ハンドクリームに効果はない？自分に合うアイテムと効果的な塗り方で手元美人に♡

美しい手元をつくるのに欠かせないハンドクリーム。保湿だけでなく、手荒れや年齢肌にアプローチできるものなど、さまざまな商品が販売されています。

しかし、「手荒れが気になるけど、ハンドクリームって本当に効果があるの？」「種類が多すぎて、どれがいいのかわからない…」と感じる方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は、ハンドクリームの効果と自分に合うアイテムを選ぶポイントを解説します。手の悩みを解決できるハンドクリームを使って、つるんとしたなめらかな手肌を目指しましょう！

ハンドクリームの3つの効果とは？保湿して荒れやすい手にみずみずしさをプラス！

ハンドクリームの効果は主に3つです。代表的な効果である保湿のほか、手荒れの緩和・エイジングケアが挙げられます。

ここでは、ハンドクリームの効果について詳しく解説します。

〈ハンドクリームの効果①：保湿〉乾燥しがちな手にうるおいを与え、きめ細やかな肌へ

ハンドクリームの重要な効果が保湿です。乾燥を防ぎ、うるおいを与えることで、肌のバリア機能の低下を防ぎます。

体全体のなかでも、手は荒れやすいパーツ。手洗いや家事など、水や洗剤・石けんに触れる機会が多いため、肌の水分が奪われやすいのが特徴です。また手には水分の蒸発を防ぐ皮脂を分泌する機能がなく、角質層が厚いため、乾燥しやすい原因となっています。そのため、ハンドクリームでのこまめな保湿がとても大切です。

〈ハンドクリームの効果②：手荒れの緩和〉炎症を起こした肌を鎮めて、すこやかな肌に近づける

乾燥が招く手荒れを緩和するのも、ハンドクリームの効果のひとつ。手荒れを緩和・防止する成分が、ヒビ・あかぎれなど炎症を鎮めて、健康的な肌へと導きます。

炎症を起こした肌は、まず症状を落ち着けることで、保湿もより効果を期待できます。手荒れの緩和と保湿で、肌のターンオーバーを正常化し、荒れにくいしなやかな手肌になるでしょう。

〈ハンドクリームの効果③：エイジングケア〉年齢とともに気になる肌のたるみ・シワを目立たなくする

ハンドクリームには肌の弾力を保ったり、シミ・シワを目立たなくしたりする効果をもつ商品も。肌のキメを整えて、若々しい手元づくりをサポートします。

顔に近づけることも多い手は、人に見られやすいパーツです。見た目の印象や、年齢を左右することも多々あります。老け見えを防ぐためにも、ハンドケアは大切。エイジングケア効果のあるハンドクリームを使えば、肌をより美しく見せられるでしょう。

ハンドクリームの選び方！自分に合うアイテムを見つけて効果の実感につなげよう♡

ハンドクリームはドラッグストアを中心に多くのお店で、さまざまな種類が販売されています。豊富な選択肢から自分に合うものを選ぶには、成分やテクスチャーなどをチェックするのがポイントです！

以下では、ハンドクリームの選び方について詳しくご紹介します。

ハンドクリームの選び方①：効果が気になる人は成分の有効性が認められた医薬品・医薬部外品がおすすめ

効果をしっかり得たい人は、成分の有効性が認められた医薬品・医薬部外品がおすすめです◎ハンドクリームは、主に医薬品・医薬部外品・化粧品の3種類があります。医薬品や医薬部外品は、配合されている成分の有効性が厚生労働省から認められています。実績がある成分が配合されているため、効果を実感しやすいでしょう。

医薬品は「治療」を目的としているのが特徴です。医師が処方するものだけでなく、ドラッグストアで購入できる一般用医薬品もあります。例えば、医療用の白色ワセリンや高濃度の尿素・ヘパリン類似物質を含む保湿剤が挙げられます。

医薬部外品は「予防」を目的としているのが、医薬品との違い。厚生労働省から認められた成分が一定濃度で配合されています。ちなみに指定医薬部外品は、厚生労働大臣が指定した医薬部外品の総称です。医薬部外品との大きな違いはありません。

化粧品は「清潔・美化」が目的なので、医薬品や医薬部外品と比べて効果はマイルドです。手荒れ予防ではなく、保湿のみを重視するなら化粧品を選ぶとよいでしょう。

ハンドクリームの選び方②：悩みへ効果的にアプローチする成分をチェックして、なめらかな手へ

手の悩みはカサつきやあかぎれなど人それぞれ。悩みにアプローチする成分が入っていることで、効果的なハンドケアにつながります。

〈手の悩み①：ヒビ・あかぎれ〉消炎成分や血行促進成分が含まれているかチェック！

ヒビ・あかぎれなどの手荒れには、炎症を抑えたり、血行を促したりする成分が効果的です！消炎成分は肌荒れを緩和する効果が期待できます。血行促進成分は、肌のターンオーバーとバリア機能を整えて、肌荒れの予防にアプローチします。

具体的に注目したい成分は以下のとおりです。

• グリチルリチン酸
• ヘパリン類似物質
• ビタミンE（トコフェロール）

グリチルリチン酸は炎症を抑えるのが特徴です。グリチルリチン酸ジカリウムやグリチルリチン酸ステアリルなどがあります。ヘパリン類似物質は、血行促進や保湿効果のある成分。しもやけや乾燥の改善に効果が期待できます。ビタミンEも血行を促進し、肌に必要な栄養素を届けやすくしてくれますよ！

〈手の悩み②：カサつき〉ヒアルロン酸・シアバターなどうるおいをプラス＆キープできる成分に注目しよう

手の乾燥が気になる方は、保湿成分がたっぷり配合されたものを選びましょう。保湿成分にはうるおいを与えるものと、キープするものがあります。2つの成分を意識すると、肌のうるおいを逃さず効果的な保湿ができますよ◎

チェックしたい成分は以下のとおりです。

• コラーゲン
• ヒアルロン酸
• ワセリン
• シアバター

コラーゲンやヒアルロン酸はたっぷりの水分を抱え込むため、肌にしっかりうるおいを与えます。ワセリンやシアバターは、肌の表面に膜をつくり、うるおいをキープする成分です。

〈手の悩み③：ハリ・キメ不足〉ビタミンC・ビタミンEなど抗酸化作用のある成分で若々しい肌へ

年齢による肌のハリ・キメ不足を感じる方は、アンチエイジングが期待できる抗酸化成分がおすすめです◎抗酸化成分は、肌の老化の原因である活性酸素を取り除くため、若々しい肌づくりに欠かせません。

抗酸化作用に優れている成分は以下のとおりです。

• ビタミンC
• ビタミンE（トコフェロール）

ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートするため、弾力のある肌へと導きます。シミの原因になるメラニンの生成も抑えるので、肌のトーンアップも期待できるでしょう。ビタミンEも若返りのビタミンと呼ばれるほど、美容によい成分です。ターンオーバーを正常化することで、肌にハリ・ツヤが出る効果があるとされていますよ！

ハンドクリームの選び方③：肌なじみや使う場面に合わせたテクスチャー・香りを選んで心地よく使おう

使い心地も、ハンドクリーム選びでは重要なポイントです。テクスチャーや香りに注目して、心地よく使えるものを選びましょう！

テクスチャーは重めのタイプと軽めのタイプに分けられます。おやすみ前に使うなら、高保湿の重めのテクスチャーがおすすめです。寝ている間に成分がなじみ、朝にはほどよいしっとり感が得られるでしょう。ベタつきが気になる方は、軽めのテクスチャーに注目。肌なじみがよくさらっとしているので、仕事や家事の合間にも使いやすいですよ！

ハンドクリームの香りも、さまざまな種類があります。使いやすい香りは、甘すぎないフローラル系やシトラス系です。クセが少なく爽やかさを感じられます。強い香りが苦手な方は、無香料を選びましょう。香水をつける方も無香料なら、香りが混ざる心配がないのも魅力です。

しっかり効果を実感できる！手荒れケア＆保湿もできるハンドクリームBEST3

ここでは保湿・手荒れ防止・エイジングなどトータルにケアできるハンドクリームをご紹介します！

IQDUM ホワイトリンクルクリーム：1本で7役の多機能ハンドクリーム◎手のトータルケアにぴったり

Siro jam(シロジャム)：抗炎症成分やハリを与える成分で根本から美肌へ！手荒れが気になる人は要チェック

ORBIS（オルビス）ハンドトリートメント：愛用者数111万人突破！3つの保湿成分で手荒れから手肌を守る

詳しくは、以下のランキング記事もチェックしてくださいね！

ハンドクリームの効果を実感できる正しい塗り方とは？手のすみずみまで保湿しよう

ハンドクリームは何となく塗ってしまうことも多いですよね。しかし正しく塗ることで、ハンドクリームの効果をよりアップさせられます！

以下では、ハンドクリームの正しい塗り方を解説します。

ハンドクリームの塗り方①：塗る前に手を洗って！汚れや古い角質を落として効果的に成分を届けよう

ハンドクリームは、清潔な状態で塗ることが大切です。汚れや古い角質を落とすことで、ハンドクリームの成分が浸透しやすくなります。

また手を洗ったら、水分をしっかり拭き取るのもポイント。水分が残っていると、ハンドクリームの肌なじみが悪くなります。拭き取るときも、こすらず水分を吸い取るようにしてくださいね。ゴシゴシ擦ると、肌へのダメージになり、荒れやすくなってしまいます。

ハンドクリームの塗り方②：適量を取って、手の甲～手のひらまで均一に伸ばそう

ハンドクリームは、人差し指の第一関節に乗る量を目安に使いましょう。手の甲だけでなく、手のひらまで均一に伸ばすのがポイントです！

特に手の甲はカサつきが目立つので、しっかり塗り込む必要があります。手の甲をこすり合わせるだけでなく、手のひらで包み込むように塗ることで細かな部分まで塗りやすいですよ◎

ハンドクリームの塗り方③：指にも1本ずつなじませて！乾燥しやすい指先にも塗り込んで美しい手へ

指にもハンドクリームを丁寧になじませると、より美しい手元へと近づきます♡手のひらで指を1本ずつ包み込み、付け根から指先に向かってほぐすようになじませましょう。

指先は乾燥しやすく、ささくれも起きやすいパーツ。指と指の間もカサつきやすいので、しっかり保湿してくださいね。指先に塗るときは、軽く圧をかけると血行が促されて、肌の色ツヤが良くなります◎

ハンドクリームの効果をよりアップ！スペシャルケアを知って、若々しい手元へ♡

仕事や家事で動かしっぱなしの手は、疲れがたまりやすいパーツでもあります。余裕があるときは、スペシャルケアを加えて、手を労ってあげましょう♡

ハンドクリームを使ったスペシャルケア①：塗る前の温め＆化粧水でハンドクリームの浸透力アップ

ハンドクリームを塗る前にひと手間加えると、ハンドクリームが浸透しやすくなります！手を温めて血行を良くしたり、化粧水で水分補給したりするのがおすすめです。

手を温めるときは、レンジで温めた蒸しタオルやお湯を使えばOK。お風呂上がりにケアするのも効果的です。油分が多めのハンドクリームは、冷えると固まりやすいので、手が温かいと、なじみやすくなりますよ！

化粧水はフェイスケアと同じものを使って問題ありません。先に化粧水で手肌のコンディションを整えることで、保湿効果が高まります◎

ハンドクリームを使ったスペシャルケア②：ハンドマッサージで疲れをほぐして血行促進！

ハンドマッサージで手の疲れをほぐすと、血行がよくなり、肌のトーンアップも期待できます！ハンドクリームを塗ると滑りもよくなるため、マッサージしやすいだけでなく、成分もしっかり浸透するでしょう。

ハンドマッサージの方法は以下を参考にしてくださいね！

1. 親指全体を使って、円を描くように手の甲をほぐす
2. 親指と人差し指で、指の側面をさする
3. 指の上下を挟んで、先端に向かってらせん状にもみあげる
4. 手の甲の骨に沿うように、手首に向かってすりあげる
5. 指を手の甲に向かって倒すようにして、手のひら全体を伸ばす

ハンドクリームを使ったスペシャルケア③：ラップや手袋を使ったパック保湿で、うるうるの肌へ

重点的な保湿ケアをするなら、パックを取り入れるのがおすすめです◎保湿成分を逃さず閉じ込めるので、しっとりした肌に近づきます♡ハンドクリームを塗った後に、ラップや手袋をするだけなので、取り入れやすいケアですよ！

ラップを使うときは、20分程度置けばOKです。指に沿わせて縦に巻くと、指が折り曲げられるので、スマホをいじりながらパックできます◎手袋はつけたまま寝るだけで、パック効果が期待できます◎しっとりした仕上がりを目指すなら、保湿効果のある絹、夏場は蒸れにくい綿がおすすめです。

ハンドクリームは手を保湿してきめ細やかな肌へ導く！年齢が出やすい手をケアして若々しい印象へ

ハンドクリームの効果には、主に3つあります。

• 保湿
• 手荒れの緩和
• エイジングケア

保湿以外の効果にも注目することで、ハンドクリームを選びやすくなるでしょう。

ハンドクリーム選びで特に大切なのが、手の悩みにアプローチできる成分が配合されているかどうかです。成分に注目することで、効果的なハンドケアにつながりますよ！成分を選ぶのが難しい場合は、厚生労働省に有効性を認められた医薬品や医薬部外品がよいでしょう。自分好みのテクスチャーや香りを選べば、心地よく使い続けられますよ！

またハンドクリームは指まで丁寧に塗り込むことで、若々しい手元へと近づきます♡マッサージやパックも取り入れると、ケア成分が肌により浸透しやすくなるでしょう。年齢が出やすい手をケアして、手元美人を目指してくださいね！