時短ケアとして人気のオールインワン。化粧水・乳液・美容液・クリーム・パックなどが1つで完了するので、忙しい女性にぴったりのアイテムです。

スキンケアの手順が減るのは嬉しいけど、きちんと保湿効果があるのか心配ですよね。

そんなオールインワンの、「実際どうなの?」という気になる部分を徹底解説していきます!

オールインワン化粧水って実際どう?化粧水や乳液、美容液のライン使いとの違いを徹底解説

オールインワン化粧水って実際どう?化粧水や乳液、美容液のライン使いとの違いを徹底解説

オールインワンというと、オールインワンゲルをイメージする人が多いかもしれませんが、実はたくさんの種類があります。

今回は、化粧水タイプのオールインワンを徹底解説していきます!

オールインワン化粧水の保湿力選び方のポイントほかのテクスチャとの違いをわかりやすく説明。乳液やクリームなど、油分の多い化粧品を避けたい油性肌の人はとくに必見です!

オールインワン化粧水とは?

オールインワン化粧水は、化粧水・美容液・乳液の役割を担っていることが多いです。成分のほとんどが水分なので、みずみずしく肌への浸透力が高いのがポイント。

保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲン、美容成分であるビタミンC誘導体やナイアシンアミドなどの水溶性の成分を配合しやすいというメリットがあります。

一方で、油分がほとんど含まれていないため、肌質によっては乾燥しやすいというデメリットも。保湿力が弱いことから、オールインワン化粧水はあまり種類がありません。

ただ、ニキビができやすくベタついてしまう脂性肌とはかなり相性がいい化粧品なんです。脂性肌の人は、油分が多い乳液やクリームを使わない方が、肌の調子が安定することが多いためです。

皮脂の分泌量が多い男性にも、オールインワン化粧水はおすすめ。

乾燥肌でオールインワン化粧水を取り入れたい場合は、オールインワン化粧水のあとにクリームを重ね塗りしましょう。しっかり水分を補充しながら油分でフタをすることで、保湿力がアップします。

化粧水・乳液・美容液のライン使いとの違いは?

化粧水・美容液・乳液・クリームなどは、それぞれに違った役割を持っています。

化粧水は水分を補うもの、乳液やクリームは油分で皮脂膜の代わりをするもの。美容液は肌悩みを予防してケアするためのものです。

スキンケアの基本は、水分→油分の順番で塗り重ねること。水分で潤いを与えて油分でフタをすることで、しっかりと保湿ができると考えられています。

対して、オールインワンは化粧水・美容液・乳液などが1つにまとまったアイテムです。

ワンステップでケアするので、潤いを肌の角質層まで浸透させるには時間がかかることが多いです。油分の配合も少なく、肌質によっては乾燥して肌荒れしてしまうことも。

ただ、オールインワンも進化しているため、ライン使いに負けない保湿力がある商品も増えています。こちらは、ONEcosme編集部がオールインワンの保湿力をテストした結果です。

このように、人気スキンケアのライン使いよりも、オールインワンの方が30分後の水分量が増加したのです!オールインワンは選び方によって、しっかりスキンケアできるんです。

オールインワンの種類は何がある?化粧水タイプのオールインワンとクリームタイプとの違いを徹底解説

オールインワンの種類は何がある?化粧水タイプのオールインワンとクリームタイプとの違いを徹底解説

オールインワンの種類

オールインワン=オールインワンゲルというイメージが強いですが、ほかにもたくさん種類があります。

  • 化粧水
  • ゲル(ジェル)
  • 乳液
  • クリーム
  • 美容液

「オールインワンゲルは使い心地が好きじゃない」「白いモロモロが出るのが苦手」という人は、ゲル以外のテクスチャを試してみましょう。

それぞれに特徴が違い、肌質や好みによっても相性が変わります。

オールインワンの【化粧水タイプ】と【クリームタイプ】の違いは?

オールインワンの化粧水タイプとクリームタイプの大きな違いは、水分と油分の配合量の違いです。

化粧水タイプのオールインワンは、ほぼ水溶性の成分で作られています。スッと肌になじんでくれるため、ゴワゴワしている肌へ潤いを与えたいときに活躍。

さっぱりした仕上がりなので脂性肌の人ベタつきたくない人夏場のスキンケアとして好まれています。水溶性の美容成分をたっぷり配合しやすいという特徴も。

デメリットとしては、水分が蒸発しやすく保湿力が弱いことが挙げられます。

一方のクリームタイプは、化粧水タイプよりも油分が多く配合されています。そのため、うるおいをキープする力が強く、乾燥肌でも使いやすいアイテムとなっています。

しっかり保湿をしたい人乾燥肌の人に好まれることが多いです。また、秋冬のスキンケアにもおすすめ。

オールインワンゲルの選び方のポイントは?

オールインワンゲルの選び方のポイントは?

オールインワンでスキンケアをするなら、選び方に気をつけてみましょう。ここでは、テクスチャ美容目的肌タイプ別の選び方をご紹介します!

テクスチャのタイプで選ぶ

ローション

ローションは、化粧水とほぼ同じものです。商品によっては、乳液をローションと呼ぶこともあります。

肌になじむみずみずしいテクスチャが特徴。化粧水・美容液・乳液の役割を持つものが多く、さっぱりした使い心地のオールインワンが多いです。

油分があまり配合されていないので、ニキビができやすい脂性肌やさっぱりしたスキンケアが好きな人におすすめ。保湿力が足りないときは、クリームを併用すると乾燥対策になります。

ゲル(ジェル)

オールインワンゲルやオールインワンジェルは、水溶性の成分を豊富に含んでいます。化粧水と同じく、みずみずしく肌なじみがいいのが特徴。

ジェルタイプは水分がメインとなっているので、さらっとした感触のものが多いです。ベタつきがあまりなく、脂性肌の人や夏場のスキンケアにおすすめ。

ゲルタイプはジェルよりも水分が少ないので、ぽてっとした弾力ある感触が特徴。油分が多く含まれているため、しっとりした仕上がりになります。さっぱりしながらも保湿力も求める人におすすめ。

乳液

乳液タイプは水分と油分がバランスがよく配合されていて、肌に水分を与えながら潤いをキープしてくれます。保湿はしたいけどベタつきたくないという人におすすめ。

肌の上でスッと伸びてくれるやわらかいテクスチャが特徴。

クリーム

オールインワンの中でも油分が1番多く配合されているのが、クリームタイプです。こっくりしたテクスチャで、保湿力に優れています。

しっかり保湿をしたい人や乾燥肌の人、秋冬の乾燥しがちな季節におすすめ。

美容目的で選ぶ

シワ

シワ対策をしたいなら、保湿成分が多く含まれていて、シワの予防や改善に働く美容成分を配合したものを選びましょう。

目元や口元の小ジワ

・コラーゲン

・ヒアルロン酸

・セラミド

・スクワラン

肌表面にできてしまった小ジワは、乾燥が原因となっています。小じわを放っておくと、深いシワになってケアがむずかしくなります。これらの保湿成分で肌に潤いを与えて、早めにケアしましょう。

目尻やおでこなどの深いシワ

・レチノール

・ナイアシンアミド

・ニールワン

・ビタミンC誘導体

・幹細胞培養液

肌内部のコラーゲン繊維やエラスチン繊維がダメージを受けることで、深いシワができてしまいます。目尻やおでこ、口元、眉間に多く、一気に老けた印象に。深いシワを回復させるには時間がかかりますが、これらの美容成分で根気よくケアを続けていきましょう。

純粋レチノールナイアシンアミドニールワンは、シワ改善効果があると認められた有効成分です。しっかり結果を求めたい人は、これらの成分が配合されているオールインワンがおすすめ。

シミ

シミ対策をしたいなら、有効成分が配合された医薬部外品を選びましょう。

シミを作らせない成分

・ビタミンC誘導体

・トラネキサム酸

・アルブチン

・コウジ酸

シミはできてしまってからではなく、できる前から予防することが大切。これらの美白成分をスキンケアに取り入れつつ、日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう。

できてしまったシミにアプローチする成分

・ビタミンC誘導体

・レチノール

ビタミンC誘導体はメラニンを還元してシミを薄く、レチノールはターンオーバーを促してメラニンを排出させる働きがあります。シミを薄くするためには使い続けることが大切なので、手間なく美白ケアを取り入れやすいオールインワンがぴったりです。

ニキビ

白ニキビ

・サリチル酸

・ビタミンC誘導体

白ニキビには殺菌作用のあるサリチル酸や、皮脂を抑制するビタミンC誘導体がおすすめ。ニキビの原因となる皮脂を抑えたり、毛穴詰まりをキレイにしたりすることでニキビをケアしていきます。

赤ニキビ

・グリチルリチン酸2K

・アラントイン

赤ニキビは白ニキビが悪化して、毛穴内で炎症が起こってしまった状態です。抗炎症作用がある有効成分グリチルリチン酸2Kアラントインで、炎症や赤みを抑えてニキビをケアします。

肌荒れ

・グリチルリチン酸2K

・アラントイン

・ビタミンC誘導体

肌荒れで炎症を起こしている場合には、抗炎症作用がある成分が配合されているものを選びましょう。外からの刺激をはね返すバリア機能が低下しているため、まずは炎症を抑えてバリア機能を正常に整えることが大切。

肌の潤いを高めるために、高保湿タイプのオールインワンがおすすめ。

肌タイプで選ぶ

乾燥肌

水分も油分も不足しやすい乾燥肌は、どちらもバランスよく補給することが大切。グリセリン・セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど、保湿成分が多く配合されたものを選びましょう。

油分が多い乳液やクリームタイプのオールインワンがおすすめ。オールインワン化粧水を使いたいときは、仕上げとしてクリームを併用すると保湿力がアップします。

脂性肌

水分も皮脂も多い脂性肌は、肌がベタつきやすいのが悩み。ビタミンC誘導体が配合されたオールインワンなら、皮脂の分泌を抑制してベタつきやテカリを軽減してくれます。

油分がニキビの原因となってしまうことも多いため、さっぱりした使い心地の化粧水やゲルタイプのオールインワンがおすすめ。

混合肌

Tゾーンなど皮脂の分泌が盛んでベタつく部分と、目元口元の乾燥しやすい部分が合わさっている混合肌は、オールインワンにも工夫が必要です。

皮脂が多いおでこやあごは、油分の少ない化粧水やジェルタイプ。乾燥してしまう目元口元や頬は、乳液やクリームタイプのオールインワンでしっかり保湿してあげましょう。

まれに、潤いが足りず皮脂が過剰に分泌されてしまっているインナードライの場合もあるため、肌の調子をよく確認することも大切。

敏感肌

慣れないスキンケアで肌荒れしたり、季節や体調などで揺らいだりしやすい敏感肌は、できるだけシンプルな成分のオールインワンを選びましょう。

敏感肌用と表示されているものや、アルコール・香料・着色料が配合されていないものが、敏感肌でも使いやすいアイテムの目安となります。

また、バリア機能を高めるグリセリンセラミドなどの保湿成分も大切。炎症が気になるときは、グリチルリチン酸2Kアラントインといった抗炎症の成分がおすすめです。

おすすめオールインワン化粧品3選

おすすめオールインワン化粧品3選

ここでは、ONEcosme編集部イチオシのオールインワン化粧品を3つご紹介します!

1位のパーフェクトワンは、美白も保湿もどっちもケアしたいという人におすすめ。化粧水・乳液・クリーム・パック・美容液・化粧下地の6役をこなす人気のオールインワン!

2位のカナデルは、クレンジングバームで有名なDUOの姉妹ブランドです。保湿・美白・肌荒れ予防・角質ケア・マッサージの役割をもつ攻めのオールインワン。

3位のビトアスは、サントリーが開発したエイジングケアのためのオールインワンです。独自の3ステップアプローチにより、ライン使いしたようなハリを実感できると好評。

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※本記事において、「美白」「エイジングケア」「浸透」は下記のことを指します。

・美白…メラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐ

・エイジングケア…年齢に応じたお手入れ

・浸透…角層へ浸透する

オールインワン化粧水は忙しい人の味方!オールインワン化粧水で楽しながらしっかり保湿しましょう♪

まとめ

ライン使いとオールインワンの保湿力にはそれほど差がないので、時短したい方や、コスパ重視の方は、自分の肌タイプに応じて、ぜひ一度オールインワンを使ってみてはいかがでしょうか?

また、オールインワンに化粧水やクリームを併用して、水分や油分をプラスするのもおすすめです。

お気に入りのオールワンを見つけて楽してキレイなスキンケアを始めましょう!