炎症などが原因で肌に残ってしまうニキビ跡は、ファンデーションやコンシーラーなどで一時的に消すことはできても、セルフケアで治すには難しい 肌トラブルのひとつです。
炎症したニキビ跡がクレーターとして残るため、目立ってしまいます。
「クレーターが目立ってきた……」「クレーターは自力で治せるの?」「ニキビ跡に適したセルフケア方法を知りたい」 といった悩みや疑問を持つ人も中にはいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、クレーターのニキビ跡を自力で治す方法や手軽にできるセルフケアについて解説していきます。
クレーターができる原因やおすすめの化粧品も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
クレーターのニキビ跡ができる原因は?ニキビ跡だけでなく肌の乾燥や毛穴が原因の場合も!
クレーターのニキビ跡ができる原因は主に3つあります。症状の原因が分かると、これからすべき対策や避けるべき行動を知る ことができます。
主にクレーターはニキビ跡はもちろんのこと、普段の生活習慣や乾燥などによる肌環境にも原因があるようです。
主な原因は以下の3つにあります。
- ニキビ跡
- 肌の乾燥
- 毛穴の詰まり
それでは詳細を見ていきましょう。
クレーターのニキビ跡ができる原因①ニキビ跡
腫れて赤く炎症したニキビを放置していると、肌にクレーターができることがあります。
またニキビ跡の色素沈着により、シミのように茶色い斑点がクレーターに見えてしまう 場合もあります。
どちらも本来は自然治癒するものですが、とくにクレーターは真皮層と呼ばれる肌の深い位置にできることが特徴です。
真皮層では肌のターンオーバー機能が備わっておらず、肌の奥深くがダメージを受けた場合、自然治癒で治ることはほとんどありません。
クレーターのニキビ跡ができる原因②肌の乾燥
紫外線の浴びすぎや肌ケア不足による乾燥によって、肌のターンオーバーが乱れる 場合があります。ターンオーバーが乱れるとバリア機能が低下し、ニキビができやすくなるため注意が必要です。
またニキビができてしまった後でも、治癒力が低い状態の肌ではダメージをカバーできません 。ダメージを受けてもターンオーバーが正常に機能しないため、ニキビが悪化しやすくなります 。
クレーターのニキビ跡ができる原因③毛穴の詰まり
肌環境が良くない状態が続き、ターンオーバーが崩れることで毛穴が詰まりやすくなります。ターンオーバー機能が低下すると肌の入れ替えが行われなくなり、古い角質がそのまま毛穴を塞いでしまいます。
毛穴周辺の組織が破壊されると、肌に必要不可欠なコラーゲンなどの成分が生成されません。必要な成分が不足した肌はダメージの影響を受けやすくなります 。
毛穴の詰まりは肌の乾燥によって起こることが多いですが、反対に脂の過剰分泌が原因で詰まることもあります。
クレーターのニキビ跡は自力で治せる?セルフ治療は危ない?
クレーターのニキビ跡は自然治癒が不可能であるため、治すためには治療が必要です。
治療をしたいとは思っていても、「クリニックに行く時間がない」、または「治療費を浮かせたい」 といった理由でセルフ治療を考えている方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、クレーターのニキビ跡は肌の奥にある真皮層にできることが多く、肌が硬くなっているため、セルフで治すことは極めて困難です。
層が浅いのであれば市販薬で治る場合もありますが、その一方で真皮層はターンオーバー機能が備わっておらず、自然治癒では治りにくくなります。
実際にダーマペンキットなどは市販でも販売されていますが、セルフで行うのは危険です。
なぜならニキビ跡を自分で治すには高度な技術が必要で、本来治療はクリニックなどで行うため、治療行ためとみなされるから です。
間違った治療法を行うと治療後も効果が期待できず、返って肌に悪影響を及ぼす 可能性があります。
ニキビ跡を治したい場合はクリニックへ通いましょう。クリニックは治療前にカウンセリングを行うため、症状に合わせた治療を受けられます 。
クレーターのニキビ跡は3種類に分かれている
クレーターのニキビ跡は見た目や形状によって3つに分類されます。自身のクレーターの種類を知ることで症状に適したケアができます。
主に種類は以下の3つです。
- アイスピック型
- ローリング型
- ボックス型
症状の重さや層の深さ、見た目の目立ち方などの特徴から、自身のクレーターのタイプを確認しましょう。
クレーターのニキビ跡①アイスピック型
アイスピック型は、アイスピックで刺したような小さな穴が特徴です。大きさは2mm以下と小さく一見軽い症状のクレーターに思えますが、真皮層より深くにできる場合が多くあります。
肌の深い位置にできることで症状が重く、治りも遅いため、治療が難しいタイプです。
クレーターのニキビ跡②ローリング型
お皿のような見た目で凹みが大きい場合はローリング型です。
大きさは直径5mm以上でクレーターの中でも大きく、目立ちやすいのが特徴です。
真皮層や皮下組織までダメージを受けている場合があり、皮膚が下にひきつれられている状態 がローリング型のクレーターを引き起こします。
クレーターのニキビ跡③ボックス型
ボックス型は小さいものから大きいものまで大きさは疎ら、クレーターでもっともできやすいタイプです。
正常な皮膚との境目がはっきりしており凹感が強い反面、くぼみが浅い位置にできます。タイプは同じでも、深い位置にできたり毛穴が開きすぎたりと症状に差があります。
クレーターのニキビ跡におすすめのニキビ跡ケア化粧品TOP3
症状が気になる場合は、ニキビ跡をケアできる専用化粧品がおすすめです。
専用化粧品を使用することでニキビが赤く腫れたりメラニン色素が沈着したりすることを抑え、きれい肌を目指せます 。
ニキビ跡ケア化粧品でクレーターの改善はできませんが、根本から対策していくことでニキビの悪化やクレーターができることを予防できます。
ぜひ自分に合う化粧品を探してみてはいかがでしょうか。
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クレーターのニキビ跡を増やさないために!すぐ実践できるセルフケアを紹介
クレーターはもちろんのこと、ニキビ跡を増やさないためには日頃から肌ケアに気を使うことが大切です。
セルフケアでクレーターの改善はできませんが、肌トラブルの予防につながるためきれいなお肌を保てます 。
紹介するケア方法は以下の3つです。
どの方法もすぐにできるため、ぜひ取り入れてみてくださいね。
それでは詳細を見ていきましょう。
紫外線対策を怠らない
紫外線対策を怠ると、シミやそばかすができやすくなるほか肌の老化や乾燥につながる ため、外出時は紫外線対策を徹底しましょう。
紫外線を浴びることにより皮膚のバリア機能が低下し、乾燥やシミなどのダメージを受けやすくなります 。
紫外線対策というと夏に日焼け止めを塗ることが主ですが、一年中日焼け止めを活用することで紫外線によるトラブルにつながりにくくなります。
入念に肌ケアをする
保湿ケアや洗顔方法に気を使うことで、肌の乾燥やたるみ予防につながります。
クレーターは乾燥が原因でできることが多いですが、肌のたるみによる毛穴が開くことでクレーターのような見た目の斑点ができる場合も あります。
クレンジングはクリームタイプのなめらかなものがおすすめです。
脂性肌の人はクリームタイプを使うと、返ってニキビの元になる場合があるため、さっぱりしたテクスチャの化粧水を使いましょう。
洗顔時は手でゴシゴシ擦るように洗うと、摩擦によって肌にダメージを与える可能性があるため、泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。
洗顔後もタオルでポンポンと押すように水分を拭き取ると、摩擦を防げます。
肌を保湿すると乾燥を防げるほか、化粧ノリがよくなりクレーターを自然に隠せるメリットがあります。また積極的にタンパク質を含む料理をバランス良く取り入れることで、乾燥を防げます。自分の肌に適した化粧品を使う
肌に合わない化粧品を使うと化粧崩れや肌の乾燥につながります。
肌が乾燥すると肌の潤いが失われ、老化の元になる可能性もあるため、自身の肌質に合った化粧品を使いましょう。
例えば脂性肌の人がクリームタイプのクレンジングを使うとニキビができやすくなったり、返って肌が乾燥したりと、クレンジングが逆効果になってしまいます。
肌が乾燥するとメイクノリが悪くなり、メイク崩れや肌荒れを起こす可能性があるため注意が必要です。
肌ケアはもちろんのこと、適切な化粧品を選ぶこともニキビ跡やクレーター予防につながります。
クレーターのニキビ跡治療と日頃のセルフケアで、ニキビ跡に悩まないきれいな肌をつくろう♡
クレーターのはニキビの炎症、肌の乾燥やホルモンバランスはもちろんのこと、日頃の肌ケア不足も原因になります。
通常のニキビ跡は適切なケアで自然治癒することがほとんどですが、クレーターはセルフでは治すことが困難ため、必要に応じてクリニックでの治療を検討しましょう。
クレーターは、日頃から紫外線対策や保湿ケアを徹底するなど、ちょっとした行動で対策ができます。
自分に合ったクレンジングケアに気を使い、ニキビ跡に悩まない肌を目指しましょう。
クレーターのニキビ跡に関するよくある質問【Q&A】疑問を解消してクレーターのない肌を目指そう♡
これまでにクレーターの種類や原因、ケア方法を解説しましたが、クレーターのニキビ跡を化粧でどこまで隠せるのか、治るまでの期間 について気になった人もいるのではないでしょうか。そんな時に役立つちょっとした豆知識を2つ用意しました。ここでクレーターのニキビ跡についての疑問を解消しましょう。
クレーターは化粧でどこまで隠せる?
凹凸感が少なく、小さいクレーターなど目立たないものは普段のメイクで隠せますが、症状によっては化粧に工夫を施す必要があります。目立つ部分にはコンシーラーの使用が無難ですが、カバー力の高いファンデーションを使うことがおすすめです。 気になる箇所に一度ファンデーションを乗せた後、全体に塗ることで自然に隠せ、コンシーラーを使うより失敗するリスクがありません。過度に塗りすぎると化粧崩れしやすくなるため、適度にファンデーションを乗せることがポイントです。化粧崩れが心配な場合はフェイスパウダーでカバーしましょう。
クレーターはどれくらいで治るの?
クレーターは放置期間が長いほど治療に時間がかかります。また、ニキビ跡の治療は症状によって期間が異なるため注意が必要です。治療期間中は肌にダメージを与えないよう、複数回施術を行う場合は期間を空ける必要があるため、最低でもクレーターが治るまでに3ヶ月〜半年、症状が重い場合は1年以上かかる 場合もあります。重症化する前に最適な治療が必要です。