「レチノール」は美容液やアイクリーム、化粧水などに配合されており肌のターンオーバーを促し、皮脂分泌量の正常化やコラーゲン生成のサポート、抗アクネ菌など、肌をすこやかな状態に導く作用がある「ビタミンA」の一種です。
シミ・シワ・ニキビ・ニキビ跡・たるみ・毛穴など、さまざまな肌悩みの改善が期待できる成分として人気があります。ただ、慣れていないうちは「レチノールA反応」と呼ばれる副反応があらわれることがあるので少し注意が必要です。 今回はレチノールの使い方とあわせて副反応の対策もしっかりご紹介しますので、ぜひレチノールを毎日の生活に上手に取り入れ、ワンランク上のつや肌を目指しましょう!初めてのレチノール! 毎日使うための8つの方法をご紹介。ポイントは「焦らず・ゆっくり」
レチノールに期待できる効果を知ると「肌の生まれ変わりを促進して、早くツヤ肌を手にいれたい!」と思いますよね。でも、副反応が出ることも考慮して「焦らず・ゆっくり」取り組むのが大切なポイントです。以下の8つの方法を守りながら、お肌の毎日の変化を慎重に見守ってくださいね。
レチノールを毎日使うために① 「パッチテスト」で肌に合うかをチェック
「パッチテスト」とは、その化粧品に自分の肌がかぶれるかどうかを調べるためのテストです。紫外線が当たりにくい二の腕の内側など肌の柔らかい部分に、清潔な手で化粧品を塗り、30分程度、時間をおいて肌の状態を確認します。
異常がないようでしたら、そのまま1〜2日間ほど様子をみてください。もし肌に異変が起きた場合は、すぐに水で化粧品を洗い流し、症状が落ち着かない場合は医師に相談しましょう。
レチノールを毎日使うために② 1日1回、夜のスキンケアでたっぷり保湿した後に使いましょう。
まずは1日1回、夜の洗顔後に化粧水やクリームなどでしっかり保湿をおこなった後に、レチノールアイテムを使用しましょう。使用量はパッケージに書かれている量を守ってくださいね。
レチノールによる副反応は「使い始め」にもっともよく起こるといわれています。初めてレチノールを使う際は、週に2〜3回程度のペースでスタートして肌の様子をみていきましょう。なお、この後にご説明する「レチノールA反応」と呼ばれる副反応が起きる人の中には、レチノールを使用するタイミングを間違えている方が多くいらっしゃいます。「レチノールはスキンケアの最後に使用するのが基本!」です。忘れないようにしてくださいね。
※医療機関から処方されている場合は医師の指示に従ってください。
レチノールを毎日使うために③ いつも以上に保湿ケアをていねいにおこないましょう。
先ほどお伝えしたように、レチノールによる副反応は「使い始め」にもっともよく起こります。レチノールを使い始めたばかりの時期は肌のターンオーバーが急激に促されて肌が薄くなり、とてもデリケートになっているためです。細胞への水分・油分の補給がいつも以上に必要な状態なので保湿力の高いアイテムで、やさしくていねいにケアしてあげるように心がけてくださいね。
おすすめの成分は、肌表面のうるおいをキープしてくれる「ヒアルロン酸」、肌の保水力を高めてくれる「コラーゲン」、肌のバリア機能を高めて刺激から守ってくれる「セラミド」です。ここで保湿がしっかりできていれば、よりふっくらとハリのある肌になれますよ♪
レチノールを毎日使うために④ 刺激を受けやすい目もと・口のまわりにレチノールを塗るのは避けましょう。
レチノールを初めて使う場合は目のまわりや口のまわりなどの刺激を受けやすい部分は避けてください。肌の他の部分に塗って問題がないようなら、様子をみながら段階的に少しずつ塗っていくようにしましょう。
レチノールを毎日使うために⑤ 洗顔の回数は2回までで、洗顔料を使うのは1日1回だけにしましょう。
レチノールの使用中は肌が敏感になっているので洗顔は1日2回までにとどめておいてくださいね。1回は「38度程度のぬるま湯での洗顔」、もう1回は「洗顔料を使った洗顔」の計2回です。洗うときも、タオルでふくときも摩擦で刺激を与えないように気をつけてください。
レチノールを毎日使うために⑥ 紫外線対策はマスト! SPFは肌に負担をかけすぎない程度にしましょう。
レチノールをつけた肌はバリア機能が低下しているため紫外線にも強く反応してしまいます。紫外線は室内にも入ってきますので、紫外線の対策は不可欠です!
とはいえ、日焼け止めはSPF値が高いと、落とすときも含めて肌への負担が大きくなりがち。外出する時間がそれほど長くないなら、紫外線はしっかりカットしつつも負担が少ないSPF25程度のものを選び、外にいる時間が長い場合はSPF値の高いものにするなど、使い分けましょう。
日傘や帽子などで物理的な紫外線対策も併せておこなってくださいね。
レチノールを毎日使うために⑦ 週2〜3回からスタートし、肌が慣れてきたら徐々に回数を増やしましょう。
通常、1週間〜1カ月ほどで肌がレチノールに慣れ、トラブルなく使えるようになります。週2〜3回のペースで使用していて肌が慣れてきたら、徐々にレチノールを使う回数を増やしていきましょう。「赤み」や「皮むけ」などのトラブルが起きていない場合は毎日使ってもOKです。
「皮むけ」や「かゆみ」があっても我慢できる程度であれば、肌にレチノールが作用している証拠でもあるのでレチノールの使用を続けてみてください。その他の症状があり、程度が軽いようなら、使用量・使用頻度を減らして様子を見ながら使用を続けましょう。
我慢できないほどの、かゆみや痛みなどがある場合は、すぐに使用を中断してください。中断しても症状が軽減しないようであれば医師の診療を受けましょう。
毎日レチノールを使う前に必ず知っておきたい「レチノールA反応」について解説!
レチノールを使うことで起こる副反応「レチノールA反応」は肌のターンオーバーが急に促されることが原因で起こる反応で、自然におさまることがほとんどです。レチノールa反応、レチノイド反応、ビタミンA反応などと呼ばれることもあります。
毎日レチノールを使う前に知っておきたいこと:レチノールA反応で見られる皮むけや赤みなど主な10種つの症状
レチノールA反応の主な症状として具体的には以下の10種があります。
- 乾燥
- 皮むけ:皮向けが強く、肌に亀裂ができている場合は使用を中止しましょう
- かゆみ:我慢できないほどのかゆみがある場合は使用を中止しましょう
- 赤み:強く赤みが出ている場合は使用を中止しましょう
- かぶれ
- 痛み:我慢できないほどの痛みがある場合は使用を中止しましょう
- 肌あれ
- ゴワつき
- 細かいぶつぶつ
- 一時的なニキビの変化
その他、血がにじんでいるような場合も使用を中止してください。
使用を中止してもこれらの症状が続く場合はレチノールA反応ではなく、肌に異常が起きている可能性があります。すみやかに使用を中止し、皮膚科の医師に相談するようにしてください。
毎日レチノールを使う前に知っておきたいこと:レチノールA反応が起きやすいのは使い始め・乾燥肌・敏感肌
先ほどもお伝えたように、レチノールA反応がもっとも起こりやすいのは「使い始め」のタイミングですが、もともと肌の水分・油分が不足しがちで、肌機能が低下している「乾燥肌」や「敏感肌」の方もレチノールA反応が強く出やすいといわれています。
他にレチノールA反応が起きやすい人として、「ホルモンバランスの変化などによって肌が敏感になった人」や「急に大量のレチノールを配合したアイテムを使った人」も挙げられます。
化粧品に配合されているレチノールの濃度は一般的にそれほど高くないので、基本的には誰でも使用することができますが、下記の方々はレチノールを使用することによる乾燥が肌に深刻な影響を及ぼす可能性があります。必ず皮膚科専門医に相談のうえで使用するようにしてください。
レチノールの使用をさけた方がよい人
- 重い敏感肌の人
- 肌の赤みが強い人
- アトピーや酒さなど皮膚炎を患っている人
※妊娠中・授乳中の方や、妊娠を望む方・妊娠する可能性のある方は、胎児や赤ちゃんへの影響が懸念されますので、医療機関で処方される高濃度のトレチノイン(レチノイン酸)の使用は避けましょう。
毎日レチノールを使う前に知っておきたいこと:レチノールA反応は数日後〜2週間起き、2カ月程度で治まる
レチノールA反応はレチノールを使い始めてから数日後〜2週間ほど続くのが一般的です。もともと肌の水分量が多い場合は2〜3日程度で回復する方もいます。個人差はありますが、レチノールを使い続けていくうちに肌にレチノール(ビタミンA)が定期的に補給されている状態になることにより、レチノールA反応は徐々に起きにくくなります。
レチノールを毎日使ってレチノールA反応が出た場合の3つの対処法
レチノールA反応は肌の正常な生理反応です。肌に十分なビタミンAが補給されて皮膚が慣れてくると反応は徐々におさまってきます。もし症状が続く場合は以下の対処をし、様子をみるようにしてください。
【レチノールA反応の対処法①】毎日使っていたレチノールの頻度を減らす
レチノールA反応を抑えるため、レチノールを使う回数を減らしましょう。たとえば毎日・朝晩に使用していた場合は夜のみの使用に変えます。それでも症状が強く出る場合は、週2〜3回の使用ペースに下げて様子をみてください。レチノールA反応がおさまってきたら様子をみながら慎重に頻度を増やしていきましょう。
【レチノールA反応の対処法②】毎日使うレチノールの量を減らす
まず大事なのは、使用しているレチノールアイテムのパッケージに記載されている規定の使用量を守ることが大前提です。そのうえで、レチノールA反応の症状をやわらげるために、当面は使用量を減らして様子をみてみましょう。
【レチノールA反応の対処法③】毎日使うレチノールの濃度を下げる
レチノールの濃度が公開されていないものが多いので、濃度を基準に選ぶのは難しいところですが、レチノールA反応が強く出ている場合はレチノールの濃度が低いものに変更しすることをおすすめします。レチノールの濃度を下げることで、肌にゆっくりと作用し、レチノールA反応も穏やかになるはずです。
なお、化粧水は比較的、レチノールの濃度が低めのものが多く、美容液やクリームはレチノール濃度が高めのものが多い傾向があります。肌の乾燥や皮むけがなくなったら、濃度を元に戻して使用してみましょう。
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![編集部Voice](/img/title_voice.png)
レチノールの種類は効果(刺激性)が低いものから順に並べると、パルミチン酸レチノール→酢酸レチノール→ビタミンA油→レチノール(ビタミンA)→皮膚科などの医療機関で処方されるトレチノイン(レチノイン酸)となります。
我慢できる軽度のレチノールA反応であれば肌の様子を見ながら使用を継続してみてほしいのですが、刺激が強すぎると感じる場合はパルミチン酸レチノールなどの穏やかな成分を配合したアイテムに変更するか、いったん使用を中止することをおすすめします。
※妊娠中・授乳中の人や、妊娠を望む人・妊娠する可能性のある人は、医療機関で処方される高濃度のトレチノイン(レチノイン酸)の使用は避けましょう。
毎日使えるレチノールおすすめ人気ランキングTOP3
レチノールは酸化が早く、光や空気・温度の変化でも劣化してしまいます。酸化したレチノールは低い濃度でも肌にとって刺激になることも。酸化を防止する対策がきちんとされた安定性のあるアイテムがおすすめです。
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美容施術から着想を得た 3種のレチノール配合美容液
b-glen(ビーグレン) QuSomeレチノA
6,600円(税込)/15g(約1か月分) →7日分6点トライアルセット1,490円(税込)
商品について詳しくはこちら - 高濃度のピュアレチノール配合
独自の「マイクロレチノール」で浸透力UP!刺激を抑えてハリ・つや肌に導く美容液
キールズ DS RTN リニューイング セラム
11,330円(税込)/50ml
商品について詳しくはこちら
純粋レチノールを薬用有効成分として配合! 資生堂 エリクシール シュペリエル「エンリッチド リンクルクリーム S」
【資生堂】2年連続@cosmeアイケア部門1位のシワケア薬用クリーム
![資生堂 リンクルクリーム](/storage/2019/06/820fdb64980a69436c6f16710eefb99f.jpg)
総合評価:
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♢内容量:15g ♢配合成分:純粋レチノール・水溶性コラーゲン ♢期待できる効果:年齢肌ケア、シワケア ♢単品価格:6,264円(税込) ♢キャンペーン:2本買うと1本無料でプレゼント
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エリクシールのリンクルクリーム は「目元のシワやたるみで老けて見える…」という人にこそ使って欲しいアイクリーム。手ごろな価格でシワやたるみを改善して、ふっくらとハリのある目元に仕上げます。
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(※効果には個人差があり効果を保証するものではありません。)
現在、シワ改善効果が認められている成分はニールワン・レチノール・ナイアシンアミドの3つしかありません。
エリクシール は、その内の1つ「レチノール」を配合した製品の中で、日本で初めて厚生労働省からシワ改善効果を認められた製品です。
資生堂は1989年からレチノールのエイジングケア効果に着目し研究を重ねてきました。レチノールは本来、光・熱・酸素に弱く化粧品に配合するのには不向きだったのですが、30年の研究を経て、安定配合に成功!
純粋レチノールはヒアルロン酸の生成を促し、肌の隙間を水分で満たしますことでふっくらとハリ肌に導き、深いシワやたるみを改善します!
しかも肌のターンオーバーが整うので、シワやたるみだけでなくあらゆるエイジングケアが可能です。
さらに「レチノール」の嬉しいポイントは低価格を実現したシワ改善成分なところ。
エリクシールのリンクルクリーム の本品価格は6,264円と、シワ改善クリームの中ではかなりの低価格です。1本で約75回分と、少量でも伸びが良いので長持ちしてコスパも良いです。
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実際にONEcosmeの編集部でも使ってみたところ…
クリームは濃厚で本当に伸びがいい!肌によく馴染んでベタつきはナシ。アクアフローラルの香りが心地よくて癒されます。
夜一回使って翌朝さっそく効果を実感しましたよ。肌にハリがでて内側から潤っている感じがします。これなら本当に、しわが解消しそう!
塗り心地が抜群で、肌がピンとしてツヤが出ました。
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薬用有効成分「純粋レチノール」の配合に成功したのは資生堂が初! シワやたるみを改善してふっくらハリツヤ肌に! 光・熱・酸素に弱いレチノールを独自の技術で安定配合できたのは、30年もの研究による成果だそう。1本で約75回分と、少量でも伸びが良いので長持ちしてコスパも良いのがうれしいですね。
即効性のあるレチノールを配合!ビーグレン「QuSomeレチノA」
目元のハリをケアできるビタミンA配合美容液
![ビーグレン QuSomeレチノA](/storage/2020/07/567f531e09d60f14abbc4f95c756df34.png)
総合評価:
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♢配合成分: レチノール・レチノイン酸トコフェリル・進化型ペプチド ♢単品価格: 6,600円(税込)/15g(30日分) ♢キャンペーン情報: 7日分6点トライアルセット1,490円(税込)
- #レチノール
- #年齢肌ケア
- #ハリケア
薬剤の効果を的確なものにするドラックデリバリーシステムの第一人者であるブライアン・ケラー博士のもとで生まれた浸透テクノロジーQuSome®を使用したエイジングケア用美容液です。
即効性のある「レチノール」を配合。即効性・持続性・安定性の3つを兼ね備えており、目元や眉間、おでこの年齢サインや乾燥小ジワに効果が期待できます。
安田美沙子さんを始め、女優やモデルの間でも実力派と話題のアイテムで、「これを使い始めてからどんどん自信がついた」「小じわが目立たなくなった」「毎日のお化粧が楽しくなった」「目の下のたるみが目立たなくなった」など、数多くの口コミ評価があるのもポイント。
なんと使った人の93%が満足を実感しています。実際の口コミを見てみましょう!
(※効果には個人差があり効果を保証するものではありません。)
肌に柔軟性を与えるレチノール成分と、ハリのもとを作り出すビタミンEとのハイブリッド成分のレチノイン酸トコフェリル、肌への刺激が少なく安定性に優れたパルミチン酸レチノールを配合。この3つのビタミンAが肌に働きかけることで、指がはじかれるようなハリのある肌が目指せます。
ビーグレンではそんなレチノールを医療目的で発明されたテクノロジーQuSome®で包み込むことで、肌の土台部分までしっかり浸透させてくれるのがポイント。髪の毛の100分の1のカプセルに入った成分が皮膚バリアを通過して土台まで長時間成分を届けることで、ハリ・弾力のある肌へ導いてくれます。
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ピュアレチノールがシワやハリ不足をケア! キールズ「DS RTN リニューイング セラム」
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創業から170年以上となるニューヨーク発の老舗スキンケアブランド「キールズ」より発売された美容液です。美容液分レチノールが高濃度で配合されていて、肌のキメを整える効果だけでなく、シワやたるみなど加齢にともなう肌の悩みにも高い効果が期待できます。
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高い効果が感じられるのは、肌の調子を整える効果の高い美容成分レチノールをキールズ独自開発の「マイクロレチノール」製法で配合しているためです。成分をミクロレベルで配合することで、肌の角質層の奥までしっかり働きかけます。
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価格は50mLサイズで11,330円(税込)です。
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くわしくはランキング記事をチェック!
毎日使えるレチノールアイテムと上手に付き合って、焦らずゆっくりと美肌を育みましょう!
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レチノールに関するよくある質問【Q&A】
レチノールについて、よくある質問をご紹介します。
レチノールを使ってみたいのですが、皮向けや赤みなどが心配です…
「パッチテスト」で問題がないことを確認してからお使いになることをおすすめします。パッチテストで問題がなくても、肌の状態や体調などによって異変が起きる場合もあります。使用中に違和感を感じたら使用を中止してくださいね。
皮むけしない場合は効いていないということでしょうか…?
「肌がほんのり赤みをおびている」「化粧品がしみる」「メイクのノリが悪く感じる」などと感じた場合は、レチノールによる適切な反応が起きている可能性があります。使い続けることでターンオーバーが活性化し、小じわやシミなどが改善するか様子をみてくださいね。 1カ月ほど経っても肌に変化が見られない場合は、洗顔後の肌に直接レチノールアイテムを薄く塗ってみたり、塗る回数を1日2回を限度に増やしてみたりしましょう。また、肌の様子をみながらレチノールの濃度が高いアイテムに切り替えてみるのもよいでしょう。
レチノールを使ったら毛穴が目立ってきてしまった気がします…?
一時的に毛穴が目立つことがあります。ターンオーバーが急激に促進されることで、肌の乾燥を招き、キメが乱れるためです。十分に保湿をしましょう。レチノールに慣れて乾燥が落ち着くと、肌にハリが出てきて毛穴は目立ちにくくなります。肌の乾燥がひどい場合は、レチノール使用の使用量や回数を減らすなどし、皮膚科へ相談してください。