オレンジコンシーラーの使い方は難しい？色ムラを補正して、透明感ある素肌を演出しよう！

「これまでメイクで青クマが隠れたことがない」
「オレンジコンシーラーってベージュコンシーラーと何が違うの？」
と悩みや疑問をお持ちではないですか？

オレンジコンシーラーは、青クマを隠すのに最適なアイテムです。青色の肌悩みを隠す力が高いので、オレンジコンシーラーが活躍する使い方を知っておくと、青クマ以外の肌悩みも自然に隠せます。

今回は青クマをオレンジコンシーラーでしっかりと隠したい方に向けて、

オレンジコンシーラーの使い方
オレンジコンシーラーの選び方とおすすめアイテム3選
黒クマや茶クマの隠し方
オレンジコンシーラーに関するよくある質問

の4つの内容で、くわしく解説していきます。この記事を参考にオレンジコンシーラーを使いこなし、クマが気にならない明るい目もとを手に入れてくださいね！

【オレンジコンシーラーの使い方を徹底解説！】悩み別の使い方をマスターして、なめらかな肌をつくっちゃおう！

オレンジコンシーラーは、特定の肌悩みに特化したコンシーラーです。他のコンシーラーとの違いや使う順番を理解しておくと、気になる悩みを他のコンシーラーよりも自然に隠せますよ。

オレンジコンシーラーの魅力とは？

オレンジコンシーラーの大きな魅力は、青みをきれいにカバーしてくれることです。オレンジは青を打ち消してくれるので、厚塗りをせずに肌をすこやかで美しく見せてくれます。青クマはもちろん、眉毛やひげの剃り跡などもきれいに隠してくれますよ！

これらの肌悩みは定番のベージュ系コンシーラーを使っても隠せそうですが、オレンジコンシーラーを使った場合と比べると、仕上がりが異なります。ベージュで青みを隠そうとするとグレーっぽくなりやすく、厚塗りになりがちです。対して、オレンジコンシーラーは青の補色なので、薄づきでナチュラルにカバーできます。

肌悩みをメイクで上手にカバーするには「補色」を意識するのがコツです！補色とは色の相関関係のひとつで、正反対の性質をもつ2色の関係を指します。この2色は混ぜると互いの色味を消し合うため、肌悩みのカバーにうってつけです。青クマにはオレンジ、赤みにはグリーンのコンシーラーや化粧下地を取り入れると、色ムラのない美肌を目指せますよ♪

オレンジコンシーラーはどの順番で使う？

オレンジコンシーラーはベージュのコンシーラーと同じく「化粧下地→リキッド・クッションファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー」の順に塗りましょう。ただしパウダーファンデーションの場合は、「化粧下地→コンシーラー→パウダーファンデーション」の順が良いです。

コンシーラーは基本的には、ファンデーションで隠れなかった部分をピンポイントでカバーする役割があります。そのためファンデーションの後がおすすめ。しかしパウダーファンデーションの場合は、注意が必要です。パウダーファンデーションにフェイスパウダーと同じように皮脂吸着や仕上げの効果があるので、コンシーラーで気になる部位を先にカバーしておきましょう。

【悩み別】オレンジコンシーラーの使い方

オレンジコンシーラーは、全ての肌悩みをマルっとカバーできる万能コンシーラーではありません。どちらかというと特化型のコンシーラーなので、使い方やどんな悩みに効果的なのかをしっかりと確認しましょう。

オレンジコンシーラーの使い方①：目もとの青クマを隠す

オレンジコンシーラーは青色をきれいに隠してくれるので、目もとの青クマにとても効果的です。ベージュコンシーラーで透けてしまいがちな青色も少量で隠せます。青クマを隠したいときのオレンジコンシーラーの使い方を以下にまとめています。

青クマの一番濃い部分にピンポイントにオレンジコンシーラーをのせる
まわりに少しずつなじませる
フェイスパウダーを薄く重ねてヨレないように油分をオフする

オレンジコンシーラーは肌の色よりも濃いので、厚塗りすると暗く見えがちです。そのため、できるだけ薄く塗ることが自然に仕上げるポイント。また、目のキワに塗りすぎると目の立体感がなくなり小さく見えるので、目の下5mmくらいはオレンジコンシーラーを塗らないようにしましょう。

また、まぶたはよく動く箇所なので、フェイスパウダーを薄く塗るとヨレにくくなりますよ。

オレンジコンシーラーの使い方②：眉の剃り跡や髭跡を隠す

眉や髭の剃り跡もオレンジコンシーラーで自然に隠れます。しかし青クマと剃り跡の隠し方は異なるので、しっかりと違いを確認しましょう。

剃り跡の使い方は、ベージュコンシーラーなどと同じでOKです。剃り跡が気になる部分にオレンジコンシーラーを塗って、薄くなじませます。ポイントは、なじませるときにスポンジを使うことです。

オレンジコンシーラーは肌色よりも色が濃い分、つけすぎると逆の色ムラが目立ちます。そのため、できるだけ薄くなじませることが大切です。スポンジは余計なコンシーラーを吸収してくれるので、薄く均一に伸びてくれます。さらに薄づきでナチュラルにしたい方は、スポンジに水を含ませて使用すると、よりナチュラルな仕上がりになります。

オレンジコンシーラーの使い方③：シミ・ニキビ跡をカバーする

茶色のシミやニキビ跡にはオレンジコンシーラー塗り、ベージュコンシーラーで明るさをプラスすると色ムラが軽減されます。

オレンジコンシーラーで茶色っぽい色ムラ部分を素肌の色味を近づけた上で明るめのベージュを重ねると、ベージュコンシーラーだけで隠すよりも自然な仕上がりになります。

オレンジコンシーラーは広範囲に塗ると、逆に色ムラができやすいです。シミやニキビ跡にピンポイントで塗って、明るめのベージュコンシーラーでオレンジコンシーラーよりも少し広めにカバーしましょう。ぼかす際には全体ではなく、コンシーラーの境目をぼかすようにすると、より自然になります。

自分に合ったオレンジコンシーラーの選び方とおすすめアイテム3選！自分の肌に合ったアイテムで、1日中気になる肌悩みを隠そう

オレンジコンシーラーは選び方を失敗すると肌悩みが隠れないだけでなく、肌の色ムラを悪化させる危険性があります。自分が隠したい肌悩みの場所や肌質を見極めて、自分にぴったりのオレンジコンシーラーを見つけましょう！

自分に合ったオレンジコンシーラーの選び方

オレンジコンシーラーは塗る場所や肌質・シーンによってタイプや機能性を選ぶと、より自然に肌悩みを隠せます。ここでは選ぶ際に注目したい3つのポイントをご紹介するので、選ぶ際の参考にしてくださいね。

オレンジコンシーラーの選び方①：隠す場所と肌質によってタイプを選ぶ

オレンジコンシーラーで隠したい悩みがどこにあるのか・肌質の2点を考慮して、コンシーラーのタイプを選びましょう。この2点を考慮して的確なタイプを選ぶと、ひび割れや皮脂によるヨレを劇的に減らせます。

青クマは、乾燥肌の方は油分多めのクリームタイプ・脂性肌の方はみずみずしいリキッドタイプがおすすめです。目もとは皮膚が薄く乾燥しやすい部位でもあるので、乾燥でひび割れや粉吹きが起きやすい方は、油分多めのクリームタイプで水分の蒸発を防ぎましょう。脂性肌の方は皮脂の分泌によってヨレやすいので、みずみずしく薄く伸ばせるリキッドタイプが向いていますよ。

剃り跡はあまり薄く伸ばしすぎると剃り跡が透けてしまう可能性があるので、薄づきでもカバー力があるスティックタイプなどの固めのアイテムがおすすめ。また、肌の同じ色だとより自然に隠れるので、色の調整ができるパレットタイプも向いています。

シミやニキビ跡も、固めでカバー力が高いスティックタイプが向いています。他にもよりピンポイントにカバーができるペンシルタイプだと、ナチュラルに隠れますよ。

オレンジコンシーラーの選び方②：目もとに使うときは保湿成分配合がおすすめ

目もとは皮膚が薄く乾燥しやすいので、保湿成分配合のアイテムがおすすめ。乾燥シワの対策にもなるので、青クマを隠したい方は特にマストでチェックしてください。具体的にはヒアルロン酸・スクワランなどの成分が配合されているか確認してみてくださいね。

オレンジコンシーラーの選び方③：シーンに合わせて機能性を選ぶ

オレンジコンシーラーには機能付きのアイテムがあるため、使いたいシーンを想定して選びましょう。夏場や汗をかくシーンでは、汗や水に強いウォーターフルーフや皮脂に強いスマッジプルーフタイプがおすすめです。

日常的に使用したい方は、UVカット効果があると安心。目もとは皮膚が薄い分、紫外線ダメージも大きく、目尻のシワやハリ不足につながりやすいです。もちろん化粧下地や日焼け止めで紫外線対策をしている方が多いと思いますが、コンシーラーにもUVカット効果がついているとより紫外線ダメージを軽減できます。

さらに紫外線は、肌荒れの炎症を悪化させる危険性があります。そのためオレンジコンシーラーを肌荒れ部分に使用した場合には、UVカット効果がコンシーラーについていると、肌荒れの悪化を食い止める効果も期待できます。

黒クマや茶クマもオレンジコンシーラーで隠れるの？それぞれの特徴に合わせた隠し方で、明るい目もとを手に入れよう！

ここまでは青色に効果があるオレンジコンシーラーについてくわしくご紹介しましたが、青クマ以外のクマもオレンジコンシーラーで隠れるのでしょうか？

コンシーラーを愛用している方の中には、「目の下の目立つクマを隠したい」という気持ちを持っている方も多いでしょう。ここではオレンジコンシーラーで青クマ以外の黒クマや茶クマが隠れるのか、黒クマ・茶クマの隠し方をくわしく解説していきます。

オレンジコンシーラーは黒クマ・茶クマにも使える！

濃い黒クマや茶クマには、オレンジコンシーラーが効果を発揮します。暗く沈んだ色味をナチュラルに明るくして、自然にカバーできる土台を整えてくれます。

ただ、薄いクマにオレンジコンシーラーを使ってしまうと、肌のトーンが暗くなり不自然な仕上がりになることもあります。黒クマや茶クマにオレンジコンシーラーを使うかどうかは、クマの濃さに合わせて変えたほうが良いでしょう。

ここからは、黒クマと茶クマの上手なカバー法をくわしく解説していきます。オレンジコンシーラーを使わない場合のカバー術もまとめていますので、クマに悩むすべての方におすすめの内容です！

黒クマの隠し方

黒クマはたるみによる影が原因なので、光を取り入れたメイクを意識しましょう。

クマが濃い場合は、オレンジコンシーラーと明るめのベージュ系のコンシーラーの合わせ使いがおすすめです。オレンジで肌色を整え、ベージュの明るさで黒を飛ばしましょう。

まずは、特に暗くなっている部分にオレンジコンシーラーをのせ、指やブラシで丁寧になじませます。その後、クマ全体に明るめのベージュ系のコンシーラーを塗れば完成です。コンシーラーを重ね塗りするので、厚塗りにならないよう、少量ずつ色をのせてナチュラルに仕上げましょう。

クマが薄い場合は、明るめのベージュ系のコンシーラーを薄く塗り広げればOKです。パール配合のものを使うと、ハイライト効果が高まり、薄づきでも黒クマをパッと明るくカバーしてくれます◎。

茶クマの隠し方

茶クマの原因である色素沈着とくすみをカバーするには、補色を活用するのが賢い方法です。茶の補色であるイエローを上手に取り入れながら、明るい目もとを目指しましょう。

頑固で色の濃いクマは、イエローコンシーラーに加えオレンジコンシーラーを使うのが効果的です。色の濃い部分にオレンジコンシーラーをのせて肌色を整えつつ、イエローコンシーラーでクマ全体を明るくしましょう。

淡い色のクマは、イエローコンシーラーのみ使う方法でOKです。もしイエローコンシーラーが手に入れられない場合は、黄みの強いカラーを選ぶだけでも、茶クマを上手にカバーできますよ◎。

メイク中は、茶クマの引き金になる摩擦をできるだけ避けることも大切です。コンシーラーをなじませる際に、なでるようなやさしい力加減で目もとに触れて、摩擦による色素沈着を防ぎましょう。

オレンジコンシーラーの使い方に関するよくある質問！疑問を解消して、素肌感を残して肌悩みをカバーしよう

オレンジコンシーラーは肌の色よりも少し暗いので、違和感が出やすいです。ここではオレンジコンシーラーに関するよくある質問をまとめているので、不安を解消して素肌感のあるナチュラル肌を手に入れましょう。

オレンジコンシーラーを使うと、浮いているような違和感が出るのはなぜ？
オレンジコンシーラーが浮いて見えるのは、肌の色味との差が原因であることが多いです。肌の色味との差が出てしまうのは、2つの原因があります。 1つ目は、厚塗りのしすぎ。オレンジコンシーラーを多く塗ると、オレンジの色味が強く発色するので、肌の色ムラに見えます。塗るときに少量ずつを意識して、最後の仕上げでもスポンジなどで余分なオレンジコンシーラーをオフしましょう。 2つ目の肌の色味とのミスマッチの要因は、そもそも青みがない場所にオレンジコンシーラーを使っているからです。オレンジコンシーラーは青みに対しては、補色として色を打ち消し合いますが、赤みなどには効果を発揮しません。逆に赤みにオレンジがプラスされて、より濃く色ムラが強調されることがあります。特にクマは、ぱっと見だけでは種類の区別がしにくいです。そんなときにはクマの部分を引っ張ってみてください。クマを下や横に引っ張ったときに消えない場合は茶クマですが、消える場合には他のクマの可能性が高いので、他の方法でクマを隠してみてくださいね。
メンズ向けのオレンジコンシーラーの選び方は？
メンズ向けのオレンジコンシーラーを選ぶポイントとして、肌色に合ったオレンジの濃さを選びましょう。肌が色白の場合は薄めのオレンジ、色が濃い場合はより深みのあるオレンジが肌になじみやすく、浮きにくくなります。さらに、テクスチャーの軽さも重要です。メンズメイクでは厚塗り感を避けたいので、軽い付け心地で肌に溶け込むタイプが好まれます。メンズでは髭の剃り跡に使用する方が多いですが、髭を剃った部分は凹凸があるので、固めテクスチャーだと厚塗り感が出やすいです。そのため、薄く密着してくれるリキッドタイプがおすすめですよ。
そもそも青クマをつくらないようにするにはどうしたらいいの？
青クマの原因は血行不良のため、血行促進と生活習慣の見直しを意識しましょう。血行促進は、目もとのマッサージやホットタオルを使った温熱ケアがおすすめです。また、目の疲れも青クマの原因となるため、長時間のスマホやパソコンの合間に、意識的に目を休ませることが大切です。さらに、栄養バランスのとれた食事も効果的です。特にパプリカや柑橘類に含まれるビタミンCやナッツ類に含まれるビタミンEは血流改善に役立ちます。また、睡眠不足は目もとの血行を悪化させるため、十分な睡眠時間を確保してくださいね。

オレンジコンシーラーの使い方は3つ！消えにくい青クマを自然に隠して、ナチュ盛れ肌を手に入れよう！

今回はオレンジコンシーラーの使い方や選び方をご紹介しました。オレンジコンシーラーはベージュコンシーラーとは異なり、補色という色の特徴を利用して色ムラをカバーします。オレンジは青の補色のため、青クマや眉や髭の剃り跡のカバーに最適です。

しかし、オレンジコンシーラーは青クマに効果的だからといって、他のクマにも効果的なわけではありません。クマをナチュラルに隠すためには、自分のクマの種類をしっかりと把握してからコンシーラーを選びましょう。ぜひこの記事を参考にオレンジコンシーラーを使いこなし、ナチュラルで均一な肌を手に入れてくださいね！