「ハイドロキノン」の正しい使い方や注意点は？ハイドロキノンでシミのないきれいな肌に！

「ハイドロキノンをどう使えばいいのかわからない」と悩んでいませんか？せっかく高価なハイドロキノンを使うなら、用法用量を間違えたくないですよね。

そこでこの記事では、ハイドロキノンの正しい使い方や注意点を紹介します。シミをきれいスッキリなくしたい人は、ぜひ最後まで読んで試してみてくださいね。

【ハイドロキノンの正しい使い方】使う順番や塗り方は？顔全体に塗っても大丈夫？

まず、ハイドロキノンを塗るのは、化粧水の後なのか先なのかが気になりますよね。塗る順番や頻度、コツを見ていきましょう。

ハイドロキノンを使う順番やコツは？

ハイドロキノンは洗顔後、ビタミンCローション・化粧水→ハイドロキノンクリーム→美容液・乳液・クリームの順番に塗りましょう。しっかり保湿することを忘れないようにしてください。基本的に1日1回、夜の洗顔後に使用することが推奨されています。コツは、ビタミンAの誘導体であるトレチノインを合わせて使うこと。一緒に使うと、さらに美白に効果がありますよ。

ハイドロキノンの塗り方は？

シミの気になる部分に、広めにハイドロキノンクリームを指や綿棒で塗ってください。トレチノインと併用する場合は、先にトレチノインをシミに塗って、その後ハイドロキノンをシミよりやや広い範囲に塗るようにしましょう。

先にトレチノインを塗ることで、よりハイドロキノンが浸透しやすくなり、併用の効果が高まります。塗るのは、トレチノインが皮膚に浸透してからです。トレチノインを塗った10～15分後にハイドロキノンを塗ってください。そしてトレチノインを塗っていない部分から内側に向けて塗り始めることがポイントです。

【ハイドロキノンの副作用】高濃度のハイドロキノンは発がん性がある？

ハイドロキノンは非常に高い効果があるため、副作用があります。あらかじめ知っておきましょう。

ハイドロキノンの副作用①肌の赤みや痛み

ハイドロキノンを使うと、最初は皮膚に赤みが生じたり、ヒリヒリした痛みを感じたりすることがあります。これは、ハイドロキノンの強い刺激によって引き起こされる炎症です。赤みや痛みが強い場合は使用を中止して、患部を冷やしましょう。しばらくすると肌に耐性ができ、2週間くらいで症状が徐々に引きます。もし症状が何日も引かないようであれば、医療機関に相談してください。

ハイドロキノンの副作用②白斑

白斑は一部の肌の色素が抜け落ちてまだら状になる症状です。ハイドロキノンを長く使い続けていると、色素細胞のメラノサイトが破壊されて、肌の色を保てなくなります。ただし、一般的に処方される4％濃度くらいのハイドロキノンでは発症しにくい副作用です。しかし、念のため高濃度のハイドロキノンを使う際は注意しましょう。

ハイドロキノンの副作用③発がん性

実は5％濃度のハイドロキノンは、動物実験で発がん性が指摘されています。ただし、国際がん研究機関（IARC）では人の発がん性については分類できないと発表されています。それでも油断しないよう、高濃度のハイドロキノンを使用する場合は医療機関でしっかり話を聞いておきましょう。

【ハイドロキノンを使うときの注意点5選】紫外線に要注意！シミが濃くなる可能性も

ハイドロキノンは使い方を間違えると逆効果になってしまいます。以下の注意点をよく確認してから使うようにしてください。

ハイドロキノンを使う時の注意点①日焼け止めを塗る

ハイドロキノンは紫外線に当たると、逆にシミを濃くしてしまいます。よって、朝の洗顔後に塗ることはおすすめできないです。また、ハイドロキノンを使用している間は、日焼け止めを使用するようにしましょう。日焼け止めはSPF20以上が推奨されています。

ハイドロキノンを使う時の注意点②古いハイドロキノンは使用しない

使用期限は1ヶ月となっています。古いハイドロキノンは効果が期待できないため、使用しないようにしてください。また、ハイドロキノンは空気酸化や光分解しやすい特徴があります。薬剤の変性を防ぐために、使用していないときは冷蔵庫で保管することが大切です。明らかに変色している場合は、使用を避けましょう。

ハイドロキノンを使う時の注意点③パッチテストを行う

体質によってアレルギー反応が出ることもあるため、初めて使用する際は体の目立たない部分にハイドロキノンを塗って、パッチテストを行いましょう。パッチテストの方法は簡単です。二の腕や太ももなどに薬を塗り、24時間程度置いて皮膚のかぶれや赤みが起きていないか確認してください。とくに高濃度のものはかぶれやすいので、しっかりかぶれないか確かめてから使用しましょう。

ハイドロキノンを使う時の注意点④妊娠中や授乳中は使用しない

妊娠中にハイドロキノンを使用することは推奨しません。それは、母体が取り込んだものが胎盤を通じて赤ちゃんに影響するからです。ハイドロキノンにはメラニンの生成を抑制する作用がありますが、妊娠中はハイドロキノンを使用することで赤ちゃんに影響が無いとは言い切れません。授乳中も同様です。

また、妊娠中や授乳中はホルモンバランスが乱れます。肌トラブルを起こしやすいため、ハイドロキノンの使用は控えたほうがいいでしょう。

ハイドロキノンを使う時の注意点⑤傷や吹き出物には塗らない

ハイドロキノンは傷が完治していない箇所には塗らないように注意しましょう。ハイドロキノンは刺激が強く細胞に作用するため、治りきっていない生傷に塗布すると傷の治りを遅くしたり、悪化させたりしてしまう可能性が高いです。また、傷だけでなく、吹き出物ができている場合も使用は避けましょう。

おすすめのハイドロキノン配合化粧品3選！シミとサヨナラしたいなら使うのはコレ

今は、ハイドロキノンを配合した化粧品が多数出ています。色々ある中、美白効果が期待できておすすめなのは以下の3品です。

ハイドロキノン化粧品のおすすめランキングを詳しく知りたい方はこちらをチェック♩

ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110

QuSomeホワイト2.0

ホワイトHQクリーム

ハイドロキノンの正しい使い方を知ってシミ悩みから卒業しよう

肌の漂白剤とも呼ばれているハイドロキノン。正しい使い方を知れば、初めて試すときの不安はなくなりますよね。色々な美白化粧品を使用してもシミがなかなか消えなくて悩んでいる人はぜひ、これを機に試してみてください。