【20代向けのエイジングケアランキング】若々しい印象が保てる秀逸な保湿アイテムBEST5を発表
「エイジングケアアイテムは若い人が使ってもいいのかな?」「20代前半でエイジングケアは早すぎるの?」
現在20代で、今からエイジングケアをするべきかどうか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、エイジングケアは20代から始めるのが推奨されており、30代からでは遅いと考える美容専門家は少なくありません。
20代では早すぎるということはなく、20代前半・後半問わずに気になったときからエイジングケアを始めましょう!
エイジングケアは、どうして20代から始めた方がよいのでしょうか?肌は乾燥・花粉・紫外線・メイク・摩擦など、常に多くの刺激にさらされ続けています。
そういった刺激が蓄積すると、年齢とともにシワ・たるみ・シミ・くすみといったエイジングサインが現れます。
エイジングサインは30代で出始めると言われているので、20代のうちに予防としてエイジングケアをすることがすすめられているのです。
シワといった症状がまだ現れていなくても、今の美肌を少しでも長くキープするために早めにエイジングケアに取り組みましょう!
ちなみに、20代からエイジングケアを始めることを「プレエイジング」や「ファースト
エイジング」と呼ぶことがあります。
今回はプレエイジングにおすすめの化粧水と美容液を紹介するので、現在のプルプル肌を維持するために参考にしてみてください!
20代でエイジングケアアイテムを購入したいなら、以下の点に注目して選んでみましょう。
保湿成分が含まれている商品を選ぼう
シワやくすみなどのエイジングケアサインは、保湿不足による乾燥が原因で起こると言われています。
ですので、エイジングケア商品を買う場合は、保湿成分が含まれているものを選びましょう!
保湿成分には、セラミド・アミノ酸・スクワラン・ヒアルロン酸などが挙げられます。
肌の悩みに合うアイテムがおすすめ
「フェイスラインにニキビができやすくなった気がする」「目元の小さいシワを何とかしたい」など、人によっては20代のうちからエイジングサインが現れているかもしれません。
その場合は保湿に加えて、今ある悩みにアプローチできる成分が含有されているスキンケアアイテムを選ぶと◎
たとえばニキビならビタミンC誘導体、シワならニールワン、シミならトラネキサム酸などが挙げられます!
続けられる価格かどうかをチェック!
これから数か月・数年にわたり使い続けることになるので、使いたいエイジングケア商品の価格は要チェック。
商品の値段が高すぎると、今後途中で購入を断念せざるを得なくなるかもしれず、エイジングケアを諦めてしまう恐れがあるためです。
「販売価格が高いほどエイジングケア効果が高い」とは言い切れないので、自分が継続して買いやすい価格のアイテムを選びましょう!
エイジングケア商品は若い人が使っても、肌に悪影響を及ぼすことはありません。
「まだ若いから大丈夫」と油断せず、ファーストエイジングに取り組んで20代の肌をできるだけ長く保ちましょう♪
20代でエイジングケアを始めれば、30代になっても若々しい印象をキープできるかも!
今から乾燥対策や保湿ケアに取り組んで、健康的でみずみずしい肌を保ちましょう♪ 20代にエイジングケアは必要!?20代がエイジングケアを始める理由とは?
「20代の私もエイジングケアをしています!」「20代ですが、エイジングケアを始めました!」と、20代もエイジングケアをしている方が増えています。30代以上の方は「20代でエイジングケアはまだ早いんじゃないの?」「まだ若いんだし…」と疑問を持つ方もいますが、早い段階から20代がエイジングケアを考えているのには理由があります。
そこで、この章では20代でエイジングケアをする理由についてまとめます!
20代がエイジングケアを始める理由は自分に自信を持つこと!一足先早いエイジングケアでさらに若い肌を目指そう!
今は10代後半でもメイクを始める時代。メイクに加え、クレンジングを毎日するとなるとかなりの負担となります。
その昔の20代は何もしなくても普通に基礎化粧品だけのお手入れでよいとされていました。しかし、昨今の紫外線量の増加*やエアコンによる乾燥、ストレス、環境破壊、不規則な生活など、肌にダメージを与える環境にさらされています。また、スキンケアアイテムの多くがあくまで予防を目指すものであり、肌トラブルの改善を目的としたものではありません。
20代の方が将来的に30代、40代と年を重ねても自分に自信を持った若々しい肌を目指すため、早い段階でのエイジングケアを始めましょう。
*気象庁|オゾン層・紫外線の診断情報 | 紫外線の経年変化
エイジサインとは
エイジングケアを始める指標として「エイジサイン」があります。20代のエイジサインは以下の通りです。
- 肌の乾燥やごわつきが気になる
- 目元や口元に小じわがある
- ニキビができる
- そばかすが以前よりも増えた
- 肌がくすんで見える
- 肌のハリとツヤがなくなってきた気がする
20代でもエイジサインが出たらエイジングケアを!早めのケアでいつまでも若い印象に♡
20代はエイジングケアには縁がないと思っている方もいるかもしれません。しかし、10代では何もなかったとしても、20代では肌の状態が少しずつ変化し、25歳を過ぎたころからターンオーバーのサイクルが遅くなったり(または早くなったり)、肌のハリとツヤの減少、大人ニキビやそばかすの増加などが起こります。
先ほど紹介したエイジサインの6つのうちのいずれかに当てはまったら、エイジングケアを始めましょう。
20代のうちにやっておくべきエイジングケアは?早めのエイジングケアでツヤ肌美人に!
「では、エイジングケアはどうしたらいいの?」「何から始めたらいい?」という方たちもいます。ここでは20代のうちにやっておくべきエイジングケアを紹介します。
早めのエイジングケアで、年を重ねたツヤ肌美人を目指しましょう♪
20代のエイジングケア方法①基本のスキンケアを徹底する
エイジングケアは年齢に応じたケアのこと。30代、40代以降の方が行うケアを20代がするイメージを思い浮かびますが、そうとは限りません。わざわざエイジングケアの化粧品を買っても、肝心の基本のスキンケア法が怠ってしまうと意味がありません。
20代のエイジングケア方法ではまずは基本のスキンケアを徹底していきましょう。
基本のスキンケア①クレンジング・洗顔
基本のスキンケアで最初に始めるのが、クレンジング・洗顔です。
クレンジングは基本夜に行いますが、場合によっては朝に行うことも。使用方法はあらかじめ洗った清潔な手に、商品に記載されている使用量(500円玉くらい)のクレンジング剤を手に取り、短時間で手の平全体を使ってやさしく洗いましょう。最後はクレンジング剤を残さずすすぎ、タオルで水分をやさしく拭きとります。注意事項としては、クレンジング剤を使う際は力を入れてゴシゴシ洗わない、長時間肌にのせてパックをしないようにしましょう。
クレンジング剤はオイル・クリーム・シート・ジェル・リキッド・ミルク・バームがあり、選択肢も増えてきました。20代前半にはリキッドクレンジングがおすすめです。リキッドクレンジングは油分が少なく、さらっとしたテクスチャーが特徴です。しかも洗浄力が高く、洗い上がりがさっぱりしています。
20代後半におすすめのクレンジング剤は以下の通りです。
- 水性のジェルクレンジング
- クリームクレンジング
- ミルククレンジング
- バームクレンジング
水性のジェルクレンジングは油性のジェルクレンジングに比べてメイクを落とす力が低くなりますが、肌への刺激が少なく優しい洗い心地です。マツエクをしている場合はオイルフリーの水性ジェルクレンジングだとマツエクを傷めずに使えますよ。
クリームクレンジングとミルククレンジングはナチュラルメイクでも十分にメイクオフできて肌への負担が少ないため、乾燥肌の方や敏感肌の方におすすめです。バームクレンジングのテクスチャーは固形ですが、手にのせるとオイル状に変わります。洗い上がりがさっぱりとしており、20代の方にはおすすめです。いずれも肌にやさしいものを選び、メイクの濃度に合わせて使い分けましょう。
次は洗顔です。洗顔は朝夜問わず行います。使用方法はあらかじめ洗った清潔な手に、商品に記載されている使用量(500円玉くらい)の洗顔料を手に取り、手または泡立てネットで泡を作り、洗顔料の泡を転がすようにやさしく洗いましょう。最後は洗顔料を残さずすすぎ、タオルで水分をやさしく拭きとります。注意事項としては、クレンジングと同様にこすって洗うのは絶対にやめましょう。洗顔・クレンジングの水の温度は32~34℃くらいのぬるま湯を使います。40℃前後の熱いお湯は肌に必要なうるおい成分を洗い流してしまう恐れがあるため、必ずぬるま湯で洗いましょう。
洗顔料の選び方は肌の状態で選びましょう。脂性肌や混合肌の方は洗浄力が高くてさっぱりとしているものを、乾燥肌や敏感肌の方は洗浄力がマイルドで保湿成分(グリセリン、BG、ヒアルロン酸など)が配合されているものがおすすめです。
基本のスキンケア②化粧水
次は化粧水です。順番としては洗顔の後に使います。使い方はパッケージに記載してある適量(100~500円玉程度)を手に取り、ハンドプレスでやさしくなじませます。コットンを使う際は適量をコットンに湿らせ、こすらずにやさしく滑らせて全体をなじませます。
化粧水の選び方は以下の通りです。
1つ目は乾燥肌や普通肌などの肌質またはニキビや美白、毛穴などの肌悩みに合わせて選びましょう。2つ目は保湿成分が配合したものを。おすすめの保湿成分では「セラミド」「アミノ酸」「スクワラン」などで、保湿成分が入っていると肌にうるおいを与えて、肌老化を予防する効果が期待されます。このほか使用感や香り、価格など総合的に判断して、使いやすい化粧水を選びましょう。
基本のスキンケア③美容液
美容液は肌悩みを予防する目的で使うもの。商品ごとに特徴的なプラスアルファの美容効果を得ることで、それぞれの肌悩みに効果的にアプローチできます。使い方は美容液の種類によって異なりますが、化粧水の後につけます。パッケージに記載してある適量を手に取り、顔全体をやさしくなじませます。シミやニキビなどの気になる部分は重ね付けをします。
20代におすすめの美容液はさまざまな種類がありますが、代表的なものでは以下の通りです。
- 保湿美容液
- 肌荒れ改善美容液
- ハリ・弾力美容液
- 美白美容液
保湿美容液は肌の乾燥が気になる方におすすめです。代表的な成分では「ヒアルロン酸」「アミノ酸」「セラミド」「コラーゲン」など。メーカー独自の保湿成分を配合しているものもあるので、選ぶ際はチェックしましょう。
肌荒れ改善美容液は肌荒れを予防したい方におすすめです。グリチルリチン酸ジカリウムやサリチル酸など、殺菌作用や抗炎症作用がある成分のものを選ぶとよいでしょう。
肌のハリや弾力が気になる方はハリ・弾力美容液を選びましょう。代表的な成分では「レチノール」「アスタキサンチン」など。これらの成分が配合された美容液を使うことで、肌の引き締め効果が期待されます。
シミ・そばかすが気になる方は美白美容液がおすすめです。代表的な成分では「ビタミンC誘導体」「カモミラET」「トラネキサム酸」など。これらの成分がメラニンの生成を抑えて、日焼けによるシミ・そばかすを防ぎます。選ぶ際は必ず「医薬部外品」の美白美容液を選びましょう。
基本のスキンケア④乳液・クリーム
乳液とクリームは化粧水・美容液の最後に使います。乳液とクリームは人工的な皮脂膜の役割を果たし、うるおいをキープするエモリエント効果があります。乳液の場合は朝夜ともに使いますが、クリームの場合は基本夜に使います。使い方はパッケージに記載してある適量を手に取り、ハンドプレスで顔全体をなじませて、うるおいを閉じ込めます。
乳液を選ぶ際は普通肌、乾燥肌などの肌質、保湿目的やUVタイプなどの種類、年代を基準に選びましょう。クリームの選び方は保湿成分が配合されているか、使用感を確かめてみて、自分の好みに合うクリームを選びましょう。
スペシャルケアは週に1度行うスキンケアのこと。代表的なものではマスク・パック、マッサージクリーム、毛穴引き締めに使う収れん化粧水、ビーリングに使うピーリング化粧品などがあります。
いつものスキンケアにプラスアルファの肌美人になりたい方は一度試してみてくださいね。
20代のエイジングケア方法②紫外線対策を徹底する
肌の老化はさまざまな原因がありますが、その中の紫外線は肌の老化の8割といわれています。紫外線を毎日浴びるとシミやそばかすが濃くなったり、しわ・たるみなどの原因になります。
紫外線は季節問わず降り注ぐため、年間を通して紫外線対策が必要になります。自分でできる紫外線対策は毎日日焼け止めを塗ることと、帽子や日傘、サングラスなどの紫外線対策アイテムを活用して紫外線を予防しましょう。
20代のエイジングケア方法③肌悩みを放置しない
20代は目立った肌トラブルが少なく、スキンケアをおろそかにするケースが少なくありません。肌悩みに気づいたら、すぐにケアすることをおすすめします。また、ニキビや肌荒れなどが気になる方はかかりつけの皮膚科に相談するのもよいでしょう。
20代のエイジングケア方法④運動の習慣をつける
10代は学校の体育や部活で運動をする機会がありますが、20代になると運動をする機会が減ってきます。20代のエイジングケアで運動は必要ないと思うかもしれませんが、実は運動はアンチエイジングと深い関係があります。
運動とアンチエイジングの効果は以下の通りです。
- ホルモンの分泌が増える
- 代謝アップ
- 筋力アップ
- 健康維持
- 姿勢改善
- 排出・血行サイクルの改善
- たるみ解消
運動をすることで成長ホルモンなどの分泌やデトックス効果、筋力アップなどにつながります。また、運動不足によって、将来的には高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクも高まります。
運動の種類は筋トレや水泳、ヨガ、ボクシングなどのジム・スタジオに通う方もいますが、ウォーキングやジョギング、ストレッチなどはおうちでもできる運動です。運動の頻度は1日に30分、週に6回がベストですが、難しい方は空き時間を利用して運動するのもよいでしょう。また、日常の家事や通勤・通学時間を毎日1駅分歩く、なるべく階段を使うことも毎日の運動につながりますので、まずはできる範囲で運動に挑戦してみましょう。
20代のエイジングケア方法⑤バランスの取れた食生活
20代の食生活は甘いものや油物ばかり食べる、お酒を飲む機会が増えてきます。20代のエイジングケアで意識したいのは、甘いお菓子や揚げ物類、外食、アルコールなどの偏った食生活を控えて、1日3食バランスのとれた食生活を実践しましょう。
積極的に摂取したい食品は以下の通りです。
- 肉・魚・卵
- 大豆・大豆製品
- ナッツ類
- 野菜・きのこ・海藻類
肉・魚・卵・大豆・大豆製品はタンパク質が含まれており、肌を作る根本的な栄養素です。肉などの動物性たんぱく質にはアミノ酸が含まれており、アンチエイジングに効果的と言われています。大豆に含まれている植物性たんぱく質はイソフラボンが含まれており、抗酸化作用や女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た性質を持っています。
ナッツ類にはミネラルやビタミンEなどが含まれており、野菜やきのこ類、海藻類にはアンチエイジングに必要なビタミンA・C・E、ミネラルが含まれています。ビタミンAは肌や粘膜を清浄に保つ作用が、ビタミンCはコラーゲンの生成を助けてくれる作用があり、ビタミンEは抗酸化作用があります。ミネラルは肌や髪に栄養を与える効果があると言われています。
20代のエイジングケア方法⑥質の良い睡眠
20代のエイジングケアで重要なものの一つに、「質の良い睡眠」があります。睡眠をとることによって、成長ホルモンの分泌が盛んになり、食事でとった栄養を吸収して、細胞が活性化する働きがあります。肌のゴールデンタイムと言われている夜の10時から深夜の2時の時間帯に寝るように言われていますが、成長ホルモンの分泌は睡眠直後の約3時間、ノンレム睡眠とレム睡眠を合わせた約90分がセット。睡眠の最初の90分が大事です。
質の良い睡眠をするためには就寝前の工夫が大切で、寝る際は夜間照明を暗くすること、寝る前にカフェインを含んだ飲み物を飲まない、スマホやパソコン、テレビなどのブルーライトの機器は使わないようにしましょう。
20代のエイジングケアにおすすめの成分は?本格アプローチで肌悩みのないお肌に♡
ここで、20代のエイジングケアにおすすめの成分を解説します。肌悩みによってアプローチする成分が異なりますので、それぞれの肌悩みの成分を理解して、さらに10歳若い肌を目指しましょう♪
20代エイジングケアにおすすめの成分①シミ・しわ対策
シミやしわは将来的にやってくる肌悩みの一つです。20代で早めにケアをして、シミのない透明感のある美肌を目指しましょう。
代表する成分として「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」「コラーゲン」「レチノール」の4つを解説します。
シミ・しわにおすすめの成分①トラネキサム酸
トラネキサム酸は人工的に作られたアミノ酸の一つで、医薬品では肝斑の治療や止血作用、炎症を抑える作用として広く使われています。化粧品としてのトラネキサム酸は、医薬部外品の美白・肌荒れ化粧品のみ効果が認められています。
皮膚が強い紫外線を浴びると、メラニンを作るメラノサイトが活性化させて、メラニンを作るよう指令を出す伝達物質が送られてきます。トラネキサム酸は伝達物質の一つのプラスミンをブロックして、メラノサイトに届かないようにする働きがあります。また、肌の炎症を鎮める作用もあり、肌荒れにも使われています。
シミ・しわにおすすめの成分②ナイアシンアミド
ナイアシンアミドはビタミンB群の一つのビタミンB3(ナイアシン)の一つで、ニコチンアミド、ニコチン酸アミドとも言います。ナイアシンアミドは美白としわ改善の両方で、医薬部外品の有効成分として認められています。
美白ではメラニン周りの細胞の引き渡しを抑える作用が、しわ改善では線維芽細胞に働きかけてコラーゲンを作ることで、しわ改善の効果が期待されます。また、肌のバリア機能を高める効果や消炎作用などの働きもあります。
シミ・しわにおすすめの成分③コラーゲン
コラーゲンはたんぱく質の一種で、人の皮膚や骨、血管など、体のあらゆる組織を構成しています。
成分としてのコラーゲンでは水溶性コラーゲンと加水分解コラーゲンの2種類があり、水溶性コラーゲンは肌の表面上で水分の蒸発を防ぐ力があります。一方の加水分解コラーゲンは角層内まで浸透し、角層の水分を保つ効果があるほか、肌のハリや弾力を高める効果があります。
シミ・しわにおすすめの成分④レチノール
レチノールはビタミンAの一種。しかし、熱や光、酸素に弱いため、他の構造をつけて安定させたものが使われています。レチノール(レチノール誘導体)はしわ改善として、医薬部外品の有効成分として認められています。
表皮にあるヒアルロン酸の生成を促進し、真皮にあるコラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、しわの改善の効果が期待されます。このほか、肌荒れの改善やニキビ・ニキビ跡の改善などの作用があります。
20代エイジングケアにおすすめの成分②乾燥対策
乾燥肌や乾燥に悩んでいる方は乾燥対策の成分を選んで、乾燥しらずのもちもち美肌を目指しましょう♪
代表的な成分として「セラミド」「ヒアルロン酸」について解説します。
乾燥対策におすすめの成分①セラミド
セラミドはもともと肌に備わっている成分。角層内部の水分をしっかりとはさみとどめる性質を持ち、水と油がミルフィーユ状に交互に重なり合う「ラメラ構造」という独特な構造を作ります。
化学物質などの皮膚内への侵入や肌内部の水分が外に出て蒸発することを防ぐバリア機能を強化する働きがあります。セラミドを補うことで、角層内のラメラ構造を補修し、乾燥肌や敏感肌を改善する効果が期待されます。
乾燥対策におすすめの成分②ヒアルロン酸
ヒアルロン酸はもともと肌に備わっている成分で、ねばねばしているのが特徴です。ヒアルロン酸はたった1gで2~6Lの水分を抱え込むことができる保湿成分です。
ヒアルロン酸の量が減るとハリと弾力が低下し、乾燥肌やしわなどの原因になります。ヒアルロン酸を補うことで、肌の角層にとどまり、たくさんの水分と結びついて抱え込んで、肌の乾燥を防ぐ効果が期待されます。
20代エイジングケアにおすすめの成分③毛穴・ニキビ対策
毛穴やニキビが気になる方は毛穴・ニキビ対策の成分を知って、毛穴レス・ニキビレスな肌を目指しましょう。
ここでは代表的な成分として、「ビタミンC誘導体」「グリチルリチン酸ジカリウム」を解説します。
毛穴・ニキビにおすすめの成分①ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体はビタミンCの弱点を改良した成分。ビタミンC自体は非常に不安定なため、化粧品に入れてもすぐに酸化してしまい、肌への効果が期待できません。ビタミンCを補うために吸収を助ける成分をくっつけて安定化させたのがビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体が炎症を抑えてニキビを防ぎ、毛穴を引き締めて、皮脂の酸化を抑える働きがあります。毛穴・ニキビだけでなく、美白やくすみ、ハリ・弾力などの効果があるため、万能な美容成分といえます。
毛穴・ニキビにおすすめの成分②グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)はマメ科の植物である甘草の根や茎から抽出したものにカリウムを結合させた成分です。
グリチルリチン酸ジカリウムは炎症を悪化させる物質をブロックして炎症を抑えたり、アレルギーを防いだりする効果が期待できるため、ニキビや肌荒れの予防におすすめです。