おすすめハイライトでメリハリのあるお顔へ!ナチュラルな輝きも味方につけて美肌を演出しよう

光を味方につけて、お肌に立体感や明るさをプラスしてくれるハイライト。マスク生活が続いたことによってさまざまなメイクアイテムの売り上げが落ちているなか、ハイライトは少しずつ人気がUPしてきています。
株式会社ナリス化粧品が女性のメイクに関する使用実態調査(※1)を実施したところ、ファンデーションを使用している女性はなんと半分ほど減少。対してハイライトは減少することなく、むしろ45.6%から47.1%に増えたそうです。
マスクによってお顔の大部分が隠れてしまうにも関わらず、なぜ使用する女性が増えたのでしょうか。その理由には、ハイライトだからこそできる、ある機能が隠されていました。

ツヤが出て透明感のあるお肌を演出
ハイライトは、ツヤを出して透明感のあるお肌を演出するのが得意です。そのため、くすんで見える白マスクへの対策にピッタリ。
立体感が出てメリハリのある顔立ちを演出
「マスクで隠れているから皆同じような顔…」なんて言わせません。ハイライトで立体感をプラスして、メリハリのある顔立ちに。
気になる悩みを隠してキレイな肌を演出
マスクで隠れていない顔の上半分に、悩みがある人も多いのではないでしょうか。ハイライトは、そんな気になる悩みを上手に隠して魅力的な肌を後押ししてくれます。
しかし、いざハイライトを使おうと思っても、多種多様な商品があってどれを使えばいいのかいまいちピンときませんよね。そこで今回は、ONEcosme編集部がトーンアップ効果やツヤ感はもちろん、立体感もしっかり出していけるおすすめのハイライトをピックアップしていきます。
マスク生活でも映えるメイクを完成させるために、魅力たっぷりなハイライトを一緒にみていきましょう。
(※1)株式会社ナリス化粧品調べ(https://www.naris.co.jp/news_release/wp-content/uploads/2021/10/20211020%E3%80%80MASK-make.pdf)
ハイライトはどんな形状があるの?メリットデメリットも一緒に解説
ハイライトは、大きく4種類の形状に分けられます。それぞれどのようなメリットデメリットがあるのか、チェックしていきましょう。
パウダータイプ
【メリット】
・ツヤ感もふんわり感もこなせる
・どの部位にも馴染んでくれる
・濃さも淡さも調整しやすい
・ヨレにくい
【デメリット】
・乾燥肌さんはお肌が突っ張りやすい
・商品によっては粉飛びする
いくつかある形状の中でも1番人気で流通数も多いのが、このパウダータイプです。指で塗ればしっかり密着してツヤっぽく仕上がりますが、ブラシを使えば薄付きでふんわり感も出せるのがポイント。 粒子の細かいパウダーのおかげでどの部位にも馴染みやすく濃さも淡さも調整しやすいので、初心者さんでも扱いやすいです。
油分が少ない分ヨレにくいのもメリットですが、乾燥肌さんだとお肌が突っ張ることも…。また、商品によっては粉飛びする危険性もあります。パッケージを開けるときやブラシでパウダーを取るときは、とくに注意が必要です。
クリームタイプ
【メリット】
・高発色
・色持ちが良い
・ツヤだしが得意
・乾燥肌さんでも使いやすい
【デメリット】
・ヨレやすいから長時間のお出かけには向かない
・脂性肌さんはテカリやすいかも
・量の調整が難しい
クリーミーな質感でお肌にピタッと密着してくれるため、高発色且つ色持ちが良いです。油分が多いおかげで乾燥しにくいだけではなく輝くような透明感がでるので、ツヤ重視の人にはとくにおすすめ。
ただし、油分が多い分時間経過でヨレやすく、脂性肌さんは少しテカリやすいです。また、厚塗りになりやすいことから量の調整が難しく、コツを掴むまでは少し苦戦するかもしれません。
リキッドタイプ
【メリット】
・みずみずしいお肌になれる
・ナチュラルで厚塗り感が出にくい
・伸びが良くて広範囲にスルスル塗れる
【デメリット】
・ツヤ感が控えめな商品が多く物足りないかも
・流通数が少ない
みずみずしいテクスチャーでプルッと弾けるようなツヤを演出できるのが、このリキッドタイプ。スルスル伸びるのでナチュラルに仕上がり、厚塗り感が出にくいです。そのため、ガッツリメイクが禁止されているスクールやオフィスで活躍してくれるでしょう。
ただし、ナチュラルな分ツヤ感は全体的に控えめです。また、パウダータイプやクリームタイプに比べると流通数が少なく、商品選びに苦労するかもしれません。
スティックタイプ
【メリット】
・片手でササッと塗れる
・コンパクトサイズで持ち運びに便利
【デメリット】
・肌に直接塗布するので衛生面が気になる
・太さによっては塗るのが難しい
口紅のような形状で、片手でササッと塗れるのが特長。コンパクトサイズで持ち運びに便利なので、お色直しのために1本持っておくと便利です。 ただし、顔に直接塗布するので衛生面が気になる人には少々不向き。また、スティックが太いと細かい部分を塗るときに手間取るかもしれません。
ハイライトはどこに塗るの?塗る箇所によって異なる嬉しい12の効果とは
ハイライトをどこに塗ればいいのか、分からない人も多いのではないでしょうか。ここでは部位別に塗り方とその効果を紹介していきます。
おでこ
メリハリのある顔に仕上げたい人は、おでこにハイライトを入れましょう。中央部に楕円型のハイライトを入れて馴染ませれば、立体感が出ます。広範囲に塗ると膨張して見えるので、のせ過ぎには注意です。
こめかみ
加齢と共に、こめかみの厚みは減少していく傾向にあります。この部分が痩せてしまうと、老けて見えたり不健康そうに見えたりしがち。こめかみの厚みがなくなってきたと感じたら、ハイライトを入れてふっくらした印象をプラスしてあげましょう。
眉毛
眉毛は、以下のポイントにハイライトをいれることで若々しく立体的なお顔を演出できます。
眉上に入れてクッキリした印象に
お顔に立体感を出したい人は、眉上にハイライトをのせていきましょう。範囲は眉頭から眉山まで。これだけでも一気にクッキリした印象になります。
眉下に入れて若々しい印象に
眉山の下部分にハイライトを入れることで、たるみによってできてしまった影をカバーできます。目元が明るくなってツヤ感が出るため、若々しい印象をプラスしたい人は入れていきましょう。
目頭
メリハリのあるお顔を演出したい人は、目頭にもハイライトをのせましょう。「くの字」を描くように目頭に沿ってハイライトを入れることで、彫りが深く見えます。目と目の距離が近づいて見える効果もあるので、離れ目さんはとくに意識しておくといいかもしれません。
Cゾーン
眉山の下当たりから目尻を通って黒目の下部分までを結んだゾーンは、形にちなんでCゾーンと呼ばれています。このCゾーンにハイライトをのせてあげることで、顔が立体的になるだけではなく、引き締まって見える小顔効果もあります。
鼻筋
鼻のくぼみ部分(メガネのブリッジがくる位置)に、ワンポイントで入れましょう。鼻先まで長く入れるメイク法もありますが、不自然に強調されたり鼻が大きく見えたりすることがあるので注意が必要です。
頬
ハイライトを頬にのせるときは、顔の形を意識することが大切。理想である卵型を目指して、さっそく詳細を見ていきましょう。
丸顔さんは逆三角形に入れよう
丸顔さんは縦のラインを強調する塗り方がおすすめ。そのためには、頬に大きな逆三角形を描いていきましょう。こうすることで、スッと引き締まった印象をプラスできます。
面長さんは横長に入れよう
面長さんは、頬骨の高い位置に横長の円を入れていきましょう。横のラインを強調することで縦の長さをカバーして、ふんわりと女性らしい雰囲気になります。
ほうれい線
小鼻から両側を通って口角まで伸びるほうれい線。一気に年齢を感じさせてしまうこのシワには、下記の方法で対処していきましょう。
顔の上部に光を集めよう
メガネのブリッジがくる部分や鼻パッドがくる部分に、ハイライトをのせてぼかすだけです。顔の上部に光を集めることで、周囲の視線も自然と上に集まります。
小鼻の外側に光を集めよう
ほうれい線を隠そうと溝部分にハイライトを塗ってしまいがちですが、これはNG。ほうれい線が浮いて見え、かえって強調されてしまいます。ナチュラルにカバーするためにも、ほうれい線のスタート地点である小鼻の外側にハイライトをのせていきましょう。
出発地点をぼかすと、ほうれい線が目立ちにくくなります。ただし、小鼻の横は皮脂の分泌が活発でヨレやすい部分です。塗り広げていくのではなく、スポンジなどで優しく叩き込むようにしっかり馴染ませていきましょう。
口角
キュッと上がった口角は、若々しく見えるだけではなく表情も豊かに映ります。そのため、印象アップを図りたい人は、下がりがちな口角を上手にカバーしてあげましょう。 塗り方はハイライトを下唇の輪郭に沿って口角まで入れていくだけ。
このとき、口角を少しオーバーして入れていくと、さらに引き締まった印象になりますよ。
唇
ボリュームがあってセクシーな唇を目指したいのなら、上唇の山部分にハイライトをのせていきましょう。唇の上部に光を集めることでぷっくり感が強調され、キレイな富士山唇を演出できます。
人中
鼻先から上唇まで伸びる溝部分は、人中(にんちゅう)と呼ばれています。この人中が長いと、のっぺりした印象になったり暗い印象になったりしがち。人中の長さが気になる人は、鼻先に明るいハイライトを入れて馴染ませていきましょう。
こうすることで、鼻先と上唇が近づいて見えます。
顎
シュッと引き締まった印象をプラスしたいのなら、顎の先端部分に軽く入れていきましょう。縦のラインが強調されるため、丸顔さんにおすすめです。
色選びでプラスαを目指せる!あなたの悩みにピッタリなカラーはこちら
ハイライトは、カラーによって効果が異なります。自分の悩みに適したカラーを選んで、プラスαを目指しましょう。
ベージュ・アイボリー
お肌に近い色で自然に馴染んでくれるのがベージュ・アイボリーです。ナチュラルに仕上げたい人やハイライトが不慣れな初心者さんにピッタリ。自分のお肌よりもワントーン明るいカラーを選んで、光を味方につけましょう。
ホワイト・シルバー
光を集中させて、しっかりと立体感を作りたい人にはホワイト・シルバーがおすすめです。ベージュやアイボリーだと暗くて地肌に合わない、ブルべさんにも適しています。ただし、健康的な肌色のイエベさんには扱いが難しいかもしれません。
ピンク
血色感をプラスして若々しいお肌を演出したい人におすすめです。お肌がパッと明るくなり、一気に華やかさがアップします。ただし、膨張色なのでいつもより細く入れることを意識した方がいいかもしれません。
オレンジ
血色感をプラスしつつ色ムラや毛穴もカバーできる万能カラー。肌馴染みが良いので、初心者さんでも比較的使いやすいです。
パープル
黄ぐすみを補正する効果が高いパープルは、透明感を出すのが得意なカラーです。儚げな印象やクールな印象をアップしたいときにおすすめ。
ゴールド
ゴールドは、パーティーや特別な日に活躍してくれるカラーです。パールやラメが際立ってギラギラしやすいため普段使いは難しいですが、ここぞというときに頼もしいでしょう。