「なんだか最近鏡を見る時に目の下のたるみが気になる…」 「なんだか老けてきたみたい…。」
そんな悩みはありませんか?実は、目の下がたるんでいるだけで実年齢よりもグッと老けて見えてしまうほど、目元の印象は大事なのです。
なんとなく前よりも老けて見える、顔が疲れて見えるのは、目の下のたるみが原因かもしれません。今回は目の下のたるみの原因と解消法についてくわしく解説していきます!
目の下のたるみには3つの原因がある!たるみを解消してぱっちり目元を叶えよう♪
目の下のたるみは加齢が大きな原因といわれますが、それだけでなく他にも原因が重なって起こっています。実は自分では気づいていなかった習慣や、無意識に行っている動作が、目の下のたるみにつながっていることもあるのです!どんな原因があるのか、ここでしっかり理解しておきましょう!
目の下のたるみの原因①加齢による筋力・弾力の低下
目の下のたるみの原因の1つ目は加齢による筋力の低下・皮膚の弾力の低下です。
眼球を支えている目の周りの筋肉の眼輪筋(がんりんきん)などは、加齢とともに衰えてしまいます。筋肉が衰えて支える力が弱まると上まぶたはゆるんでしぼみ、下まぶたは膨らみます。目の下の脂肪や皮膚を支えることができなくなり、たるみとして発生するのです。
また、肌の弾力の低下はコラーゲンやエラスチンが不足することで起こります。皮膚は表面から「表皮・真皮・皮下組織」の3層からできています。たるみと深く関係するコラーゲンやエラスチンは、真皮にあります。弾力やハリを保つ役割があるのです。
そして骨と皮膚をつないでいる靭帯がゆるむことも、たるみの原因になります。
目の下のたるみの原因②目の下の脂肪によるたるみ
目の下のたるみの原因の2つ目は、眼球を保護している眼窩脂肪(がんかしぼう)です。
眼窩脂肪はもともと誰にでもあるものです。しかし、目の周りの筋力が衰えると、クッションの役目を果たしていた眼窩脂肪が押し出されて前に出てきてしまうのです!
これが影になってたるみが目立つようになり、クマのように見えたり、疲れた印象を与えてしまいます。
また、加齢とともに頬が痩せてくると、目元の膨らみとの差ができてしまい、たるみが強調される場合もあります。
もともと涙袋が大きい人はたるみやすいといわれていますが、涙袋がたるんでいるのではなく、涙袋のさらに下にある目袋が膨らむことでたるみを感じさせてしまいます。
目の下のたるみの原因③老廃物がたまることによる顔のむくみ
目の下のたるみの原因の3つ目は、意外にも老廃物がたまることでおきる、顔のむくみです。体にたまった水分や老廃物が蓄積することでむくみ、目元が水分で膨らむことによってたるみとなる場合があります。
生活習慣が乱れてしまうとむくみやすくなるため、目の下のたるみとして現れやすくなります。むくみを解消するための生活習慣はこの後で解説します!
目の下のたるみ取りの方法は?即効性はある?5つの解消法をチェック!
たるみの原因がわかったところで、次に知りたいのはたるみ取りの方法ですよね。できれば早くケアしたい・解消したい!と思う方も多いでしょう。即効性のある方法はあるのか、ここでは5つの解消法をチェックしていきます!
目の下のたるみ取りの方法①表情筋トレーニングで目の周りの筋肉を鍛える
目の周りの筋肉を、自分でトレーニングして鍛えていきます。目の下のたるみは筋肉の衰えも大きな原因でした。意識して筋肉を使わないと、どんどん衰えてしまいます。しかし、
加齢による眼輪筋の衰えは、ゆるやかなペースで進行することが特徴です。 1度衰えてしまった眼輪筋も、自分でトレーニングすることでふたたび皮膚や脂肪を支えられるようになる可能性があります!額や眉間にシワが寄らないように気をつけながらトレーニングしていきましょう!
- 目をぎゅっと閉じて数秒間キープ
- 少しずつ閉じた眼の力をゆるめ眉を上げ、目を見開いて数秒間キープ
- ゆっくりと元の目の状態に戻す
目の下のたるみ取りの方法②優しいマッサージで血行促進
筋肉の緊張をほぐし、血液の流れを良くするマッサージも効果的です!
パソコンやスマホの長時間の使用で、目の周りの筋肉に疲労がたまっている方も多いはず。 また、パソコンやスマホの画面に集中してまばたきの回数が減ると、目の下の皮膚に栄養が届かなかったり、老廃物がたまったりしてしまいます。
マッサージで肌の新陳代謝が活性化すると、コラーゲンやエラスチンの生成がスムーズになり、ハリや弾力を保ってプリっとした肌に導きます。
ただし、優しく行いましょう!目元の皮膚はとても薄く、デリケートのため、力を入れずに行います。
早く効果を出したくて力を入れてしまうと、逆にたるみが悪化したり、色素沈着になるおそれがありますので注意しましょう!
マッサージは目頭・眉頭・こめかみ付近をやさしくなぞるようにしていきます。
また、頭皮のマッサージも効果があります!頭皮と顔の皮膚はつながっているので、頭皮がコリかたまっていると、表情筋まで固くなり、目の下のたるみにつながることもあります!まずは頭皮のコリをほぐしましょう。10本の指で頭をつかみ、指圧します。少し痛みを感じるほどの強さで小刻みに指を動かして頭全体をほぐしていきましょう!
ホットタオルを作って目元を温めるのもとても効果的です。ホットタオルはタオルを濡らしてしぼり、折りたたんでラップで包みます。電子レンジで1分前後加熱して、ほどよく温かくなったホットタオルを目元にあて、日頃、酷使している目を休ませてリラックスしましょう♪
目の下のたるみ取りの方法③目元専用の化粧品で集中的にケア
皮脂腺のない目元は乾燥しやすく、しっかりとした保湿が肝心です。
保湿力の高い専用のアイクリームや目元用パックを取り入れて、たっぷりと保湿しましょう。集中的に保湿することで乾燥によるくすみを防ぎ、目元にハリとツヤがよみがえります。
最新の目元ケアコスメは高機能なアイテムがたくさんそろっていますので色々試してみるのもオススメです。
目の下のたるみ取りの方法④目元美顔器のほどよい刺激でトリートメント
目の下のたるみだけではなく、くすみやむくみなど肌の悩みが重なった時には美顔器もおすすめです。疲れがたまっていると、お肌の悩みが渋滞してしまうこともありますよね…。
目元用美顔器の心地よい刺激や、じんわり温めてくれる温感で癒されながら、たるみケアができますよ!
最新の美顔器はLEDでくすみを取ったり、EMSで目の下のたるみをケアする機能もあるのでぜひ試してみてください♪
目の下のたるみ取りの方法⑤今すぐ改善したいなら美容医療
なかには、どうしても気になって、今すぐ改善したい方もいるかもしれません。そんな方は、美容医療を考えてみるのも一つの手段です。
目元のたるみがまだそれほど目立っていないのなら、メスのいらない施術で十分改善できる場合もあります。美容医療で施術する場合は、大きく分けて3種類あります。
- 重度のたるみにも対応できる切開法
- 膨らみの原因の脂肪をとる脱脂
- 超音波による熱エネルギーを使ってたるみや引き締めを行うHIFU治療
目の下のたるみに効果的なスキンケア方法!4つのポイントを解説!
自宅で集中してケアしたい! そんな時、どんなケア方法が効果的なのでしょうか。ポイントを4つに絞って紹介します。
目のたるみにおすすめなスキンケア①アイメイクは目元専用リムーバーで優しくクレンジング
目元はとても皮膚が薄く、頬の3/1程度の厚さしかありません。皮膚に負担がかからないように、目元専用のポイントメイク用リムーバーを使いましょう。皮膚をこすらないようにアイメイクを丁寧に落とすのが最重要ポイントです。
アイメイクはアイシャドウやアイライナーなど、メイクを重ねるため落ちにくく、ゴシゴシこすりがちです。また、メイクが残っていると色素沈着を起こし、クマにもつながるためNGです!
とくに、ウォータープルーフマスカラはとても落ちにくいため、ポイントメイク用のリムーバーを目元においてしばらくおき、しっかりなじませてから使うようにしましょう!数年後の目元に差が出ますよ♪
目のたるみにおすすめなスキンケア②効果の高いアイクリームや美容液で集中ケア
いつものスキンケアにプラスして、目元専用のアイクリームや美容液で集中的にケアしましょう。今はいろんな特徴を持ったアイクリームが発売されています。
アイクリームなのに目元を支える眼輪筋にアプローチするものや、血行を良くしてくれるもの、老化細胞についてとことん研究して開発されたアイクリームなどもあります。
丸い金属のようなアプリケーター付きのものなら、いつでもどこでも、手を汚さずにケアが可能です♪また、アプリケーターを使うと余計な力が入りすぎず、指先ではケアしにくいこまかい場所もしっかりと塗り込むことができます。
最新のテクノロジーが盛り込まれているので、いろいろ試してみるといいでしょう。
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目のたるみにおすすめなスキンケア③紫外線対策はしっかりと
紫外線対策は1年中行いましょう。紫外線にはA波とB波があり、とくにA波(UVA)は波長が長く、皮膚の真皮まで届きます。そのためコラーゲンやエラスチンの質を変えてしまい、目元のたるみにつながります。
くもり空でも紫外線は窓ガラスを通過してしまいます。雨の日でも紫外線は肌に多くのダメージを与えて蓄積されるため、紫外線対策は1年中欠かせないのです!
また、 効果を持続させるために2~3時間おきに塗り直すことを忘れてはいけません! UVカット効果のあるメガネやサングラス、日傘や帽子なども使ってケアしていきましょう。
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目のたるみにおすすめなスキンケア④コンシーラーで上手にカバーする
「アイクリームやマッサージでケアしているけれども、どうしても今すぐ隠したい!」
と思う場面もありますよね。そんな時は、コンシーラーで自然にカバーしましょう。ファンデーションを塗ったあと、気になる部分に薄くコンシーラーを塗り、指の腹を使ってなじませます。力を入れずに軽くトントンとなじませます。
隠したいからとたっぷりコンシーラーを使うと悪目立ちしてしまうので、あくまでも薄くカバーすることがポイントです。オレンジ系のコンシーラーを使うことで、肌の色を色を補正し、きれいにカバーできますよ!
目の下のたるみを予防する生活習慣とは?睡眠と目をこすらないことが大切!
日々の生活のなかで、目の下のたるみを予防できる習慣にはどんなものがあるのでしょうか。それぞれ解説していきます!
目の下のたるみ予防①睡眠をしっかりとって肌のターンオーバーを促進!
まずは睡眠をしっかりとりましょう! 睡眠時間だけでなく、睡眠の質にもこだわりたいところ。
質のいい睡眠をとれると体の血流が良くなり、肌のターンオーバーと言われる肌代謝がスムーズになります。肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを作る働きが活性化するため、たるみの予防になります♪
ベストな睡眠時間は人によって変わりますが、 肌の代謝のためには6時間以上の睡眠はとりたいところですね。
また、眠りはじめてから3時間ぐらいは最も眠りが深く、成長ホルモンの分泌が一番多いタイミングなので、寝つきをスムーズにさせることで質のいい睡眠をとることができます。
<質のいい睡眠のためには、脳を覚醒させないことがポイントです。
- 寝る前はパソコンやスマホの画面を見ない
- アルコールやカフェインを取るの控える
- 激しい運動をしない
目の下のたるみ予防②目元を強くこすらない!強い刺激は負担になる
目をこすりすぎると、まぶたの筋肉や皮膚がのびてしまう恐れが…。
メイク落としの時、目がかゆい時、眠い時…思わず目をこすってしまいそうな場面に注意です! 目のかゆみなどは目薬を使いましょう。花粉症の時期などはとくに気を付けたいですね。
アイメイクは先ほど紹介したように、ポイントメイク専用のリムーバーを使いましょう。目元をこすらないように気をつけると、皮膚の摩擦が減ってたるみ予防になります!
目の下のたるみ予防③栄養バランスのいい食生活を心がけ、塩分を控える
塩分の摂りすぎや、アルコールなどによってむくみは引き起こされます。とくに夜に塩分を多くとると、眠っている間に水分がたまり翌朝むくみやすくなってしまいます。
塩分を控えた食事を心がけ、むくみを解消してくれる食材を意識しながらバランスの良い食生活になるよう気をつけると、翌朝スッキリできますよ♪
むくみを解消してくれる栄養素は、
- カリウム 海草、フルーツ、イモ類など 体の水分量を調節し、水分の排出を助ける
- タンパク質 肉、魚、乳製品、卵、大豆製品など、血管内の水分量を調節する
目の下のたるみは早めのケアがカギ!いつまでも若々しい目元をキープしましょう!
目の下のたるみがあると、一気に実年齢よりも老けて見えやすくなります
しかし、今はケア方法もたくさんあり、自分でできるものから色々と試してみましょう。
早めにケアすることで改善することも十分に期待できます。いつまでも若々しい目元をキープし、笑顔に自信を持って過ごしましょう!
目の下のたるみに関するよくある質問【Q&A】疑問を解消して理想の目元を目指しましょう♡
ここからは、目の下のたるみについてよくある質問をまとめてみました。疑問を解決していろんな解決法を試してみましょう!
目の下のたるみはセルフケアで治せる?
たるみがまだ目立っていなければ、セルフケアで改善が出来ます!目元を優しくケアし、マッサージや目の周りの筋肉のトレーニング、専用のアイクリームなどを使うことで解消が期待できます。たるみが目立つようになると、セルフケアではなかなか改善できない場合もあるので、早めのケアが重要です。
ニードルパッチは効果がある?使っても大丈夫?
ニードルパッチは比較的即効性もあるといえるでしょう。貼るタイプのスキンケア商品で、マイクロニードルから肌の内部に美容成分を浸透させるものです。ピンポイントのスペシャルケアでお助けアイテムとして活躍しています。ただし、皮膚が引っぱられてのび、たるみがひどくなる、かぶれて肌荒れの原因になる可能性もあるので、注意が必要です。
美容医療での施術はメスを使わなくてもできる?
メスを使わずにできるものも多くあります。美容医療の施術のメリットは即効性や、効果が長く続くことです。施術費用も抑えた治療法もあるのでどちらも含めて検討してみましょう。