「ベースコートの塗り方がよくわからない」
「ベースコートって何回も重ねて塗った方が良いの?」
とお悩みを抱えていませんか?
ベースコートを塗っているけれど、塗り方が本当に合っているのかと不安を感じている方も多いでしょう。ベースコートは、ネイルの持ちや発色を高める役割があり、セルフネイルの仕上がりをワンランクアップさせてくれます。しかし、ベースコートの良さを最大限活かすには、やはり塗り方をマスターすることが大切です。
今回はベースコートをより効果的に使いたい方に向けて、
- ベースコートとトップコートの違いやの基本の塗り方
- ベースコートの選び方とおすすめアイテム3選
- ベースコートの塗り方のコツ
- ベースコートの塗り方に関するよくある質問
の4つの内容でくわしく解説していきます。この記事を参考にベースコートを上手に使いこなして、お気に入りのネイルを長く楽しみましょう!
ベースコートの基本の塗り方を解説!トップコートとの違いや塗り方をマスターして、ツヤツヤ美ネイルを長く楽しもう!
セルフネイルを長く楽しみたいのであれば、ベースコートは欠かせないアイテムのひとつです。まずは、ベースコートの特徴や基本の塗り方をマスターして、ベースコートの基礎知識を身につけましょう。
ベースコートとトップコートの違いとは?
ベースコートとトップコートは、塗るタイミングと目的が異なります。
ベースコートは、ネイルの前に塗り、爪の保護や凹凸をなくす役割があります。爪の凹凸をなくして表面を平らにすることで、ネイルが密着して剥がれにくくなるので、セルフネイルだとすぐにネイルが剥がれてしまうという悩みに効果的です。
トップコートはネイルのあとの仕上げとして使用します。ネイルを上から保護して、衝撃から守ることでネイルの持ちを高めます。
一見すると、ベースコートとトップコートは見た目が似ているので、兼用できそうと感じるかもしれません。しかし、それぞれの役割に特化した成分が含まれていることも多いので、基本的に兼用はNG。ただしアイテムによっては兼用できるものもあるので、アイテムごとにしっかりとチェックすることが大切です。
ベースコートの基本の塗り方
ベースコートはネイルの始めに塗るものなので、ベースコートと爪がしっかりと密着していないとすぐに剥がれる原因となります。ここではベースコートの基本的な塗り方をご紹介するので、「セルフネイルがすぐに剥がれてしまう」とお悩みの方は、自分のベースコートの塗り方が正しいか確認してみてください。
ベースコートの塗り方①:エタノールでしっかりと油分をオフする
ベースコートを塗る準備として、エタノールでしっかりと油分をオフしましょう。実は、ベースコートを塗る前の準備がネイルの持ちに大きく関わります。
セルフネイルですぐにネイルが剥がれる原因はいくつかありますが、その中でも爪とネイルがしっかりと接着されていないことが最も大きな原因です。ネイルは爪にピタッと密着すると、基本的に数週間は持ちます。
しかし爪に油分が残った状態でネイルをすると、油分がバリアのような役割をして、爪とネイルの密着を妨げてしまいます。その結果、少しの衝撃や時間の経過で、ペロリとネイルが剥がれてしまうんです。
そのためベースコートの前にしっかりと爪の油分をエタノールなどで取り除くと、ネイルがピタッと密着して長持ちしますよ。
ベースコートの塗り方②:剥がれやすい先端に塗る
ベースコートは、剥がれやすい先端から塗りましょう。ネイルは小さな衝撃が継続的に加わることで、少しずつ剥がれていきます。根元や横よりも、衝撃が加わりやすい爪の先端から剥がれることが多いんです。
ベースコートを重点的に爪の先端に塗っておくと、衝撃を受けてもネイルが剥がれにくくなります。全体に塗る前に、爪の先端と爪の裏にも軽く塗っておくと、剥がれにくいネイルになりますよ。
また、ブラシにベースコートがつきすぎていないかも要チェック。ベースコートは爪の小さな凹凸をなくせれば良いので、たっぷりと塗る必要はありません。ボトルの口でハケの片側をしっかりとしごき、ハケの片面にのみベースコートが付いている状態がベストです。さらにはブラシの形は扇状になるように調整すると、ムラにならずに塗りやすいですよ。
ベースコートの塗り方③:爪全体に薄く塗り広げる
最後は、爪全体に薄く塗り広げます。ポイントは何度も往復させるのではなく、根元から先端に向けて、一度でスーッと塗ることです。ベースコートを含め、ネイルは塗った直後からどんどんと乾いていきます。ゆえに、何度も重ね塗りをするとベースコートが重なった部分が凸凹となり、表面が平らになりません。
ベースコートを爪に塗るときには、左半分と右半分をそれぞれ1回を目安に少ない回数で塗り上げましょう。
ベースコートの選び方とおすすめアイテム3選!使いやすいアイテムを見つけて、ヨレを気にせずに、ストレスフリーで持ちを高めよう
セルフネイルは手軽にできる反面、どうしてもサロンのネイルよりも剥がれやすかったり、乾くまで待つ時間があったりとストレスを感じやすいです。しかし、自分に適したアイテムを選べると、セルフネイルのストレスを少しずつ軽減できます。
ここでは、ベースコートの選び方とおすすめアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてセルフネイルを手軽に楽しみましょう。
自分に合ったベースコートの選び方
ベースコートを選ぶポイントは主に、速乾性・色・機能の3つです。自分が重視したいポイントをしっかりと考慮して、理想のツヤツヤネイルを長く楽しみましょう。
ベースコートの選び方①:速乾性の有無で選ぶ
ベースコート選びで注目してもらいたいのが、速乾性の有無。セルフネイルのプチストレスとして多く挙げられるのは、乾く時間を待てずにネイルがヨレてしまうことです。特にベースコートやトップコートは透明で乾いたことによる状態の変化がわかりづらいので、「乾いたかな?」と触ってヨレてしまいがちです。
速乾性が高いと、忙しい平日の夜などでもセルフネイルがしやすく、セルフネイルのハードルをぐっと下げられます。
ベースコートの選び方②:色で選ぶ
「かわいい色のネイルを買っても、いざ自分が塗ると思った色にならない」とお悩みの方は色付きのベースコートがおすすめ。ベースコートは透明のものが多いですが、色付きなら自爪の色を整え、ネイルが発色しやすい状態に整えてくれます。
ネイルの発色は少なからず、自爪の色の影響を受けます。たとえば、自爪が明るいピンクの方はネイルも明るめに、自爪がくすんだピンクの方だとネイルも落ち着いた仕上がりになりやすいんです。
しかしベースコートで色補正をしてあげると、発色を補正することができます。ベースコートの中には、薄ピンクで色補正ができるアイテムも多いので、ネイルの発色を高めたい方は色付きのベースコートを選んでみてください。
ベースコートの選び方③:ダメージ補強などの機能性で選ぶ
ベースコートには、+αの機能がついているアイテムがあります。爪に悩みがある方は、機能性に着目して選んでみてください。
濃い色のネイルが好みの方は、色素沈着防止成分配合のベースコートがおすすめです。濃い色は爪に染み込んで、除光液でオフしても若干色が残ってしまうことがあります。色素沈着防止機能がベースコートについていると、濃いネイルでも色残りを気にせずに楽しめますよ。
爪が欠けやすい方や二枚爪になりやすい方は、ダメージ補強成分・保湿成分が配合されているかをチェック。ダメージ補強成分が配合されていると、爪を守るだけでなくネイルを長持ちさせてくれます。また、爪は乾燥していると割れたり二枚爪になりやすいです。乾燥を防ぐために、保湿成分が配合されているかを確認してみてくださいね。
おすすめのベースコート3選
今回は人気のベースコートの中でも、バラエティショップでよく見かけるアイテムを3つご紹介します。3つのうち2つは値段もかなりお手頃なので、気軽に試してみてください。
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NAIL HOLIC(ネイルホリック)|ネイルホリック ベースコートはもちの良さが魅力!欠けない爪を手に入れたい人におすすめ
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ネイルホリック ベースコートは、自爪の悩みをカバーしながら表面をなめらかに整えてくれるベースコートです。爪の補強ができるハードナータイプと、ラメが入ったミルキーピンクのコンシーラータイプの2種類があり、自分の悩みに合わせて好きなタイプが選べます。 また、速乾性の高さと価格の安さも大きな魅力。速乾性が高いので、330円とワンコイン以下で購入できるアイテムとは思えないほど使いやすく、ネイル初心者さんにも向いています。欠けない爪や色の補正をしたい方や手軽にベースコートを試したい初心者さんは、1位のネイルホリック ベースコートがおすすめです。
井田ラボラトリーズ|CANMAKE(キャンメイク) カラフルネイルズNNH ネイルハードナーは手頃なのに高機能◎初心者さんは要注目
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カラフルネイルズNNH ネイルハードナーは、ベースコートとトップコートの機能をどちらも持ち合わせているアイテムです。ネイルは小さいながらも色んな色を揃えると、ついつい置き場所に困りますが、ベースコートとトップコートをひとつにまとめるだけでもネイル悩みがひとつ軽減できます。2つの機能を兼ね備えているので、揃えるものが多いネイル初心者さんも挑戦しやすいです。 機能面も優秀で、保湿成分の加水分解ケアチンを配合しています。テクスチャーもさらさらとしているので、ムラになりにくく使いやすいです。爪の保湿をしながらネイルを楽しみたい方やセルフネイル初心者さんには、2位のカラフルネイルズNNH ネイルハードナーがおすすめです。
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プロステイプライマー ベースコートの魅力は、なんといっても速乾性の高さ。ネイルが乾くまでの約10分は他のことができずに長く感じがちですが、約5分で完全に乾くので、ストレスフリーでネイルが楽しめます。 色素沈着を防ぐ効果もあり、密着力が高いため仕上がりが長時間持続するのもうれしいポイント。キープ力はありつつもリムーバーでスルッと落ちるので、オフの負担も少ないです。速乾性が高いベースコートをお探しの方は、3位のプロステイプライマー ベースコートがおすすめです。
ぜひランキングの中から自分に合ったベースコートを選んでみてくださいね!
【ベースコートの塗り方のコツ】下準備と塗り方の工夫で仕上がりが変わる!セルフネイルでも長期間ネイルを楽しもう
基本の塗り方をマスターしても、「どうしてもネイルがすぐに剥がれる」と感じている方も多いかもしれません。ここでは、ネイルを剥がれにくくするベースコートの塗り方のコツをご紹介します。
塗り方のコツ①:甘皮処理をしっかりとする
爪の根元の部分からネイルが剥がれる方は、甘皮処理をしてみましょう。甘皮とは、爪の根元にある薄い膜のことです。そのため甘皮の上からベースコートを塗ると、爪とベースコートの間に隙間ができてしまいます。隙間から空気や水などが入り込み、ネイルが剥がれやすくなってしまうんです。
甘皮処理はなんとなく難しいイメージがありますが、自宅で簡単にできる方法を以下にまとめたので、ぜひ実践してみてください。
- ボウルにお湯を入れて、指をふやかす
- お湯を拭き取る
- 綿棒で爪の根元の部分をクルクルと動かし、甘皮を押し上げる
- 根元に溜まった白いカスのようなもの拭き取る
甘皮処理というとニッパーなどを使用するイメージがありますが、自分で完璧に甘皮処理をするのは難しいです。爪の根元にある甘皮まで取り除くと、爪の根元に炎症が起きたり血が出たりする可能性があります。
先ほど紹介した方法であれば、甘皮を取り除きすぎる心配もありません。また、使うものも自宅にあるものばかりなので、すぐに実践できますよ。
塗り方のコツ②:塗る部分を身体に向けてから塗る
ベースコートに限らずセルフネイルのときには、塗る部分をしっかりと身体に向けましょう。ネイルが横からペロリと剥がれる場合は、ベースコートを端まで塗れていない可能性が高いです。塗る部分が外側に向いていると、端の部分が見えずに塗り残しやすいので、塗るときに意識しましょう。
左手の爪の左側・右手の爪の右側は、手の甲を上にして塗ろうとすると端が見えにくいので、手のひらの上にしてグーをつくると端までみながら塗れますよ。
塗り方のコツ③:端は指の腹で押さえながら塗る
爪の端を塗るときは指の腹でぐっと押さえると、爪のギリギリまでベースコートがきれいに塗れます。
皮膚にまでベースコートを塗ってしまったり、端の部分が難しくて間を広くあけると、見た目が不恰好になるだけでなく、その部分からネイルが剥がれやすいです。ぐっと親指などを上手に使って皮膚と爪の間をあけてあげると、よりきれいにベースコートを塗れるので、持ちも長く・見た目もぐんっときれいに仕上がります。
ベースコートの塗り方に関するよくある質問!疑問を解消して、健康的な爪を守ろう
これまではベースコートの基本的な塗り方をご紹介しましたが、ベースコートを塗っているときの疑問や失敗したらどうしたら良いのかなど、まだまだ多くの疑問がありますよね。
ここではベースコートの塗り方に関するよくある質問を解説するので、ぜひ参考にして健康的で気分が上がるかわいいネイルを楽しみましょう。
ベースコートを塗り直すときにはどうすれば良い?
ベースコートを失敗して塗り直すときには、一旦オフしてしまった方が良いです。オフせずに塗り直そうとしても、逆に凹凸やムラになる可能性が高いので、除光液でしっかりとオフしたあとに再度塗り直しましょう。
ベースコートを乾かすにはどれくらいの時間がかかるの?
ベースコートは、一般的には5〜10分程度で乾きます。アイテムの違いによって乾く時間が異なるので、そのアイテムの特徴がつかめていないときにはよりしっかりと乾かしてください。ちなみに扇風機やドライヤーの冷風で風を送ると乾燥時間を短縮できますよ。 もっと乾燥時間を縮めたい方は、速乾性が高いベースコートがおすすめ。アイテムによっては30秒ほどで乾くので、乾かす時間を確保せずともすぐにネイルができます。
ベースコートだけを塗るのはアリ?
ネイルで色をつけずにベースコートだけでも、クリアネイルとして爪を保護する役割があるのでアリです。ネイルができない方でもダメージ補強や保湿成分配合のベースコートを塗っておくと、二枚爪や乾燥を防げます。また、透明ながらもツヤ感が出るので、何も塗らない爪よりもナチュラルで健康的な印象になります。
ベースコートの塗り方はコツを押さえれば簡単!ネイルに欠かさず取り入れて、ツヤツヤ高発色ネイルで手もとを見るたびに気分を上げよう!
今回はベースコートの役割や塗り方、選び方をご紹介しました。ベースコートは爪を保護する役割だけでなく、爪とベイルの密着感を高めて持ちを良くしてくれる効果があります。セルフネイルはサロンよりも剥がれやすいので、必ず取り入れてほしいアイテムです。
ベースコートを塗っても剥がれるという方は、基本の塗り方とさらに剥がれにくくするコツをチェックしてください。剥がれやすい場所や、自分のネイルがどこから剥がれるのかを理解してからコツを押さえると、剥がれにくいネイルを楽しめます。ぜひこの記事を参考にベースコートの塗り方をマスターして、セルフネイルでもいつでもきれいなネイルを楽しみましょう!