「イチゴ毛穴が気になる」
「しっかり洗顔しているのに毛穴の黒ずみが落ちない」
そんなときは、黒ずみや毛穴詰まり、お肌のザラつきの原因である「角栓」を分解し、頑固な毛穴の汚れを落としてくれる酵素洗顔がおすすめです！
でも、酵素洗顔は普段使う洗顔料とは少し違うので「酵素洗顔は気になるけど、どうやって使ったらいいのかわからない」と使うのをためらっている方も多いようです。
そこで今回は、酵素洗顔の正しい使い方や、毛穴の黒ずみを集中ケアする酵素洗顔のウラ技について詳しく解説していきます！最後におすすめの酵素洗顔もご紹介するので、「酵素洗顔が気になる」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
酵素洗顔の正しい使い方は？基本的な洗顔の手順とポイントについて解説
酵素洗顔は、毛穴の黒ずみやお肌のザラつきを洗い流すことができる「美肌の味方」です。しかし、使い方を間違えると、せっかくの酵素の力をしっかり引き出すことができなくなってしまいます。
では、酵素洗顔はどうやって使えばいいのでしょうか。酵素洗顔の基本的な手順について詳しく解説します！
酵素洗顔の手順①洗顔前にぬるま湯で顔をすすぐ
酵素洗顔をするときは、まず最初にぬるま湯で顔をすすぎます。
「これから洗顔するのに顔をすすぐの？」と不思議に思う方も多いかもしれませんが、肌には汗やホコリなどの汚れがたくさんついています。こういった汚れには雑菌が含まれていたり、酵素の働きを邪魔したりするので、先にぬるま湯で洗い流して肌を清潔な状態にしておくことが大切です。
また、ぬるま湯洗顔には毛穴を開かせる働きもあるので、毛穴の汚れを落としやすくなります。時間に余裕があるときは、洗顔する前に蒸しタオルを使って毛穴を開かせておくのもおすすめです。
【POINT】洗顔をする前には手をしっかり洗いましょう！
酵素洗顔の手順②酵素洗顔パウダーを泡立てる
ぬるま湯洗顔で汗やホコリを落としたら、酵素洗顔パウダーを手にとり粉が舞わないようゆっくりパウダーを出します。
次に、手にとった酵素パウダーに少しだけぬるま湯を足して泡立てます。酵素洗顔は通常の洗顔料よりも泡立ちにくいものが多いのですが、肌への摩擦を抑えるためできるだけきめ細かい泡を作りましょう。
どうしても泡立ちにくい場合は、ネットなどの泡立て用アイテムを使うのもおすすめです。
【POINT】最初のうちは、ぬるま湯は少なめに
酵素洗顔の手順③綺麗にしたい部分を中心に洗う
酵素洗顔を泡立てることができたら、毛穴の汚れやザラつきが気になりやすい部分（鼻や頬など）を中心に洗っていきます。
肌の乾燥を防ぐため、
- 皮脂が多いおでこ・鼻などのTゾーン
- 皮脂が少ない頬・顎などのUゾーン
- 乾燥しやすくデリケートな目元・口元
の順に優しく洗いましょう。
【POINT】肌に刺激を与えないよう、こすらず手早く洗う
酵素洗顔の手順④ぬるま湯で酵素洗顔を洗い流す
気になる部分をしっかり洗えたら、ぬるま湯で酵素洗顔を洗い流します。洗い残しがあると乾燥や肌荒れなどの原因になるので、ぬるま湯で30回くらい優しく洗い流します。このとき、肌をゴシゴシこすらないように注意しましょう。
【POINT】ぬるま湯の温度は32〜34°Cを目安に
酵素洗顔の手順⑤優しく顔の水気を拭き取りしっかり保湿ケア
酵素洗顔を洗い流せたら、柔らかいタオルで優しく水気を拭き取って、化粧水や乳液などのスキンケア化粧品でしっかり保湿ケアしましょう。
【POINT】保湿ケアはいつもより丁寧に
酵素洗顔を使用する際の注意点は？洗顔するタイミングや使用頻度について
酵素洗顔は使い方を間違えると、酵素の効果を引き出せないだけでなく、肌にダメージを与えてしまうこともあります。では、酵素洗顔を使うときはどんなことに注意したらいいのでしょうか。
酵素洗顔のタイミング
まず注意したいのが、洗顔のタイミングです。酵素洗顔をした後のお肌はとてもデリケートな状態で、紫外線を浴びるといつもより強く肌にダメージを受けてしまいます。そのため、紫外線の影響をできるだけ減らせるよう、酵素洗顔は夜に行うようにしましょう。
また、お肌が弱っているときに酵素洗顔を使うと、肌への負担が大きくなってしまいます。ストレスや寝不足、生理前などでお肌が弱っているときは、できるだけ酵素洗顔の使用を控えましょう。
酵素洗顔の使用頻度
酵素洗顔を使うときは、使用頻度にも注意が必要です。
酵素洗顔を使うと、黒ずみやザラつきのもとになる「角栓」だけでなく皮脂もしっかり洗い流すので、頻繁に行うと肌が乾燥しやすくなったり刺激を受けやすくなったりしてしまいます。そのため、最初は月2回程度にとどめてお肌の様子を見てみましょう。
慣れてきたら「もっと毛穴を綺麗にしたい！」と、ついたくさん酵素洗顔をしたくなりますが、肌への負担を考えると週1回程度にとどめておくのがおすすめです。
酵素洗顔で黒ずみを集中ケアするには？酵素洗顔のウラ技を紹介！
「酵素洗顔を使っても、なかなか毛穴の黒ずみが取れない」という方におすすめなのが、酵素洗顔をピーリング石鹸に混ぜる使い方です。
ピーリング石鹸には、角栓のもとになる皮脂や古い角質を分解する酵素が配合されているから、酵素洗顔と一緒に使うことで相乗効果になるんです！
ピーリング石鹸の中でも特におすすめなのが、タンパク質分解酵素「AHA」配合のものです。AHAはフルーツから抽出される酵素で、低刺激だから肌の負担を抑えながら毛穴を集中ケアすることができます。
また、酵素洗顔のパウダーにほんの少しだけ水を加えてペースト状にして、スクラブとして使うのもおすすめです。泡立たないよう2〜4滴の水を加えてペースト状になったら、ザラつきや黒ずみが気になるところにのせ、くるくると優しく洗いましょう。
酵素洗顔を使った後の正しいケア方法は？しっかり保湿することで毛穴レス美肌を目指せるアフターケア方法を解説！
酵素洗顔を使うときは、洗い方だけでなく「使った後にどんなケアをするか」ということもとても大切です。
酵素洗顔をしたあとはお肌がとても乾燥しやすいので、できるだけ早く保湿ケアする必要があります。いつもより多めの化粧水と乳液、クリームでうるおいを逃さずキープしましょう！
パックも保湿アイテムの代表的な存在ですが、不織布を使ったパックは摩擦が起こりやすく肌に刺激を与えやすいという特徴があります。
酵素洗顔した後の肌はとてもデリケートなので、酵素洗顔後のケアとしてのパックの使用はおすすめできません。「どうしてもパックで保湿したい！」と言うときは、パックを5分以内に終わらせるようにしましょう。
また、酵素洗顔後の肌にとって紫外線は大敵です。通常の肌でも紫外線を長時間浴びると、シミや乾燥をはじめさまざまな肌トラブルの原因になります。しかも、酵素洗顔後のお肌は皮脂や古い角質を洗い流した無防備な状態なので、紫外線のダメージを強く受けやすいんです。
そのため、酵素洗顔を行ったあとはできるだけ紫外線を浴びないようしっかり紫外線対策することが大切です。
酵素洗顔が肌に合わなかったらどうする？おすすめ使用方法を紹介！
酵素洗顔は洗浄力が強く、通常の洗顔よりも肌への負担が大きいので敏感肌や乾燥肌だと、人によっては肌がピリピリしたり肌トラブルを起こしたりすることがあります。実際に使ってみて、そんな刺激を感じたら使用するのを中止しましょう。
でも、肌に合わなかった酵素洗顔を捨てるとき、「なんだかもったいないな...」と思ってしまいますよね。
実は、肌に合わなかった酵素洗顔を最後までしっかり活用するおすすめの使い方があるんです！
肌に合わなかった酵素洗顔のおすすめの使用方法の1つは、膝や脇の黒ずみのケアです。
膝や脇の黒ずみのほとんどは古い角質が蓄積されてできたものなので、タンパク質を分解する酵素洗顔の力で洗い流すことができます。膝や脇の黒ずみのほかにも、硬くなったかかとにも効果的です。
「肌に合わなかったのに膝や脇、かかとに使ってもいいの？」と疑問に思うかもしれませんが、膝や脇、かかとは顔よりも皮膚が厚いので肌への負担が少ないんです。心配な場合は膝や脇などの一部分だけに試してみて、問題がなければ膝全体・脇全体に使うようにしましょう。
そのほかにも、残った酵素洗顔は洗面所のお掃除にも使うことができます。
洗面所の汚れは「皮脂」や「髪の毛」などタンパク質由来のものが多く、酵素洗顔のタンパク質を分解する力で綺麗にすることができるんです。
酵素洗顔おすすめ3選を紹介！
酵素洗顔は気になるけれど、たくさんありすぎてどれを使ったらいいのかわからないと言う方も多いようです。そこで今回は、編集部がたくさんの酵素洗顔の中から厳選したおすすめの酵素洗顔3選をご紹介します！
1点目は、有名美容サイトでベストコスメを受賞したファンケルの酵素洗顔「ディープクリア洗顔パウダー」です。
タンパク質分解酵素の「プロテアーゼ」やファンケル独自のアミノ酸洗浄成分、ミネラルたっぷりの天然クレイなどの成分が、肌のうるおいを守りながら毛穴の汚れを落としてくれます。
さらに、摩擦ダメージから肌を守れるよう、弾力とボリュームある泡作りができる濃密もっちり泡処方を採用しているのも注目したいポイントです。
2点目は、和漢植物エキスを贅沢に配合したKOSEのブランド「雪肌粋（せっきすい）」がセブンイレブンと共同開発した酵素洗顔「雪肌粋酵素洗顔パウダー」です。
タンパク質分解酵素に、和漢植物由来の保湿成分と刺激の少ないアミノ酸系洗浄成分をプラス。さらに、美容液にも含まれる美容成分「グリシルグリシン」を配合することで、頑固な毛穴の汚れをしっかり落としつつ肌のうるおいをキープしてくれる酵素洗顔です。
3点目は、ロート製薬が皮膚科学に基づいて作ったObagiシリーズの酵素洗顔「オバジC酵素洗顔パウダー」です。
タンパク質と皮脂を分解する2種類の酵素が、黒ずみやザラつきの原因である「角栓」を分解し、すっきり洗い流してくれます。さらに、美肌に欠かせないビタミンCも配合されているから、洗顔しながら肌ケアできるのも見逃せないポイントです。
ここでご紹介した3点の酵素洗顔が気になった方は、1つ1つの商品の特徴をさらに詳しく解説したこちらのランキングもチェックしてみてくださいね！
酵素洗顔を正しく使って毛穴レスのツルツル美肌を目指そう！
酵素洗顔は、正しく使うと「頑固な毛穴の黒ずみ」や「なかなか消えないお肌のザラつき」も洗い流してくれる美肌の味方です。
しかも、ペースト状にすることで集中毛穴ケアできるので、「通常の洗顔では毛穴が綺麗にならなかった」「毛穴パックしても効果がなかった」と言う方は、ぜひ今回の記事を参考に酵素洗顔を試してみてくださいね。