ファンデーションが浮く、というお悩みはけっこう多いものです。朝きちんときれいに仕上げたのに、ふと気が付くと、ヨレ、シワ、ムラ…ギョッとしたことがある人も多いのでは?最近ではマスクをすることも多いので、摩擦による崩れを気にする人もいるようです。では、なぜファンデーションが浮いてしまうのでしょうか?原因と対策方法を解説します!
ファンデーションが浮くってどういう状態?毛穴落ちとの違いも解説!
「ファンデーションが浮く」といっても、ピンとこない人もいるかもしれません。
ファンデーションが浮くというのは、いわゆるメイク崩れのこと。ほとんどの人はこのような経験があるのではないでしょうか?
- ヨレる
- 乾燥してはがれてくる
- 口元や目元にファンデーションが溜まる
- 毛穴が目立つ
このような崩れ方をすることを「ファンデーションが浮く」といいます。メイク直後はきれいでも、いつの間にかファンデーションが肌にフィットしなくなって、浮いて見えてしまうのです。
なぜ、きれいにメイクしたファンデが浮いてしまうのでしょうか?まずは原因を見ていきましょう。
ファンデーションが浮くのはどうして?ファンデが浮く原因3パターンを解説
朝きれいにメイクしたファンデーションが浮いてしまう理由は、主に3つ考えられます。あなたにも思い当たるものはありませんか?セルフチェックしてみましょう。
スキンケア不足による乾燥
ベースメイクに乾燥は大敵です。肌の水分が不足していると、ファンデーションにヒビが入ったり、粉浮きしたり、ほうれい線のあたりにクッキリとした線が入ったりする原因になります。
気をつけたいのは、乾燥の自覚がなくても、肌が水分不足に陥っている可能性もあるということ。
とくに混合肌(インナードライ)の人は、きちんとスキンケアをしていても、肌がもっと水分を欲しがっていることがあります。鼻やおでこは皮脂でテカリやすくても、頬や口元は乾燥している、というのは混合肌にありがちな症状。顔のパーツによって肌の状態は異なるのです。
また、肌の表面は皮脂でべたついていても、角質層の水分は不足している、ということもあります。
私たちの肌は適度な水分と油分のバランスが保たれているのが理想です。ところが、皮脂が多くても、水分が少ない、というのはそれほど珍しいことではありません。
なぜなら、皮脂が過剰に分泌される原因のひとつに「肌の乾燥」があるからです。
肌が乾燥すると、乾燥から肌を守るために、皮脂でうるおいを保とうとします。するとベタつくので保湿がおろそかになり、さらに乾燥が進んで皮脂が過剰に……という悪循環になってしまうこともあります。
過剰な皮脂
脂性肌の人に多いのですが、皮脂が過剰になっているとファンデーションが浮きやすくなります。
本来、皮脂は肌を乾燥から守るために必要なもの。肌の表面で汗と混ざり合うことで膜を作り、バリアのような役目をしているのです。ところが皮脂が過剰に分泌されてしまうと、皮脂とファンデーションが混ざり合ってドロドロに崩れてしまうことに。
また、皮脂の分泌が多すぎると、アクネ菌のエサとなってニキビができやすくなったり、毛穴が開いて頬や鼻の毛穴が目立ってしまうというデメリットも生まれます。
脂性肌の人はもちろんですが、気温と湿度が高くなる夏はどのような肌タイプの人でも、皮脂の分泌が活発になります。ファンデーションの浮きが気になる人は、季節によってスキンケアやメイクアイテムを変えていくことも考えてみましょう。
ファンデーションの厚塗り
ファンデーションはシミやシワ、クマなどを隠してくれるメイクアイテムです。少しでも肌をきれいに見せたくて、無意識のうちに厚塗りになっていないでしょうか?
ファンデーションを厚塗りをすると、肌に密着しにくくなり、浮きやすくなってしまいます。さらには、分厚くなったファンデーションがヨレたり、目元などのシワ入り込んだり、毛穴の中に入り込んでかえって毛穴が目立ったりと、仕上がりがかえって美しさから遠のいてしまうことも……!
ファンデーションは薄く塗ってこそ美しく仕上げられるものです。シミやソバカスなどの肌悩みを隠したい場合は、厚塗りをするのではなく、部分的にコンシーラーなどを使うようにしましょう。また、メイクの仕上げに濡らしたスポンジでファンデーションを軽く叩き込むようにすると、ファンデーションを薄く均等につけることができますよ。
ファンデが浮くのを防ぐにはどうしたらいい?今日からできるファンデを絶対に浮かせないための対策を紹介!
ファンデーションが浮いてしまう人はスキンケアやメイクをひと工夫してみましょう。ここでは、簡単にできる4つの対策を紹介していきます。
メイク前の保湿スキンケアをしっかりする
メイクの美しい仕上がりを長続きさせるには、土台作りが肝心です。肌のコンディションを整えて、ファンデーションが崩れにくい状態にしましょう。
とくに大事なのは保湿です。肌が乾燥すると、ファンデーションがヒビ割れたり、皮脂が過剰に分泌されたりして、メイクが崩れやすくなってしまいます。
化粧品に配合される保湿成分には、次のようなものがあります。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- アミノ酸
- グリセリン
- BG
- DPG
また、洗顔も大切なスキンケアです。体温より高い温度のお湯を使うと、皮脂が落ちすぎて肌が乾燥しやすくなります。摩擦刺激を与えないように、やさしく泡をなじませるようにしてぬるま湯で洗うのがおすすめです。
洗顔後は、コットンにたっぷりと化粧水を浸してコットンパックをするのも効果的ですよ!朝のメイク前は忙しい時間ですが、しっかりうるおいを浸透させることで、ファンデーションが浮きにくくなります。
産毛をしっかり処理する
少し意外かもしれませんが、顔の産毛もファンデーションが浮いてしまう原因のひとつです。産毛があるとファンデーションが肌に密着しにくくなるので、時間とともにメイクが崩れやすくなってしまうのです。
毎日でなくてもいいので、顔の産毛を剃るのに適したフェイスシェーバーで、すみずみまで産毛を処理しておきましょう。
産毛がなくなるとファンデーションが浮きにくくなるばかりでなく、顔がワントーン明るく見えるというメリットもありますよ。産毛が目立ちやすい、鼻の下や頬、おでこなどを丁寧に剃ってみてくださいね。
ファンデは油分の少ないものを使う
ファンデーションには油分が含まれているのが一般的です。しかし油分が皮脂と混ざりあうと、ヨレたり毛穴の中に詰まったりしてしまうこともあります。
肌との相性もありますが、とくに脂性肌の人はファンデーションの油分には注意したいところです。
朝はきれいにメイクがのっていても、歩いたり仕事をしたりしているうちに体温が上がって汗をかくので、メイクが崩れがち。ファンデーションを選ぶときは、なるべく油分が少ないものを選ぶのもいいでしょう。
厚塗りを避けるためにブラシを使う
あなたは普段、ファンデーションはスポンジでつけていますか?それともブラシ?どちらにもそれぞれメリットがあります。
スポンジでファンデーションをつける場合は、力加減をしやすいのが魅力です。ムラなくしっかりと塗れるうえに、毛穴などもカバーしやすいのが特徴です。ツヤ肌を作りやすく、スポンジに水を含ませて使えば、透明感のある仕上がりになります。
一方のブラシは、薄く均一にファンデーションをつけられるので、ふんわりとした印象に仕上がるのが魅力です。ブラシはパウダーをつけるもの、と思っている人も少なくないようですが、実はリキッドファンデーションもブラシでつけることができます。
ファンデーションが浮かないようにするには、薄付きに仕上がるブラシのほうがおすすめです。どうしても気になる部分だけはコンシーラーを使い、ファンデーションは光で拡散してくれる効果があるものを選ぶと、薄付きながらもカバー力も期待ができますよ。メイクが浮く原因である厚塗りを避けられるので、崩れにくくなりますよ!
厚塗りにならなくて浮きにくいおすすめファンデファンデーション3選
1位の「ETVOS マットスムースミネラルファンデーション」は、石鹸で落とせるファンデーション。薄付きなのに光を拡散する効果で、毛穴などの肌悩みを隠してくれます。
2位の「VINTORTE(ヴァントルテ) ミネラルシルクファンデーション」は、皮脂を吸着する機能があるため、サラサラに仕上がります。マスクの下でも崩れにくいことからも人気です。
3位の「オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーション」は、美白有効成分のビタミンC 誘導体を配合したファンデーション。クリームのようにしっとりとした使い心地です。
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敏感肌の方におすすめ
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まとめ
ファンデーションが浮いてしまう原因は主に3つ考えられます。
- 乾燥
- 過剰な皮脂
- 厚塗り
いずれもありがちですが、うっかりやってしまっている人も多いのではないでしょうか?
きれいなメイクの仕上がりを長持ちさせたいなら、次の4つを徹底しましょう。
- 保湿
- 産毛を剃る
- 油分が少ないファンデーション
- ブラシでメイク
これを守るだけでも、きっと仕上がりの違いに気づくはずですよ。
また、もしメイクが崩れてしまったときは、崩れた部分をティッシュで拭きとってから、保湿乳液や美容液で再度肌を整えるときれいに直せます。ぜひ試してみてくださいね!