メイクブラシにはどんな種類があるの?ベースメイク・ポイントメイク別に全12種類のメイクブラシを紹介
付属のチップやパフを使ってメイクをしているけど、「なんだかうまくメイクできない」と感じている方はいません
か?
そんな方のために、ここからはベースメイク・ポイントメイク別に全12種類のメイクブラシを紹介します。
メイクが苦手な初心者の方はもちろん、「いつものメイクに飽きた!」という上級者の方にも使っていただきたいの
がメイクブラシです。
いつもと同じコスメを使っても仕上がりを変えられるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【ベースメイク用】普段のメイクを格上げするメイクブラシ6種
ここでは、普段のメイクを格上げするベースメイク用メイクブラシ6種を紹介します。
- ファンデーションブラシ
- コンシーラーブラシ
- チークブラシ
- ハイライトブラシ
- シェーディングブラシ
- フィニッシングブラシ
「メイクブラシって上級者が使うものでしょ?」と思っている方もいますが、実は初心者にこそ使っていただきたいアイテムです。
ベースメイクの色ムラが整うだけで、いっきに美肌に見せられます。
ファンデーションブラシ:小鼻や毛穴など細かな部分にもフィットする
ファンデーションブラシを使うと、指や付属のパフで塗るよりも繊細に仕上がります。
ブラシが余分なファンデをとってくれるため、厚塗り防止にもおすすめです。小鼻や毛穴などの細かな部分にもフィットします。
コンシーラーブラシ:より高いカバー力を叶えられる
クマやニキビを隠すのにぴったりなコンシーラー。なかなかきれいに肌悩みをカバーできず、使いこなせていない方も多いのではないでしょうか。
そんな方にこそ、コンシーラーブラシがおすすめです。
コンシーラー本来の機能を最大限活かせるので、より高いカバー力を叶えられます。
チークブラシ:ふわっと自然に仕上げられる
チークブラシを使うと、付属のブラシよりもふわっと自然なチークに仕上げられます。
主に丸平型・丸型・斜め型・ろうそく型の4種類があり、ブラシの形によって仕上がりが異なるのがポイン
トです。
ハイライトと兼用できるものや、スライド式で持ち運びに便利なものもあります。
ハイライトブラシ:より立体的な顔立ちに仕上げられる
ハイライトブラシを使うとハイライトの調節がしやすくなるため、より立体的な顔立ちに仕上げられます。
ブラシが柔らかければ発色もやわらかくなるのがポイントです。
ナチュラルな仕上がりを求める方や広い部分へのハイライトには大きめで柔らかいブラシ、はっきりした仕上がりを求める方や細かい部
分へのハイライトには細くコシのあるブラシがおすすめです。
シェーディングブラシ:初心者でも陰影が調節しやすい
付属のブラシではうまく仕上がらないことも多いのがシェーディング。削りたい部分にブラシの大きさを合わせることで効果
を発揮してくれるため、実はブラシ選びがとても重要です。
シェーディングブラシを使うと色ムラも減り、初心者でも陰影が調節しやすくなります。
フィニッシングブラシ:余分な粉を払ってベースメイクの仕上がりを高められる
フィニッシングブラシはメイク後に余分な粉を払うための「仕上げ用」のブラシです。
くるくる磨くように使えばツヤ感がアップします。ベースメイクの仕上がりを高めるのにおすすめです。
【ポイントメイク用】メイクのバリエーションが広がるメイクブラシ6種
ここでは、メイクのバリエーションが広がるポイントメイク用メイクブラシ6種を紹介します。
- アイシャドウブラシ
- ブレンディングブラシ
- アライナーブラシ
- スクリューブラシ
- アイブロウブラシ
- リップブラシ
付属のチップやブラシとは違った仕上がりにできるため、お気に入りのコスメはそのままにメイクの雰囲気を変えられます。普段のメイクがマンネリ化している上級者の方も、要チェックです。
アイシャドウブラシ:アイメイクのバリエーションが増える
アイシャドウブラシを使うと、付属のチップやブラシとは異なる仕上がりにできます。
使い方に合わせてブラシの大きさを変えるのがおすすめです。
ふんわり、くっきりの両方に対応できるため、アイメイクのバリエーションが増えます。
ブレンディングブラシ:アイシャドウのグラデーションがきれいになじむ
ブレンディングブラシを使うと、アイシャドウのグラデーションがきれいになじみます。
「アイシャドウがうまくなじまない」と感じている方は、アイシャドウブラシと兼用して使うのが
おすすめです。
アライナーブラシ:チップよりも細いアイラインを引ける
アイライナーブラシを使うと、チップよりも細い繊細なアイラインを引けます。
アイラインとアイシャドウをなじませるのにおすすめです。お気に入りのアイシャドウをアイライナー代わりにも使えます。
スクリューブラシ:眉毛の毛流れを整えて仕上がりをアップさせる
スクリューブラシは、眉マスカラによるダマを取ってきれいに仕上げてくれます。
眉毛の毛流れを整えて仕上がりをアップさせるのにおすすめです。まつげと眉毛の両方に使えます。
アイブロウブラシ:付属のブラシよりカラーをのせやすい
アイブロウブラシは付属のブラシよりカラーをのせやすいので、いつもよりしっかりした眉毛に仕上げら
れます。
また、柄が長く左右のバランスがとりやすいため、「アイブロウメイクが苦手」という方にもおすすめです。
リップブラシ:リップラインを縁取ってしっかりした雰囲気に仕上げられる
リップブラシを使えば、リップラインを縁取ってしっかりした雰囲気に仕上げられます。
お直し用に持ち運びしやすいキャップ付きのものを選ぶのがおすすめです。唇のシワまでムラなく塗れるため、
リップのモチもアップします。
メイクブラシ選びのポイントとは?メイク初心者から上級者まで参考にできるメイクブラシの選び方
これって何に使うの?
これはいらないな…。
メイクブラシを適当に選んでしまうと、せっかく購入したメイクブラシをムダにしてしまう可能性もあります。
ここからは、メイク初心者から上級者まで参考にできるメイクブラシの選び方を紹介します。
メイクブラシの選び方①必要なメイクブラシがリーズナブルに揃うメイクブラシセットから選ぶ
実はメイクブラシを選ぶのに1番おすすめなのは、メイクブラシセットから選ぶことです。1本ずつ揃えるよ
りも、必要なメイクブラシがリーズナブルに購入できます。
メイク初心者なら5〜10本
メイク初心者やメイクブラシを使ったことがない方なら、5〜10本のメイクブラシセットを選びましょう。
例えば以下のようなブラシセットを目安にすると、必要なブラシを最低限で揃えられます。
- ファンデーションブラシ
- チークブラシ
- アイシャドウブラシ
- アイブロウブラシ
- リップブラシ
上記が全て必要なわけではありません。自分のメイクに必要なブラシが揃えばOKです。
例えばリキッドファンデを使わないなら、ファンデーションブラシをフェイスブラシとしても併用できます。ブラシを使わずカジュアルにリップを塗るなら、リップブラシも必要ありません。
上級者なら15本以上
メイク上級者なら、15本以上のメイクブラシセットを選びましょう。
ブラシの本数が多いとそれだけで満足感を得られますが、初心者では「どこにどのブラシを使えばいいの?」と悩む方も多く、持て余してしまう可能性もあります。
パーツごとのクオリティをアップしたいなら2〜4本
パーツごとのメイクのクオリティをアップしたいなら、2〜4本のメイクブラシセットを選びましょう。
例えばアイシャドウブラシなら、アイホール用・目尻用・アイライン用など、ブラシの大きさが異なるブラシセットを選ぶと、ムダなく使いこなせます。
メイクブラシを選ぶとき、持ち運びできるポーチや収納できるケースに入っているものだと便利でおすすめです。ポーチがあれば、お直し用に使えます。
収納できるケースがあれば、メイク後の収納に困りません。立てて収納できるケースなら、毛先を上にして収納できるので、ブラシが痛みにくく管理もしやすいです!
メイクブラシの選び方②天然毛or人工毛?肌あたりやお手入れのしやすさで選ぶ
メイクブラシは肌あたりやお手入れのしやすさで選ぶことも大切です。
天然毛・人工毛にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合った毛質を選んでみてくださいね。
肌に優しい使い心地なら天然毛のメイクブラシ
肌に優しい使い心地が、天然毛のメイクブラシのメリットです。
パウダーを多く含むことができるため、パウダー系のメイクに適しています。
しかし、リキッド系のメイクをするときには注意が必要です。例えばリキッドファンデを使う際に余分なファンデを吸収してくれる効果がありますが、
ツヤ感や美容成分をも吸収してしまうデメリットがあります。
また、お手入れに手間がかかるため、簡単にお手入れしたい方には不向きです。
お手入れのしやすさなら人工毛のメイクブラシ
お手入れのしやすさが、人工毛のメイクブラシのメリットです。
洗いやすく丈夫なため、リキッド系のメイクに適しています。
人工毛より比較的安く購入できますが、品質にバラつきがあるのがデメリットです。
使うコスメによってブラシの毛質を変えるのも、仕上がりをきれいにするポイントです。パウダー系なら天然毛、
リキッド系なら人工毛を選びましょう。
あまりに低価格でなければ、人工毛でも天然毛に引けを取らない肌あたりをしているものもあります。
アレルギーのある方は、人工毛のメイクブラシがおすすめです!
メイクブラシの使い方は?いつものメイクを底上げするメイクブラシの使い方とコツ
せっかくメイクブラシがあるなら、使い方もマスターしたいですよね。
ここでは、いつものメイクを底上げするメイクブラシの使い方とコツを紹介します。
コスメによる使い分け方法も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
普段のメイクを格上げ!ベースメイク用メイクブラシの使い方とコツ
ベースメイク用メイクブラシの使い方をマスターすれば、普段のメイクを格上げできます。
ブラシを使って、厚塗り感がないのにしっかりカバーされたベースメイクに仕上げましょう。
ファンデーションブラシ:ファンデによって使い分けると仕上がりもアップ
ファンデーションブラシは、ファンデによって使い分けるのがおすすめです。
使い分けによって仕上がりもアップするので、自分のコスメに合ったブラシを使いましょう。
【リキッドファンデーションブラシ】
平筆で大きめのコシのあるブラシが特徴です。
指で塗るより薄づきなのに、肌の凹凸や毛穴などの細かい肌悩みをしっかりカバーできます。
使い方
- 手の甲にファンデを適量とって、ブラシの毛先になじませる
- ブラシを寝かせながら、顔の中心から外側に向かってファンデを伸ばす
- ブラシに残ったファンデで目元・口元・鼻周りに塗る
- 余分なファンデはスポンジで抑える
天然毛だとファンデがブラシに吸収されやすい傾向があるため、人工毛を使うのがおすすめです。
【パウダーブラシ】
ブラシの毛足が長くたっぷりとした毛量が特徴です。
パウダーファンデーション用のブラシを指し、毛穴をふんわりカバーします。
使い方
- ブラシにファンデをとって、手の甲やティッシュの上に余分な粉を落とす
- 大きな円を描くように、ふんわり顔全体にファンデをのせる
- 細かい円を描くように、フェイスラインにファンデをのせる
コンシーラーがヨレてしまうのを防ぐため、目元はブラシをおくようにファンデをのせましょう。
【オーバルブラシ】
歯ブラシのような形状の毛が密集したブラシです。
くるくるとブラシを動かすと、気になる毛穴もしっかりカバーしてくれます。
使い方
- リキッドファンデ:リキッドファンデーションブラシと同じように、顔の中心から外側に向かって塗る
- パウダーファンデ:パウダーブラシと同じようにファンデをのせ、気になる部分にはくるくる磨くようにブラシを動かす
リキッドでもパウダーでも使えるため、日によってファンデを変えたい方にもおすすめです。
コンシーラーブラシ:指で塗るよりムラなくカバーできる
カバーしたい部分に合わせた大きさのコンシーラーブラシを使うと、指で塗るよりムラなく肌悩みをカバーできます。
使い方
- コンシーラーをブラシに適量とる
- カバーしたい部分にのせる
- 境目をブラシでなじませる
細かい部分はリップブラシで代用してもOKです。リップブラシの使い道に困っている方は、ぜひ試してみてください。
チークブラシ:付属のブラシとは一味違う仕上がりに
チークブラシを使えば付属のブラシよりムラになりにくく、一味違う仕上がりにできます。
使い方
- ブラシ全体にチークを含ませ、手の甲やティッシュの上に余分な粉を落とす
- 頬の中心から外側に向かって、なでるようにブラシを滑らせる
チークは1度にたくさんのせるのではなく、少しずつ調節しながらのせましょう。ブラシの先ではなく側面を滑らせるのが、チークをきれいにムラなく仕上げるコツです。
ハイライトブラシ:小さめブラシなら細部まで使える
ハイライトは、のせたい部分に合わせてブラシの大きさを使い分けましょう。小さめブラシなら目頭や口元など、細部まで使えます。
使い方
- ブラシにハイライトを含ませ、手の甲やティッシュの上に余分な粉を落とす
- 立体感を出したい部分にブラシを滑らせるようにのせる
細部に使いたいときはブラシの先にハイライトをつけましょう。ブラシを立てるようにして使うと、ハイライトがのせやすいです。
シェーディングブラシ:ナチュラルに陰影をつけられる
シェーディングブラシを使えば、ムラなくナチュラルに陰影をつけられます。
使い方
- ブラシにシェーディングを含ませ、手の甲やティッシュの上に余分な粉を落とす
- 顔の外側から内側に向けて、削りたい部分にブラシを立てて使う
簡単に陰影をつけられるため、初心者の方にもおすすめです。
フィニッシングブラシ:ファンデの密着力を高める効果も
メイクの最後に使うフィニッシングブラシは、ファンデの密着力を高める効果もあります。
使い方
- 肌表面の粉を落とすように、ブラシを滑らせて使う
- くるくると磨くようにブラシを動かすと、ツヤ感アップ
最後のひと手間でメイクの仕上がりがぐんと上がるため、お持ちの方はぜひ試してみてくださいね。
メイクのバリエーションが広がる!ポイントメイク用メイクブラシの使い方とコツ
ポイントメイク用メイクブラシの使い方をマスターすれば、メイクのバリエーションが広がります。
メイクブラシを使って、いつものメイクからマンネリを防ぎましょう。
アイシャドウブラシ:ブラシの使い分けでプロ顔負けの仕上がりに
アイシャドウブラシを使うとアイシャドウの濃さを調整しやすくなるため、ブラシの使い分けによってはプロ顔負けの仕上がりにできます。
使い方
- 大きめのブラシ:アイホールをふんわり仕上げられる
- 小さめのブラシ:二重幅をムラなく塗りやすい
- コシのあるブラシ:目の際や下まぶたを塗るのにぴったり
ブラシの大きさや毛の質感によっても仕上がりが変わるため、自分のメイクに合ったものを使いましょう。
ブレンディングブラシ:自然なグラデーションを作るのにぴったり
ブレンディングブラシは、自然なアイシャドウのグラデーションを作るのにぴったりです。
使い方
- アイシャドウのグラデーションをきれいに作れる
- アイシャドウと肌の境目をぼかす
簡単になじませることができるので、初心者の方にもおすすめです。
アイライナーブラシ:コシのあるブラシなら初心者にも使いやすい
アイライナーブラシは、付属のチップよりも細く繊細なアイラインを描くことができます。
使い方
- アイシャドウやジェルライナーでアイラインを引くのに使う
- アイラインをぼかしてナチュラルに仕上げられる
コシのあるブラシならきれいなアイラインが引けるため、初心者にも使いやすいです。
スクリューブラシ:眉毛の毛流れを整えるほかマスカラのダマ取りに使える
スクリューブラシは眉毛の毛流れを整えるほか、マスカラのダマ取りにも使えます。
使い方
- 眉毛の毛流れを整える
- アイブロウをぼかすのに使う
- まつ毛用マスカラのダマ取りに使える
眉毛の毛流れを整えるだけでもアイブロウがきれいに仕上がるので、ナチュラルメイクの方もぜひ試してみてください。
アイブロウブラシ:しっかり眉もふんわり眉も作れる
アイブロウブラシを使えば、しっかり眉もふんわり眉も作れます。
使い方
- アイブロウパウダーをブラシになじませる
- 眉毛の中央から眉尻に向かってパウダーをのせる
- 余ったパウダーを眉頭にのせる
アイブロウがいっきに垢抜けるので、アイブロウメイクが苦手な方はぜひ使ってみてください。
リップブラシ:リップのモチがアップする
リップブラシを使うと、リップのモチがアップします。
使い方
- リップブラシにリップを含ませ、平らに整える
- 上唇の山と下唇の位置を決める
- 口角から中央に向かって唇の輪郭を描く
- 外側から内側に向かって塗る
- ティッシュオフしてもう1度塗り直す
直塗りできなくなったお気に入りのリップも、リップブラシを使えば最後まで使い切ることができます。