赤文字雑誌の代表格である『CanCam』が、発売当時「こんなリップなら何本でも集めたくなっちゃう」と公式サイトで取り上げたのがMARY QUANT(マリークヮント)のリップ チャットです。「単色でも重ね塗りでも使えて楽しい」と、汎用性の高さをアピールしていました。
また、Instagramでも、「色々なカラーと組み合わせて使えるから自分好みの色を作れて楽しい」とフォロワー1.3万人の人気インフルエンサーちゃんりお / Rio Adachiさんが紹介しているほど注目度の高いリップです。
発売元の株式会社マリークヮント コスメチックスは、イギリスを代表する世界的ブランドMARY QUANTの日本における販売を2011年より担っているカンパニー。もともとイギリス・ロンドンにてデザイナーのマリー・クヮントと後の夫アレキサンダー・プランケット・グリーンが開業したバザーがブランドの始まりでした。
古いルールに縛られないマリーの自由な発想はイギリスの若者を魅了し、国内の若者における知名度は、イブ・サンローランを上回ったほどです。1950年代には当時珍しかったミニスカートを発表し、女性の社会進出を象徴するアイコニック的存在としてイギリス国内だけでなく世界的な大ヒットとなりました。
マリーの自由な発想はファッションだけにとどまらず、1966年には化粧品も展開。「メイクもファッションの一部」との考えのもと、カラフルでポップなカラーリングを重視したコスメは日本女性からも人気です。
そんなMARY QUANTの創業者であるマリーは1972年に初来日を果たした後、日本にインスパイアされ、その後何度も来日しています。2022年には日本初の回顧展が開催され、歴史を牽引した「ミニの女王」の軌跡に多くの人が関心を寄せました。
1966年に大英帝国勲章を受賞した際も、ミニスカートを着用していたマリーが大切にしていたのはなりたい自分になること。そんなポリシーを体現するかのごとく、ブランドで展開しているアイシャドウは全120色、リップは36色など豊富なカラーリングが特徴です。好きな色を組み合わせて自分の個性をアピールできるMARY QUANTのコスメは、多様性が重視され出した日本でもっと愛されていくかもしれませんね。
MARY QUANT リップ チャットの魅力は、つけたての発色をキープできること。唇にしっかりと密着してくれるのでヨレにくく、時間が経過しても綺麗な状態を楽しめます。
また、MARY QUANT リップ チャットは重ね付けが推奨されているアイテムです。特にベースカラーの色味に深みをプラスできる黒リップは、夏に使っていたビビットカラーリップの上からひと塗りするだけで、秋冬使用に大変身。いろいろなカラーと組み合わせて、手持ちのリップのバリエーションを増やしてみましょう。
黒リップはピンクやオレンジのように肌になじみやすい色ではないので、ヨレたり滲んだりすると目立ちやすいです。だからこそ落ちにくいものを選ぶのが大切。リップチャットはしっかりと密着してくれるテクスチャーで崩れにくく、なかなかメイク直しができない日や長時間メイクをしたままの日でも使いやすいですよ♪
崩れにくくつけたての発色を長時間キープできる秘密は、配合されている水添ポリイソブテンにあります。長時間メイクをしていると皮脂と化粧品の油分が混ざって酸化し、毛穴落ちしたりどろどろになったりしがちです。炭化水素化合物の1種である水添ポリイソブテンには酸化を防ぐ水素が配合されているため、長時間のメイクでも崩れません。そのためリップやアイライナーといったコスメで使用されることが多く、唇や皮膚に密着してくれます。
MARY QUANT リップ チャットが発売された2021年は、コロナ禍によってマスクの着用が日常的でした。マスクをつけっぱなしでもリップが落ちないように、成分構成にこだわっているのが特徴です。水添ポリイソブテンは無味無臭無色の成分なので嫌な匂いや味もせず、肌への刺激もないので敏感肌や乾燥肌の方でも気軽に使えますね。
また、水添ポリイソブテンは肌の水分蒸発を抑えて皮膚を柔らかくしてくれるスクワランの代替成分としても使用されており、うるおいをキープできるのもポイントです。特に冬の乾燥シーズンは唇が荒れやすいので、水添ポリイソブテンのようにうるおいをキープできる刺激の少ない成分を配合したリップがおすすめ。
そして、MARY QUANT リップ チャットは保湿効果のあるホホバ種子油・オリーブ果実油といった美容成分も配合しており、唇のうるおいをキープできるだけでなく、うるおいを与えられるのもポイントです。
ホホバ種子油は人間の皮脂構成成分であるワックスを含むため肌なじみが良く、自然由来の成分なので肌の弱い方でも使えます。バリア機能も優れているので紫外線や乾燥といった外部の刺激から唇を守り、うるおいを損ないません。
オリーブ果実油も自然由来の成分で、含まれているオレイン酸が人間の皮膚になじみやすく、肌をやわらかくする効果が期待できます。低刺激で保湿力のある美容成分を含んでいるMARY QUANT リップ チャットなら、アレルギー体質や敏感肌の方でも気軽に使えて、メイクしながらうるおいケアができます。
MARY QUANT リップ チャットは全15色展開です。1〜7番は透け感のあるグロスタイプで重ね塗りを想定しているため、ブルーやグリーンなど補正や色味をプラスできるカラーリングが揃っています。
黒色の7番はグロスタイプなので真っ黒には発色せず、唇にのせると自然に深みのある質感に見せてくれます。同シリーズのマットタイプとの重ね塗りがおすすめで、明るい色味でも黒リップを塗ることで深みが加わり、落ち着いた印象を楽しめますよ。公式サイトでは色をミックスさせてどんな色味になるのかシュミレーションできるので、事前に黒を重ねたときのイメージが掴みやすいです。
また、黒リップにはシルバーガラスパールが含まれているのでキラキラしており、華やかさを損なわずに深みを出せるのが魅力。透け感があって真っ黒に発色するわけではないので、初心者でも挑戦しやすいですね。
一方8〜15番はしっかり発色するマットタイプで、使いやすいピンクやレッド系の色味です。
MARY QUANT リップ チャットの価格は1,650円(税込)。MARY QUANTは世界的なブランドですが、価格帯が500〜2,000円のプチプラリップと同じ相場で販売しているので手軽に購入しやすいです。
また、リップをプレゼントするときは似合う色を探すのが難しいですが、重ね塗りできるタイプなら手持ちのリップと合わせられるのでプレゼントにも選びやすいですね。重ね塗りするために黒と別の色を合わせて購入しても3,300円(税込)なので、色違いを揃えやすいのもうれしいポイント♪
MARY QUANT の公式ショップではメンバーズサービスを採用しており、買い物によってポイントが貯まります。付与率はメンバーズステージによって変動しますが、オンラインショップだけでなく全国の店舗でも使用できるので、自分の買い物スタイルに合わせやすいですよ。誕生日には500ポイントが付与されたり、ステージランクが上がることでシークレットプライスが利用できたりと特典が多いため、ぜひ登録してみてください!
唇にしっかり密着して崩れにくく、1日中つけたての美しさをキープできるMARY QUANT リップ チャット。価格も世界的に知名度のあるブランドとは思えない程お手頃なので、少しでも気になる方はぜひ試してみてくださいね!