うるおいキープしながらお肌の汚れを落とす!乾燥肌にも安心の洗顔料を徹底解説!

「顔を洗うと肌がつっぱる感じがする」
「洗顔後、目元や口元がヒリヒリしてしまうことがある」
乾燥肌の方は、こんなお悩みを抱えがちかもしれません。
一時的な肌荒れであれば皮膚科に行って相談することも必要ですが、続いているようであれば肌ケアの方法を変える必要があるでしょう。
とはいえ・・・洗顔後に化粧水でうるおいを与え、乳液でフタをする。このステップをきちんとしているのであれば、どこを見直したらいいのか迷ってしまうかもしれません。
乾燥肌の方に、まず見直していただきたいのが洗顔です。洗顔は肌の汚れや酸化した皮脂を取り除くステップですが、ここで使用する洗顔料の刺激が強いと、肌トラブルを引き起こしやすくなるからです。
乾燥肌を意識して開発された洗顔料なら、保湿力が高く肌にやさしい成分を配合しているため安心して使うことができます。洗い上がりのつっぱり感がなくうるおいもキープされるので、肌への負担が軽くなるのもうれしいですね♪
そもそも乾燥肌とは、肌の水分や皮脂が不足してしまいがちな状態のこと。肌の表面にうるおいがなく、肌トラブルを起こしやすいのが特徴です。
洗顔で肌の汚れや酸化した皮脂を落とすことは必要ですが、洗顔料の洗浄力が強すぎると、水分や皮脂を取りすぎてしまいます。だからこそ、乾燥肌向けの洗顔料を使い、お肌をやさしく清潔に洗い上げることが大切です。
お肌の汚れをしっかり落としつつ、うるおいはキープされるため、肌トラブルが起きにくくなります。また、シワなどを防ぐことにもつながります。
ではここからは、敏感肌向けの洗顔料の選び方のポイントをお伝えしていきますね!
「乾燥肌用」の表示をチェック!
一番分かりやすいのが、パッケージに「乾燥肌用」「敏感肌向け」と書かれているアイテムです。乾燥肌や肌の弱い方の特性を考え抜いて開発されたアイテムなので、信頼性も高く安心感があります。
また、パラベンフリー・アルコールフリー・石油系界面活性剤不使用といった表示のあるものは、肌への刺激が少ないものになります。ぜひ確認してくださいね!
保湿成分をチェック!
乾燥対策にはやっぱり保湿がいちばん!アイテムの成分表に記載されている保湿成分を、しっかり確認するようにしましょう。
セラミド・ヒアルロン酸・グリセリン・スクワランなどの他、植物エキスなどが配合されているものがおすすめです。成分表は配合量の多いものから表記されていますので、あわせてチェックしてくださいね。
使い心地をチェック!
毎日使う洗顔料だからこそ、使い心地は大切です。肌への負担を考えると、摩擦の少ないものを選びたいところ。
洗顔料が泡で出てくるタイプや、泡立ちがしっかりしているものは時短にもなりますね。また、毛穴汚れやニキビが気になる方は、古い角質をオフしてくれるクレイ配合のアイテムがおすすめです。
「マイルドな洗顔料は、洗い上がりがスッキリしなくて苦手」という方もいらっしゃるかもしれません。洗浄力の強いアイテムに慣れてしまっていると、汚れが落ちていないのでは?と不安になる方もいるようです。
乾燥肌向けの洗顔料は、洗浄力と保湿力のバランスが整っていますので、安心して使用してください。毎日使う洗顔料だからこそ、過度に水分や皮脂が奪われないアイテムを使うことが大切です。
また、お肌のうるおいは年齢を重ねるごとに不足しがちになります。カサつきが気になり始めたら、乾燥肌向けの洗顔料でうるおいを重視したスキンケアを心がけるようにしたいですね◎
乾燥肌の方は、洗顔料などのスキンケアアイテムに気を配ることも大切ですが、身体の内側からのアプローチにも気を配りたいところ。
お肌の乾燥を防ぐためには、1日に2リットル程度の水分を補給しましょう!
とはいえ、お水を2リットル飲み続ける生活というのも、なかなか難しいかもしれません。まずは、次のことを心がけてみてくださいね。
・白湯や常温の水がベスト。身近なところに置いてこまめに水分補給を。
・ジュースを飲むならビタミンが豊富なものを。果汁100%がおすすめ。
・ハーブティーや生姜湯は乾燥肌に効果的。
・コーヒー・紅茶・緑茶など、カフェインが含まれているものは控えめに。 乾燥肌は洗顔しない方がいいの?乾燥肌の原因から解消法まで徹底解説!
「乾燥肌は洗顔しない方がいいの?」
「洗顔後に肌がつっぱるのはなぜ?」
など、乾燥肌と洗顔にまつわる数々の疑問。間違った洗顔を続けていると、乾燥肌がさらに悪化してしまう可能性があります。
そこでまずは、乾燥肌の原因や解消法といった基本的な知識をご紹介していきます。
結論を先に述べると、乾燥肌だからといって洗顔しないのはNG!正しい洗顔とスキンケアを知り、健やかな肌を目指しましょう♪
そもそも乾燥肌の原因って?乾燥肌の特徴や種類をご紹介
乾燥肌は、肌の水分・皮脂が不足した状態に陥っています。触るとカサカサしていて肌荒れしやすく、化粧ノリの悪さが気になることが多いです。
乾燥肌の主な原因は「肌のバリア機能の低下」です。バリア機能が正常に働いていれば、角質層が外的刺激をブロックするとともに、肌内部の水分が逃げるのを防いでくれます。
しかし、何らかの原因によってバリア機能が低下してしまうと、肌の水分が蒸発して外部刺激を受けやすくなり、肌が乾燥しやすくなってしまうのです。
<肌のバリア機能が低下する原因>
- 肌のターンオーバーの乱れ
- 冷房・暖房による空気の乾燥
- 紫外線のダメージ
- 間違った洗顔方法
- ビタミンB群の不足
- 加齢による皮脂の減少
乾燥肌は大きく分けて3種類
乾燥肌といえば、一般的に肌表面がカサカサしている状態の肌のことを指しますが、実は「テカリが気になる肌」「赤みやかゆみなどの症状がある肌」も乾燥肌の可能性があります。
乾燥肌は大きく3種類に分けられます。
<乾燥肌の種類>
- 水分・油分不足の乾燥肌
- インナードライ
- 乾燥性敏感肌
水分・油分不足の乾燥肌は、乾燥肌と聞いて思い浮かべる一般的なタイプです。「肌が日中も常にカサカサしている」「洗顔後のツッパリ感が気になる」という症状があります。水分も油分も不足しているため、とにかく肌の保湿が重要です。
インナードライは一見すると脂性肌に思えますが、実は肌の乾燥によって皮脂が過剰分泌している状態です。肌がベタついているからと、乾燥肌向けの対策をとれていない可能性があります。一般的な乾燥肌のように洗顔直後にツッパリ感が出ることが多いので、化粧水や乳液でバランスよく保湿してあげるのが大切です。
乾燥性敏感肌とは、乾燥肌が悪化し肌がとても敏感になっている状態です。乾燥した状態が続いているのに適切な対策をとらないと、赤みやかゆみといった肌トラブルが起きてしまいます。洗顔やスキンケアなどの刺激も受けやすいので、肌の状態が落ち着くまでは洗顔料を使わない洗い方で対処するとよいでしょう。
乾燥肌だから洗顔しないのはNG!肌トラブル防止のため洗顔は必要
肌の負担になりそうだからといって、洗顔をまったくしないのはNG!
寝起きの肌でさえ、寝ている間に分泌された汗や皮脂、空気中のホコリなどで汚れています。1日が終わる頃には、酸化した皮脂やメイク汚れ、外出中に付着したホコリなどが付着しているので、汚れを残したままだと肌トラブルにつながりかねません。
正しい洗顔と洗顔後の保湿で乾燥肌を解消しましょう!
乾燥肌を悪化させないためには、肌に指が直接触れないよう泡で優しく洗いましょう。そして、洗顔後のスキンケアも重要なポイントです。せっかく丁寧に洗顔しても、そのまま放置してしまうと乾燥肌が悪化してしまいます。
洗顔後の肌は化粧水・乳液などの成分を受け入れやすい反面、余分な皮脂を落とした無防備な状態。洗顔後はすぐさま化粧水・乳液で保湿し、仕上げにクリームなどでうるおいを肌の内側に閉じ込めましょう!
乾燥肌に適切な洗顔とは?正しい洗顔方法や洗顔料を使わない洗い方も解説
健やかな肌をキープするためには、洗顔が欠かせません。
洗顔は毎日行うものだからこそ、洗い方が間違っていると知らず知らずのうちに肌にダメージを蓄積させてしまいます。ここで、乾燥肌にとって正しい洗顔方法をおさらいしておきましょう!
番外編として、洗顔料を使わない洗い方やベタつきを感じるときの洗顔方法についてもご紹介していきます。肌の状態に合わせて、適切な洗顔方法を取り入れてみてくださいね。
乾燥肌を正しく洗顔する3つのSTEP
乾燥肌は外部刺激を受けやすく、間違った洗顔でも大きなダメージを受けてしまいます。今一度洗顔を見直し、基本的な洗顔のやり方をおさらいしてみましょう!
【STEP1】洗顔料をしっかり泡立てる
乾燥肌をやさしく洗い上げるには、しっかりと洗顔料を泡立てることが大切です。
そのためにはまず、手をハンドソープなどできれいに洗っておきましょう。手に汚れがついたままだと、洗顔料の泡立ちが悪くなってしまうからです。また、手に残った雑菌が顔に繁殖してしまう可能性もあります。
手を洗ったら洗顔料を適量取り、空気を含ませるようにしっかり泡立てます。あまり泡立てずに洗顔してしまうと、肌に摩擦が生じ、肌が乾燥する原因に!「手で泡立てるのが難しい」「時間がない」という方は、泡立てネットを利用するとよいでしょう。
【STEP2】顔全体に泡を広げて洗顔する
正しい洗顔のポイントは、手ではなく「泡」で洗うこと!手でゴシゴシこするように洗うのではなく、たっぷりとした泡で汚れを吸着するようなイメージです。モコモコの泡をクッションとして、指が肌に直接触れることのないように注意してみてくださいね。
洗う順番は、皮脂汚れの多いTゾーン→Uゾーン→頬・口周り・目元など乾燥しやすい部位の順がおすすめです。
泡をいきなり頬にのせる人も多いのですが、頬は顔の中で皮脂の分泌量が少ない部位。洗う順番に気をつければ、乾燥しやすい部分のダメージを最小限に抑えられますよ。
【STEP3】ぬるま湯ですすぐ
洗い流す水の温度にも要注意!水が冷たすぎると汚れが落ちにくく、熱すぎるお湯だと肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。
洗顔の適温は、32~34度くらいのぬるま湯です。特に気にせず熱めのお湯で洗顔している方も多いので、いつもよりぬるめを意識するようにしてくださいね。
乾燥肌の人は洗顔料を使わない洗顔もおすすめ
「洗顔料を使うと、どうしてもヒリつきやつっぱり感が気になる…」という方は、洗顔料を使わないぬるま湯での洗顔がおすすめです。
ハンドソープで手を清潔に洗ってから、ぬるま湯で顔を優しく洗うだけなので、洗顔料は必要ありません。肌をゴシゴシこすらないよう、指の腹を使って撫でるように洗いましょう。
ぬるま湯だけでは洗えていないと感じるときは、拭き取り化粧水を使用するのがおすすめです。拭き取り化粧水だけだと保湿効果は薄いので、拭き取った後はいつもの化粧水・乳液で保湿ケアを忘れずに!
【注意点】乾燥肌でもベタつきを感じるときは洗顔料を使いましょう
乾燥肌でも、汗をかきやすい季節やホルモンバランスの影響で一時的に肌がベタつきやすくなることがあります。また、ベタつきの原因は乾燥によるうるおい不足であることも。このようなベタつきは、ぬるま湯だけではなかなか落とせません。
洗顔料なしで無理にベタつきを落とそうとすると、ついゴシゴシとこすってしまいがちです。乾燥肌でもベタつきが気になるときは、洗顔料でスッキリと洗い落とすようにしましょう!
乾燥肌を改善するのに注目すべき成分とは?乾燥肌におすすめの洗顔料の選び方をご紹介
洗顔すると肌のつっぱり感・赤みが出てくることも多い乾燥肌。乾燥肌だから仕方ない?いえ、洗顔料の選び方次第では肌への負担をもっと軽減することができますよ!
肌の負担を軽減するには、洗顔料に配合された成分をしっかりチェックすることが大切です。乾燥肌向け洗顔料の選び方について解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
乾燥肌が気になる方は洗顔料に含まれる保湿成分をチェック!
乾燥肌の方にとって、保湿成分が配合された洗顔料は欠かせません。洗顔後のツッパリ感や乾燥を予防するためにも、保湿成分をしっかりチェックして選びましょう!
<保湿成分一覧>
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- コラーゲン
- セラミド
- 植物エキス
- 植物オイル など
乾燥肌に負担をかけにくい洗顔料の選び方
乾燥肌の人が使う洗顔料は、肌へのやさしさも重要です。石油系合成界面活性剤・防腐剤(パラベン)・合成香料や合成着色料が不使用なもの、アルコールフリーなど、肌刺激の少ない洗顔料を選ぶことをおすすめします。
商品を選ぶ際は、「医薬部外品」「植物由来」「弱酸性」「乾燥肌用」といった表記にも着目するとよいでしょう。
乾燥肌向けの洗顔料と避けたほうがいい洗顔料とは
一言で「洗顔料」といっても、形状はさまざまです。乾燥肌向けの洗顔料は、泡立てやすく、肌への刺激が強すぎないもの!具体的には、以下のような洗顔料がおすすめです。
<乾燥肌向けの洗顔料>
- フォームタイプ
- 固形石けん
- リキッドタイプ
- 泡タイプ
フォームタイプは最もスタンダードな洗顔料で、保湿成分配合や乾燥肌用など豊富なバリエーションが展開されています。泡立ちも良く、肌への摩擦を気にする乾燥肌にも最適です。
固形石鹸は添加物が少なく、乾燥肌の方でも使いやすいといえるでしょう。手で泡立てるのが難しいため、泡立てネットの使用がおすすめです。
リキッドタイプの洗顔料は水に溶けやすい液体状で、泡立ちが良いのが魅力です。肌にやさしいアミノ酸系洗浄成分や保湿成分配合など種類も豊富で、自分好みの商品が選べます。
泡タイプは、ポンプなどを押すと泡が出てくる洗顔料です。泡立てる必要がないので時短になり、朝の忙しい時間帯の洗顔にも適しています。
乾燥肌の人は、洗浄力の強い洗顔料は避けた方がよいでしょう。
たとえば、酵素入りのパウダータイプの洗顔料やスクラブ洗顔料です。頑固な毛穴汚れや古い角質などを落とす効果がありますが、
乾燥肌の方には刺激が強い場合もあります。
もし使いたいときはどうしても肌のガサガサが気になるときだけにして、肌への負担にならないよう頻度を減らすようにしましょう!