【ファンデーションと下地の違い＆ベースメイク方法を徹底解説】化粧下地を使って自分の肌を美しく格上げ！編集部おすすめのプチプラ化粧下地も紹介

「どうしてファンデーションの前に下地を塗る必要があるの？」
「そもそも化粧下地って何？」

そんな疑問を抱えるメイク初心者さんも多いのではないでしょうか？また、時短や肌への負担軽減を考えて、化粧下地なしでメイクをしている方も多いかもしれません。実は、化粧下地は美しいベースメイクや肌の保護のためには欠かせないアイテムです。そのため、化粧下地なしでファンデーションを塗ることはおすすめできないんですよ。

今回は、今さら聞けないファンデーションと化粧下地の違いや、美肌に仕上がるメイク方法、編集部おすすめのプチプラ化粧下地をご紹介します！メイクの質を上げて、自分の肌をもっと美しく見せたい方はぜひチェックしてくださいね。

【化粧下地とファンデーションの違いは何？】基本をおさえて毎日の美肌メイクに役立てよう！

皆さんは、化粧下地の役割や、化粧下地とファンデーションやBBクリーム、CCクリームの違いをご存じでしょうか？それぞれのアイテムの役割や特徴を理解してメイクに取り入れれば、より美しい肌に仕上げることができますよ。まずは基本をおさえて、毎日のベースメイクをレベルアップさせましょう！

【化粧下地の役割って何？】化粧下地はファンデーション前に肌のキメを整えてメイクもちを良くしてくれるアイテム

化粧下地はメイクのいちばん始めに使うアイテムで、肌色補正やUVカット効果などのさまざまな役割を果たします。こちらでは化粧下地を使うことで得られるうれしい効果3つをご紹介！化粧下地を使ったことがない方はもちろん、すでに化粧下地を使っている方も、この機会におさらいとしてぜひチェックしてくださいね。

化粧下地の効果①肌の色を自由自在にコントロールできる！

化粧下地には、肌のくすみや色ムラを均一に整える効果のほか、透明感やツヤ感をプラスする効果があり、若々しい肌印象をつくるのに役立つアイテムです。化粧下地のカラーには、ピンク、イエロー、グリーン、パープル、ベージュなどさまざま種類があり、頬の赤みをおさえたり、血色を良く見せてくれるなど、カラーによって効果はさまざまなんですよ。

• ピンク…肌に血色感を与える
• イエロー…目の下のクマやシミを隠す
• グリーン…頬の赤みを抑える
• パープル…くすみを取り除いて肌に透明感を与える
• ベージュ…シミや色ムラをカバーする

なりたい印象や自分の肌悩みに合わせたアイテム選びをすることで、理想の肌に仕上げることができます。

化粧下地の効果②ファンデーションのノリが良くなってメイクが長持ちする

化粧下地を塗ることで肌の表面がなめらかに整うので、ファンデーションが肌に密着しやすく、メイクのノリが良くなる効果があります。さらに、気になる毛穴やシミ、肌表面のデコボコをカバーしてキメを整えてくれるので、ファンデーションを塗った肌がきれいに見える効果があるんですよ。オイリー肌の方の中には余分な皮脂によるメイク崩れにお悩みの方も多いですが、皮脂吸着パウダー配合の化粧下地を選べば、余分な皮脂やテカリを押さえてくれて、美しいメイクを長持ちさせてくれる効果もあります。

化粧下地の効果③外部ダメージから肌を守ってくれる

化粧下地の中には、UVカット効果があるタイプや、花粉やホコリなどの外部ダメージから肌を守ってくれる効果のあるタイプなど、さまざまな予防効果が期待できるアイテムがたくさんあります。また、化粧下地の中には保湿効果が高いものも多く、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの保湿成分によりスキンケアとしての役割も果たしてくれるんですよ。肌を乾燥から守ってくれるので、乾燥が原因の小ジワやファンデーションのヨレなども起こりにくくなります。

【ファンデーションは化粧下地とどう違うの？】ファンデーションは肌表面を美しくなめらかに整えてくれるアイテム

化粧下地にはベースメイクの土台としての役割がありますが、ファンデーションには肌の表面を美しく仕上げる役割があります。ファンデーションは肌全体のトーンを均一に整え、ニキビ跡、シミ、そばかすなどの肌悩みをカバーし、顔全体を明るい印象に導いてくれる効果があるんですよ。

化粧下地で肌のデコボコや色ムラを整えた後にファンデーションを塗り、ベースメイクを二層に重ねることで、よりきめ細やかでなめらかな肌に仕上がります。肌に薄い層を重ねるように下地とファンデーションを塗り重ねることで、紫外線やブルーライト、排気ガスなどの大気汚染物質などの外部ダメージのほか、マスクの着用などによる摩擦ダメージへの対策にもなりますよ。

【化粧下地とBBクリーム・CCクリームの違いは何？】時短で手軽にメイクを済ませたい日はBBクリームやCCクリームもおすすめ

化粧下地はファンデーションの下地であり、ベースメイクの土台という位置付けであるのに対し、BBクリームやCCクリームは、1つでいくつもの機能を兼ね備えたアイテムです。時短で手軽にベースメイクを済ませたいときに向いていますよ。

BBクリームはもともと、ピーリング後のデリケートな肌の赤みをカバーすることを目的に、医療現場で開発されたアイテムです。そのため、カバー力が高く、ニキビ跡や傷跡を隠すのにはピッタリなんですよ。CCクリームは、薄づきなのでカバー力はBBクリームよりも低めですが、肌のくすみなどをナチュラルにカバーし、素肌をトーンアップさせて、自然な仕上がりが期待できます。どちらもUVカット効果を持ったものが多いので、朝のスキンケアとメイク時間を短縮したい方には特におすすめです。

【美肌をつくる基本のベースメイク方法を紹介】化粧下地とファンデーションの違いを理解して憧れの美肌がつくれるメイクをマスターしよう！

こちらでは美肌をつくるベースメイク方法をご紹介します。メイクで美しい肌に仕上げるためには、いきなり化粧下地を塗るのではなく、下準備も重要ですよ！肌に皮脂や汚れが残っていると、肌がくすんで見えたり、化粧乗りが悪くなる原因に。洗顔料をしっかりと泡立てて余分な皮脂や古い角質、汚れを取り除き、肌の状態を整えてからメイクを始めましょう。また、肌が乾燥していると化粧下地の伸びが悪く、キレイに塗れません。ベースメイクを肌に密着させるためには、丁寧なスキンケアで肌に潤いを与えてあげることが重要ですよ。準備が整ったら、早速ベースメイクを始めていきましょう！

基本的なベースメイクの順番①季節に関わらず日焼け止めを塗る

紫外線は季節に関係なく降り注いでいるので、日焼け止めはオールシーズンで欠かせないアイテムです。スキンケアがなじんだら、化粧下地より前に日焼け止めを塗っておきましょう。日焼け止めを塗るときは、顔のパーツに少しずつ点でのせてから広げると、顔全体にムラなく塗ることができますよ。

「日焼け止めは種類が多すぎて選べない！」という方は、こちらの編集部おすすめの日焼け止めランキングを参考にしてくださいね。

基本的なベースメイクの順番②化粧下地でベースメイクの土台を整える

前述したように、化粧下地はベースメイクの土台を整えるアイテムなので、ファンデーションより前の段階で使います。化粧下地を指にとって顔全体に点で置いたら、スポンジで叩き込むようにしながら、顔の内側から外側へと向かって薄くのばしていきましょう。顔の中心側は化粧下地が濃くなり、外側に行くほど化粧下地が薄くなるイメージで塗るときれいに仕上がります。色ムラや毛穴が気になる場所は重ね塗りをしても良いですが、あまり厚く塗るとメイク崩れの原因となるので気を付けてくださいね。 仕上げに手のひらで軽くパッティングすると、化粧下地が肌に定着しやすくなります。

基本的なベースメイクの順番③ファンデーションで肌全体を美しく演出する

ファンデーションにはパウダータイプ、リキッドタイプ、クリームタイプ、クッションタイプの主に4種類が存在します。肌の悩みや使いやすさ、ツヤ感やマットなどの好みに合わせて、自分にぴったりのものを使いましょう。

パウダーファンデーションはマットな質感が好きな方におすすめ。肌の余分な皮脂を抑えてくれる効果もあり、脂性肌でお悩みの方にもぴったりです。リキッドファンデーションやクリームファンデーションは水分量が多く、肌の乾燥が気になる方や、ツヤ感がほしい方におすすめです。クッションファンデーションは、パウダーとリキッドのメリットを兼ね備えた機能的なタイプですよ。

ベースメイク専用のツールを使用すると仕上がりの美しさに差が出るので、手で塗らずに、スポンジやファンデーションブラシを使いましょう。

さまざまな種類があるファンデーション。自分にピッタリのアイテムを探している方は、こちらのランキング記事もチェックしてみてくださいね。

基本的なベースメイクの順番④コンシーラーでニキビ跡やシミをカバー

コンシーラーは、下地やファンデーションでは隠しきれなかったニキビ跡やシミを隠してくれる便利アイテムです。スティックタイプ、筆で塗るタイプ、リキッドタイプなどさまざまな種類がありますよ。コンシーラーを手の甲にとってから、気になる箇所に少量ずつ塗り、指で軽く押さえて肌になじませましょう。ニキビやシミなど、隠したい部分よりもすこし広めの範囲に塗ると自然な仕上がりになりますよ。

基本的なベースメイクの順番⑤フェイスパウダーでテカリをおさえてサラサラ肌に

ベースメイクの仕上げとなるのがフェイスパウダー。フェイスパウダーは肌のテカリを抑えたり、メイクが崩れるのを予防する効果があります。パウダーをブラシかパフにとったあと、手の甲で余分な粉を落としておくと、ムラなく仕上げることができますよ。

「フェイスパウダーは種類が多すぎて、どれを選んだら良いか分からない」という方は、編集部おすすめのフェイスパウダーをご紹介したこちらの記事をチェックしてみてくださいね。

【化粧下地の選び方を徹底解説】肌質の違いに合わせて化粧下地を選んで理想の肌イメージを叶えよう

メイク崩れや肌トラブルを防ぐためには、自分の肌質に合った化粧下地を選ぶことが大切です。どんなに機能性の高い下地でも、肌質に合わないとメイクが崩れやすかったり、ファンデーションの密着力が弱くなるなど、ベースメイクの効果が半減してしまうんですよ。こちらでは乾燥肌、オイリー肌、敏感肌の3タイプに合わせた化粧下地の選び方をご紹介します。この3つに当てはまらない普通肌の方は、基本的にはどのようなタイプの下地でも使うことができますよ。なりたいイメージや肌色の悩みなどに合わせて好きなものを選んでくださいね。

肌質の違いに合わせた化粧下地の選び方①【乾燥肌さん】は美容成分たっぷりのクリーミーなタイプがおすすめ

水分も油分も不足しがちな乾燥肌は、何よりも肌を保湿することが重要。化粧下地のテクスチャーはやわらかめのクリームや乳液のような、水分量が多く、肌にスッとなじむタイプを選びましょう。また、配合保湿成分に着目することもポイント。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの肌を保湿してくれる成分が配合されているかチェックしましょう。最近ではパッケージに「美容液」と併記された化粧下地もあり、保湿力の高い化粧下地をお探しの方には特におすすめです。また、UVカット効果が高すぎる化粧下地は肌が乾燥しやすくなるため、乾燥肌の方はSPF/PAともに数値が低いタイプを選びましょう。

肌質の違いに合わせた化粧下地の選び方②【オイリー肌さん】は皮脂吸着成分入りの化粧下地でサラサラ肌をキープ！

オイリー肌は、水分も油分も多めでベタつきやすい肌質を指します。皮脂分泌が多く毛穴の開きが目立ちやすいので、パッケージに「毛穴カバー」となどと表記された、肌の凸凹を補正する機能のあるアイテムを選びましょう。また、皮脂によるメイク崩れにお悩みの方には、皮脂テカリ防止用の化粧下地がおすすめ。メーカーによっても違いはありますが、一般的な皮脂テカリ防止機能のある化粧下地には皮脂吸着成分が配合されていて、時間が経ってもべたつかずサラっとした仕上がりをキープできる点が魅力ですよ。

肌質の違いに合わせた化粧下地の選び方③【敏感肌さん】は低刺激処方でスキンケア効果のある化粧下地を選ぼう

敏感肌の方の中には、日焼け止めに化粧下地、ファンデーションというように、肌に何層にも塗り重ねることに抵抗があり、あえて化粧下地なしで仕上げている方も多いですよね。しかし、肌のバリア機能が弱くなっている敏感肌の方は、化粧下地なしでファンデーションを塗ると、かえって肌への負担が大きくなる可能性があります。

敏感肌の方は製品に含まれる添加物に刺激を受けやすいため、アルコール・パラベン（防腐剤）・紫外線吸収剤・石油系界面活性剤・鉱物油・合成香料などの成分が含まれていないものを選ぶと安心ですよ。「敏感肌向け」「低刺激処方」「オーガニック認証」などのパッケージの表記を目安にするのもおすすめですよ。クレンジング不要で石けんで落とせるタイプのアイテムも、比較的肌にやさしい成分でできていることが多いため、こちらもコスメ選びのひとつの目安にすると良いですね。

【編集部おすすめのプチプラ化粧下地を紹介】デパコスとの違いを感じない！お金をかけずに極上の肌に仕上がる優秀アイテムはどの商品？

こちらでは編集部おすすめのプチプラ化粧下地をご紹介！「メイクにお金をかけたくないけど、プチプラの化粧下地ってなんだか不安」という方にもぜひおすすめしたい、デパコスに劣らない高機能アイテムを集めました。お金をかけずに美しい肌に仕上げたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

CEZANNE（セザンヌ）｜UVトーンアップベースはSPF50+/PA++++で肌色を美しく整えながら紫外線予防もできるアイテム

ettusais（エテュセ）｜フェイスエディション（プライマー）フォーオイリースキンは時間が経ってもサラサラの肌が続いてテカリに悩まなくなるアイテム

常盤薬品工業｜なめらか本舗 スキンケアUV下地は82％美容成分でできたスキンケアをしながら肌のトーンアップも叶う化粧下地

編集部おすすめのプチプラ化粧下地ランキングをよりくわしく知りたい方は、こちらのランキング記事もチェックしてみてくださいね。

化粧下地とファンデーションの違いを知れば美肌メイクがグンとレベルアップ！ベースメイクを究めて自分史上最高の肌を楽しもう

今回は化粧下地とファンデーションの違いや美肌をつくる正しいベースメイク方法、編集部おすすめのプチプラ化粧下地などをご紹介しました。化粧下地は上からファンデーションを重ねてしまうため、重要性や必要性を感じにくいアイテムではありますが、実は肌を美しく見せるための重要なカギを握っていることが分かりましたね。

ベースメイクは奥が深く、美しい肌に仕上げられると気分が上がり、なかなかエンジンがかからない朝でも気持ちがパッと切り替わって自信がわいてきますよね。今回の記事を参考に化粧下地やファンデーションの役割を知って、理想の仕上がりになるベースメイク方法を究めれば、自分史上最高の肌が手に入りますよ！