おすすめビューラーで目尻から目頭までキレイに上向きセパレート!自分に合ったビューラーを選んで満足のいく仕上がりへ
まつ毛を上向きにカールし、パッチリ目を後押ししてくれるビューラー。人形のようなクルンとまつ毛に近付けるアイテムとして、お世話になっている人が多いのではないでしょうか。
美的.comが500人を対象に行ったまつげメイクに関するアンケート調査(※1)では、65%が「ビューラー+マスカラでまつ毛のメイクを仕上げている」と回答。このアンケート結果からも、いかにビューラーが支持されているか分かりますよね。
しかし、なかには思うようなまつ毛を作れずやきもきしている人もいるのではないでしょうか。経験やテクニック不足が頭をよぎるかもしれませんが、以下の悩みがある人はもしかするとビューラーが自分に合っていないだけかもしれません。
とにかく痛い!間違えてまぶたを挟んでしまう
誤ってまつ毛の根元ではなくまぶたを挟んでしまった…。この問題を度々引き起こしてしまう人は、ビューラーのカーブが目の形に合っていない可能性があります。
目尻や目頭で起こりがち!まつ毛が立ち上がらない
とくに目尻や目頭で起こりがちな「まつ毛が上がらない」という悩みは、目の幅とビューラーの幅が合っていないのかもしれません。綺麗にセパレートしないのもこれが原因になっている可能性があります。
まさかのボリュームDOWN!まつ毛が抜けてしまう
ビューラーをするとまつ毛が抜けてしまう人は、力加減の調整ができていないのかもしれません。その他、ゴムのお手入れ不足などの理由も考えられます。
そんな悩みを解消するために、ONEcosme編集部がおすすめのビューラーをピックアップしていきます。初心者さんでも扱いやすい商品や田中みな実さん愛用の商品も紹介していくので、クルンとまつ毛になれるビューラーを一緒に探してみませんか?
(※1)美的.com調べ(https://www.biteki.com/make-up/make-up-face-catalog/248991)
自分にピッタリなビューラーはこうやって選ぶ!基本情報と一緒に確認していこう
購入するビューラーを決めかねている人は、以下を判断基準にするといいかもしれません。種類などの基本情報と一緒に、しっかり確認していきましょう。
種類から選ぶ
ビューラーは、大きく5つに分類できます。自分に合っているのはどのタイプなのか、下記でチェックしていきましょう。
オーソドックスタイプ
【メリット】
・流通数が多いから気軽に購入できる
・カールの強弱を調整しやすい
【デメリット】
・初心者さんには扱いが少し難しい
・力加減を誤るとまつ毛にダメージ
最も人気で商品の流通量も多いのが、ハサミのような形状をしたこのオーソドックスタイプです。ハンドルに親指と中指を通して人差し指で支えながら、まつ毛を挟みます。
加える力によってカールの強弱を調整できますが、つい力を入れすぎてまつ毛が途中で折れたり抜けたりしてしまいがち。
スプリングタイプ
【メリット】
・初心者さんでも扱いやすい
・バネのおかげでまつ毛の負担を軽減できる
【デメリット】
・サイズが大きく持ち運びには不向き
・人によってはバネの音が気になる
オーソドックスタイプに似ているデザインですが、スプリング(バネ)が付いているため軽く力を加えるだけでカールを作れるのが特長。力加減が難しい初心者さんでも、まつ毛を傷めず上手にカールが作れます。
ただし、一般的なビューラーよりもサイズが大きいため、持ち運びには不向きです。また、「スプリングタイプはバネの音が気になる」という意見もありました。
ホットビューラー
【メリット】
・カール力があるから下向きまつ毛でも◎
・キープ力があるから直毛でも◎
【デメリット】
・値段が高い
・まつ毛への負担が大きめ
熱の力でまつ毛をカールさせていくビューラーです。1,500~3,000円とお値段は高価なものの、カール力とキープ力には定評があります。そのため、下向きまつ毛や直毛の人でも使いやすいのが特長。
ただし、熱によるまつ毛へのダメージは免れないので、美容液などのアフターケアが必須です。
携帯用タイプ
【メリット】
・コンパクトサイズで持ち運びに便利
・500円前後で購入できる
【デメリット】
・あくまでも携帯用でカール力は弱め
片手にスッポリと収まるコンパクトな形状で、持ち運びしやすいのが特長。まつ毛を挟んで裏面にあるレバーを下げるだけの簡単仕様です。プラスチック素材で作られていることが多く、500円前後で購入できるコスパの良さも魅力。
プラスチック素材だと金属アレルギーの人でも使えるのはもちろん、機内にも持ち込めます。ただし、あくまでも携帯用なので、商品によってはしっかりカールを作るのが難しいかもしれません。
部分用タイプ
【メリット】
・気になる部分をピンポイントでカールできる
【デメリット】
・メインとの使い分けが面倒くさい
横幅が狭く、気になった部分をピンポイントでカールしてくれるビューラーです。目頭・目尻といったカールが難しい箇所だけではなく、部分逆さまつ毛にも適しています。
ただし、あくまでも部分用なので、メインで使用するビューラーとの使い分けが少々手間に感じるかもしれません。
カーブから選ぶ
「よくまぶたを挟んでしまう」「眉下にある骨に当たって痛い」という経験がある人は、ビューラーのカーブが合っていない可能性大。また、まつ毛全体を綺麗に挟めない場合も、このカーブが関係しているかもしれません。
自分にピッタリなビューラーを探すためにも、まずは鏡で目のカーブをよく確認することが大切。まぶたの上から優しく触って、目の立体感を確認するのもおすすめです。眉下骨のでっぱり具合も考慮しながら、以下を参考に選んでみてくださいね。
【カーブの深いビューラーがおすすめな人】
・目が丸くてカーブが縦方向に広い
・目に立体感がある
・眉下にある骨がしっかり出ている
・彫りが深い
【カーブの浅いビューラーがおすすめな人】
・目が横方向に広くてカーブが緩やか
・目に立体感がない
・眉下にある骨があまり出ていない
・すっきりした顔立ち
幅から選ぶ
目尻から目頭までのまつ毛を一気に挟める幅のビューラーが理想です。日本人の目幅は約3cmといわれていますが、それはあくまでも平均値。目に当たらないよう注意しながら定規やメジャーを使って測り自分の目幅に適したビューラーを選びましょう。
幅が広くて困ることは少ないため、迷ったら自分の目幅よりも若干長いものを選んでおくといいかもしれませんね。
目のタイプから選ぶ
次は、目のタイプ別におすすめの選び方を紹介していきます。二重さんと一重・奥二重さんに適しているビューラーはどのような商品なのか、みていきましょう。
二重さん
二重さんは、目の縦幅だけではなく奥行きもある人が多いので、緩やかなカーブだと目尻や目頭のまつ毛が挟めません。そのため、カーブの深いビューラーがおすすめです。目の横幅もある人はワイドタイプや海外製の商品を視野に入れると、探しやすくなりますよ。
一重・奥二重さん
一重・奥二重さんは目の横幅があって、奥行きは控えめな人が多いです。カーブが深いビューラーだとまぶたを挟んでしまう可能性が高いので、緩やかなカーブのビューラーがおすすめ。
「日本人用」「一重・奥二重の人用」「緩めのカーブ」という記載があるパッケージを基準にすると、選びやすいかもしれません。
また、まぶたのお肉を持ち上げて生え際からカールさせるためにも、まつ毛を挟むプレート部分が縦にも横にも広いものを選びましょう。
ゴムから選ぶ
硬いゴムはカール力があるものの、まつ毛の折れを招く原因に。一方柔らかいゴムはクッションの役割を果たしてまつ毛の負担を軽減できますが、カール力は控えめです。硬すぎても柔らかすぎてもデメリットが大きいので、ちょうど良い弾力のゴムが使われているビューラーを選びましょう。
ただし、どんなに大切に扱っていても使えば使うほどゴムは劣化していくので、買い替えは必須。他メーカーのゴムだとフィットしない可能性が高いため、ビューラーと一緒に替えゴムの有無を確認しておきましょう。
プレートの開き具合から選ぶ
まつ毛を挟むプレートは、開きが大きいものを選ぶのが吉。開きが小さいとまつ毛を上手く挟めず、イライラが募ったり仕上がりが汚くなったりする原因になります。グワッと大きく開いて一気に挟めるプレートを選び、まつ毛全体をカールしていきましょう。
ビューラーの上手な使い方!理想のまつ毛はこうして仕上げよう
せっかく自分にピッタリなビューラーが見付かっても、使い方を誤れば宝の持ち腐れ。次はビューラーの正しい使い方を学んで、理想のまつ毛を追求していきましょう。
顔の真下に鏡をセットして生え際を確認
まずは鏡を顔の真下にくるようセットして目線だけを下へ移し、まつ毛の生え際を確認しましょう。このときに眉毛を上げると、まぶたのお肉が持ち上がってさらに確認しやすくなります。
上フレームをまぶたの際にフィットさせて根元から立ち上げる
上フレームをまぶたの際にフィットさせながら、まつ毛の生え際部分を挟んでいきます。はさみのような形状のビューラーは、挟むときに親指を動かすと位置がズレてしまうので中指だけを動かすのがポイント。
挟んだあとは約5秒間キープして、しっかり根元から立ち上げていきましょう。
ヒジを少し上げながら中央と毛先も立ち上げる
根元が立ち上がったら、ヒジを少し上げて中央→毛先の順番で5秒間ずつ挟みながらカールさせていきます。中央と毛先は根元よりも弱い力でナチュラルに立ち上げていくとキレイに仕上がるのでおすすめです。
メイクをするときはマスカラ→ビューラーではなく、ビューラー→マスカラの順番で行いましょう。マスカラ→ビューラーの順番だとフレームやゴムが液で汚れてしまうのはもちろん、せっかく塗ったマスカラが落ちたりまつ毛にダマができたりとデメリットだらけ。
デリケートな目元に使用するメイク道具なので、衛生面から見てもあまり良くありません。
ビューラーを使ってもまつ毛が上がらない理由5選!目の形にフィットしていない以外の原因を探ろう
目の形にフィットしているビューラーを選んだのに、まつげが上がらない…。もしかするとその原因は、以下で紹介する5つが関係しているかもしれません。キュートなクルンとまつ毛を実現させるためにも、詳細をみていきましょう。
皮脂やスキンケアの油分がまつ毛に付着している
皮脂やスキンケアの油分がまつ毛に付着したままビューラーをしても、重みでどんどんまつ毛が下がってきてしまいます。そのため、綿棒やティッシュなどで油分をオフしてからビューラーをしましょう。
根元→中央→毛先の全3段階です。それ以上はまつ毛を痛めたりまつ毛が抜けたりする原因に。まぶたが厚くてまつ毛の生え際が分からないときは、空いている方の手でまぶたを持ち上げながら確認しましょう。
お手入れをサボっている
フレーム部分とゴムにアイシャドウやマスカラ液などの汚れが付いたまま、放置していませんか?こびりついた汚れはまつ毛を巻き込んでしまい、カールできないどころかまつ毛が抜ける原因になります。
使用後は除菌効果のあるウェットティッシュを使用して、清潔さを保ちましょう。
マスカラには気を配っているのに、ビューラー選びは適当に済ませてしまう人が意外と多いです。キレイな上向きセパレートまつ毛を作り上げるのはマスカラだけではなく、その土台を作り上げるビューラーの存在も非常に重要。
いずれの商品も形状は似ているかもしれませんが、どれも同じと思ったら大間違いです。編集部が仕上がりだけではなく扱いやすさにも着目して厳選した商品を、よかったらチェックしてみてくださいね。
劣化してきている
少し意外かもしれませんが、ビューラーは消耗品です。ゴムは3~6ヶ月、本体は1年ほどが買い替え時期の目安。使う頻度の多いビューラーはどうしても劣化しやすいため、以下に1つでも当てはまる場合は時期が来ていなくても買い替えを検討しましょう。
【ゴムの劣化】
・変色してきた
・亀裂が入った
・弾力がなくなった
・まつ毛がカールしなくなった
【本体の劣化】
・噛み合わせが悪くなった
・歪んできた
・グラグラしてきた
上がりにくい毛質をしている
もともとの毛質が直毛もしくは下がりまつ毛の場合、オーソドックスタイプやスプリングタイプなどの王道ビューラーだけでは立ち上がらないかもしれません。その場合は、ホットビューラーもプラスしてみましょう。
オーソドックスタイプやスプリングタイプなどで軽く立たせたあと、まつ毛を撫でるように下から上へ当てていきます。熱の力が加わるだけでもだいぶカーブしやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
マスカラや下地をつけすぎている
マスカラやマスカラ下地を付けすぎていると重みでまつ毛が下がり、すぐにカールが取れてしまいます。そのため、メイク時にマスカラや下地をたっぷり付けている人は、少し控えてみるといいかもしれません。