「日差しが強い季節になると紫外線が気になる…。」美肌のためには紫外線対策は避けては通れません。
しかし、紫外線は春から夏にかけてピークを迎え、真冬でも0ではありません。日差しの強い日だけの紫外線対策では、いつのまにかシミができていたり、 数年後にシワになる原因になってしまいます。
そこで、今回はテレビの天気予報でも見かける「紫外線予報」について解説します!紫外線の予報を正しくチェックすることで、紫外線対策の効果にも違いが出てきます。
また、紫外線の強さ別の紫外線対策の方法や効果的なアイテム紹介、 年間を通しての紫外線に対する注意点やなどをこまかくまとめました!
紫外線予報について知識を深め、今日の紫外線の強さに合わせて紫外線対策をしましょう!
紫外線の予報とは?気象庁で毎時間測定した地域ごとの紫外線の情報をもとにした注意喚起のこと
紫外線予報とは、気象庁からの紫外線の情報を元にした注意喚起のことです。
テレビの天気予報などで目にする、紫外線の強さの情報がありますよね。気象庁では毎時間、地域ごとの紫外線の強さを測定し情報を提供しています。
この紫外線情報は、上空から地表面に向かう紫外線の強度を、UVインデックスで示しています。
地域や時間ごとに細かく情報を出し、適切に紫外線対策ができるようにしています。 現在はこの情報を利用して、天気予報のアプリなどにも使われています。
紫外線の予報に使われるUVインデックス(紫外線指数)は5段階評価!特徴を知ると効果的に対策できる♪
紫外線の予報には、UVインデックスという指標が使われます。
紫外線が人体に与える影響を分かりやすく伝えるために、世界保健機関(WHO)が発信している紫外線の強さをランク付けしたものです。
紫外線予報の特徴を理解して、効果的に紫外線対策を行いましょう!
紫外線予報のUVインデックスは世界共通の指標
紫外線予報に使われる指標のUVインデックスは、世界共通です。 紫外線に対して注意が必要であるという認識は、ほぼ全世界で同じだからです。
そのため、海外旅行などで現地の紫外線の強さを確認したいときも、国によって違いはありません。全世界同じだと混乱することもなく、便利ですよね。
紫外線予報のUVインデックスは5段階評価で分けられる
紫外線予報のUVインデックスは簡単に5段階に分けられ、誰にでもかわりやすいようになっています。
- 1〜2 弱い(問題なく屋外で過ごせる)
- 3〜5 中程度(炎天下での日陰利用の推奨、日焼け止め、長袖、帽子の着用)
- 6〜7 強い(炎天下での日陰利用の推奨、日焼け止め、長袖、帽子の着用)
- 8〜10 非常に強い(日中の外出は控え、必ず長袖、日焼け止め、帽子を着用)
- 11+ 極端に強い(日中の外出は控え、必ず長袖、日焼け止め、帽子を着用)
以上のように紫外線レベルが高くなればなるほど、人体への影響が大きくなるとされ、紫外線対策が不可欠となります。
世界的にも、紫外線が強い時には外出を控えるなどの注意喚起がされています。
紫外線予報のUVインデックスで日焼けするまでの時間かわかる
さらにこのUVインデックスを一般の人に分かりやすいように、日焼けが生じるまでの時間を換算して公開しているデータもあります。
- 1〜2 弱い:平均1時間以上で肌が日焼けします。
- 3〜5普通:平均30~40分前後で肌が日焼けします。
- 6〜7強い:平均20~30分前後で肌が日焼けします。
- 8〜10 、11+非常に強い:平均15分以内に肌が日焼けします。
引用:バイオウェザーサービス
あくまでも目安ですが、紫外線が強い場合は15分以内で日焼けを起こしてしまうのです。
ちょっと近所への外出でも、日焼け止めを塗ったり対策をしましょう。 また、この時間以内なら日焼けをしないというわけではないので注意です!


紫外線予報で紫外線の強さをチェック!UVインデックス(紫外線指数)に合わせて適切なUVケアをしよう♪
紫外線の強さによって、適した紫外線対策は変わってきます。
では、UVインデックスの紫外線レベル別の紫外線対策の方法について解決していきます!
紫外線の予報がUVインデックスで「1〜2 弱い」のときのUVケア
冬場や室内、雨、くもりの日などの1~2の弱いレベルでは、極端に大量の紫外線を浴びる心配はありません。
しかし、太陽は出ていなくても紫外線は出ています。シミができやすいなど気になる方もいるでしょう。洗顔だけで落とせるような、強すぎない程度の日焼け止めを塗っておく方が安心です。
また、紫外線レベルが弱いとされる冬場でも、雪は紫外線を反射させます。
ゲレンデにスキーに行ってゴーグル焼けする、などという例があるように、弱い季節でも環境によって紫外線は強くなります。
詳しくはこの後Q&Aで解説していきます♪
紫外線の予報がUVインデックスで「3〜5 中程度」のときのUVケア
3月くらいからは3〜5 中程度になり、紫外線レベルが急激に上がってきます。この時期からは忘れずに日焼け止めを塗り、肌の露出を少なくしましょう。 体感的には紫外線は少なく感じられますが油断は禁物です。
室内にも窓ガラスを通して紫外線は入ってくるので、窓際などではしっかり日焼けしてしまいます。メイクで顔はUVカットされていても、首もしっかり日焼け止めを塗らないと、 首だけ日焼けしてしまいます!
首と顔の色が違ってしまわないように注意です! ファンデーションの色選びも難しくなってしまいます。
紫外線の予報がUVインデックスで「6〜7強い」のときのUVケア
5月くらいからは6〜7の強いレベルになってきます。
日焼け止めは2~3時間ごとに塗り直すようにし、日傘や帽子を積極的に利用しはじめしましょう。
服も濃い色を選んだり、厚手にするなど工夫しましょう。
顔の中でも皮膚の薄い唇も対策が必要です。 紫外線カット効果のあるリップクリームを使用しましょう。
ドライブには紫外線カット効果のあるシートを窓に貼るのがおすすめです。
また、車の運転する時は、手はとても日焼けしやすいパーツです。 ひじの上まで長さのあるアームカバーをつけると手軽にUVカットできますよ!
紫外線の予報がUVインデックスで「8〜10 非常に強い」のときのUVケア
真夏日の8〜10 非常に強いレベルの時は、外出はなるべく避けましょう。
とくに午前10時から午後2時の間は魔の時間帯ともいわれ、1日の中でも大量の紫外線を浴びやすいタイミングです。
日焼け止めはこまめに塗り直すのが基本です! そして、強い紫外線もはね返せる、数値の高い日焼け止めを使いましょう。
服も紫外線カット効果のあるものが年々増えてきています。 体のシミ予防にも積極的に選ぶといいでしょう♪そうでない場合は、長袖で肌が出ないようにしましょう!
また、帽子は紫外線対策用のつばの広いものにし、顔に日差しが当たりにくくしましょう。 日傘も紫外線を通しにくい色の濃いものを選びましょう。サングラスも目から入る紫外線予防に効果的です。以上のように、外出する場合はできる限りの紫外線対策をしましょう。
スキンケアも美白タイプのものに切り替え、シミなどができにくい肌作りをしましょう♪
もし日に焼けてしまった場合は、まずは肌を冷やして炎症を抑えます。タオルの包んだ保冷剤や氷を肌にあててゆっくり冷やします。そのあとは保湿効果の高いスキンケアで鎮静させましょう。
しっかり鎮静と保湿をするだけでも日焼け後にシミになりにくくする効果がありますよ! 飲むタイプの日焼け止めも炎症を抑えるはたらきがあり、効果的です。
紫外線の予報がUVインデックスで「11+極端に強い」のときのUVケア
日本国内で11+極端に強いレベルには頻繁になることはありませんが、海外にいる時には注意しましょう!
国によっては極端に強いレベルになる場合もあります。
このレベルの場合は、室内でも外にいる時と同様の対策をし、外出をしない方がいいでしょう。


編集部が厳選したおすすめの日焼け止め3選!しっかり紫外線をブロックしよう!
日焼け止めにも毎年たくさんの商品が発売されるので、どれを買おうか迷ってしまいますよね。
そこで、日々色んな商品を比較している編集部が、厳選したものを紹介します!
ぜひ参考にしてくださいね!
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強いシールドで肌を守り美容成分を届けるWの処方
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紫外線・PM2.5・ブルーライトから肌を守ってダメージを残さない
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光を「拒む」から「選ぶ」、業界初の日焼け止め
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1年や1日のうちで紫外線が強いタイミングはいつ?季節や時間帯の予報をチェックして紫外線対策アイテムを使いこなそう!
1年や1日の中でも、紫外線が強いタイミングは変わります。
季節ごとや時間帯の予報をしっかりチェックし、紫外線対策アイテムを使いこなして日焼けを防ぎましょう!
紫外線が強いタイミング①1年では5~7月にかけてがピーク!
日本では3月頃から紫外線が急激に強くなります。 そして5月から7月にかけてピークを迎えます。
8月もとても強い状態が続き、9月でも紫外線量は4~5月と同じくらいといわれています。 しかし、注意点として4~5月と紫外線量は同じでも、初夏とは太陽の角度が違うのです!
9月の方が初夏よりも太陽が低い位置にあるため、紫外線が斜めに入ってきます。 斜めに陽が入ってくると、体全体にまんべんなく紫外線の影響を受けてしまいます。
室内でも真夏には直射日光が当たらなかった場所にも、 ガンガンに日差しが入ってくる恐れも…!10月でも、実は5~6月と同じ程度で、ピーク時の6割以上の強さがあります。
また、真夏に受けた紫外線で、髪やお肌はダメージを受けて乾燥しています。
さらに秋は空気が乾燥してくるため、早めに保湿ケアも一緒にしていくことをおすすめします。肌トラブルも起きにくくできるでしょう♪
弱くても紫外線は1年中降り注いでいるため、1年間を通して紫外線対策をすることが大きな肌トラブルを回避するポイントになってきますよ!
紫外線が強いタイミング②1日では午前10時~午後2時までが魔の時間帯!
1日の中では午前10時~午後2時までが紫外線の強さのピークになります。
気温の上昇とともに紫外線も強くなります。熱中症も起きやすい時間帯のため、なるべく外出は控えた方がいいでしょう。
外出するタイミングを午前中や夕方などピーク以外の時間にずらすなどの工夫をしましょう。
しかし、夕方は西日が強い時間帯でもあります。 紫外線の強さは紫外線の量×紫外線を浴びた時間で計算されます。
西日が強い時間帯に長時間外出していると、昼頃と変わらない強さの紫外線を浴びることになるのです!
また、西日は横から日差しが当たるため、顔や目に紫外線を浴びやすい時間帯でもあります。 帽子やサングラスは、夕方でも積極的に使いましょう!
紫外線が強いタイミング③雨やくもりでも紫外線は出ている!
気を抜いてしまいがちな雨やくもりの日でも、紫外線は出ています。
晴れの日の紫外線量を100%とすると、くもりの日でも50~80%、雨の日でも20~30%の紫外線が届いています。この紫外線が少しずつ体に蓄積されていくのです。
また、要注意なのがくもり空からのぞく、わずかな太陽の光です。太陽の光が雲に反射をくり返し、さまざまな角度から紫外線を乱反射させてしまいます!
乱反射によってどの角度からも紫外線が当たってしまうため、雨やくもりの日でも日焼け止めを塗っておくのが安心なのです。
紫外線予報をチェックして紫外線の強さに合わせたアイテムを使い分けて美肌をキープしよう♪
紫外線に世界共通の指標を使って、さまざまなレベルがあることが分かりました。今回解説した、UVインデックスについてしっかりとチェックしてみてくださいね!
日焼け止めも、効果の強いものだと中には肌に負担があるものもあります。
紹介した記事には敏感肌でも使いやすい日焼け止めのおすすめもあるので、そちらも見てみてくださいね。
敏感肌用の日焼け止めをチェック!
紫外線の強さによって紫外線対策のアイテムを上手に使い分け、美肌をキープしましょう!
紫外線予報についてのよくある質問!疑問を解決して紫外線への知識を深めよう!
効率的な紫外線対策をするには、紫外線への知識を深めることが第1歩です。様々な疑問を解決して行きましょう!
予報よりも紫外線が強くなることはありますか?
場所や環境によっては紫外線が反射し、予報よりも強くなる場合があります。紫外線情報があらわしているのは、単に上空から地表面に向かう紫外線の強度を示しているものです。実際の紫外線は、散乱したり反射していろんな方向から向かってくるのです。具体的に例をあげると、気象庁から新雪で反射率80%、砂浜で反射率10~25%、アスファルトで反射率10%、水面で反射率10~20%、草地・土で反射率10%以下という情報が出されています。
日本では紫外線は昔と比べて増えているのですか?
長期的に見ると緩やかに増える傾向がみられます。紫外線は天候にも大きく影響されるため年によって多かったり少なかったりしますが、国内では観測を始めた1990年代初めから増えてきているとの報告があります。
マスクは紫外線を通しますか?
マスクは紫外線を通します。顔が出ていないからと油断してしまうと、いつの間にか日焼けしていたということにもなりかねないので十分に注意しましょう。マスクで紫外線対策をしたい方はUVカット効果のあるマスクを使用した方がいいでしょう。その場合はマスクをしていない箇所に日焼け止めをしっかり塗ることに気をつけましょう。