メイクの完成度を左右するメイクブラシ。きちんと洗えていますか?
メイクブラシの汚れは、メーキャップ製品やスキンケア製品、皮脂などが付着したもの。それらを取り除かずに使い続けると、ニキビや吹き出物など、肌あれの原因になることもあるんです!
また、定期的に洗っていたとしても、メイクブラシにクリーナーを直接つけて洗うなど、間違った洗い方をしていたらメイクブラシを傷めてしまっているかもしれません。
正しく洗えば、雑菌や気になる臭いを取り除けるだけでなく、メイクの仕上がりが良くなります。お気に入りのメイクブラシも長持ちしますよ。
日々のメイクブラシのお手入れを見直して、メイクブラシの効果を最大限に引き出しましょう♪
【メイクブラシの洗い方】ブラシの汚れを残さずキレイにできる基本の7ステップを徹底解説
さっそく、メイクブラシの洗い方を手順を追って解説していきます。ついやってしまいがちなNG行為も、あわせてご紹介しますので、いつものメイクブラシのお手入れ方法を振り返りながら、正しい洗い方を確認してくださいね。
【メイクブラシの洗い方STEP1】洗う前に「くし」を通して汚れを落としやすくする
〈メイクブラシを洗うために用意するもの〉
- 目の細かい「くし」
- ぬるま湯(30〜35℃)を入れた容器
- メイクブラシ専用のクリーナー(または石けん、中性洗剤(ウール用、食器用)、シャンプー)
- 清潔なタオル(または乾いた布やティッシュペーパー)
まずは筆先から「くし」を通し、汚れがある程度落ちたら、根元から全体に通します。洗う前に「くし」を通しておくと、毛の中にたまった汚れをかき出すことができ、時短になります。
*動物毛の場合は、製造元が推奨する方法で洗うようにしてください。
*シャンプーで洗う場合は、コンディショナーを薄く溶かしたぬるま湯ですすいでください。シャンプーだけでは毛並みがパサパサになってしまうことがあります。
【メイクブラシの洗い方STEP2】洗剤を「ぬるま湯」で薄く溶かす
クリーナーをメイクブラシに直接つけて洗うとメイクブラシが傷んでしまう原因にもなるので、ぬるま湯にクリーナーを溶かして使うようにしましょう! 溶かす時は以下の割合で溶かします。
パウダータイプのメーキャップ製品用メイクブラシの場合は、ぬるま湯200:クリーナー1
リキッド・クリームタイプのメーキャップ製品用メイクブラシの場合は、ぬるま湯50:クリーナー1
\POINT/冷たい水や熱いお湯はNG!
冷たい水ではメイクブラシについた皮脂汚れなどが落ちにくく、熱いお湯ではメイクブラシ自体が熱に弱いため劣化を早めてしまうことに。少し冷たいなと感じるくらいの30〜35℃のぬるま湯で洗うのがベストです。
【メイクブラシの洗い方STEP3】ぬるま湯の中で振り洗いをする
クリーナーを溶かしたぬるま湯にメイクブラシの根元から筆先の部分を漬け、筆をゆらすように軽く振り洗いをします。この時、できるだけ金属カバーの部分まで漬けないようにしましょう。
その後、メイクブラシの毛と持ち手の際(きわ)の部分を親指で軽く押すようにもみ出し洗いをしましょう。この際(きわ)は、もっとも汚れなどがたまりやすい部分です。もみ出し洗いをすることで、入り込んでしまっていたメーキャップ製品やスキンケア製品、汚れ・皮脂を、ぬるま湯に溶かし出すことができます。
\POINT/絶対に浸け置き洗いはしないで!
メイクブラシの根元は接着剤で束ねられ、金属カバーで留められています。長時間の漬け置きは、接着剤の強度に影響を与え、毛抜けや劣化の原因となってしまうので避けましょう。
また、漬け置きをするとブラシ内部に水がたまって菌が繁殖するなど、衛生面においても良くありません。漬け置き洗いは絶対にNGです。
【メイクブラシの洗い方STEP4】泡が立たなくなるまで十分にすすいで水気を絞る
ぬるま湯が入った容器にメイクブラシをつけてすすぎます。
メーキャップ製品などの色や汚れが出なくなり、クリーナーの泡が立たなくなるまで数回くり返したらメイクブラシを引き上げ、根元から毛先に向かって、筆先を手で軽く絞って水気を切ります。
\POINT/筆先に強い力を与えないで!
メイクブラシを強い力でムリに引っ張ると毛抜けの原因になります。また、筆先に強い力を与えたり、毛をこすりすぎたりすると筆先が痛んでしまうので、優しく扱うようにしましょう。
【メイクブラシの洗い方STEP5】乾いたタオルでこすらず軽く叩くようにして水分をよく拭きとる
乾いた清潔なタオルで筆先を優しく挟んで、水気をしっかり拭きとります。この時も筆先をこすらないように注意しましょう。
ファンデーションブラシのような毛量が多く、毛の密度が濃いメイクブラシの場合は、さらにブラシの表面をタオルなどにそわせるようにして数回トントンと軽く当ててください。
【メイクブラシの洗い方STEP6】乾いた時にブラシが割れてしまわないように「くし」で筆先を整えておく
再度、目の細かい「くし」で毛先を軽く通した後、根元から通すようにして筆先の形をキレイに整えるようにしましょう。ブラシの毛のあいだに空気が入ることで、乾かした後の仕上がりがふわふわになりますよ。
【メイクブラシの洗い方STEP7】風通しの良い日陰でしっかり自然乾燥させる
筆先に何もふれないようにメイクブラシを横にして、風通しの良い日陰で十分に乾かします。筆先に何もふれていないことで、筆先の広がりやクセがつくのを防ぐことができ、通気性も確保できます。
メイクブラシの中までしっかり乾燥させるには、3日間ほど余裕を見るのがベストです。乾燥が不十分なまま使用を続けると、ブラシの内部で雑菌が繁殖し、肌トラブルや臭いの原因に! 内部までしっかり乾いたのを確認したら、筆先を指で整えてから使用してくださいね。
\POINT/ドライヤーや直射日光で乾かさないで!
メイクブラシはドライヤーの熱や紫外線にさらすと表面が傷み、毛先が広がって劣化が早まってしまいます。陰干しで自然乾燥させましょう。


メイクブラシは完全に乾くまで時間がかかります。生乾きでの使用は肌あれや臭いの原因になるので絶対にNG! 代用のメイクブラシを用意しておくか、メイクをしない週末などに洗うのがよさそうですね。
メイクブラシを洗う頻度や普段のお手入れ方法は? 美肌を演出するために押さえておきたい3つのポイント
メイクの完成度を上げて美肌を演出してくれるメイクブラシ。毎日洗ったら、いかにも清潔でよさそうですが、洗いすぎるとメイクブラシの毛が傷んでしまい、お肌にも負担がかかります。
ここからは、メイクブラシを洗う頻度や、普段のお手入れ方法、メイクブラシの替え時についてのポイントを3点ご紹介します。
普段のお手入れは使用後に毛先をささっと払うだけでOK
メイクブラシは皆さんの想像以上にデリケート。毛が抜けたり、毛を傷めてしまう原因になるので、メイクブラシを頻繁に洗いすぎるのは良くありません。
そこで、普段のお手入れとして、毎日のメイクの後、ティッシュペーパーなどで、メイクブラシの毛先に残ったメーキャップ製品やスキンケア製品の汚れを毛並みにそって優しくささっと払うことをおすすめします。保存する時は毛先が広がらないように、キレイに毛先をそろえてからにしましょう。これらのことに気を付けるだけで、普段はメイクブラシをキレイに保つことができます。
どうしても汚れが気になる時は週に1回程度、目の細かい「くし」でまずは毛先から、続いて根元からとかしてあげると、毛並みも整い、ふわふわの肌あたりになります。
メイクブラシを洗う頻度の目安は3週間〜4週間に1度
「ブラシの汚れが目立つな…」「粉含みが悪い気がする…」「メイクの仕上がりがいつもより良くない…」と感じたら、ブラシを洗うタイミングです。
基本的には3週間〜4週間に1回程度、洗いましょう。夏は雑菌が繁殖しやすい時期なので、汚れ具合によっては、もう少し頻繁に洗うようにしてください。肌トラブルを防ぐためにも普段のメイクブラシのお手入れを欠かさずに使用するようにしましょう。
毛先の広がりや肌あたりの悪さが気になったら替え時
メイクブラシの寿命は、材質や使用頻度、使い方、お手入れ方法などによって差がありますが、人工毛で1〜2年、動物毛で3〜5年と言われています。
メイクブラシの毛先が広がったり、肌あたりが悪くなったりしたら、交換のサインです。劣化したメイクブラシは化粧ノリが悪くなるだけでなく、肌あれの原因にもなるので、摩耗や変形など、状態の変化に気づいたら早めに交換するのが◎。
おすすめの【メイクブラシ】はこちら!
普段使いにも旅行先でも大活躍なブラシセット
「ポータブル ブラシセット」はシュウウエムラの公式サイトで★4.9/★5、コスメレビューサイトのLIPSでは★4.13/★5という高評価を集めている商品です。
シュウウエムラは新しいメイクアップを楽しめる、あなただけの美しさを発見できるメイクブランド。ミレニアル世代(1981年〜1990年代半ば頃までに生まれた世代)を中心にすべての人に寄り添ってきたブランドのひとつです。あなたの個性を活かしたメイクアップをサポートしてくれます。
毛質は柔らかくふわふわ。パウダーをたっぷり含んで肌の上をスルスル滑り、肌への刺激を極力抑えていることが特徴です。ふんわり筆でたっぷり含んだ粉はドバっと付くことはなく、ムラなく綺麗な肌に仕上がると好評♪メイク初心者さんや不器用さんでも安心の仕上がりです。
ブラシ内容は内容は以下の通り。
・フェイスブラシ:ふんわり優しい肌触り
・チークブラシ:ハイライトやシェーディングにも
・アイシャドーブラシ:ぼかしまでできる細めのブラシ
・リップ/アイライナーブラシ:細かい線が引きたい時に
このセットがあれば基本的なメイクができるのはもちろん、リップブラシで細かいメイクをすることも可能で、メイクの幅が広がるはず。メイクがこれまでより楽しくなることでしょう。
メイクブラシはどれを購入するといいのか分からない・最低限のブラシセットを探している方におすすめです。
毛質が良いだけではなく、普段使いと持ち運びどちらにも使いやすいサイズな点も魅力的。朝メイクをしてからお直しように持ち運ぶのも良し、旅行先でもカバンを圧迫しないのは旅行好きさんにも嬉しいポイントですね。
口コミでも、柔らかい毛や仕上がりへの声が多数寄せられているようです。
価格は7,370円(税込)。公式サイトでの購入は人気商品の中からサンプルを2種類選べるだけではなく、店舗との共通ポイントも付与。さらにメンバーシッププログラムへの加入で、バースデーボーナスポイントが付与されるなど様々な特典がたくさん!
これまでより楽しくメイクしたい・ブラシのチクチク感が苦手だという方はぜひシュウウエムラのブラシセットで極上のメイクをお楽しみください。
初心者でもテクニックいらずでプロ級の仕上がりを叶える優秀ファンデブラシ
- #メイクブラシ
- #ファンデーションブラシ


資生堂ファンデーションブラシ131は、2010年に発売してから着実に人気を得て、大手口コミサイトの@cosmeでも殿堂入りを果たしているほどのロングセラーアイテムです。
毛穴や顔の細かいシワの中など、肌の凹凸にファンデーションをしっかりと入り込ませて、なめらかで均一な肌に仕上げて、ファンデーションブラシを使うのが初めてでも簡単にメイクアップアーティストがメイクしたようなつるんとした美肌をつくれます。
ファンデーションブラシ131は、斜めにカットされたフラット面を採用しているので、顔のさまざまな部位や凹凸にフィット。均一にムラなく伸ばして塗れるので、ベースメイクが崩れやすい人におすすめです。
また、毛質や毛の長さにもこだわってつくられており、塗りやすさに特化しています。
毛の長いほうを上にして鉛筆のように持って使うと、適切な力加減で使えるのでムラやブラシの跡をつけずになめらかでつるんとした肌に仕上げられます。
専用のスリーブケース付きで、ほこりや直射日光を避けて保管できるのも嬉しいポイントです。衛生的に保管しておけるほか、旅行先や外出先に持ち運んで使いたい方にもぴったりです。
価格は1,980円(税込)と、老舗ブランドのアイテムながら手に取りやすい価格帯です。
オンラインストアで購入できるほか、大きめのドラッグストアなどの身近な場所でも買いやすいアイテム。初めてのファンデーションブラシで何を選べばわからない方や、手軽に安く購入できるファンデーションブラシでも仕上がりがよいものが欲しいという方は、ぜひ試してみてください!
メイクブラシを洗うメリットとは? 肌トラブル解消のカギになるうれしいポイントを紹介
このコラムを読んでくださっている方の多くは、「メイクブラシを洗おう!」と前向きな気持ちで、このページにたどりついてくださったことと思います。
メイクブラシを洗うことのメリットとあわせて、「メイクブラシを洗わないでいると、どんなことが起こるのか」をご紹介しますので、メイクブラシを洗うことの大切さを再認識しながら、メイクブラシを洗う準備に取りかかっていただけたらと思います!
【メイクブラシを洗うメリット1】肌トラブルを防ぎやすい
肌に直接ふれるメイクブラシの毛と毛のあいだには、皮脂・ホコリ・メーキャップ製品やスキンケア製品の油分・皮脂・汗だけでなく、目に見えない汚れもたまりやすく、アクネ菌などの細菌が皮脂などをエサに増殖しやすい条件がそろっています。
メイクブラシをよく見てみてください。目に見える汚れがついていたら、細菌などがすでに繁殖しているおそれがあります。
ニキビや吹き出物、肌あれ、かぶれ、シミ、くすみ、乾燥など、何らかの肌トラブルがすでに起きているようでしたら、汚れたメイクブラシが原因かもしれません。
メイクブラシは定期的に正しい方法で洗い、普段から十分なお手入れをして清潔な状態にしておくことで、さまざまな肌トラブルを防ぎやすくなります。
【メイクブラシを洗うメリット2】メイクの仕上がりが良くなる
メイクブラシを長時間洗わずに使用したり、使用後のお手入れを怠っていると、ブラシの粉含みが悪くなり、メイクのノリが悪くなったり、塗りムラができたりします。
日頃のお手入れをきちんとおこない、正しい洗い方ができていれば、ムラ付きを防ぎ、化粧ノリも大きく変わります。メイクブラシが持つ本来の力を最大限に発揮して、メイクの仕上がりを飛躍的に高めてくれるでしょう!


メイクブラシを正しく洗って、普段のメイクブラシのお手入れをきちんとしていても、肌やメイクブラシを持つ手が汚れていたら意味がありません。メイク前の手洗いをお忘れなく!
正しい洗い方・お手入れをしたキレイなメイクブラシで美しい肌を演出しましょう!
メイクブラシは私たちの肌に直接ふれるもの。 きちんとお手入れをした清潔なメイクブラシは、肌トラブルを防いでくれるだけでなく、メイクの完成度をワンランクあげてくれる強い味方になってくれます。美しい肌を演出するために、常にキレイな状態を保ってあげたいですね。