アイシャドウを塗ってもグラデーションが映えない、カラーがまぶたで覆われてしまう…。そんなふうに思い込んでいませんか?

実は、アイシャドウの種類と塗り方を変えるだけで、奥二重を活かした印象のある目元になれるのです。

それでは早速、奥二重におすすめなアイシャドウの種類やカラーから、アイシャドウの塗り方まで紹介していきますね。

アイシャドウの種類は何がある?種類ごとにおすすめの人から使い方まで徹底解説

アイシャドウおすすめ

アイシャドウはテクスチャーごとに種類がいくつもあり、メイク初心者でも簡単に使えるタイプから少々テクニックが必要だったりするタイプまで、実にさまざまです。

アイシャドウの種類を知ることで、奥二重でもパッチリ目になれる方法がわかります。

それではまず、アイシャドウの種類をテクスチャーごとに紹介していきますね。

定番の「パウダータイプ」は初心者さんにもおすすめ!簡単にグラデーションが作れる

オーソドックスなタイプのアイシャドウとして筆頭に挙げられるのは、パウダータイプのアイシャドウです。

パウダータイプのアイシャドウは軽いつけ心地で、チップまたはブラシを使ってまぶたに乗せますが、のせる量を調節することでナチュラルなイメージやゴージャスなイメージまで、思いのままに演出できます。

難しいテクニックなしに使えるアイシャドウですので、メイク初心者にもおすすめです。

また、パウダータイプのアイシャドウは簡単にグラデーションを作れるため、グラデーションで目力をアップさせたい方には特におすすめできるでしょう。

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「クリームタイプ」は乾燥が気になる方に◎

クリームタイプのアイシャドウは、その名の通りクリーム状で、ブラシや指で量を調節しながら使えます。

水分と油分が程良く配合されており、まぶたの乾燥でお困りの方にもおすすめ

メイク初心者でも使いやすいというメリットがあります。

しっとりとした質感が特徴で、グラデーションも簡単に作れるため、グラデーションを楽しみたい方にもおすすめできるでしょう。

また、パウダータイプの下地としても使えますので、パウダータイプだけでは乾燥が気になるという方は、下地として使うのも◎。

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「スティックタイプ」は簡単、ラクチン!メイク初心者にもおすすめ

スティックタイプのアイシャドウは、ペンシルのような形をしたアイシャドウで、ポーチに入れてもかさばらないので持ち運びに便利です。

スティックタイプのアイシャドウを使うときは、目頭、中央、目尻にポンポンとカラーを置くようにしてのせ、ブラシや指でぼかすようにするとまぶたに均一に塗ることができます。

また、ぼかさずにそのまま使うこともできるため、指を汚したくない方にもおすすめできるでしょう。

質感はクリームタイプ寄りで、しっとりなめらかな使い心地が特徴です。

使いやすい形状でヨレにくいため、メイク直しにも適しています。

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「ジェルタイプ」はワンポイントのアクセントにおすすめ!ひと塗りで華やかな印象に

ジェルタイプのアイシャドウは、クリームタイプよりもしっとり感があり、お肌への密着度が高いという特徴があります。

また、ラメが配合されている商品が多い印象で、黒目の上や、涙袋など、ワンポイントに使うと、目元に立体感が出ます。

ベージュ系のラメや、クリアカラーのラメを1つ持っておくと友達とのお出かけやデートで役立ちますよ♪

ジェルタイプのアイシャドウは、どちらかというとメイク上級者向きだといえるでしょう。

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パールタイプはハイライトカラーにおすすめ

パールタイプのアイシャドウは立体メイクに役立つアイテムで、平面な印象になりやすい奥二重の方には特におすすめです。

また、見る角度によって異なる表情を見せるのも、パールタイプの魅力だといえるでしょう。

このタイプのアイシャドウは、ハイライトカラーとしても重宝します。

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「マットタイプ」は肌馴染み◎。大人っぽさを演出できる

ラメやパールなど、光沢を演出する成分が配合されていないタイプのアイシャドウはマットタイプと呼ばれ、形状はパウダーやクリーム、スティック、リキッドなど、さまざまです。

また、マットタイプのアイシャドウは肌馴染みが良く落ちにくいという特徴があるため、メイク直しが面倒な方におすすめです。

マットタイプは、どちらかというとブラウンやボルドー寄りのカラーが多いため、大人っぽさを演出したい奥二重の方にもおすすめできるでしょう。

おすすめマットタイプランキング

編集部Voice
アイシャドウはテクスチャーによって用途が分かれ、メイク初心者さんはどれを選んだらよいのか迷ってしまうかもしれません。 そのそのようなときには、まずは使いやすいパウダータイプから試してみて、少しずつ別の種類にもチャレンジしてみて♪

アイシャドウはカラーで印象が異なる!奥二重におすすめなカラーのアイシャドウはどれ?

アイシャドウカラー

化粧品売り場にズラリと並んだアイシャドウたち。見ているだけでも欲しくなるようなアイテムばかりです。

しかし、アイシャドウはカラーごとに異なった印象を与えるため、自分に合ったカラーを見つけ出すことが重要なのです。

それでは、アイシャドウのカラーと印象、おすすめの人についてご紹介していきましょう。

ブラウン系アイシャドウは日本人の瞳との相性バッチリ

ブラウン系にはベージュ寄りのライトブラウンや、深みを持ったダークブラウンまでありますが、どの種類であっても、上品な仕上がりを期待できます。

ブラウン系は、瞳が黒い日本人とマッチングしやすいといわれており、二重の方だけでなく、奥二重の方にもピッタリです。

なお、奥二重の場合では、ブラウンベースでパールをちょい足しして使うと、立体感がある目元を演出できますよ。

ピンク系アイシャドウは色白さんにピッタリのカラー

ピンク系のアイシャドウは可愛い印象を演出でき、特に色白で目がパッチリしている方におすすめです。

また、大人っぽさを演出したいならワイン系寄りのピンクを選ぶというのもひとつの方法ではありますが、ワイン系寄りのピンクは扱いが少々難しく、色をのせすぎると華美な印象になることがあります。

そのような理由から、ピンク系は全般的にメイク上級者向きのカラーだといえるでしょう。

奥二重の方がピンク系を選ぶなら、コーラルやオレンジ寄りのピンクを選んでおけば失敗が少ないでしょう。

ゴールド系アイシャドウは華やか+大人っぽい印象

ゴールド系アイシャドウは、大人っぽい、華やかといった印象を持たれやすいという特徴があります。

また、ゴールド系はアクセントカラーとしても重宝するため、ニュアンスカラーとして目尻のみに入れるという使い方もできます。

ゴールド系は日本人に合うカラーとされており、二重、奥二重や、年代を問わず使えるカラーだといえます。

シルバー系アイシャドウはクールなできるオンナを演出

シルバー系のアイシャドウは、ブルーベースの肌色に合うとされ、クールさを演出できます。

シルバー系のアイシャドウは、どちらかというと二重の方に似合うカラーですが、奥二重の方が使用するのなら、まぶたの上部にハイライトカラーとしてのせると良いでしょう。

パープル系アイシャドウはミステリアスな目元を演出

ブルーベース、イエローベースともに対応できるカラーで、クールでミステリアスな印象を演出できます。

また、パープル系には寒色系と暖色系がありますが、ブルーベースの方なら寒色系、イエローベースの方なら暖色系を選んでおけば失敗しにくいでしょう。

<パープル系のアイシャドウは奥二重の方にも似合いますが、この場合では、やや淡いパープルを選ぶのがポイント

濃い目のパープルを選んでしまうと、まぶたが悪目立ちする可能性がありますのでご注意を。

なお、パープル系は比較的難易度が高いため、どちらかというとメイク上級者向きのカラーだといえるでしょう。

グリーン系アイシャドウはクールな印象。色白さんのお肌をより美しく

グリーン系のアイシャドウは、色白でややブルーベース寄りの肌色の方に似合います。

また、グリーン系はクールな印象を演出できますが、単色だけでは少々物足りなさを感じる場合がありますので、このようなときにはブラウン系と合わせるなど、ひと工夫が必要でしょう。

特に奥二重の方は二重部分が奥に引っ込んでしまいますので、上まぶたのまつ毛の生え際にブラウン系を入れて、まぶた中央から上部にかけてグリーン系を馴染ませるという方法がおすすめできるでしょう。

なお、グリーン系のアイシャドウも難易度がやや高めですので、メイク上級者におすすめできるカラーだといえます。

ブルー系アイシャドウは奥二重にピッタリ!知的でクールな印象に

これぞ奥二重のためにあるアイシャドウ!といえるのが、ブルー系のアイシャドウです。

奥二重は、パッと見た感じの華やかさには少々かけるものの、知的でクールな印象という特徴があるため、クールな印象のブルー系のアイシャドウがよく似合います。

なお、奥二重の方がブルー系アイシャドウを選ぶ際には、3色グラテーションタイプがおすすめできるでしょう。

奥二重をパッチリ見せる!アイシャドウの塗り方からメイクに差がつくテクニックまで紹介

アイシャドウ塗り方

奥二重とはいえ、その印象は目の横幅や縦幅の違い、タレ目やつり目の違いなどによって印象が異なります。

しかしいずれの場合でも、二重部分が奥に引っ込んで、やや地味な印象であることには違いありません。

でも大丈夫、奥二重に似合うカラーを選んで塗り方にひと工夫を加えれば、奥二重の目元をパッチリと魅力的に演出できるのです。

それでは早速、奥二重のアイシャドウの塗り方から、メイクに差がつくテクニックまで紹介していきます!

【メイク前のワンポイントテクニック①】アイクリームプライマーを塗ると色持ちUP

アイクリームプライマーとはプレアイシャドウの役割を果たす下地クリームで、アイシャドウ前にまぶたになじませておくことで色持ちUP、美しい発色を楽しめます。

つまり、メイク直しの回数軽減に役立つということですね。

編集部Voice

アイクリームプライマーのもうひとつの役割、それは高保湿でまぶたの乾燥を防ぐということです。

まぶたの皮膚は大変薄く乾燥しやすいという特徴がありますが、乾燥したままの状態で過ごしていると、小じわができやすくなったり、アイシャドウの持ちが悪くなったりします。

なお、化粧下地にも保湿成分は配合されていますが、アイクリームプライマーは化粧下地よりも保湿成分の配合量が多いため、特にまぶたの乾燥が気になる方にとっては、必須アイテムだといえるでしょう。

【メイク前のワンポイントテクニック②】アイシャドウを塗る前にビューラーをしておくとアイシャドウが崩れにくい

ビューラーを使用するタイミングは、アイシャドウ前がベストです。

それは、アイシャドウ後にビューラーをすると、ビューラーにアイシヤドウが付着して、せっかく塗ったアイシャドウが崩れてしまうリスクがあるからです。

なお、ビューラー後につけたマスカラやコーティング剤は、乾くのを待ってからアイシャドウを塗りましょう。

それをしておくことで、カールしたまつ毛の形状をキープしやすくなります。

【メイク前のワンポイントテクニック③】アイシャドウの種類に合わせて筆・チップ・指で塗るアイテムを使い分けるとメイクの時短にも

アイシャドウは、塗るアイテムによって異なった仕上がりを楽しめるだけでなく、種類を使い分けることでメイクの時短対策にもつながります。

たとえば、筆は広範囲のアイメイクやふんわり仕上げに向いたアイテムで、アイホールにアイシャドウをのせたり、グラテーションを作ったりする際に適してます。

そしてチップは、ピンポイントのアイメイクに向いており、目尻にアイシャドウをぼかしたりラインを引いたりする際に役立つアイテムです。

また、指はアイシャドウをまぶたに馴染ませて密着させたい際に役立ちます

このように、アイテムを使い分けることで時短メイクに役立つほか、思い通りのアイメイクを楽しめますので、アイテムを上手に使い分けて理想の目元を目指しましょう。

【奥二重のアイシャドウの塗り方①】ベースカラーをアイホールに塗る

奥二重の方には、単色のアイシャドウよりも複数のカラーを用いたグラデーションメイクがおすすめです。

なお、アイシャドウパレットにはマルチカラータイプもありますが、アイメイクテクニックにあまり自信がない方の場合では、ベースカラー+締め色の2色タイプ、または、ベースカラー+メインカラー+締め色の3色タイプを選ぶと失敗しにくいでしょう。

アイホールというのは、目を閉じた際の眼球の中央より上、窪みの下部分までをいい、この部分にベースカラーを馴染ませることで目をパッと明るく見せる効果が生まれます。

ベースカラーを塗るコツとしては、あまり厚塗りせず、ぼかす要領で馴染ませるということです。

また、ここで注意していただきたいのは、奥二重の方が広い範囲でベースカラーを塗ると、何となく腫れぼったい印象になることがあるということです。

そのような理由から、奥二重の方がベースカラーを馴染ませる際には、広範囲になりすぎないように注意しながら塗ることを心がけ、まぶたにほんのりとカラーをのせる要領で塗ってくださいね。

なお、ベースカラー+締め色の2色タイプを使用する場合では、締め色を塗る少し上までベースカラーを重ね塗りしておくと、自然なグラデーションを作れますよ。

【奥二重のアイシャドウの塗り方②】まつ毛の生え際に締め色を塗る

奥二重では、二重のラインが奥に引っ込んでしまいますが、締め色をまつ毛の生え際に塗っておくことで、伏し目になったときやまぶたを閉じた際も、目全体が引き締まって見える効果が生まれます。

締め色とはベースカラーよりも暗いカラーを意味し、このカラーを目頭から目尻に向けてアイラインを引く要領で塗ることで、パッチリとした印象的な目元になれるのです。

なお、締め色はまつ毛の生え際に塗り残しができやすいですので、まぶたを指で引き上げた状態で塗りましょう。

それをすることで塗り残しがないきれいな目元を目指せます。

また、締め色を塗っても隠れてしまうから塗りたくないという場合では、ベースカラーを目尻寄りに重ね塗りするか、メインカラーを重ね塗りすると自然な仕上がりになります。

その際には、目を開いた状態でベースカラーまたはメインカラーが正面から見える幅で塗ることを意識しましょう。

それにより、インパクトがある目元に仕上げることができます。

【奥二重のアイシャドウの塗り方③】下まぶたに締め色をのせる

目尻よりのまつ毛の生え際ギリギリに締め色をのせてみましょう。

下まぶたの締め色は塗らなくてもかまいませんが、ほんの少しだけ乗せるだけで、インパクトがあるパッチリ目を目指すことができます。

また、涙袋がある場合には、涙袋用のラメ入りパウダーを使用すると、より印象的な目元になれますよ。

【奥二重のアイシャドウの塗り方】ここがポイント

奥二重の方がアイシャドウを塗る際、特に注意した頂きたいのが濃いカラーを広範囲にのせてしまわないということです。

というのは、濃いカラーを広範囲にのせてしまうと、腫れぼったい印象になり、逆効果だからです。

また、グラデーションは縦よりも横を意識してグラデーションを作ると、切れ長でインパクトがある目元になれます。

具体的には、目尻に向かって少しずつ幅を広げて、ベースカラーまたはメインカラーでグラデーションを作るイメージです。

この方法でアイシャドウを塗れば、目を開いた際にカラーが奥に引っ込まず、パッチリとした印象の目元に仕上がります。

奥二重にピッタリのアイシャドウでパッチリ目を目指そう

奥二重アイシャドウ

今回は、アイシャドウの種類やカラー、おすすめの人、奥二重におすすめのアイシャドウの塗り方をご紹介してきました。

奥二重の方に多い悩みとして挙げられるのは、アイシャドウが奥に引っ込んで目立たなくなるということです。

でも大丈夫、異なったテクスチャーやカラーのアイシャドウを使い分けることで、奥二重でも目力をアップさせることはできます。

とはいえ、アイシャドウの選び方って難しいですよね?

そのように感じる方は、まずは使いやすいパウダータイプのブラウン系から試してみて、少しずつ自分に合うテクスチャーやカラーのアイシャドウを見つけてみてはいかがでしょうか。