ファンデーションの色の選び方は悩ましいですよね。「今の色で合ってるのかな?」「顔だけ浮いてない?」と思っている人も多いはず。
ファンデーションの色を選ぶときは、2つのポイントと3つの選び方を基準にするのがコツです!悩んでいる人が多いファンデーションの色選びですが、毎日使うものだからこそ、自信の持てる色を選びましょう!
ファンデーションのカラーとは?そもそもどんな種類があるの?
まずはファンデーションのカラー展開を理解しておきましょう。メーカーやブランドによってさまざまなカラーがありますが、基本的には「肌の明るさ」と「肌の色味」を基準に作られています。
明るさ
ファンデーション選びで見るべき「明るさ」とは、肌の「白さ」や「色の濃さ」のことです。たいていのファンデーションには「標準色」という基準となる色が決められていますが、色白の人は標準色よりワントーン明るい色から選ぶといいでしょう。
肌の色が特別白くもなく、濃くもない、という人は、一般的な標準色が合うことが多いです。色白に見せたくて無理に明るい色を選んでしまうと、顔が白く浮いて見えてしまうので注意が必要です。
肌色が濃い人は、標準色よりワントーン暗めの色を選ぶのがおすすめです。暗めの肌色を活かして、ハイライトを鼻筋や頬、目元などに入れると立体的に仕上がり、魅力的に演出できますよ。
色味
ファンデーションの色味はメーカーごとに大きく異なりますが、日本人の肌はややピンクがかった色~黄色味のある色であることがほとんどです。そのため、多くのファンデーションの色味は「ピンク系」「中間色」「イエロー系」をもとにしています。
「ピンク系」はほんのりピンクがかった肌色に適しています。「イエロー系」は黄味の強い肌になじみやすく、「ベージュ」と表示されていることが多いです。「中間色」は赤味と黄味の中間で、「オークル」と呼ばれています。
いずれも肌の明るさに応じて、色白の人に合う色を「ライトオークル」「ライトベージュ」、標準的な肌色に合う色を「オークル」「ベージュ」、濃い肌色に合う色を「ダークオークル」「ウォームベージュ」のように分類します。
メーカーごとのカラーを紹介
ファンデーションは「明るさ」と「色味」を組み合わせてカラーが作られており、化粧品メーカーでは、独自にさまざまなカラーを展開しています。ここでは、それぞれにどのようなカラーがあるのかを見てみましょう。
RMKは大胆に個性を輝かせるブランドです。一番暗いカラーに「Coffee Brown」という名前がついているのがキュートですね。
こちらは日本人の肌にはかなり暗めの色ですが、シャドウを入れたい部分に入れて陰影作りに使えます。ハイライトとローライトを使って立体的に仕上げるメイク方法もありますが、ファンデーションの色味を利用してナチュラルに立体感を出すこともできるんですよ!
shu uemuraは自分らしい美しさを表現できるブランドです。カラー展開はなんと24色!ピンク~イエローまで5段階もあるので、あらゆる肌色にピッタリな色を見つけやすいのが魅力です。
BOBBI BROWNはメイクアップアーティストが立ち上げたブランドです。素肌より美しいヌード肌をめざし、ナチュラルかつ美しい仕上がりが自慢です。ピンク系を「クール」、イエロー系を「ウォーム」と呼んでいますね。
【ファンデーションのカラーの選び方】あなたに合った色を見つけよう
ファンデーションのカラーが明るさと肌の色味から構成されることはわかりましたが、では、どのように自分に合う色を見つけたらいいのでしょうか?ここでは、初心者さんでも選びやすい3つのポイントについて解説します。
ブルベorイエベで判断する
私たちの肌は大きく分けると「ブルーベース」か「イエローベース」に分類することができます。
「パーソナルカラー」とも呼ばれますが、メイクに限らず、似合う服を見つけるときにも参考になるので、自分が「ブルーベース」なのか「イエローベース」なのかを把握しておくと、似合う色を見つけやすくなりますよ!
それぞれの特徴を解説するので、自分がどちらにあてはまるか見てみてくださいね。
ブルーベースの人は、色白の人が多いといわれています。肌に透明感があり、手首の血管が青く見えます。ファンデーションはピンク系~ピンクオークル系が似合います。
イエローベースの人は、日本人に多いタイプです。暖かみのあるイエロー系の肌色で、手首の血管が緑色に見えます。ファンデーションはイエローオークル系~イエロー系が似合います。
実際に肌に乗せて判断する
肌に合う色を見つけるには、実際に肌に乗せてみるのが一番わかりやすいです。コスメカウンターでタッチアップをしてもらったり、テスターを利用したりして、気になるカラーを実際に肌に乗せてみましょう。このとき、1つのカラーだけでなく、複数のカラーを塗って比較してみると違いがわかりやすいですよ。
カラーをいくつか選んだら、次に、頬下から首と顎の境目のフェイスラインに向かって縦長の線を引くようにファンデーションを乗せていきます。このとき、ニキビやシミなどがあると色ムラができてしまうので、なるべく肌トラブルがないところを選びましょう。
3~4色のせたら、肌にどの程度なじんでいるかを見比べてみます。
注意したいのは、近くで見ても違いがわかりにくいということ。少し遠目で見ると、色が浮いているか、肌になじんでいるか、がわかりやすくなります。また、首の色と顔の色の違いが顕著になっていないかも確認しましょう。
肌悩みで選ぶ
ファンデーションは肌の色に合わせて選ぶことが多いのですが、肌悩みをカバーできる色を選ぶ方法もあります。
たとえば顔がくすんで見えたり、血色がよくない人は、ピンク系のカラーを選ぶと、血色がよく生き生きと見えます。また、あまりメイク感を出さずにナチュラルに仕上げたい場合は、ピンクとイエローの中間色であるオークル系を選ぶと自然な仕上がりになりますし、肌の赤みが強い人は、あえてオークル系を選ぶことで、赤みを目立たなくしてくれます。
一般的に、肌悩みを隠すメイクアイテムといえばコンシーラーですが、コンシーラーを使うとどうしても厚塗り感が出やすくなります。
このようにファンデーションの色を工夫するだけでも簡単に肌色補整ができるので、ぜひファンデーションの色を選ぶときに参考にしてみてください。
色選びに迷った時のおすすめファンデーション3選
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ファンデーションの色選びに迷ったらまずは自分のパーソナルカラーに合わせて選ぶのがおすすめ!
悩むことが多いファンデーションの色選びですが、考えたいポイントは次の2つです。
- 明るさ
- 色味
また、選び方は次の3つを基準にすると失敗しにくくなります。
- ブルベorイエベで判断する
- 実際に肌に乗せて判断する
- 肌悩みで選ぶ
ファンデーションを肌に乗せるときは、顔や首ではなく、境目のフェイスラインの肌色にマッチしたものを選ぶと、「顔と首で色が違う」ということを避けられます。
顔だけをアップで見ていると色の違いが分かりにくいので、ぜひ鏡を離して、遠目で色の違いを確認してみてくださいね!