アイブロウは、顔の印象を大きく変えるコスメですよね。眉コスメだけでもたくさんの種類があり、眉毛を柔らかい雰囲気からキリッとした雰囲気まで、幅広く演出することができます。

その中でもアイブロウパウダーは、ナチュラルで柔らかい雰囲気を出すメイクにぴったりなんです!

「アイブロウパウダーってよくわからないし、なんか使いこなすのが難しそう…。」なんて、使うのを迷っていませんか?

編集部コメント

実は、アイブロウを使いこなすだけで誰でも簡単にフワッとしたナチュラル眉毛を手に入れられるんです。

アイブロウパウダーは正しいつけ方でその人の魅力をさらに引き出すことができます。それなのに、なんとなく無難に選んだアイブロウコスメだけ使っていてはとてももったいないですよね。

今回は、アイブロウパウダーの使い方を基本的な使い方から応用まで徹底的に解説していきます!

アイブロウパウダーとアイブロウペンシルとの違いって?ナチュラルメイク初心者さんにおすすめなのは?

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まずはアイブロウパウダーとアイブロウペンシルの違いについて見ていきましょう。

アイブロウパウダーとは、眉メイクをするときに使う粉状のコスメのことです。

マスカラのようなスティックの形をしたタイプや、ペンシルのようなタイプなどその種類も様々。名前の通り眉毛に粉を乗せるため、眉毛の輪郭がふわっとしていて、全体が柔らかい仕上がりになるのが特徴です。

簡単に理想のナチュラル眉毛が手に入るため、眉メイクに慣れていない初心者さんにこそおすすめしたいのがこのアイブロウパウダーなんです。

反対にアイブロウペンシルは、細かい箇所をピンポイントで描くことができ、アイブロウパウダーに比べて発色や輪郭がはっきりしているのが特徴です。

編集部コメント

きりっとしたはっきりした眉毛にしたいときはペンシル、やわらかい印象の眉毛にしたいときはアイブロウパウダーなど目的に合わせて使い分けてみましょう。

アイブロウパウダーを使うメリットってなに?使うべき3つの理由を解説

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では、アイブロウパウダーを使うとどんなメリットがあるのでしょうか?

メリットを知っておくと、メイクがより楽しくなりますよ!

テクニックいらずでフワッとした垢抜け眉毛になれる

アイブロウパウダーは発色が控えめなので、誰でもフワッとした自然な眉毛に仕上げることができます。

ナチュラルにしあげるのに特にコツやテクニックも必要ありません。

眉毛にアイブロウパウダーを乗せるだけで誰でも手軽に垢ぬけた印象の眉毛をつくることができるんです。

全体を見たときにやわらかい顔の印象を与えることができるので、ナチュラルメイクが好きな人にはマストなコスメなんです。

失敗しても手軽に修正できる

もしもずれたり失敗してしまっても、粉という性質上ささっと手軽に取り除いたり修正することができます。

線の色がはっきり出るペンシルとは違い、眉毛にフワッとした色味が乗るため、軌道修正がしやすいんです。

発色が控えめなので濃淡の調整がしやすい

眉毛の濃淡をつけやすいのも特徴です。アイブロウペンシルと違い、アイブロウパウダーは一度乗せただけでは淡い色しか乗りません。濃くしたい箇所は何度か重ね、淡くしたいところにはフワッと描いて濃淡を調整するため、初心者でも立体的な眉毛にしあがるんです。

編集部コメント

優しい雰囲気のナチュラル眉毛に加えて濃淡をプラスすることで、より立体感のあるこなれ眉にすることができますよ。

アイブロウパウダーの基本的な使い方は?初心者でもきれいにできるテクニックを解説

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ではアイブロウパウダーの基本的な使い方の手順をご紹介します。

眉毛がどうしてもきれいに描けない、、という方でも簡単にナチュラルな美人眉毛ができますよ♪

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

スクリューブラシで全体の毛の流れを整え、油分は拭きとっておく

初めにスクリューブラシで、毛の流れを目頭から目尻に向かってさっと整えます。このときにスクリューブラシや眉毛に油分・水分が残ってるとメイクよれの原因に。

油分を拭き取って、さらにフェイスパウダーなどで眉毛をサラサラの状態にしておくと、眉メイクがよれることなくきれいにしあげることができますよ。

眉頭、眉山、眉尻の位置を決め、形をイメージする

まず、眉頭、眉山、眉尻のそれぞれの位置を決めましょう。 眉毛の黄金比と言われている位置に合わせて描くと、バランスの取れたキレイな眉毛になります。

  • 眉頭…目頭の真上、もしくは1~2㎜程度内側(眉間側)
  • 眉山…黒目の外側、もしくは目尻の延長線上
  • 眉尻…小鼻と目尻を繋いだラインの延長線上

形をしっかりイメージしてから描き始めると次の工程もスムーズに進みますよ。

眉山から隙間を埋めていくようにブラシを左右に動かして描く

まずは、眉山、次に眉尻、そして真ん中から眉頭に向かって描いていきましょう。

この時ブラシを小刻みに左右に動かしながら描くと、眉毛の隙間にパウダーがしっかり入っていくので色ムラを防ぐことができます。

ONEcosme編集部
ONEcosme編集部

初めにブラシでパウダーをとったときに、余分なパウダーを手の甲で少し落としてから眉毛に乗せていくのが〇。 パウダーをブラシにつけすぎると眉毛に載せたときに粉が浮いてしまったりもたっとしてしまうので、少しオフしてから乗せましょう。

眉毛の中央が濃い色、眉頭と眉尻は淡い色になるように色味を調整する

眉頭をはっきりと描いてしまうと、眉毛が強調されすぎて、不自然な仕上がりになってしまいます。

真ん中をやや濃く、眉頭をフワッと淡く描くことでナチュラルさに加えて立体感もある眉毛にしあげることができますよ。

左右のバランスを確認しながら眉頭をスクリューブラシでぼかす

全体的に色を乗せたら、最後に左右のバランスをチェックしましょう。

冒頭でもお話した通り、少しずれていたらササっと指やティッシュでオフすれば簡単に修正できます。この時眉頭はスクリューブラシを使ってふんわり色をぼかすのがポイントです。

アイブロウパウダーの種類は?それぞれの特徴や強みを知って自分に合うものを知ろう

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「何が自分に合うのかわからない。適当に可愛い見た目のでいいや、、。」なんて、アイブロウパウダーをなんとなくで選ぼうとしていませんか?

自分にぴったりなものを知らずにいるのはとてももったいないです!

自分に最適なタイプをしっておけば眉毛の仕上がりにも差が出てくるはずですよ。

では、どんな種類のアイブロウパウダーがあるのか実際に見ていきましょう。

デュアルタイプ

デュアルタイプとは、アイブロウペンシル、スクリューブラシ、アイブロウパウダーがひとつになったペンシル型のアイブロウコスメです。これ一本で手軽にナチュラル眉毛が仕上がるのが唯一のメリットです。

眉毛に濃淡をつけたり、細かい個所を描いたりと目的に応じて使い分けられますよ。アイブロウコスメがかさばるのが嫌な人、すべて一本ですませたい人にぴったりです。

チップタイプ

チップタイプとは、マスカラやグロスのように、スティック型でふたの内側にチップがついているタイプのコスメです。 中のチップはマットな質感で、これだけでフワッと眉毛が簡単に作れます。

色々使い分けするのが大変な人や、忙しい人にぴったり。外出先でササっとメイク直しをするときにも重宝しますよ。

パレットタイプ

ふんわりさせつつ立体的な眉毛にしたい、化粧にはこだわりたい人には複数色入りのパレットタイプがおすすめです。 パレットタイプとは、アイシャドウのパレットのような見た目で、プレスされたパウダーを付属のチップやブラシにとって使います。

複数の色味があるので、色の微調整がしやすいのが特徴です。

色を混ぜたりグラデーションにしたり使い方も様々。眉パーツごとに色を変えれば立体的な眉毛も手軽に作れますよ。

アイブロウパウダーの選び方のコツはある?ポイントを押さえて自分の性格・生活に合ったものを選ぼう

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いざ買おうと思っても、たくさんの種類があってどれがいいのか迷ってしまいますよね。

アイブロウパウダーは、自分の生活に合ったものを選ぶことが重要です。

自分に合わないものを選んでしまうと、せっかく買ってもすぐに使わなくなってしまうことも。 せっかく買うなら長く使いたい!という人のための選び方のコツ・ポイントを紹介します。

髪色に合ったアイブロウパウダーを選ぶ

ご自分の髪色に合った色味を選ぶことはマストです。

髪色より暗い眉毛の色味にしてしまうと、眉毛が強調されすぎてしまい、やや浮いた印象になってしまいます。

髪色と合った色味にすることで、統一感のあるこなれた印象になりますよ。

ONEcosme編集部
ONEcosme編集部

色は自分の髪色と同じ色、もしくはやや明るい色を選ぶのが〇。色味に迷ったときはブラウン~ライトブラウンが最もおすすめです。

複数色入ったパレットタイプのアイブロウパウダーを選ぶ

眉頭は一番薄めの色、眉山~まんなかは濃い色、眉尻は中間色と、パーツにごとに使い分けることで、より立体的なナチュラル眉毛をつくれます。

また、髪色をよく変える人は髪色に合わせてパレットの色味を使い分けることもできますよ。

そのほかにも数色をまぜた色を乗せてみたり、グラデーションにしてみたり使い方は多岐にわたります。いろんな使い方を楽しみたい人にはパレットタイプがおすすめです。

実用的なアイブロウパウダーを選ぶ

出かける頻度が多く、メイクも出先で簡単に済ませたいならチップタイプがいいですし、一本で手軽に済ませたいけど、状況に応じてメイクを変えたいならデュアルタイプがおすすめです。

自分に合うメイクを研究している人は、パレットタイプで複数色を駆使して自分により磨きをかけるのもいいですね。

というと、結局どれがいいの?!と感じるかもしれませんが、実生活であなたに最も当てはまるものを最優先に考えてみてくださいね。

ONEcosme編集部
ONEcosme編集部

仕事などでメイク直しの時間があまりない場合は、崩れにくいものを選ぶことも大事なポイントです! オイル成分が配合されているタイプや粒子が細かいものは汗や摩擦にも強く、メイク崩れ防止が期待できます。

【アイブロウパウダーの使い方応用編】さらなる垢抜けテクニックでワンランクアップしたナチュラル眉毛に!

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ここで、アイブロウパウダーのさらなる垢抜けテクニックをご紹介します。知っておくだけで、ワンランクアップした垢抜け眉毛が手に入りますよ。

アイブロウマスカラやアイブロウペンシルと併用して使う

冒頭では、アイブロウペンシルとアイブロウパウダーを目的に合わせて使い分けるというお話しをしましたが、実は一緒に使ってもOKなんです。

これら2つを併用することで、眉毛がぼやけすぎず細かなところを微調整することができます。

アイブロウパウダーは初心者でも使いやすい反面、パウダーなので眉尻など細かなパーツにピンポイントで描くことにはあまり長けていません。

なので、眉毛の中心はアイブロウパウダーを使い、眉尻の細かなところはアイブロウペンシルを使うといったようにそれぞれの良さをかけ合わせると洗練された眉毛にしあがりますよ。

今持ってるアイブロウコスメは捨てないでぜひパウダーと併用してくださいね。

眉毛の場所によってブラシを使い分ける

ちょっと上級者向けのテクニック?と思われがちですが、実は眉のパーツによってブラシを使い分けてもきれいな眉毛を作りやすいんです。

コシのある斜めにカットされたブラシは眉尻に、先が丸くてやわらかいラウンドブラシを眉毛のまんなか~眉頭span>に使ってみましょう。

そうすることで眉尻にもふんわりかつピンポイントで色を乗せることができ、しあがりにより磨きがかかりますよ。

また、パレットタイプに付属されているブラシには、両端にブラシやチップが付いた2wayタイプもあります。その両方を眉のパーツによって使いわけてみてもいいですね。

ニュアンスカラーでこなれ感を出す

髪色がピンクやパープルの場合は、その髪色に合わせたニュアンスカラーのアイブロウパウダーを使うと、全体の統一感にくわえ、上級者感がでておすすめです。

アイブロウパウダーの使い方に慣れたら、ぜひニュアンスカラーで遊んでみてくださいね。

複数の色を使い分けて立体的なナチュラル眉毛に

例えば3色あるパレットタイプを使うときに、眉頭は一番明るい色、まんなかが一番暗めの色、その中間色を眉尻に使う、という方法もあります。

複数の色がセットになっているパウダーを眉パーツによって使いわけることでより立体感のあるナチュラル眉毛にしあげることができますよ。

最後にコンシーラーを眉山の上と眉下に乗せて華やかさをプラス

最後の仕上げとして、眉山の上と眉下の輪郭に沿ってコンシーラーをおくとと、より上品で立体的な眉毛にすることができます。

フワッとした柔らかい印象は残しながらも眉の輪郭・立体感が際立つ印象になります。

眉毛の形を整える意味でもこのひと手間をぜにプラスしてみてくださいね。

【アイブロウパウダーの使い方番外編】意外なテクニックとは?これだけでも顔の印象はここまで変わる!

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アイブロウパウダーの濃淡調整がしやすいというメリットを生かすと、実はアイブロウコスメ以外にもたくさんの使い方があるんです。

それでは、アイブロウパウダーの意外な使い方をご紹介します!

ノーズシャドウで鼻を高く

ブラシを使ってパウダーを鼻筋に軽くのせるだけで鼻筋を自然に強調することができ、ノーズシャドウと同じような効果が得られます。

 

大きめのブラシを使ってぼかすと、ナチュラルに鼻を高く見せることができますよ。

 

シェーディングですっきり小顔に

髪の生え際やフェイスラインにのせて、シェーディングとして使うこともできます。

小顔効果だけでなく、顔全体が立体感のある仕上がりになりますよ。

アイシャドウで目元に陰影と上品さを

アイブロウパウダーは、アイシャドウとしても使うことができます。

パレットタイプの複数色を使いわければ、簡単にキレイなアイホールに仕上がります。目尻側と目頭側で色を変えたり、瞼からアイホール全体にかけてグラデーションにしたり、様々な使い方ができますよ。

ONEcosme編集部
ONEcosme編集部

あとは涙袋に乗せる方法もあります! これらの番外テクニックを駆使するには、パレットタイプのアイブロウパウダーがもっとも使いやすいですよ。

アイブロウパウダーがうまくできない!まずは眉毛の油分を拭き取ろう

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アイブロウパウダーが眉毛にうまく乗らないことがあります。それは、皮膚や眉毛についた皮脂や汗が原因です。

眉がべたついたままだと、アイブロウパウダーも付着しづらくなります。なのでまずは余計な油分をオフすることがマストです!

必ず、さらさらの状態にしてからアイブロウパウダーを乗せましょう。

また、スクリューブラシにも汗や皮脂はたまっていきますので、同時に油分や水分はオフするか定期的に買いかえるようにしましょう。そうすることで、色が乗りやすい状態を作れますよ。

また、前髪を触ったり眉毛を掻いたりしてしまうとせっかくの眉メイクが落ちてしまうので、あまり眉毛には触れないようにすると持ちがさらに良くなります。

アイブロウパウダーの使い方をマスターして透明感あるナチュラル眉毛を手に入れましょう!

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なんとなくハードルが高そうなイメージのアイブロウパウダーですが、実際は初心者さんでも簡単にできます。

使い方をマスターして、あなたも垢抜け美人眉を手に入れてみませんか?朝のメイクでテンションをあげて、一日の始まりを元気にスタートさせましょう!