【泡で出てくる洗顔料は良くない？】泡洗顔がお肌に悪いと誤解される理由やお肌に合う泡洗顔料の選び方をチェックして時短スキンケアを叶えよう

「泡洗顔はかえってお肌に良くないと聞くけど、本当？」

毎日の洗顔で必ず使う、洗顔料。 たっぷり泡立てて使うのが良いと分かっていても、忙しい朝や疲れた夜に洗顔料を泡立てるのは面倒ですよね。 そんな時に便利なのが、ふわふわの泡で出てくる洗顔料です。

でも、「泡洗顔はお肌に良くない」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？ そこで今回は、泡洗顔が良くないと言われる理由や、正しい洗顔方法、お肌に合う洗顔料の選び方を徹底解説します！ 編集部おすすめアイテムもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【泡で出てくる洗顔料はお肌に良くないって本当？】誤解されやすい理由や注意点を知ってお肌にやさしくスッキリ洗い上げよう

「泡洗顔はお肌に良くない」と聞いたことがあるかもしれませんが、泡洗顔は本当にお肌に良くないのでしょうか？ 結論としては、「たっぷりの泡で洗顔するのはお肌にとって大切だけど、含まれている成分や間違った使い方によってお肌に負担がかかる」ということになります。 以下で、泡洗顔が良くないと言われている理由をくわしく見ていきましょう！

泡洗顔が良くないと言われる理由①界面活性剤が配合されていて人によっては肌刺激を感じる

泡洗顔料に含まれている界面活性剤は、皮脂などのあぶら汚れになじんで汚れをしっかり落としてくれる働きをするほか、水に溶かすと泡立つ性質があり、肌の汚れを泡で浮かび上がらせてスムーズに汚れを落とす効果があります。

界面活性剤にはさまざまな種類があり、人によっては肌に刺激を感じる成分や、肌に負担がかかる成分があるので、「泡洗顔は肌に良くない」と言われるのでしょう。

しかし、界面活性剤は市販されているほとんどの洗顔料に含まれている成分です。 そのため、全ての泡洗顔が肌に良くないのではなく、自分のお肌に合う泡洗顔料を見つけることが大切なんですよ。

泡洗顔が良くないと言われる理由②含まれている防腐剤がお肌への負担になる

泡で出てくる洗顔料はもともと水で薄まった状態。 通常の洗顔料よりも水分の割合が高めなので、雑菌が繁殖しやすく、その分防腐剤も多めに配合されています。 市販されている洗顔料に使われている防腐剤はすべて、安全性が認められたものを適正な量だけ配合されているので安心して使えるのですが、人によっては防腐剤が肌への負担となり、皮膚がヒリヒリしたり、赤くなったりすることがあります。 敏感肌の方は、防腐剤無添加の泡洗顔を選んだ方が良いかもしれませんね。

泡洗顔が良くないと言われる理由③無意識のうちに時間をかけて洗顔してしまう

モコモコで出てくる泡が気持ちよくて、つい時間をかけて洗顔していませんか？ 洗顔は時間をかけたからといって肌が清潔になるわけではなく、むしろ、時間をかけることで、お肌に必要な水分や油分まで奪ってしまうんです。 1回の洗顔時間の目安は1分以内ですばやく行ってくださいね。

【泡で出てくる洗顔料の正しい洗顔方法を解説】正しく洗顔をしてお肌に負担をかけずにキメの整った清潔肌を手に入れよう

こちらでは、美肌に近づく泡洗顔の正しい方法をご紹介します。 以下でひとつずつ確認していきましょう！

泡で出てくる洗顔料の正しい洗顔方法①水を含んだ泡立てネットで再度泡立てる

泡で出てくる洗顔料の刺激が気になる方は、水をたっぷり含ませた泡立てネットで泡洗顔料を再度泡立てましょう。 泡洗顔料に配合されている界面活性剤や防腐剤などの化学成分は、単純に水で薄めることによって、肌への刺激を減らすことができますよ。 泡立てネットを使って再度泡立てると、そのままの状態よりもさらに濃密な泡になり、お肌に摩擦を与えずに洗顔ができるようになります。

泡で出てくる洗顔料の正しい洗顔方法②泡を乗せる順番を意識して短時間で洗う

泡で出てくる洗顔料を再度泡立てたら、皮脂の多いパーツから泡を乗せていき、顔全体に泡を広げましょう。 具体的な順番は以下の通り。

1. Tゾーン
2. 頬・あご
3. 目元・口元

皮脂の分泌が多い小鼻の脇はしっかり洗いたくなりますが、指の腹を使ってこすらずにやさしく洗いましょう。

お肌に必要な水分や油分まで奪ってしまわないよう、洗顔の時間はできれば20~30秒以内で、長くても1分以内で終わらせるようにしましょう。

泡で出てくる洗顔料の正しい洗顔方法③ぬるま湯でしっかりすすぎ落とす

最後は体温よりも低めの32℃くらいのぬるま湯でしっかりと泡をすすぎましょう。 生え際や耳の横、こめかみなどは泡が残りやすいので念入りにすすいでくださいね。 シャワーを直接顔にかけるとお肌に負担となってしまいますから、必ず両手でぬるま湯をすくって、顔にかけましょう。 清潔なタオルで水分をやさしくふき取ったら、化粧水や乳液などでなるべく早く保湿をしてくださいね。

【泡で出てくる洗顔料の選び方をアドバイス】自分のお肌に合った泡洗顔料を使ってうるおいをキープしながら汚れをオフしよう

泡洗顔料にはたくさんの種類があるので、いったいどれを選んだら良いか迷ってしまうこともありますよね。 そこで、こちらでは自分に合う泡洗顔料の選び方をご紹介！ 「泡洗顔料を使いたいけど、お肌への負担が気になる」という方や、「敏感肌で、どの洗顔料なら肌に合うか知りたい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

自分に合う泡洗顔料の選び方①洗浄力がマイルドなものを選ぶ

季節の変わり目でお肌がデリケートになっているときや、敏感肌の方は、アミノ酸系洗浄成分など、洗浄力がマイルドな泡洗顔料を選ぶのがおすすめです。 アミノ酸系洗浄成分の洗顔料は肌と同じ弱酸性なので、敏感肌の方でも使いやすいですよ。 お肌の乾燥を守るのに必要な皮脂は残しながら、お肌の汚れをやさしくオフしてくれます。

自分に合う泡洗顔料の選び方②石油系界面活性剤が入っていない洗顔料を選ぶ

洗顔料に含まれている界面活性剤は、前述したように洗顔料の泡立ちを良くして、皮脂などの汚れをすっきり落としてくれる働きをします。 界面活性剤にもさまざまな種類がありますが、中でも石油系界面活性剤は洗浄力が強すぎて、お肌のバリア機能を破壊するリスクがあるので要注意です。 お肌への刺激を少なくしたいときは、石油系界面活性剤フリーの洗顔料や、無添加処方の洗顔料を選ぶようにしましょう。

自分に合う泡洗顔料の選び方③保湿成分が配合されている洗顔料を選ぶ

お肌の乾燥が気になる方は、コラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれた泡洗顔料を選んでみましょう。 お肌のうるおいを保ちながら洗顔することができて、洗顔後のツッパリ感が気にならなくなりますよ。 年齢とともにお肌のうるおいを保つ力は弱まってきますから、「エイジングケアが気になる」という方にもおすすめです。

【編集部おすすめの炭酸泡洗顔ランキング】泡立て不要！きめ細かい泡で毛穴汚れやくすみまでスッキリ落とせる炭酸泡洗顔を紹介

こちらでは編集部おすすめの炭酸泡洗顔をご紹介します。 炭酸泡洗顔は、泡立て不要。 ワンプッシュできめ細かい泡が作れて、濃密な泡がお肌を摩擦から守ってくれますよ。

また、炭酸に含まれる二酸化炭素が皮脂を浮かび上がらせて吸着し、汚れをごっそり落としてくれます。

さらに、炭酸ガスがお肌の血行を促す効果もあるので、お肌をやわらかくするほか、シミ・シワなどの肌トラブルの予防にも役立つんですよ。

炭酸泡洗顔を使って汚れをすっきり落とし、すっぴんでも毛穴レスなやわらか肌を目指したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

肌ナチュール｜ホワイトクリーミーホイップはトラネキサム酸配合で本格的な美白ケアができる医薬部外品の炭酸泡洗顔

資生堂エリクシールルフレ｜バランシングバブルは毎日の洗顔にうるおいをプラスして頬に「ツヤ玉」が輝くすこやか肌になれる炭酸泡洗顔

SHIRORU｜クリスタルホイップは高濃度炭酸泡洗顔で毛穴より小さいマイクロ泡が汚れを吸着してクリアな素肌が叶う炭酸泡洗顔

編集部おすすめの炭酸泡洗顔ランキングをより詳しく知りたい方は、こちらのランキング記事もチェックしてみてくださいね。

泡洗顔の正しいやり方をマスターしてワンランク上のすこやか肌をゲットしよう

今回は泡で出てくる洗顔料がお肌に良くないと誤解されやすい理由や、正しい洗顔方法、編集部おすすめのアイテムなどをご紹介しました。泡洗顔料は時短スキンケアが叶い、お肌にダメージを与えずにやさしく洗い上げることができますから、今回の内容を参考に上手に活用してしてみてくださいね。洗顔は毎日行うもの。いつもの洗顔をちょっと見直すだけで、きっとワンランク上のすこやかなお肌が手に入るはずです。お肌の不調を感じたときこそ良質な泡で丁寧な洗顔を心掛けて、理想の美肌をゲットしましょう！