生医療の費用相場(一回あたり)】
- フラクショナルレーザー:16,000円〜
- ダーマペン:20,000円〜
- PRP治療:70,000〜
フラクショナルレーザーのデメリットポイント
フラクショナルレーザーはフォトフェイシャルよりも出力が高いため、ダウンタイムが必要な場合や、一時的に色素沈着が起こる可能性があります。
また、施術後メイクは控える必要があるので、メイクをする予定は当日には入れないようにしましょう。
フラクショナルレーザーの良い口コミ・悪い口コミ
フラクショナルレーザーを受けた人の口コミを見ると、「以前はクレーターにファンデーションが落ちて目立っていたけど、気にならなくなった」「触るたびにこめかみのボコボコがないことを実感できて嬉しい」と喜びの声が上がっています。
「まだ一回目なので効果はあまり感じていないのが正直なところです。」という口コミの通り1回で治療することは難しく、少なくとも4回は治療が必要なので根気よく続けてみましょう。
フラクショナルレーザーの使い方・やり方・注意点を解説
フラクショナルレーザーは光過敏症や光アレルギーの方、光に当たると痙攣を起こしやすい方は安全のため受けることができません。光の代わりに微細な針を使って肌を再生するダーマペンという治療法もあるので、体質にあった治療法を選ぶようにしましょう。
フラクショナルレーザーのおすすめ
品川美容外科
全国に37院を展開する大手クリニックです。フラクショナルレーザーは初回限定4,320円、2回目以降も10,190円とリーズナブルに受けることができます。
また、レーザー照射後に肌の再生を促す幹細胞のエキスを塗布するプレミアムプランもあり、初回11,880円、2回目以降は20%の19,110円で受けることができます。
茶色いニキビ痕を消すならビタミンC誘導体配合の美白化粧水
炎症によってできたメラニンが肌に蓄積してしまった茶色いニキビ跡は、美白化粧品でメラニンを減らすサポートをすることでケアできます。
ビタミンC誘導体配合の美白化粧水のおすすめポイント
ビタミンC誘導体は、美白成分の中でも珍しい「メラニンを還元・淡色化する」働きを持った成分なので、毎日のスキンケアにビタミンC誘導体配合の化粧水を取り入れることでより効率よく茶色いニキビ跡をケアすることができます。
※炎症が強い場合や同じ場所で炎症を繰り返している場合は長い期間シミのようなニキビ跡が残ってしまうこともあるので、クリニックに相談するようにしましょう。
ビタミンC誘導体配合の美白化粧水のデメリットポイント
ビタミンC誘導体そのものに保湿効果はないので、化粧水によっては乾燥肌の人は潤いが足りないと感じてしまうかもしれません。乾燥が気になる場合は、リピジュアやセラミドなどの保湿成分が一緒に配合されている化粧水を選びましょう。
ビタミンC誘導体配合の美白化粧水の良い口コミ・悪い口コミ
ビタミンC誘導体配合の美白化粧水を使った人の口コミには、「ニキビ跡が薄くなった」という声も多く、茶色いニキビ跡への効果が期待できます。
乾燥する時期は肌が刺激を感じやすくなるので、「秋頃からかぶれるようになった」といった口コミも。肌が乾燥しやすい秋冬は注意が必要です。
ビタミンC誘導体配合の美白化粧水の使い方・やり方・注意点を解説
敏感肌の人は、ビタミンC誘導体を使うと肌に刺激を感じてしまうことがあります。刺激が不安な人は、ビタミンC誘導体の濃度が低いものから試してみましょう。
また、化粧水などに使われている水溶性のものよりもクリームなどに使われている脂溶性のものの方が刺激が少ないので、敏感肌の人はクリームでビタミンC誘導体を取り入れてみてもいいかもしれません。
おすすめの美白成分配合の化粧品を紹介
ETVOS 薬用 アクネVCローション I
甘草由来の抗炎症成分とメラニンの生成を抑える高浸透型ビタミンC誘導体が、ニキビ跡にアプローチ。赤みのあるニキビ跡と茶色いニキビ跡の改善をサポートしてくれます。ヒアルロン酸やリピジュアなど、保湿成分が豊富なのも嬉しいポイントです。
背中のニキビ跡を消すならケミカルピーリング
背中は皮脂や汗の分泌が多く、自分では見えない場所なので洗い残しやすい場所です。古い角質をうまく洗い流せないと、ターンオーバーが滞りニキビ跡の改善も遅くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、クリニックで行うケミカルピーリングです。
ケミカルピーリングのおすすめポイント
背中のニキビ跡にケミカルピーリングがおすすめな理由は、見えない背中を一度にケアできることです。
自分では見えない部分にある背中は、セルフピーリングなどのセルフケアが難しい場所です。ケミカルピーリングは、クリニックで施術してもらえるので安心なことに加え、広範囲を一気に施術できるのでほかの方法よりも効率的です。
ケミカルピーリングのデメリットポイント
ケミカルピーリングは薬剤を塗って古い角質を取り除くため、肌に刺激を与えてしまいます。そのため、肌に炎症が残る赤いニキビ跡のケアには向いていません。
赤いニキビ跡が背中にできた場合は、イオン導入で抗炎症効果があるビタミンC誘導体などの成分をを肌に届けてあげるのがおすすめです。
※ケアをしてもニキビ跡の赤みが引かない場合、真菌(カビ)の一種のマラセチア菌による毛包炎の場合もあります。ケアをしているのに背中の赤いニキビ跡が長引く場合は、クリニックに相談してみましょう。
ケミカルピーリングの良い口コミ・悪い口コミ
ケミカルピーリングを実際に受けた人からは、「ツルツルになった」「ニキビができにくくなった」という口コミがありました。ニキビ跡はすぐに消えるものではないですが、角質を取り除きターンオーバーを整えることで次第に改善していきます。そのため、通いやすいクリニックを見つけたら、何度か続けて施術を受けてみるのがおすすめです。
また、「若干ピリピリした」という口コミがあるように、人によって肌に刺激を感じることもあります。痛みが強い場合は、スタッフに相談してみましょう。
ケミカルピーリングの使い方・やり方・注意点を解説
ケミカルピーリングは肌に負担がかかるので、2週間前から自宅でのピーリングや過度の日焼けは控える必要があります。施術の3日前からはスクラブ洗顔や顔剃りも行わないようにしましょう。
ケミカルピーリングを行った後は、肌が紫外線の刺激を受けやすい状態になっています。低刺激性で紫外線散乱剤を使用したサンスクリーン剤で肌を守りましょう。また、肌が乾燥しやすくなるのでしっかりと保湿することも大切です。
おすすめのケミカルピーリング
湘南美容クリニック
湘南美容クリニックは、世界に113院展開する有名な大手クリニックです。ケミカルピーリングの料金は背中1回6,600円と比較的低価格 で、肌への負担が少ないピーリング剤を使って古い角質を取り除き、ターンオーバーによるニキビ跡の改善を促すことができます。
おしりのニキビ跡を消すならセルフピーリング
おしりは椅子に座ったり下着で擦れたりするので、肌に刺激を受けやすく角質が硬くなってしまいがちな部分です。古い角質が溜まって硬くなってしまうとターンオーバーを乱してしまい、ニキビ跡の改善を遅らせたり、新しいニキビ跡や黒ずみの原因になることもあります。
そこでおすすめなのが、市販のスクラブやピーリング剤を使ったセルフピーリングです。
セルフピーリングのおすすめポイント
セルフピーリングのおすすめポイントは、クリニックのケミカルピーリングよりも低刺激・低価格でおしりのニキビ跡をケアできることです。
おしりは自分で見えにくいものの、背中に比べて範囲も狭くセルフケアしやすい場所です。そのため、まずは自分でできるセルフピーリングで角質をケアし、ターンオーバーを改善していくことがおすすめです。
セルフピーリングを行うと、ニキビ跡だけでなくおしりの黒ずみやざらつきやも改善できるので、綺麗なおしりを目指すことができます。最近はおしり用のスクラブ入り石鹸やピーリング剤も販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
セルフピーリングのデメリットポイント
セルフピーリングはケミカルピーリングよりも低刺激ですが、その分効果も低くなります。頑固な角質が取り除けない場合や、ニキビ跡が長引く場合はクリニックに相談しましょう。
セルフピーリングの良い口コミ・悪い口コミ
おしりのニキビ跡は、広範囲になると黒ずみになってしまうこともありますが、セルフピーリングを使った人の口コミには、「明らかに黒ずみが減った!」「ザラザラがなくなった!」という意見が多くみられました。
ただ、肌が敏感だとピリピリとした刺激を感じることもあるので、敏感肌の人は最初は少しの量で試すなど注意が必要です。
セルフピーリングの使い方・やり方・注意点を解説
ケミカルピーリングほどではありませんが、セルフピーリングも肌に刺激を与えやすいので、ニキビや炎症がある部分には使わないようにしましょう。赤みのあるニキビ跡がある場合は、抗炎症成分配合のクリームなどでケアするのがおすすめです。
また、セルフピーリングをした後は、しっかり保湿して肌のバリア機能をサポートすることが大切です。
おすすめのセルフピーリング
恋するおしり ヒップケアソープ
アットコスメの2021年ベストコスメアイテム賞を受賞、ボディケア部門3位を獲得した大人気のヒップケアソープです。
ハート型の石鹸に配合されたピーチスクラブとこんにゃくスクラブが、ニキビ跡の改善を妨げる古い角質をケア。6つの美容保湿成分でスクラブ後の肌を優しく潤わせてくれます。
【中学生・高校生】思春期のニキビ跡を消すなら市販のぬり薬
ホルモンバランスが崩れる思春期は、皮脂が過剰に分泌されるためニキビができやすい時期です。ニキビがたくさんできる分ニキビ跡もできやすいのですが、クリニックでの治療は高価でなかなか受けることができませんよね。
そこでおすすめなのが、市販の塗り薬です。
市販のぬり薬のおすすめポイント
市販の塗り薬は、低価格で購入できる手軽さが魅力です。ニキビ跡におすすめなのは、ヘパリン類似物質やビタミンC誘導体などが配合された塗り薬です。
【ヘパリン類似物質】
保湿しながら血行を促進して肌のターンオーバーを促すことで、茶色いニキビ跡の改善を促してくれます。さらに、抗炎症効果があるので、赤みのあるニキビ跡にも効果を期待することができます。
【ビタミンC誘導体】
抗炎症作用に加え、新しくメラニンが作られるのを抑えたり、今あるメラニンを無色にしたりする働きがあるので、茶色いニキビ跡や赤みのあるニキビ跡に効果的です。
クレーターになってしまったニキビ跡は、基本的にセルフケアが難しいと言われています。ただ、「レチノール配合のクリームを1年間塗ったところ、肌にハリが出てクレーターが目立たなくなってきた」という口コミもあるので、小さなクレーターであれば改善の可能性があるのかもしれません。
市販の塗り薬のデメリットポイント
市販の塗り薬のデメリットは、クリニックで処方されるものと比べると有効成分の含有量が低いという点です。もちろん効果がないというわけではありませんが、できるだけ早く確実に治療したいという場合は、皮膚科を利用するのがおすすめです。
市販の塗り薬の良い口コミ・悪い口コミ
市販の塗り薬を使った人の口コミを見ると、「美白美容液では効果がなかったニキビ跡が薄くなってきた」「何もしないのと全然治り方が違う!」と嬉しい声がたくさん上がっています。
「塗ってすぐニキビ跡が消えるわけではない」という口コミの通り、魔法のようにニキビ跡が消えるわけではないので、一定期間じっくり試してみてくださいね。
市販の塗り薬の使い方・やり方・注意点を解説
ニキビやニキビ跡の治療薬は様々な種類があります。ニキビ跡のタイプや体質にあったものがわからないときは、ドラッグストアの薬剤師さんに相談してみるのもおすすめです。
おすすめの市販の塗り薬
アットノン ニキビあとケアジェル /小林製薬
気になる傷あとをケアする塗り薬「アットノン」のニキビあと専用ジェルです。ビタミンC誘導体・ヘパリン類似物質・グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症成分)という3つの有効成分が、ニキビあとの赤みやシミにアプローチしてくれます。
男性のニキビ跡を消すなら市販のニキビ用化粧水
男性はスキンケアする習慣がない人も多いため、市販のニキビ用商水で正しいスキンケアを行うだけでニキビ跡が大きく改善することがあります。
市販のニキビ用化粧水のおすすめポイント
男性のニキビ跡に市販のニキビ用化粧水がおすすめな理由は、ニキビを防ぐ抗炎症成分や殺菌成分が配合されていることです。ニキビ跡を消すためには、ニキビを防いで新しくニキビ跡を作らせないことが大切です。ニキビ用化粧水で正しいスキンケアを行い、まずはニキビを予防しましょう。
また、ニキビ用化粧品には様々な種類があるのも、おすすめポイントの一つです。赤みのあるニキビ跡には抗炎症成分配合のもの、茶色いニキビ跡には美白成分配合のもの、クレーターにはターンオーバーを整える成分が配合されているものといったように、あなたのニキビ跡のタイプにあったものを選びましょう。
市販のニキビ用化粧水のデメリットポイント
ニキビ化粧水はさっぱりした使い心地のものが多く、潤いが足りないと感じてしまうことも。肌が乾燥すると、肌バリアを守るためにかえって皮脂がたくさん出てしまい、ニキビの元になってしまいます。
潤いが足りないときは、ニキビになりにくいノンコメドジェニックのクリームなどで潤いをプラスするのがおすすめです。
市販のニキビ用化粧水の良い口コミ・悪い口コミ
ニキビ用化粧水を使った人の口コミを見ると、「ボコボコがなくなって肌がきれいになった」「使いはじめてしばらくしたらニキビが消えた」といった声が上がっています。ニキビを改善することで新たなニキビ跡を予防しながら、必要な成分でニキビ跡を改善していきましょう。
市販のニキビ用化粧水の使い方・やり方・注意点を解説
化粧水を使った後は、ノンコメドジェニックの乳液を重ねて蓋をしてあげるのがおすすめです。ただ、油分の多乳液だと毛穴を詰まらせてニキビの元になってしまうため、注意が必要です。
おすすめのニキビ用化粧水
薬用ホワイトニングフェイスジェル(トルーク)
メンズコスメスキンケア部門3冠を獲得し、SNSでも注目を集めている薬用オールインワンジェルです。皮膚科医お墨付きのメンズコスメで、これ一つで化粧水、乳液、美容液、クリーム、パックの役割を果たしてくれます。
炎症を抑える有効成分グリチルリチン酸ジカリウムがニキビ跡の赤みをケア。美白有効成分トラネキサム酸が、メラニンの生成を抑制して茶色いニキビ跡にもアプローチします。
【市販?家にあるもの?】あなたの要望別にニキビ跡を消せる方法を解説
「忙しくてクリニックに通えないから、市販のものでニキビ跡をケアしたい」「できるだけお金をかけずに家にあるものでニキビ跡を消したい」そんなあなたの要望別に、ニキビを消せる方法をご紹介します。
市販のものでニキビ痕を消したいなら薬用のビタミンC誘導体配合美容液がおすすめ
ビタミンC誘導体には、
- 炎症を抑える
- メラニンを還元し、生成を抑える
- 肌内部のコラーゲンの生成を促進
- 皮脂抑制
- ターンオーバーの正常化
などの効果があり、様々なニキビ跡への効果が期待できます。
ビタミンC誘導体を配合した化粧品には様々な種類がありますが、その中でも特におすすめなのが美容液です。美容液は成分の配合量が多く、ピンポイント使いできるのも特徴です。
ビタミンC誘導体配合の化粧品は保湿力が高くないものも多いので、スキンケアでしっかり保湿したあとニキビ跡にピンポイントで使用するのもおすすめです。
市販されているおすすめのビタミンC誘導体配合美容液
メラノCC 薬用 しみ集中対策美容液(ロート製薬)
アットコスメベストコスメアワード2019年ベスト美容液第3位に輝いた、大人気ビタミンC美容液です。次世代のビタミンC誘導体であり美白有効成分でもある「活性型ビタミンC」がメラニンの生成を抑制し、血行促進成分「ビタミンE誘導体」がターンオーバーをサポート。抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」がニキビ跡の炎症を抑えてくれます。
保湿力は控えめなので、ニキビ跡へのポイント使いがおすすめです。口コミには、「長年悩んできたニキビ跡が薄くなった」という嬉しい感想も残っています。
家にあるものでニキビ跡を消すならアロエジェルが使える!
日焼けしたときなどに使われるアロエジェルは、実はニキビ跡にも効果的です。
アロエ含まれる抗炎症成分は、日焼けだけでなく赤みのあるニキビ跡にも役立ちます。また、保湿効果や角質除去などの効果もありターンオーバーを促してくれるので、できるだけ早くニキビ跡を改善したいときにもおすすめです。
将来のニキビ跡を予防するためにやるべきこと・やるべきでないこと
今あるニキビ跡を消すことができても、次から次へと新しいニキビ跡ができたらいつまでも美肌を取り戻すことができません。
そこで、次は将来のニキビ跡を予防するためにやるべきこと・やるべきでないことについてご紹介します。
ニキビ跡を予防するためにやるべきこと
ニキビ跡を予防するには、「ニキビ用のスキンケア」と「ニキビに刺激を与えない生活習慣」を取り入れて、ニキビ跡の原因となるニキビを作らない・悪化させないことが大切です。
【ニキビ跡を予防するためにやるべきこと】
- 洗顔で優しく皮脂・汚れを落とす
- 顔を拭く時は柔らかいタオルを使う
- 洗顔後の保湿はしっかりと
- 刺激の少ない化粧品を選ぶ
- 紫外線対策をする
- 肌に良いビタミンを積極的に摂る
- ニキビに気付いたら早めにケアを始める
この中でも特に重要なのは保湿です。肌にしっかり潤いを与えてターンオーバーを整えると、余分な皮脂をスムーズに排出して毛穴が詰まりにくくなります。
ただし、油分が多いスキンケア化粧品だと毛穴がつまりやすいので注意が必要です。ノンコメドジェニックや油分控えめのスキンケア化粧品でしっかり保湿してターンオーバーを整えるようにしましょう。
ニキビ跡を予防するためにやるべきでないこと
ニキビ跡を予防するためにやるべきでないことは、「ニキビに刺激を与えること」と「ニキビができやすい生活習慣」です。
【ニキビ跡を予防するためにやるべきでないこと】
- ニキビを潰す
- ニキビを頻繁に触る
- ゴシゴシと強く洗顔する
- 古くなったタオルで顔を拭く
- 刺激の強い化粧品を使う
- 紫外線対策なしで強い日差しを浴びる
- 毎日メイクはしっかり厚塗り
- ジャンクフードやお菓子ばかり食べる
- 野菜や果物を食べない
この中でも、特に「ゴシゴシ洗顔」は無意識のうちにやってしまいがちなので、顔を洗うときは強く擦らないようにしっかり意識することが大切です。顔を拭くときも、繊維が硬くなってゴワゴワした古いタオルだとニキビに刺激を与えてしまうので、できるだけ新しく柔らかいタオルを使いましょう。
また、ファンデーションを厚く塗ると毛穴が詰まりやすくニキビの原因になります。さらに、スポンジやブラシなどのメイク道具が汚れていると、雑菌でニキビが炎症を起こしてしまう可能性があるので、厚塗りやメイク道具の汚れには注意しましょう。
【まとめ】ニキビ跡のタイプにあったニキビ跡ケアで即効ケア!
ニキビ跡には、赤みがあるタイプ、茶色いタイプ、クレータータイプの3種類があり、それぞれ原因も対処法も違います。タイプにあったケアをしないと、ニキビ跡が長引いたり逆効果になってしまうことも。ニキビ後のタイプにあったケアで、できるだけ早く美肌を取り戻しましょう!
ニキビ跡を消すためのQ&A
「今あるニキビ跡をメイクで隠す方法を知りたい!」「ニキビ跡を消す食べ物は?」そんなニキビ跡に関する疑問に、Q&Aでお答えします!
ニキビ跡を消すメイク術を知りたい
ニキビ跡を消すには、コンシーラーをピンポイントで使うのがおすすめです。
- コンシーラーを、細いブラシや綿棒でニキビ跡よりもほんの少しだけ広い範囲にのせる
- コンシーラーと肌の境目を、指でぽんぽんと叩きながら馴染ませる
- フェイスパウダーを顔全体にのせて完成
赤みのあるニキビ跡の場合は、グリーンのコンシーラーをのせてから、ベージュのコンシーラーかファンデーションで肌色に馴染ませるとより自然に赤みを消すことができます。
ニキビ跡を消す食べ物ってあるの?
ニキビ跡を消すためには、ターンオーバーを整えてあげることが大切です。そのため、健やかな肌をサポートするビタミンB2やB6や、メラニンの増加を防ぎターンオーバーを促すビタミンCなど、ビタミンたっぷりの食べ物を積極的に摂りましょう。
【ビタミンB2を多く含む食べ物】
レバー、卵、うなぎ、アーモンド、納豆、干し椎茸など
【ビタミンB6を多く含む食べ物】
にんにく、ピスタチオ、ドライバナナ、玄米、ししとうなど
【ビタミンCを多く含む食べ物】
アセロラ、キウイ、レモン、イチゴ、ドライマンゴーなど
ニキビ跡を消す皮膚科を選ぶポイントは?
ニキビ跡を消す皮膚科を選ぶときは、口コミサイトなどでしっかりカウンセリングしてくれるか、スタッフ対応は良いかなどをチェックしましょう。医師の実績もわかると安心です。
レーザーなどの保険外治療を行うときは、費用の明細のわかりやすさも大切なポイントです。
また、ニキビ跡治療は一回で終わるものではありません。皮膚科に何度か通う必要があるので、「家から近い」「全国にたくさんある」など通いやすいところを選ぶようにしましょう。