アイシャドウブラシには種類があるって知っている？上手に使い分けて印象的な目もとに仕上げよう

「アイシャドウブラシってどんな種類があるの？」「アイシャドウブラシを使い分ける必要はある？」と疑問に思ったことはありませんか？

アイシャドウブラシは使用したい部分によって使い分けることでグラデーションができたり、境目をぼかして自然な仕上がりにできたりと理想的な目もとに仕上げられるメイクアイテムですが、初めて使用する人は「どのブラシをどの部分に使用すればいいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は「アイシャドウブラシの種類」や「アイシャドウブラシの使い方」などについて、くわしく解説していきます。種類や正しい使い方を知り、印象的な目もとを手に入れてくださいね♪

アイシャドウブラシって意味あるの？使うだけでワンランク上の仕上がりを目指せる！

メイク全体の中でも、とくに力を入れたいのがアイメイクですよね。そんなアイメイクの仕上がりを左右する重要なアイテムがアイシャドウブラシです。指や付属のチップなどで塗布している方も多いかもしれませんが、アイシャドウは使う部分や範囲に合わせて専用のブラシを使用することで、メイクの仕上がりが格段に向上します。ここではアイシャドウブラシってどういいの？意味あるの？という疑問にお答えしていきます。

アイシャドウブラシでグラデーションを作って上級者の目もとを手に入れよう

アイシャドウブラシを使うとグラデーションを自然につくれることが大きなメリットです。指やスポンジを使うと色と色の境目がはっきりできてしまい不自然な仕上がりになります。そんなときはアイシャドウブラシを使うことで色の重ねづけが均等になり、境目をきれいにぼかして美しいグラデーションに仕上げます。グラデーションをつくりたいときは、ぼかしたい部分をなぞるようにするだけです。また、ブラシの形状によっては、目のキワや目尻に色を集中させられるため、立体感のある目もとをつくり出すこともできます。さらに上級者のような洗練されたアイメイクに仕上げたい場合は、アイシャドウブラシの使い方をマスターすることが不可欠です。最初は慣れないかもしれませんが、練習を重ねることで自然なグラデーションが作れるようになりますよ。

アイシャドウブラシで均一に塗布して色ムラのない目もとをつくろう

アイシャドウを均一に塗布することは、きれいな目もとをつくるのに欠かせません。アイシャドウブラシを使えば、細かい部分にもしっかりと色が塗布でき、色ムラのないきれいな仕上がりを実現します。とくに、ブレンドが難しい部分や目のキワなど、細かい箇所に色を塗布する際には、ブラシの先端を使うことで精密に塗布できます。さらにブラシだと量の調節もしやすく、塗りすぎてしまって違和感が出てしまうこともありません。アイシャドウブラシを使用することで、目もと全体が均一な色で覆われ色ムラのない目もとをつくれますよ♪

アイシャドウブラシで細かい部分にまで塗布して黒目を大きく見せよう

アイシャドウブラシは、細かい部分にもしっかりと色を塗布しやすく繊細なラインもきれいに描けます。アイメイクのテクニック次第で目を印象的にできるため、目のキワにアイラインのようにアイシャドウを塗布したり、下まぶたや目尻に色を塗布したりすることで、目の印象が変わり黒目が大きくみせることもできます。さらに目頭や涙袋などの細かい部分にも、アイシャドウブラシを使って塗布することで、目を大きく見せるだけでなくメイク技術を高く見せられるでしょう。また、アイラインを引いた後にもアイシャドウブラシを使うことで、アイラインとアイシャドウの境目を自然にぼかせます。これにより、やわらかな仕上がりを実現し、目もと全体のバランスを整えられますよ♪

アイシャドウブラシの種類とは？きちんと使い分けてプロ級の仕上がりに

アイシャドウブラシはメイクの仕上がりに大きな影響を与えるメイクアイテムです。しかし、アイシャドウブラシの種類や特性はさまざまで、何を使っても同じということはありません。アイシャドウブラシの特性を知り、正しく使い分けることで、プロ級の仕上がりを目指せ、よりアイメイクをきれいにみせられますよ。

【アイホール】平筆は大きさによって使い分け！アイホールからキワまでメリハリのある目もとを演出しよう

メイクブラシとしても目にする機会の多い平筆は、先が丸く横から見ると平たいブラシで、アイホール全体に使用するブラシとしてよく使われます。少しブラシを寝かせながら滑らせるようにすると、ふんわりと色をいれられますよ。また、二重幅にアイシャドウの中間色をグラデーションのためにいれたい場合や、目頭や下まぶたに色を入れたいときは小さい平筆を使うのがおすすめです。また平筆は毛の密度が高く、大きめのラメやパールが入っていても使いやすいのが特徴です。広範囲から狭い部分まで、平筆を使い分けることでメリハリのある目もとを演出できますよ♪

【境目】ブレンディングブラシで境目をぼかしてナチュラルな目もとに仕上げよう

ブレンディングブラシは、境目をぼかすのに最適なブラシです。とくに初心者はアイシャドウを塗布するだけで終わってしまい、ぼかさずにいると違和感のある目もとができ、メイク崩れもしやすくなります。そんなときは何もつけていない状態のブレンディングブラシで境目をサッとなぞるようにするだけで、簡単にぼかされて違和感のない目もとに仕上がります。色を濃く塗布しすぎてしまった場合も、ブレンディングブラシでなぞることで簡単に調節できておすすめです。また、アイシャドウを塗布するとふんわりと色づくため、やさしい目もとができナチュラルな印象になります。アイメイクはしっかりしたいけど、濃く色づくのは嫌という方はブレンディングブラシを使用して自然な目もとに仕上げましょう♪

【アイライン】テーパードブレンディングブラシは細かい部分に使って繊細なラインを描こう

テーパードブレンディングブラシは先端が少しとがっていて、目のキワなど細かな部分に使用するのがおすすめです。とくに細かい部分に使用したいときにぴったりのブラシで目もとの凸凹にフィットしやすいため、アイラインのようにアイシャドウを細く塗布できます。さらに濃い色をまぶたのキワに沿って塗布することで、アイラインを引かなくても魅力的な目もとを演出できます。また、テーパードブレンディングブラシはしっかりとしたグリップ感とやわらかい毛質が特徴で、繊細な部分に最適なアイシャドウブラシです。カラフルなアイシャドウでワンポイントにしたいときなども、テーパードブレンディングブラシなら違和感なく繊細なラインを描けますよ♪

【キワ】シェーダーブラシで色をしっかり塗布して個性的な目もとをつくろう

シェーダーブラシは目のキワや下まぶたに色を塗布して、個性的なメイクに仕上げられます。シェーダーブラシは、毛の密度が高く短い平筆のようなブラシでアイシャドウの発色をよくしてくれます。一回に含むアイシャドウの量が他のブラシに比べて多く、濃く発色したいときやアイライナーのように色を入れたいときに活躍してくれるでしょう。しかし塗できる範囲が狭く、広範囲では使いづらいため、ピンポイントでアイシャドウを発色させたいときに最適です。寝かせて使用すればアイラインのように目のキワを埋められ、濃いめのカラーなら個性的な目もとを簡単につくれます。また、コシが強いものを選ぶことで、すたれにくく長期間愛用できますよ♪

アイシャドウブラシはサイズや毛の種類で選んで自分にぴったりな目もとをつくろう

アイシャドウブラシは種類や使用用途によって使い分けることが大切ですが、そのためには正しいアイシャドウブラシを選ぶ必要があります。

アイシャドウブラシを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

• サイズで選ぶ
• 毛の種類で選ぶ
• お手入れのしやすさで選ぶ

使いたいブラシは大体決まっているけど良く分からないという方は選び方のポイントをみて長年愛用できるアイシャドウブラシを選んでくださいね。

アイシャドウブラシはサイズで選ぶ！初心者は大小2本でこなれ感を演出しよう

まずはアイシャドウブラシの大きさで選びましょう。アイシャドウブラシのサイズはさまざまですが、選ぶブラシのサイズによってアイメイクの仕上がりが大きく変わってきます。目もとの全体に色を塗布したい場合は、毛が長くて柔らかく大きめのサイズのアイシャドウブラシを選びましょう。明るい色をふんわりと発色させるだけでなく、ぼかしながら自然な仕上がりになります。メイク初心者でも均一にしやすいため、最初の1本としても大きいサイズのアイシャドウブラシはぴったりです。一方、目のキワや少し狭い部分に色を塗布したい場合は毛が短くぎゅっとしており、硬くて小さめのアイシャドウブラシを選びましょう。ある程度コシがあり、少し平たいものだとはっきりとした発色が期待できます。さらに涙袋にもピンポイントで色を塗布しやすいでしょう。メイク初心者には大小2本あるだけで、メイクの幅がぐんと広がり、こなれ感のある目もとを演出できます。どんなアイシャドウブラシが良いか分からないという方は、大きめのブラシと小さめのブラシの2本でメイクの幅を広げてくださいね。

アイシャドウブラシは毛の種類で選ぶ！肌触りの良いものを使用して肌への負担をなくそう

アイシャドウブラシは毛の種類も重要なポイントです。毛の質感や柔らかさが、メイクの仕上がりや肌への負担に影響を与えます。一般的に、動物の毛を使った天然毛や合成毛が使われているアイシャドウブラシが多いですが、それぞれ特徴が異なるため、選ぶ際の参考にしてくださいね。

天然毛は合成毛よりも価格は高いですが、上質な使い心地を実感できます。さらに使われている動物の毛によって、仕上がりや肌触りが異なります。

• リス：毛先がとてもやわらかく、大きめのブラシに使われていることが多く、ふんわりとパウダー系のメイクアイテムを塗布するのに最適。
• 山羊：適度なコシと柔らかさが魅力で、やわらかい毛を細光蜂、コシがある毛を粗光蜂といい、部位によって呼び方が異なる。
• イタチ：やわらかい毛先とハリ・コシがある毛質でパウダーの発色が良いのが特徴。

一方、合成毛は低価格で購入しやすいですが、肌触りや毛質にばらつきなどがあるため、注意が必要です。

• 人工毛：ナイロンやポリエステルなどの合成繊維でできたブラシで、比較的丈夫で扱いやすいのが特徴。
• PBT：プラスティック樹脂製で硬いものから、やわらかいものまで種類が豊富にあるのが特徴。

使い勝手が良いのはもちろん、肌に合ったアイシャドウブラシを選ぶことで肌への負担の心配がなく、安心して毎日使用できるでしょう。

アイシャドウブラシはお手入れのしやすさで選ぶ！汚れをしっかり落として衛生的に保とう

アイシャドウブラシは定期的なお手入れが欠かせません。そのため、お手入れのしやすさでアイシャドウブラシを選ぶのも大切です。ほぼ毎日使用するため汚れがたまりやすく、汚れたまま使い続けると菌や汚れが繁殖してしまいます。菌や汚れが繁殖すると、肌に付着してニキビや肌荒れなどのトラブルの原因に。常に清潔な状態で使用するために、定期的にお手入れをする必要があります。形状が複雑なブラシや、毛が密集しているブラシは汚れが溜まりやすいため、洗いやすいか汚れが溜まりやすい箇所はないか、購入前に必ずお手入れがしやすいかを確認しましょう。

合成毛は比較的お手入れがしやすく、水に濡らしてもパサついたり傷んだりすることもありません。一方、天然毛は肌触りが良いブラシが多く、あまり濡らさない方が良いブラシもあります。事前に濡らしても大丈夫か、洗剤をつけても大丈夫かをしっかりと確認してアイシャドウブラシを選びましょう。なお、ブラシの洗浄は月に1回程度にしてください。洗いすぎてしまうと毛が傷みやすく、長持ちしなくなってしまいます。ブラシをきれいに保つには、毎回使用後にティッシュで付着したアイシャドウを拭き取る程度で良いでしょう。さらに保管時もブラシに圧をかけないように立てかけておくなど、工夫が必要です。定期的なお手入れはもちろん、毎日ティッシュオフするだけで、ブラシの持ちがよくなり衛生的に使用できます。さらに肌トラブルの予防にもつながるため、お手入れしやすいアイシャドウブラシを選びましょう。

アイシャドウブラシでグラデーションをつくろう！頼れるアイシャドウブラシTOP3

アイシャドウブラシは正しく使用することでワンランク上の仕上がりが期待できるメイクアイテムですが「どれを選べば良いのか分からない」と、たくさん種類のある中から選ぶのは大変ですよね。

そこで今回は、きれいな色味が目もとに広がるおすすめのアイシャドウブラシTOP3をご紹介します。アイシャドウブラシを使って、完璧なグラデーションをつくりたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

SHISEIDO｜NANAME FUDE マルチ アイブラシはアイシャドウからコンシーラーまでマルチに使用できる

エキップ｜SUQQU アイシャドウ ブラシ F ラージはアイホール全体に塗布してヨレない目もとに仕上げよう

KOSE｜ADDICTIONアイシャドウブラシ Pは1本だけで印象的な目もとに

きれいな色味が目もとに広がる優秀アイシャドウブラシのランキングについて、くわしく知りたい方はこちらの記事も読んでみてくださいね。

アイシャドウブラシは種類で使い分けてワンランク上の目もとをつくろう

アイシャドウブラシの種類はさまざまで、使用する部分や理想の仕上がりによって使い分けることが大切です。大きめのブラシだけでアイホールと目のキワをメイクするのは難しく、反対に小さめのブラシだと時間がかかりすぎて、毎日のメイクが苦痛になってきてしまいます。そのため大きなブラシや小さなブラシなど、使用部分に合わせてアイシャドウブラシを選びましょう。またアイシャドウブラシは何本も必要ありません。初心者は1～2本あれば十分ですし、多くても3～4本で十分です。大切なのはしっかりと使い分けができているかどうかです。使用部分に合わせて、適切なアイシャドウブラシを選んで正しく使用することで、メイクの仕上がりが格段によくなり、ワンランク上の目もとがつくれるでしょう。