ツル肌&なめらか肌を手に入れる!ピーリングジェルBEST5を徹底解説!
「肌がくすんで疲れた顔に見えちゃう…」
「肌がゴワゴワして化粧のノリが悪い…」
お肌の調子が悪いとメイクもうまくいかず、気持ちも下がってしまいますよね。
私たちのお肌は、日ごろから紫外線の影響や乾燥した空気にさらされています。また、摩擦や血行不良などさまざまなストレスを受けることで、肌のくすみやゴワゴワが引き起こされてしまうことがあります。
そこで活躍するのが、ピーリングジェルです。ピーリング(peeling)とは英語で「皮をむく」という意味。肌ケアのピーリングは肌の表面にある古い角質を落とすことを目的としています。ピーリングジェルを使うと肌がツルッとするので、まさに古い皮がはがれて生まれ変わったような感覚を覚えるかもしれません。
ピーリングジェルにはいろいろな種類があるので、何を基準に選べばいいのか迷ってしまうという方も多いでしょう。自分の肌のコンディションや肌質も考えて選ぶことで、より高いピーリング効果を体感することができます。
ではここからは、ピーリングジェルを選ぶためのポイントを見ていきましょう!
敏感肌タイプさんは、肌への刺激が少ない成分で選ぶ!
お肌が弱い方には、ピーリング成分としてAHA(フルーツ酸)やPHA(ポリヒドロキシ酸)が配合されたものがオススメです。
AHAは果物由来のクエン酸・リンゴ酸・グリコール酸・乳酸などを含み、古い角質をやさしく取り除いてくれます。次世代ピーリング成分として注目されているPHAは、保湿力と抗酸化力がありAHAよりも刺激が少ないのが特徴です。
ニキビ肌や毛穴の汚れが気になる方は、皮脂を溶かす成分で選ぶ!
毛穴に詰まった汚れや角質には、BHA(サリチル酸)配合がオススメです。
油溶性で皮脂を溶かしながら毛穴の奥に浸透し、高いピーリング効果を発揮します。
AHAやPHAに比べると強い成分となりますので、どちらかというと肌が強い方に向いています。
洗い上がりの乾燥が気になる方は、保湿成分で選ぶ!
乾燥肌の方や部分的に乾燥が気になる方は、洗い上がりのつっぱりが気になるかもしれません。保湿を重視したアイテムを選ぶようにしましょう。
ヒアルロン酸・コラーゲン・スクワランなどの保湿成分が含まれているかをチェック!さらに、化粧水・乳液・クリームでしっかり保湿をしてくださいね。
どんなに機能性にすぐれたメイク用品があっても、ベースとなる肌が整っていなければ美しく仕上げることはできません。そのためにもピーリングジェルで、くすみやゴワつきの原因となる、不要な角質や毛穴汚れを取り除く習慣を取り入れたいですね!
くすんだお肌は老け見えの原因にもなるため、日ごろから早めにケアしていきましょう!
ピーリングジェルの中には、お風呂で使用できるタイプもあります。
バスタイムは蒸気で毛穴が開きやすくなっているため、ピーリングジェルを使うタイミングとしてオススメです。
お風呂でリラックスしながら肌ケアすると、気分もアガりそうですね! ピーリングジェルは効果ない?ピーリングジェルの効果について解説
毛穴の解消やニキビ予防などで「ピーリングジェル」を使っている方が増えています。しかし、「ピーリングジェルって効果ないでしょ?」「どれも同じじゃないの?」って思っている方がいます。
ここではピーリングジェルとその効果についてまとめましたので、まずはピーリングジェルについて見てみましょう。
ピーリングジェルとはジェルをなじませることで、角質がポロポロ取れる!
ピーリングジェルの「ピーリング」とは、「はがす」という意味。ピーリング成分が配合されたジェルを転がすことで、その中のゲル化剤が固まる際に一部の不要な角質が巻き取られる仕組みとなっています。
ピーリングジェルを使うことで、通常のクレンジング・洗顔では落ちない汚れをオフし、角質を取り除き、使用後はつるんとした肌に。ピーリングジェルはいつもの洗顔で汚れが落ちない、毛穴の黒ずみやくすみが気になる方におすすめです。
ピーリングジェルの効果はスキンケアが浸透しやすくなるなどいいことづくめ!
ピーリングジェルの効果は「ニキビ跡が残りにくくなる」「毛穴が詰まりにくくなる」「スキンケアが浸透しやすくなる」「化粧ノリがよくなる」の4点。それぞれの効果を解説します。
ピーリングジェルの効果①ニキビ跡が残りにくくなる
ピーリングジェルを使うことで、肌の表面の角質をやさしく除去するとともに新しい角質の代謝を促進し、ニキビ跡が残りにくくなる効果が期待されます。
しかし、ニキビ跡を完全に消すことはできません。あくまでもニキビ跡(赤み・色素沈着)を目立ちにくくする目的でしか使うことができないことを念頭に置きましょう。
ピーリングジェルの効果②毛穴が詰まりにくくなる
ピーリングジェルを肌になじませるとジェルの水分が少なくなり、ポロポロとしたカスが出てきます。ピーリングジェルを顔全体になじませることで、皮脂汚れや古くなった角質をからめ取り、毛穴に詰まりやすい汚れを除去してくれます。小鼻周りやTゾーンのざらつきが気になる方におすすめです。
ピーリングジェルの効果③スキンケアが浸透しやすくなる
ピーリングジェルを使うことによって、古くなった角質を除去し、スキンケアが角層まで浸透しやすくなります。肌に保湿成分を補い、角層に水分が満たされるようになると、ターンオーバーが整い、肌の弾力がよくなる効果が期待されます。
ピーリングジェルの効果④化粧ノリがよくなる
ピーリングジェルは古くなった角質を除去し、スキンケアが角層まで浸透しやすくなるため、化粧ノリがよくなる効果も期待されます。週に1度にピーリングジェルを使うことで、肌のトーンアップが期待できます。
化粧ノリがよくなれば、ファンデの肌なじみがよくなり、コンシーラーやコントロールカラーの使用も少なくなってきますよ。
ピーリングジェルのメリット・デメリットを理解して毛穴レスの肌へ!
使うことで毛穴が詰まりにくくなり、スキンケアが浸透しやすいピーリングジェルですが、メリットとデメリットがあります。特に肌が弱い人が使うと思わぬ肌トラブルにも。
ピーリングジェルの購入を検討している方はピーリングジェルのメリット・デメリットを理解して、毛穴知らずの肌を目指しましょう。
ピーリングジェルのメリットは毛穴が詰まりにくくなり、スキンケアも浸透
ピーリングジェルのメリットは古くなった角質を取り除くことでスキンケアが浸透しやすくなり、肌のターンオーバーを整う効果が期待されます。毛穴に詰まりやすい汚れを除去することで毛穴詰まりが減ってきます。使うたびに肌の色のくすみも減っていき、化粧ノリの効果も期待されますよ。
ピーリングジェルのデメリットは肌荒れを起こしやすくなることも
ピーリングジェルのデメリットは肌荒れを起こす可能性があること。ピーリングジェルを使うことで、汚れや不要な角質を除去しますが、必要な角質まで取れてしまう恐れがあります。その結果、肌の乾燥や紫外線の影響を受けやすくなり、シミや肝斑の原因にもなります。
また、摩擦によって肌を傷めるため、敏感肌の方やひどい乾燥肌の方にはおすすめできません。なお、ピーリングジェルは長時間・長期間の使用は推奨されていません。
ピーリングジェルは成分の濃度が低いため、1回の使用では十分な変化を実感しにくいことがあります。中には角質を除去する成分が配合されていない製品もあるため、市販のピーリングジェルを選ぶ際は配合されている成分を確認しましょう。
【失敗しない】ピーリングジェルの選び方!配合成分やテクスチャーを知って、ピーリングを始めよう!
ピーリングジェルの効果やメリット・デメリットはわかったけど、「ピーリングジェルは何を選んだらいいかわからない」って思っている方もいます。
ここではピーリングジェルの選び方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ピーリングジェルの選び方①成分で選ぶ
ピーリングジェルは古い角質を除去する成分が配合されています。ここでは代表的な成分「BHA」「AHA」「PHA」の3つについて解説します。
非常に強いピーリング効果のBHA(サリチル酸)
BHAとは、ベータ(β)ヒドロキシ酸の略称で、「サリチル酸」のことをいいます。サリチル酸は殺菌・防腐効果があるため、医薬品や化粧品に使われています。医薬品ではウオノメやタコの治療薬など、化粧品ではニキビ予防の化粧品(医薬部外品)に用いられています。
サリチル酸は非常に強いピーリング効果があり、汚れや角質を除去する効果が期待されます。
果物由来のピーリング成分AHA(フルーツ酸)
AHAはアルファ(α)ヒドロキシ酸の略称で、フルーツ酸のことをいいます。フルーツ酸はグリコール酸、リンゴ酸、クエン酸などの種類があります。
フルーツ酸が古い角層のターンオーバーを促進し、肌をなめらかに整えてくれる効果が期待されます。
肌にやさしい次世代のAHA!PHA(ポリヒドロキシ酸)
PHAはポリヒドロキシ酸のこと。アメリカのネオストラータ社が開発し、特許を取得した成分で、「次世代のAHA」とも言います。
AHAと同様に古い角層のターンオーバーのサイクルを整い、刺激が少ないとされています。抗酸化作用と保湿力があるため、乾燥肌の方や敏感肌の方におすすめです。
市販のピーリングジェルに配合されている成分は医療機関のピーリングに比べて配合量が決められています。
特にサリチル酸はピーリング効果が非常に強く、酸が皮膚の深い部分まで浸透し、血液中に吸収されてしまうことがわかっており、炎症などを引き起こす恐れがあります。そのため、市販のピーリングジェルの配合量が0.2%以下に制限されています。
(参考:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/keshouhin-standard.pdf)
化粧品やエステサロンでは、肌の状態をよくするなどのレベルでのごく浅いピーリングのみで使用が可能です。
ピーリングジェルの選び方②保湿成分をチェック
ピーリングジェルを使うと余分な角質を取る効果がありますが、肌に必要な成分まで奪い取ってしまう恐れがあります。ピーリングジェルを選ぶ際は保湿成分をチェックしましょう。
ピーリングジェルに含まれている主な保湿成分は「グリセリン」「DPG」「ハチミツ」など。保湿成分を与えることで、肌の刺激や乾燥を和らげてくれる効果が期待されます。
ピーリングジェルの選び方③テクスチャーで選ぶ
ピーリングジェルを選ぶ際はテスクチャーもチェック。テクスチャーは「水っぽいジェル」「ゆるいジェル」「程よい固さのジェル」の3種類があります。
水っぽいジェルは顔につけると垂れやすく、ゆるいジェルは液だれがしやすく、摩擦を起こす恐れがあります。程よい固さのジェルは液だれがしにくく、肌あたりもやわらかいため、摩擦も軽減してくれます。
ピーリングジェルの選び方④お風呂で使えるものもチェック
ピーリングジェルは夜に使うのが基本ですので、お風呂に入るときに使いたい方もいます。ピーリングジェルは「水気をオフして使用するタイプ」「濡れた手で使えるタイプ」の2種類があります。
その中で「濡れた手で使えるタイプ」はお風呂場でも気軽に使うことができます。お風呂で使いたい場合、パッケージには「塗れた手で使える」と記載された商品を確認しましょう。
ピーリングジェルの使い方!効果的に使ってタマゴ肌を目指そう♪
ここでピーリングジェルの使い方について解説します。ピーリングジェルは忙しい朝に使うことはありませんので、基本夜に使います。週に1度を目安に効果的に使って、つるんとしたタマゴ肌を目指しましょう♪
ピーリングジェルの使い方①まずは洗顔
ピーリングジェルを使う前にまずは洗顔をしましょう。洗った手に洗顔料を手に取り、手または泡立てネットで泡立て、泡を転がすようにやさしく洗います。最後は32~34℃のぬるま湯で洗顔料が残らないようすすぎます。すすいだら、タオルでやさしく水気をふき取ります。
メイクや日焼け止めをつけている場合は洗顔の前にクレンジングもしておきましょう。
ピーリングジェルの使い方②ピーリングジェルを肌になじませる
洗顔が終わったらピーリングジェルを使います。手のひらにさくらんぼ2粒大の適量を取り、Tゾーン、Uゾーン、頬の順になじませます。小鼻周りは残ったジェルを使ってなじませましょう。
ジェルを肌になじませることにより、ジェルのカスがポロポロ取れてきますよ!
ピーリングジェルの使い方③最後はしっかりすすぐ
ピーリングジェルをなじませた後はぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。小鼻周りやおでこの生えぎわあたりは入念に洗います。最後はタオルで水気をとるようにやさしくふき取りましょう。
ピーリングジェルの使い方④使用後はしっかりと保湿する
ピーリングジェル使用後は化粧水で顔全体をなじませ、乳液・クリームをつけて、しっかりと保湿しましょう。
ピーリングジェル使用後は新しい角質がむき出しになっている状態です。保湿を行うことで肌トラブルが最小限に抑えられ、ピーリング後の乾燥を防ぎます。
ピーリング後は紫外線の影響を受けやすくなりますので、日中は紫外線対策を忘れずにしておきましょう。