「すっぴんだと赤ら顔が気になる」「敏感肌で肌の赤みがなかなか消えない」
と悩んでいる方も多いでしょう。
肌の赤みは、乾燥や紫外線などさまざまな原因で起こります。誤ったスキンケアを続けてしまうと、かえって肌荒れが悪化してしまうため、アイテム選びが肝心です。
そこで、編集部が肌の赤みに効くおすすめのスキンケア商品をご紹介します。
美容医療に頼らなくても、市販のスキンケアアイテムで顔の赤みが治るかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください!
肌の赤みを消すスキンケア選びのおすすめチェックポイント!効果的な化粧水のタイプや赤ら顔の原因も解説

そもそも、肌の赤みの原因は乾燥や誤ったスキンケアをはじめ、紫外線・花粉・寒暖差・服との摩擦などさまざまです。
肌に刺激が加わったことで免疫反応が働き、炎症を早く治そうと毛細血管が広がって皮膚の血流量が増えるため、肌が赤く見えるのです。
ただし、もともと肌が薄くて血管が透き通っていることで、炎症とは関係なく赤ら顔に見える場合もあります。
肌の赤みが出やすいと言われている敏感肌の方は、皮膚のバリア機能が弱まっている可能性が高いため、スキンケアでバリア機能を高めてあげましょう◎
おすすめのスキンケアアイテムは、毎日使い続けやすく、肌全体に作用しやすい化粧水です。
肌の赤みに効果のある化粧水を塗って、炎症を鎮静化して赤みのないツヤツヤ肌を目指してください!
おすすめの化粧水の選び方は、以下の通りです。
抗炎症成分を含むアイテムを選ぼう
肌の赤みは刺激を受けて炎症を起こしているサインですので、抗炎症成分を含んでいる化粧水がおすすめです。
抗炎症成分には、グリチルリチン酸2K・グリチルレチン酸ステアリル・アラントイン・アズレン・グリチルリチン酸ジカリウムなどが挙げられます。
保湿成分が配合されているかチェック!
保湿してあげると肌がふっくらとして、毛細血管が透けて見えるのを防げることが期待できます。
そのため、保湿成分がたっぷりと入っている化粧水を選びましょう。
コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸が含有されているスキンケア商品が最適です!
テクスチャーはさっぱり?しっとり?
肌の赤み用の化粧水には、さっぱりタイプとしっとりタイプの2つのテクスチャーがあります。
赤ら顔の他に皮脂によるベタつきやニキビが気になる方はさっぱりタイプ、とにかく保湿を重視したい方はしっとりタイプがおすすめです!
肌の赤みは放っておいても治ることは期待できないので、一刻も早く消したいなら化粧水がおすすめ!
抗炎症成分のあるスキンケア商品で、透明感のある白い肌になりましょう♪
今回は肌の赤みに効くというアイテムが多いため化粧水をご紹介しますが、もちろん美容液や乳液も併用するとさらに赤みが引きやすくなります。
化粧水を使ってみて効果を実感できたら、ぜひ美容液なども追加して使ってみてくださいね◎ 【プチプラ・市販】肌の赤みをとる化粧水おすすめ3選!ドラッグストアでも買えるお手軽アイテムを発表
こちらでは、市販で買える肌の赤みに効果的なスキンケアアイテムをご紹介します。市販のスキンケアを選ぶ際は、シンプルな成分構成の商品や、パッケージに「低刺激・敏感肌用」と書かれたものを選ぶと安心です。
また、弱酸性のスキンケアアイテムは肌にやさしく、赤みが出ているときでも安心して使えます。市販の商品で手軽に肌の赤みをケアしたい方は、以下の表をチェックしてお気に入り商品を見つけてくださいね!
【肌タイプ別】肌の赤みをとる化粧水おすすめ3選!敏感肌・乾燥肌の赤ら顔を改善してくれるアイテムを発表
肌の赤みには、肌が赤くなる原因や肌の状態によってタイプを分けることができます。自分に合わないケアをすると赤みが悪化してしまうこともあるので、肌タイプ別の対策をとることが大切です。
こちらでは、肌の赤みの「タイプ別」におすすめのスキンケアをご紹介します!自分に合った商品でさらに効果的に肌の赤みをケアしましょう。
【敏感肌・アレルギータイプ】肌の赤みにおすすめ化粧水ランキング3選を発表!
特定の化粧品を使用したときや季節の変わり目に肌に赤みが出る方には、以下の表に記載した敏感肌・アレルギータイプにおすすめの商品がおすすめ。アルコール・香料・着色料・メントールなどの肌への刺激になる成分が入っていない商品や、シンプルな成分構成で、「敏感肌用」や「アレルギーテスト済み」と書いてある商品を選ぶのもポイントです。肌との相性が心配な場合は、事前にパッチテストをおこなってくださいね。
敏感肌にぴったりの化粧水はこちらの記事で詳しく解説しています。
【乾燥肌・バリア機能低下タイプ】肌の赤みにおすすめ化粧水ランキング3選を発表!
肌がかさついていて、赤みと同時にかゆみやピリピリ感が出やすい方は、肌のバリア機能が低下しているかもしれません。乾燥は肌の赤みの悪化につながるため、保湿力の高い商品を使って肌をしっかりとうるおすことが大切です。ヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどの保湿成分が含まれた化粧水がおすすめですよ。
また、保湿力の高いとろみのあるテクスチャーのアイテムや、しっとりタイプの商品もおすすめです。以下の表を参考に、自分に合う商品を見つけてくださいね。
【ニキビ肌・炎症タイプ】肌の赤みにおすすめ化粧水ランキング3選を発表!
赤ニキビがある方やニキビ跡の赤みが残っている方は、ニキビケアができる化粧水や、グリチルリチン酸2Kなどの抗炎症成分入りの化粧水がおすすめです。
また、ビタミンC誘導体やナイアシンアミドは皮脂量をコントロールしてくれるので、ニキビができやすい方におすすめの成分ですよ。以下の表を参考に、気になる商品を使ってみてくださいね!
ニキビケアにおすすめの化粧水は以下の記事でも詳しく解説しています!
【韓国】肌の赤みスキンケアのおすすめランキング!赤ら顔を鎮静する人気アイテムを紹介
こちらでは、「美容大国」として有名な韓国で人気の肌の赤みスキンケアをご紹介します!韓国のスキンケア商品では、鎮静効果のある成分や、肌荒れ防止効果のある成分を配合したアイテムが人気。
特に、ツボクサエキス(CICA)やドクダミ、ティーツリーなどの成分に注目が集まっていて、肌の赤みに悩む方にはピッタリです。以下の表をチェックして、今人気の韓国スキンケアを取り入れてみてくださいね!
肌の赤みにおすすめな韓国スキンケアアイテムとして、ツボクサエキス(CICA)を配合したシカクリームも挙げられます。以下の記事で、シカクリームのおすすめを厳選しているので、あわせてチェックしてくださいね!
【乳液】肌の赤みスキンケアのおすすめランキング!気になる頬の赤みをとる低刺激で保湿力の高いアイテムはどれ?
こちらでは、肌の赤みがある方におすすめの乳液をご紹介します!
どれも肌への刺激が少ない処方となっているので、季節の変わり目で肌がゆらいでいる方や、ニキビなどの肌トラブルで悩んでいる方でも安心して使えますよ。ぜひ参考にして、お気に入り商品を見つけてくださいね!
資生堂|IHADA(イハダ) 薬用エマルジョンは肌をしっとり保湿して刺激から守ってくれるアイテム
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敏感肌の保湿にベストな医薬部外品乳液
高精製ワセリンで保護バリアをつくり肌トラブルを予防!高コスパプチプラ乳液
資生堂 IHADA(イハダ)
薬用エマルジョン
1,760円(税込)/135ml
→公式サイトで会員になるとポイントが貯まる
商品について詳しくはこちら
資生堂のIHADA(イハダ) 薬用エマルジョンは、肌のバリア機能を保護することに特化した乳液です。高精製ワセリンを配合しているため、外部刺激から肌を守りながら必要なうるおいを逃がさず、なめらかでやわらかい肌を叶えてくれますよ。
さらに、L-グルタミン酸ナトリウムなどのアクアシナジー成分や角層エモリエント成分が角層の深いところまで浸透し、乾燥した肌にうるおいを補給してくれるほか、アラントインやグリチルリチン酸塩が肌荒れ・ニキビを防いですこやかな肌へと導いてくれます。アルコール・防腐剤・香料・着色料無添加なので、敏感肌の方でも安心して使えますよ。しっかり保湿できるのにべたつかないテクスチャーで、朝晩使えるのもうれしいですね。
第一三共ヘルスケア|ミノン アミノモイスト 薬用アクネケア ミルクは肌の炎症を抑えてくれる医薬部外品の乳液
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混合肌だけを考えて開発された乳液
肌研究50年の製薬会社開発!混合肌のバリア機能を整えニキビレス肌へ
第一三共ヘルスケア
ミノン アミノモイスト 薬用アクネケア ミルク
1,718円(税込)/100g
商品について詳しくはこちら
第一三共ヘルスケアのミノン アミノモイスト 薬用アクネケア ミルクは、肌が敏感な方におすすめしたい医薬部外品の乳液です。肌荒れ予防成分のε-アミノカプロン酸や炎症を抑えるグリチルレチン酸ステアリルを配合しているため、肌荒れを未然に防ぐだけでなく、すでにできてしまったニキビなどの炎症を抑える効果が期待できますよ。
さらに、肌の天然保湿因子に近い9種類の「保潤アミノ酸」と、うるおいと皮脂のバランスを整える「整肌アミノ酸(アスパラギン酸)」を配合し、しっとりするのに肌なじみが良く、べたつかない使い心地を実現しました。無香料・無着色・パラベンフリーでニキビになりにくい設計のため、敏感肌やニキビ肌などさまざまな肌質の方が安心して使えるのも魅力ですね。
花王|Curel(キュレル) 潤浸保湿 乳液はセラミドの力で肌荒れしにくい状態へと導いてくれる敏感肌用の乳液
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独自のセラミドで肌の内側から保湿
花王独自開発の保湿成分配合!肌の保水力をケアしバリア機能をサポートする
花王 Curel(キュレル)
キュレル 潤浸保湿 乳液
2,090円(税込)/120ml
→1回の購入ごとに人気商品のサンプルが無料でもらえる
商品について詳しくはこちら
花王のCurel(キュレル) 潤浸保湿 乳液は、繰り返す乾燥や肌荒れに悩む乾燥性敏感肌の方だけでなく、Tゾーンのベタつきと頬やあごの乾燥が混在している混合肌の方にもおすすめの乳液です。花王独自のセラミド機能成分「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」とユーカリエキスが角層のすみずみまでうるおいを届け、肌のバリア機能を修復。外的刺激による肌荒れを防いで、キメの整ったすこやかな肌に導いてくれますよ。
さらに、抗炎症有効成分アラントインが炎症や湿疹を鎮めて、肌トラブルを予防します。軽くて肌なじみの良いテクスチャーでベタつかないので、メイク前にも使いやすいのがうれしいですね。無香料・無着色・アルコールフリーで、敏感肌の方でも安心して使えます。
肌の赤み(赤ら顔)はなぜ起こる?赤みの正体と原因について解説
「なぜか顔が赤く浮き上がってくる」「化粧品を使っても顔が赤くなる」「赤くヒリヒリしてたまらない!」と、肌の赤みで悩んでいる方もいます。
そもそも肌の赤みはなぜ起こるのでしょうか?原因と正体についてまとめました。
肌の赤みの正体とは?
肌の赤みの正体は2通りあります。
1つは毛細血管の拡張(毛細血管拡張症)で、顔の毛細血管が拡張して、皮膚表面から赤く浮き上がってくる症状。鼻や頬などに細い血管が浮き出てくるような赤みが出るのが特徴です。
もう1つはニキビや乾燥、皮膚炎などの外部刺激からくる炎症によるもので、肌のバリア機能の低下によって外部からの刺激を受けたり、異物の侵入によって炎症を起こして肌が赤くなります。
肌の赤みの原因とは?赤みの原因は肌荒れ!?
肌の赤みはさまざまで、原因によって症状は異なります。ここでは代表的な症状や悩みを紹介します。
肌の赤みの原因とは?①ニキビ・肌荒れ
肌の赤みになりやすい肌トラブルでは、ニキビや肌荒れがあります。ニキビは皮脂の過剰分泌が原因で毛穴が詰まり、アクネ菌が増えることで起こります。ニキビはさまざまな症状がありますが、その中の赤ニキビは毛穴内に炎症が起こって赤くはれてきます。
肌荒れは紫外線や衣服の摩擦、寒暖差などの外的要因、ストレスやホルモンバランスの変化による内的要因によって肌が荒れてきて、顔の赤みが生じます。
肌の赤みの原因とは?②皮膚炎
皮膚炎は虫刺されや肌のかぶれなどによって皮膚に炎症を起こす症状で、多くはかゆみやはれなどを伴いながら、数日から1週間程度で症状が落ち着いてきます。
コロナ禍でマスクをつける方が増えていますが、マスクを着け続けることで肌の赤みやかぶれを起こす場合があります。
肌の赤みの原因とは?③酒さ(しゅさ)
酒さとは、顔がほてったように赤く見える症状のことで、赤ら顔とも言います。原因ははっきりとしておらず、紫外線やアルコール、過度のストレスなどによって炎症を起こすと言われています。主に中高年の方にできやすい皮膚の病気です。
肌の赤みの原因とは?④日焼け
一度にたくさんの紫外線を浴びることで、皮膚の細胞が傷ついて赤みが出ることがあります。日焼けによる赤みは日光皮膚炎とも言います。軽度では皮膚の赤みやほてり感などが生じますが、ひどい場合は痛みや水ぶくれなどが出ることがあります。
肌の赤みの原因とは?⑤加齢
肌の赤みは加齢に伴って皮膚の弾力を失い、水分が抜けて乾燥しがちになります。乾燥した肌は少しの刺激でも赤みを起こすことがあります。
肌の赤みの原因はさまざまですが、肌のバリア機能の低下によって乾燥や肌荒れが起こるとされています。肌の赤みの原因が何なのかが知りたい方は、かかりつけの皮膚科を受診し、原因を特定しましょう。
肌の赤みを放置するとどうなるの?
肌の赤みを放置すると、炎症が慢性的に起こり、色素沈着を起こす可能性があります。また、シミやしわなどの皮膚の老化にもつながります。肌の赤みがあったら早めに治療し、予防のためのスキンケアを心掛けましょう。
肌の赤み対策にスキンケア以外でおすすめの方法は?生活習慣の改善ポイント5つ
肌の赤みの根本的な改善は皮膚科による治療がおすすめです。しかし、皮膚科による治療だけでなく、自分たちで肌の赤みを改善する方法もあるんですよ。
まずは生活習慣を改善しましょう。肌の赤みに限らず、全ての肌トラブルにも言えることです。ここでは代表的な生活習慣の改善方法を紹介します。
生活習慣を改善①バランスのとれた食事
1日3食、さまざまな栄養素をバランスよく補いましょう。おすすめの栄養素はタンパク質、必須脂肪酸、食物繊維、ビタミンA・B群・C・Eです。
タンパク質は肌を作る根本的な栄養素、必須脂肪酸は肌の乾燥を防ぐ栄養素で、いずれも肉や魚などに含まれています。食物繊維は腸内環境を整える栄養素で、穀類や豆類、野菜に含まれています。ビタミンAは肌や粘膜を正常に保つ栄養素で、レバーや緑黄色野菜などに含まれています。ビタミンB群は皮膚や粘膜を健康に保つ栄養素で、うなぎや卵、納豆などに含まれています。ビタミンCとビタミンEは抗酸化作用がある栄養素で、ビタミンCでは果物や野菜、ビタミンEではアーモンドなどに含まれています。
また、糖質・脂質の多い食べ物やカフェイン、香辛料などの刺激物、アルコールは控えましょう。
生活習慣を改善②十分な睡眠
睡眠不足は肌に影響を及ぼすため、できれば8時間ほどの十分な睡眠を心掛けましょう。普通に寝るだけでなく、夜間照明を暗くしておく、ラベンダーなどのリラックス効果のある精油を使うなど、十分な睡眠ができる環境を整えておくのがおすすめです。
また、就寝1時間前はスマホやパソコンなどのブルーライトの機器は使わないようにしましょう。
生活習慣を改善③乾燥対策
エアコンなどの使用によって、思っているよりも室内は乾燥しています。室内には加湿器を使って乾燥対策を。
顔が乾燥したら保湿成分が配合したミスト化粧品を使うと肌がうるおっておすすめですよ。
生活習慣を改善④衣服のこすれや洗い残しに注意
衣服のこすれは肌に刺激を与える場合があります。毎日使用する服やタオルは肌あたりの良いもの選びましょう。
また、シャンプーや洗顔料の洗い残しにも注意しましょう。シャンプーなどの洗い残しは肌への刺激になるため、シャンプーや洗顔のときは洗い残しがないようにきちんとすすぐことが重要です。
生活習慣を改善⑤その他
外からの刺激を避けるため、毎日肌に触れるものは清潔に保ち、部屋の掃除も心がけましょう。髪が顔にあたると刺激になることがあるため、髪が長い方はすっきりとまとめると良いですよ。
たばこはあらゆる肌トラブルの原因となるため、控えるのがベター。ストレスはためず、運動などで発散するのがおすすめです。疲れがひどいときは十分な休息をとってくださいね。
肌の赤みに効くスキンケアのおすすめの選び方!肌質別の注目成分から使用感までチェック
ここで、肌の赤みがある方におすすめの失敗しない選び方を解説します。化粧品のタイプに合わせて選びましょう。
肌の赤みがある人のスキンケアの選び方①敏感肌の人は肌への刺激が少ない成分を選ぶ
敏感肌の方は化粧品の配合成分が刺激になっている可能性があります。肌の刺激になっている成分では添加物で、アルコール・香料・着色料・防腐剤・鉱物油など。これらの成分を避け、無添加処方やオーガニックコスメのものを選びましょう。
敏感肌向けのスキンケアだと、肌の刺激が少なくて使いやすくおすすめです。おすすめの成分では「セラミド」で、肌のバリア機能を強化する働きがあります。
肌の赤みがある人のスキンケアの選び方②乾燥肌の人は保湿力の高さをチェック
乾燥による赤みがある方は、高い保湿力のあるスキンケアを選びましょう。主な保湿成分は「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「スクワラン(スクワレン)」「アミノ酸」など。セラミドなどの成分はもともと人の肌に備わっている成分で、肌のハリと弾力を与えたり、角層内まで浸透する働きなどがあります。
スクワランは人間の皮脂膜を作るのに欠かせない成分で、保湿効果やバリア機能を高める働きなどがあります。
スクワランはサメの肝油から作られる動物性成分と、オリーブなどから作られる植物性成分の2種類があります。
肌の赤みがある人のスキンケアの選び方③ニキビがある人は抗炎症成分でさっぱりとケアをしよう
ニキビ・ニキビ跡による赤みがある方は抗炎症性成分をチェックしましょう。おすすめの成分では「グリチルリチン酸ジカリウム」「アラントイン」「ビタミンC誘導体」で、グリチルリチン酸ジカリウムとアラントインは炎症を鎮める作用があります。
ビタミンC誘導体は皮脂分泌を抑制する作用があるため、ニキビだけでなく、シミやくすみなどにもおすすめです。
肌の赤みがある人のスキンケアの選び方④スキンケアの使い心地もチェック
スキンケアを選ぶ際は使い心地をチェックしましょう。テクスチャーはとろみのあるタイプとさらっとしたタイプがあります。
敏感肌の方や乾燥肌の方は肌にしっかりとなじませてもちもち肌に仕上げるとろみのあるタイプがおすすめです。脂性肌の方は清涼感があり、さらっとしたさっぱりタイプがおすすめです。
また、敏感肌の方で化粧品による赤みが気になる方は、アレルギーテストなどの皮膚テスト済みのものを選び、パッチテストをして肌の状態を確かめてから使いましょう。
肌の赤みスキンケアのおすすめの手順は?今日からできる赤ら顔をカバーするメイクテクのヒントまで紹介
スキンケアを購入したら、正しいスキンケア方法をマスターしましょう。ここでは肌の赤みがある方の正しいスキンケア方法を解説します。
また、肌の赤みを隠すメイク方法についても紹介します。
肌の赤みがある人におすすめの正しいスキンケア法①洗顔
まずは32~34℃くらいのぬるま湯で手と顔を軽く洗いましょう。次に洗顔料を手や泡立てネットで泡立てます。よく泡立てた洗顔料を額・鼻・あご・両頬に置き、顔全体を包み込むように広げ、泡のクッションで転がすようにやさしく洗いましょう。
最後はぬるま湯で洗い残しがないように丁寧に洗い流し、清潔でやわらかいタオルで軽く押さえるようにふき取ります。
肌の赤みがある人におすすめの正しいスキンケア法②化粧水・乳液
洗顔が終わったら、5分以内に化粧水をつけてなじませ、乳液・クリームでうるおいを閉じ込めましょう。美容液を使う場合は化粧水の後に使います。化粧水をなじませる際はハンドプレスの方が摩擦が少なく済むため、おすすめです。
コットンを使う場合、コットンの摩擦で肌への刺激となる場合がありますが、肌へ均一にムラなくなじませることができるメリットがあります。コットンを使う際は肌あたりがやさしく、毛羽立ちにくいものを選び、化粧水を含ませたコットンは強くこすらず、肌をやさしく滑らせるようにつけて全体をなじませましょう。
肌の赤みがある方はこれまでのスキンケアを改める必要があります。化粧品に関しては手持ちのスキンケア化粧品をやめて、低刺激処方のスキンケアに変えて代えてみましょう。実際に製品を購入する際はテスターやサンプルなどで肌を確かめ、問題がなければ使用しましょう。
洗顔では強くゴシゴシこする洗い方を避け、洗顔料の泡で優しく洗います。化粧水や乳液を使う際はハンドプレスでやさしくなじませます。コットンは肌の刺激になるため、避けたほうが無難です。
また、紫外線も肌のバリア機能の低下の原因となるため、季節関係なく紫外線対策はしっかりとしておきましょう。
肌の赤みをカバーするおすすめメイク方法
肌の赤みを素早く消したい!なら、隠すメイク方法がおすすめです。方法は化粧下地を塗った後にグリーンのコントロールカラーを点置きし、指で均一にならしたら、清潔なスポンジでなじませ、最後にファンデーションを塗ります。
コントロールカラーは赤みの形状に合わせて選びましょう。グリーンはりんごのような丸い頬に、ブルーは少しくすんだ赤みに、イエローは顔全体が赤い場合に使います。
ブルーとグリーンのコントロールカラーを使う際、顔色が悪く見えてしまうため、鏡で確認しながらメイクをしましょう♪
顔の赤みを取る方法は以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね!