【拭き取り化粧水とは】肌に良いのは本当？化粧水との違いを知ってクリアな肌へ♡

やわらかな美肌をつくるアイテムとして注目を集める、拭き取り化粧水。しかし「普通の化粧水とは何が違うの？」「どんな効果があるのか分からない…」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、拭き取り化粧水の役割や効果、選び方までくわしく解説します。おすすめの商品や使い方も取り上げるので、ぜひチェックしてくださいね。拭き取り化粧水について正しく理解して、透明感のある美肌を目指しましょう！

拭き取り化粧水とは？古い角質・皮脂を取り除いてなめらかな肌にするアイテム

拭き取り化粧水は、肌に溜まった角質や皮脂を取り除くためのスキンケアアイテム。毎日クレンジングや洗顔をしても、肌には汚れが残っていることがあります。洗顔後に拭き取り化粧水で顔全体を拭き取ると、残った汚れをすみずみまで落とせるんです！

普通の化粧水とよく似ていますが、使う目的が異なります。普通の化粧水の目的は保湿ですが、拭き取り化粧水の目的は汚れの除去です。保湿を重視しているわけではないので、拭き取り化粧水の使用後は肌にうるおいを与えましょう。

拭き取り化粧水の効果は？あなたの肌悩みに合うかチェックして美肌を目指そう

拭き取り化粧水は古い角質や汚れを落とすことで、さまざまな効果が期待できます。多方面から肌悩みにアプローチできるので、自分に合うかチェックしてみてくださいね♡

【肌悩み①：くすみ・ゴワつき】拭き取り化粧水が古い角質をオフ！透明感のあるなめらか肌へ

肌のくすみやゴワつきが気になる方は、拭き取り化粧水で古い角質を絡め取りましょう。角質を落とすことで、肌がトーンアップし、やわらかな質感に近づきます◎くすみやゴワつきを感じるときは、肌のターンオーバーが乱れて、いらない角質が排出されにくい状態です。角質ケアはターンオーバーを整えて、すこやかな肌環境へと導きます。

拭き取り化粧水と同様に、角質ケアができるアイテムがスクラブです。スクラブは細かな粒子を肌の上で転がして、角質をごっそり落とします。しかし肌の上で粒子を転がすので、摩擦が気になるのが難点。拭き取り化粧水は拭き取るだけなので、マイルドにケアできます。そのため角質ケアをしたいけど、肌への刺激が気になる方にもおすすめです！

【肌悩み②：毛穴の黒ずみ】毛穴に詰まった皮脂を取り除く◎肌のベタつきもさっぱり

小鼻の黒ずみを解消したい方も、拭き取り化粧水によるケアを検討しましょう。毛穴の黒ずみの原因は、皮脂が毛穴に詰まっていることです。拭き取り化粧水は、毛穴に詰まった皮脂も落とせるので、黒ずみの原因にアプローチできます。

皮脂によるベタつきも拭き取れるため、洗顔後も顔が油っぽく感じる方にもおすすめです！ただし拭き取ったままにすると、乾燥から肌を守ろうとして皮脂が活発に出やすくなります。使用後は化粧水などで水分を補うと、ベタつきの改善につながりますよ◎

【肌悩み③：肌荒れ】洗顔で落としきれない汚れを落とす！肌を清潔に保ってトラブル予防

肌荒れを改善するために、拭き取り化粧水を取り入れるのも選択肢のひとつ。汚れが残っていると、ニキビの原因であるアクネ菌が増えやすく、トラブルが頻発してしまう肌に。洗顔後に使うと、細かな部分の汚れも落とせて、清潔な状態を保てます！

拭き取り化粧水の中には、殺菌作用や抗炎作用のある成分を含んだものもあります。汚れを落とすだけでなく、肌荒れを抑える効果も期待できますよ◎厚生労働省に有効性が認められた、医薬部外品であるかを選ぶ基準にすると良いでしょう。

拭き取り化粧水はどんな人におすすめ？メリット＆デメリットを知って効果的に取り入れよう

ここでは、拭き取り化粧水の魅力をさらに解説します。おすすめしたい方やメリット・デメリットを取り上げるので、拭き取り化粧水を取り入れるときの参考にしてくださいね。

拭き取り化粧水がおすすめの人：今のスキンケア用品を変えるのは面倒…でも効果的なケアをしたい人に

スキンケアを見直すとき、すべてのアイテムを一気に変えるのはハードルが高いですよね。拭き取り化粧水をプラスすれば、今のスキンケア用品はそのままに、効果的なケアにつなげられます！くすみ・肌荒れなど、肌悩みを抱えている方以外も取り入れやすいですよ。

化粧水がなじみにくいと感じるときは、肌に角質や汚れが残っている可能性があります。拭き取り化粧水で、肌を清潔＆なめらかな状態にすると、ケア成分が角質層に届きやすくなりますよ◎ワンアイテム加えるだけで、普段のスキンケアを格上げでき、すこやかな肌に近づくでしょう。

拭き取り化粧水のメリット：ブースターとしても活躍！美容成分を浸透させ、化粧ノリもアップ

拭き取り化粧水がもつ角質や汚れを落とす働きは、ブースターとしての役割も果たします。本来のブースターは角質をやわらかくして、化粧水や美容液を浸透しやすくするアイテムです。拭き取り化粧水も角質をやわらかくして落とすので、うるおいのある肌になります。

しっかり保湿できると、肌が整えられ化粧ノリもアップ◎ファンデーションなどが肌によく伸びるので、厚塗り感のないメイクが完成します！朝のメイク前に使用して、肌を整えるのがおすすめです。

拭き取り化粧水のデメリット：拭き取るときの摩擦や成分が、肌への刺激になることも

拭き取り化粧水のデメリットとして考えられるのが、摩擦や成分が肌への刺激になる可能性があることです。コットンでの拭き取りが必要なので、こすってしまうと必要以上に負担がかかります。また商品によってはピーリング成分やアルコールが含まれているので、使用後にヒリつきが出るかもしれません。

肌に赤み・かゆみなどの症状が出た場合は、無理せず使用をやめましょう。中断しても症状が改善しないときは、皮膚科を受診してくださいね。

拭き取り化粧水選びのコツとは？肌質に合う成分・使用感を選んで、心地良いスキンケアに

拭き取り化粧水を選ぶときのポイントは、肌質に合う成分や使用感に注目すること。肌質ごとのチェックポイントは以下のとおりです。

• 乾燥肌：保湿成分が豊富でとろみのあるもの
• 敏感肌：アルコールや防腐剤不使用の無添加タイプ
• 脂性肌：ピーリング成分配合でさらりとしたもの

肌悩みにアプローチできるものか確認しつつ、心地良く使えるものを選びましょう。負担なく使い続けられるものを選んで、効果の実感につなげてくださいね！

乾燥肌の人は保湿成分が豊富なものをチョイス！とろみがあると、しっとり感が続く

乾燥肌の方は、保湿力が高いものを選びましょう。保湿成分が多く、とろみのあるものがおすすめです。

保湿成分はヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどが代表的です。どれも保水力に優れているので、保湿効果が長く続きます。中にはプロポリスエキスや米ぬかなど、自然由来の保湿成分が配合されたものもありますよ！

とろみのあるものは、肌の表面から水分が奪われにくいので、しっとり感が持続します。拭き取るときの滑りも良くなるので、摩擦を軽減できるのも魅力。乾燥した肌はデリケートになりがちなので、やさしく拭き取れるのはメリットです。

敏感肌の人はアルコールフリーや無添加を選ぼう！刺激になる成分を避け、マイルドなスキンケアに

敏感肌の方は低刺激のものを選んでください。アルコールフリーやパラベンフリー、無添加といった表示があるものを目安にしましょう。

拭き取り化粧水は皮脂や汚れを落としやすくするために、アルコールを配合したものがあります。しかし肌の乾燥を招いたり、刺激を与えたりする可能性もあるので、デリケートな肌は避けたほうが良いでしょう。

パラベンは、防腐剤として化粧品に入れられる成分です。いくつか種類がありますが、プロピルパラベン（安息香酸プロピル）やブチルパラベン（パラオキシ安息香酸ブチル）は刺激が強めの傾向なので、配合されていないものを選んでくださいね。

脂性肌の人はピーリング成分で油分をオフ◎さらりとした質感だと、使用後もさっぱり

脂性肌の方は、皮脂をしっかり落とせる洗浄力が高いものを選びましょう。ピーリング成分が含まれていて、さらりとしたテクスチャーがおすすめです。

ピーリング成分は、過剰な皮脂による毛穴詰まりにもアプローチできます。代表的な成分が、サリチル酸・クエン酸・リンゴ酸・乳酸などです。酸の効果で頑固な汚れをやわらかくして、落とす効果が期待できますよ◎

みずみずしい質感だと、使用後のベタつきも気になりにくくさっぱりと使えます。アルコールが含まれたものは、清涼感があるので選択肢に入れると良いでしょう。加えて皮脂や汚れを浮かせて落とす効果もあるので、高い洗浄力もありますよ◎

おすすめの拭き取り化粧水BEST3！実力派アイテムでハリ・ツヤのある肌へ近づこう

ここでは、おすすめの拭き取り化粧水3選をご紹介します。選び方のコツを踏まえながら、気になるアイテムを見つけてくださいね♡

ルクエ オールパーパスローション：植物エキスでやさしい角質ケア◎敏感肌でも使いやすい

ベネフィーク リセットクリア：こすらないスキンケアを実現！高保湿で肌の乾燥が気になる方必見

オードムーゲ薬用ローション：定番のロングセラー商品！拭き取るニキビケアで肌荒れにアプローチ

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拭き取り化粧水の使い方とは？正しいケアの順番・注意点を押さえて効果的に取り入れよう

自分に合うアイテムを見つけたら、正しい使い方もチェックして効果的なケアにつなげましょう。以下では、拭き取り化粧水の使い方と注意点をくわしく解説します。

拭き取り化粧水は洗顔後に使うのが基本！汚れをすみずみまで取り除こう

拭き取り化粧水を使うタイミングは、洗顔後が基本です。クレンジングや洗顔で落としきれなかった汚れを落として、化粧水が浸透しやすい状態をつくりましょう。

拭き取り化粧水をより効果的に使うために、洗顔でも丁寧に汚れを落とすことが大切です。洗顔料をしっかり泡立て、モチモチの泡をつくりましょう。泡をやさしく押し当てて、汚れを吸着させるイメージを持つと、摩擦を抑えながら洗顔できます。

拭き取り化粧水の使い方をくわしく解説！やさしいケアと丁寧な保湿でモチモチ肌へ

拭き取り化粧水を使うときは、2つのポイントを意識しましょう。

• こすらない
• しっかり保湿する

以上の点を守ることで、モチッとした美肌に近づきます。ここでは、拭き取り化粧水の使い方をさらにくわしく解説します。

拭き取り化粧水の使い方①：厚めのコットンに拭き取り化粧水はたっぷりと！裏表に染み込ませて

肌を拭き取る前に、厚めでやわらかいコットンを用意し、拭き取り化粧水をたっぷり染み込ませましょう。パサついたコットンで拭き取ると、繊維によって肌に摩擦が生まれやすくなります。拭き取る前の準備も、こすらないスキンケアをするために大切ですよ！

コットンは2枚重ねにして、厚みを増すのがおすすめです◎拭き取るときに、指による圧力を軽減できます。拭き取り化粧水用のやわらかいコットンを用意するのも良いでしょう。

拭き取り化粧水の使い方②：やさしくなでるように拭き取るのが鉄則！部分使いもOK

拭き取るときは、必ずやさしくなでるようにしましょう。拭き取り化粧水が肌に良くないとされる原因のひとつが、拭き取りによる摩擦です。拭き取り化粧水は硬くなった角質を取れやすくするので、ゴシゴシこする必要はありません。

皮脂や角質を取りすぎるのも、肌のバリア機能を低下させ、トラブルを招いてしまいます。Tゾーンや小鼻など皮脂が気になる部分にだけ使うと、肌への負担を軽減できますよ！

拭き取り化粧水の使い方③：使用後は必ず保湿！拭き取りケア後は美容成分が浸透しやすいゴールデンタイム

拭き取り化粧水を使った後は、保湿が欠かせません。中には保湿成分を含んだ商品もありますが、肌に必要な水分・油分をすべて補えるわけではないためです。化粧水・乳液など普段どおりのスキンケアをおこなってくださいね。

拭き取りケア後は角質や汚れが落ちているので、美容成分が浸透しやすい状態でもあります。普段のスキンケアを格上げでき、より美肌に近づけますよ♡

拭き取り化粧水を使うときの注意点は？ほかの角質ケアアイテムとの併用は避けて

注意点として挙げられるのが、ほかの角質ケアアイテムと併用することです。たとえばスクラブやピーリング効果のある洗顔の後に、拭き取り化粧水を使うのは避けましょう。

角質が溜まりやすくても、取りすぎると肌に悪影響を及ぼしてしまいます。角質ケアは、多少の摩擦がおきてしまうものです。角質を落とそうと何度もこすると、刺激から肌を守ろうと角質が余計に厚くなってしまいます。

拭き取り化粧水は角質や汚れをオフできるアイテム♡上手に取り入れて、つややかな絹肌をゲットしよう

拭き取り化粧水は、肌に溜まりがちな角質や汚れを手軽に落とせるアイテムです。肌を清潔にして、ターンオーバーを整えるので、すこやかな状態へと導きます。肌のゴワつき・毛穴汚れ・肌荒れなど多くの肌悩みにアプローチできますよ！

肌悩みがある方だけでなく、今のスキンケアをより効果的にしたいときにも、拭き取り化粧水はおすすめです。肌がなめらかになり、化粧水や美容液が角質層まで浸透しやすくなります。ケア成分が肌にしっかり届くので、スキンケアアイテムの効果をより実感しやすくなるでしょう。

使うときはやさしくなでるように拭き取り、忘れずに保湿してくださいね。正しく使うことで、拭き取り化粧水の効果を十分に引き出せます◎上手に取り入れて、憧れのツルンとしたモチモチ肌を目指しましょう。