マスクが緩和され、街中では素顔を見せて歩いている人の姿もちらほら。デパートのコスメカウンターも人でにぎわってきており、コスメを試す人も増えてきましたね。夏に向けて新しいコスメを買って、おしゃれを楽しむ人も増えてきたように思います。
マスクも緩和されたし、口元のメイクも楽しみたいな…憧れの女優さんのようなくちびるに憧れてオーバーリップを試してみたいけど、不自然になって友達から笑われるのはイヤ…オーバーリップのコツを手に入れて、自分の顔にさらに自信を持ちたいな…
こんなお悩みはないでしょうか?ためらっている時間はもったいないです!オーバーリップはポイントを押さえれば誰でもできます。
この記事で、失敗しないオーバーリップのコツをお伝え致します。オーバーリップのやり方や自然に見えるポイントがわかるようになっており、すぐに取り入れられる内容となっております。明日からの口元にぜひオーバーリップを試していただき、セクシーなくちびるを手に入れてくださいね。
オーバーリップとは?ぷっくりセクシーでキスしたくなるくちびるへ
オーバーリップとは、オーバーにリップを塗ることです。あえてくちびるからはみ出すようにリップを塗ることで、くちびるに立体感をもたせ、より艶っぽくぷっくりとしたくちびるを印象づけるメイク方法のことを言います。
リップライナーでくちびるの範囲を広げ、リップかティントで立体感を出し、セクシーな印象を与えます。海外の女優さんなど、くちびるがぷっくりしたセクシーな印象ですが、まさにあのくちびるです。
オーバーリップをすることのメリットは?~口元の数ミリの変化で明るく整った印象の顔立ちに
オーバーリップを活用すると、色っぽいセクシーな印象に変わります。くちびるが艶っぽくぷっくりした女性を想像してみてください。魅力的に感じませんか?オーバーリップを活用するメリットとしては、以下の3点があげられます。
オーバーリップのメリット①くちびるを大きく見せることでコンプレックス解消
顔のバランスにコンプレックスを持たれていた方も、オーバーリップを取り入れることによって顔の余白が少なくなるため、小顔の印象を与えやすくなります。海外の女優さんたちの顔を思い出してみてください。ぷっくりしたくちびるの女優さんたちは小顔の印象ではないですか?
オーバーリップをして自分に自信を持つことができるため、今までよりももっと自分の顔が好きになること間違いなしです。
オーバーリップのメリット②人中を短縮する効果があるため、整形級のメイクができる
人中(じんちゅう)とは鼻の下から口まで伸びるくぼみのような溝のことを言います。ちびまる子ちゃんの登場人物・はまじの顔を思い出してみてください。鼻の下に伸びる2本の線の部分が人中です。「美女は人中が短い」という考えもあり、ここを短く見せると顔全体の印象が引き締まります。
日本人の人中の平均的な長さは約1.5センチとされていますが、人中が長くてコンプレックスを抱いている人も多いです。人中は、数ミリ長さが変わるだけでも顔の印象がだいぶ変わります。
オーバーリップをすることで、くちびるの山が普段より外側になり、人中の長さが短縮できるため、顔が引き締まって見えます。たった数ミリの違いですが、整形をしたように(*)だいぶ印象が変わります。年を重ねると共に人中は長く見える傾向にありますので、人中を短縮することで、若々しい印象が期待できます。(*)メイクアップ効果による
オーバーリップのメリット③あどけなさのあるセクシーな口元を作れる
ふっくらぽってりとしたくちびるは男性からも女性からも人気です。オーバーリップをすることによって普段と印象が変わり、周りの男性がドキドキしたり、口元に視線が注がれているのを感じたりするかもしれません。周りの友達との差がつくことも間違いなし!
オーバーリップのやり方は?あざとセクシーな口元を演出する上手なやり方7ステップを解説
オーバーリップには7つのステップがあります。これから各ステップでのポイントをお伝えしますので、実践いただき、自慢のくちびるを手に入れましょう。
オーバーリップをするために準備するものは何?7つを揃えたら完璧!可愛いリップメイクを楽しんじゃおう♡
- リップクリーム
- ティッシュ
- コンシーラー
- リップライナー
- リップ(口紅)
- ハイライト
- グロス
日頃お使いのメイクグッズで早速トライしてみましょう!
【オーバーリップのやり方①】まずはリップクリームでくちびるを保湿!保湿することでふっくらつやぷるを演出
保湿ができればOKなので、普段使っているリップクリームを1本用意してくちびるに塗りましょう。くちびるが乾燥していると、くちびるにシワができてしまい、うまくリップの色がのらなかったり、立体感が思うように出なかったりします。そのため、憧れのふっくらつやぷる感が作れません。
オーバーリップをする前に、必ずリップクリームで保湿しましょう!保湿することでオーバーリップするくちびるの土台を作ります。
オーバーリップの土台を作るリップクリームに迷ったらランキングをチェック!お気に入りのリップクリームを使ってテンションあげていきましょう!
【オーバーリップのやり方②】ティッシュオフし、余分なリップクリームを取ることで発色がよくなる!
リップクリームを塗って十分な保湿ができたら、余分なリップクリームをティッシュオフします。余分なリップクリームを落とさないと、次のポイントでお伝えするコンシーラーと余計なところで混ざってしまったり、コンシーラーが上手にくちびるにのらなかったりします。
普段ティッシュオフの習慣がない方は面倒だなと感じて飛ばしたくなる工程ですが、大事なポイントですので、必ずティッシュオフしましょう!
【オーバーリップのやり方③】コンシーラーを塗り、次の工程のリップライナーの色みを最大限引き出す
コンシーラーを塗ることで、素のくちびるの色が調整できるため、肌なじみのよいくちびるに仕上げることができます。オーバーリップには、リップライナーでふち取る工程があります(やり方④)。コンシーラーを塗らないと、自分のくちびるの色が邪魔になり、リップライナーの色味が最大限発揮できません。
ただ、あまりにもコンシーラーを塗りすぎると不自然なくちびるに仕上がります。くちびるに立体感を出すため、全部にコンシーラーを塗るというより、くちびるのふちをコンシーラーで塗るくらいにしておきましょう。塗りすぎないことがポイントです。
【オーバーリップのやり方④】最も重要!リップライナーでくちびるより少し大きめにふち取り、憧れのぷっくりくちびるの土台に
ここの工程がオーバーリップの成功を左右します!上くちびる下くちびる共に、自分のくちびるより1ミリ~2ミリほど広くなるようにふち取りをします。上くちびるを下くちびるより若干大きくふち取るとよりよいです。イメージとしては、自分のくちびるのラインよりひとつ外側に線を引くイメージです。
リップライナーでふち取りすることで、口紅がはみ出したようなぼやっとした輪郭にならず、シャープに引き締まりますので、オーバーリップの失敗を防げます。
【オーバーリップのやり方⑤】リップライナーの内側をリップで埋めてぷっくりくちびるに
リップライナーで描いたくちびるの内側部分に普段使っているリップを塗ります。だんだんと憧れのぷっくりくちびるに近づいてきたのではないでしょうか?仕上がりまでもう少しです。
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【オーバーリップのやり方⑥】くちびるにグロスをON!ぷるぷる立体感を演出
ぷっくり感をより強調させるため、リップの上にグロスを塗ります。これで立体感がUPするので、ぷるるんくちびるになります。少量のせるだけでOKです。
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【オーバーリップのやり方⑦】最後にくちびるの山と口角の部分をととのえ、憧れのぼってりくちびるをゲット
いよいよ最後の仕上げです。ハイライトをくちびるの山の部分にそっと乗せます。これで人中を短く見せる効果も加わり、オーバーリップのふっくら感がより強調されます。そして、コンシーラーで上くちびると下くちびるの側面を直線に近い形にととのえることで、より綺麗なオーバーリップに仕上げます。
くちびる全体にぼってり感を残しつつも立体感がある、きれいに締まったオーバーリップの完成です!
オーバーリップを失敗しないコツ~ここだけ押さえれば完璧なくちびるが手に入る~
オーバーリップのやり方の流れをつかんでいただいたところですが、不自然なくちびるに仕上げないために、押さえておきたいポイントをご紹介します。完璧なくちびるを手に入れたい方はこちらも取り入れてみてくださいね。
【オーバーリップの失敗しないコツ①】リップライナーの色は冒険しない
自分のくちびるより少し暗めの色を選ぶのがポイント。そして、リップとも合いやすい色味のものを選びましょう。肌なじみのよいリップライナーを選択することでくちびるが強調されすぎず、自然なくちびるに近づけさせることができます。
自分の肌の色に近いベージュ系のリップライナーだと、ふちどり部分が強調されすぎず、ごく自然なくちびるになります。お気に入りのリップライナーでふち取ってみてください。
【オーバーリップの失敗しないコツ①】大きく描きすぎない
自分のくちびるのすぐ外側をふち取るようなイメージでリップライナーを使用しましょう。大きく描きすぎるとおばけのような大きなくちびるに見えてしまい、不自然になってしまいます。いつものリップを気持ち大きく描くくらいのイメージでやっていきましょう。
【オーバーリップの失敗しないコツ②】ふちはぼかして自然なくちびる感を出す
リップライナーで描いたふちどりを、指やコンシーラー、綿棒などで少しぼやかします。そうすることで、くちびる周りの肌へのグラデーションにつながり、不自然なくちびるではなくなります。リップをぬった後に、くちびると肌の境界線をなぞってみましょう。鏡を見て、オーバーリップはくちびるが強調されすぎて不自然だと感じられる方は、ここのポイントを試してみてくださいね。
【オーバーリップの失敗しないコツ③】リップライナーのペン先はシャープなものを
大事な工程であるリップライナーを描く部分で、先が丸くなったリップライナーを使うと輪郭がぼんやりしてしまい、口紅がはみ出したようなくちびるになってしまいます。ペン先がシャープなリップライナーを使うことで、すっきりとした線を描くことができ、引き締まったくちびるになるでしょう。
ペンシルタイプのリップライナーは描きやすいものが多く、シャープな状態をキープできますので、自然なふちどりができます。ふちどりに自信のない方でもオーバーリップが作りやすくなります。
【オーバーリップの失敗しないコツ④】口角を強調させて、縦横バランスの良い美しいくちびるに
オーバーリップは縦にくちびるを強調させるイメージですが、横とのバランスが整うと更に美しいくちびるになります。口角を強調させる「口角メイク」というものがあります。口角メイクとは、口角をコンシーラーやハイライトで消し、くちびるをリップライナーでなぞった後、口角があがっているようにリップライナーやシャドウラインを描きます。そうすることで、常に口元がほほ笑んでいるようなやさしい印象になるメイクのことを言います。
口角メイクで横幅も少し広げることで、縦と横のバランスが取れた理想のくちびるのかたちになります。アイライナーを引くように少しだけきゅっと線を入れましょう。
【オーバーリップの失敗しないコツ⑤】ハイライトやグロスでより立体感を
オーバーにリップを塗ることに注目しがちですが、ハイライトやグロスでツヤ感や立体感を出すことで、オーバーリップのやりすぎ感を抑えることができます。ツヤ感と立体感が際立つことで、オーバーリップをするためにたくさん塗ろう!というのが軽減できますので、ハイライトやグロスで印象をコントロールしていきましょう。ポンポンと軽くのせるくらいで大丈夫です。
かわいいオーバーリップを長持ちさせるには?ポイントをマスターして夜までかわいい唇をキープしちゃおう
オーバーリップがうまくできたのに、その後すぐにお悩みが出てきたら楽しくありません。ここからはよくあるオーバーリップ完成後のお悩みについて、どのようにしたらよいかご案内します。少しでも不安が出てきたときは、以下の内容を取り入れてみてください。
オーバーリップがとれるのが不安な方は、ティントタイプでくちびるをキープ!
やった!上手にできた!と思っても、彼氏や友達とのデートでせっかくのメイクが取れてしまっては台無しです。そんなお悩みを抱えている方は、ティントタイプのリップライナーやリップを使ってみましょう。ティントタイプはくちびるを染め上げるため、くちびるに色をのせるリップよりも色落ちしにくく、長時間つけたての色をキープしてくれます。
ティントタイプのおすすめはこちら!長時間色持ちキープのすぐれもの
せっかく描いたオーバーリップが不自然に見える?!顔を後ろに傾けながらメイクをしてみよう!
鏡を見ていてもなんか不自然に感じる…そう思うのは、自分のくちびるの輪郭をしっかりとらえられていない可能性があります。そのため、くちびるを大きく描きすぎてしまっているかもしれません。
皆さんもご自身の顔を鏡で見てわかる通り、くちびるの輪郭は色むらやくすみがあり、肌との境目の判断がつきにくい場合がほとんどです。どこまでが自分のくちびるなのか判断がつかないまま、必要以上にくちびるの範囲を広くとってしまうと、たらこくちびるのようになってしまいます。
そのような場合は、鏡の前で顔を後ろに傾けて、くちびるの輪郭をチェックしながらオーバーリップをしてみてください。正面で見るよりも、角度を変えて見ることでくちびるの輪郭がわかりやすくなります。リップライナーでふち取る際に、オーバーしにくくなりますので、自分が思い描くラインにひくことができます。
もっと人中をどうにかしたい!そんな人はシェーディングで自然な影を
シェーディングとは、その名の通り、影を入れることです。影を入れることにより、その部分と周りの部分に差ができるように見え、周りの部分が強調されます。鼻の下から、上くちびるの中間くらいまでシェーディングを入れることで、鼻の下に陰影ができ、人中が短く見える効果があります。
ゆるくV字ラインを描くように、シェーディングをいれていきましょう。肌よりも少し濃いブラウンのパウダータイプを使うと初心者の方でも使いやすいです。
オーバーリップで相手の視線を感じる自信あふれるくちびるへ
くちびるがぷっくり見えるとリップの色も映えてきますので、鏡を見るたびに自分のくちびるに自信を持つことができるでしょう。オーバーリップをすることで、あなたも何度も鏡を見て、自分のくちびるにうっとりしてしまうこと間違いなし!しかし、大きくふち取りすぎたり、厚塗りしすぎたりすると不自然な印象を持たれかねません。
今回お伝えしたポイントをオーバーリップに活用いただき、元のくちびるに少しだけ、と意識すれば失敗せずにつやぷるくちびるが手に入ります。口元のオシャレの1つとして取り入れていただき、素顔で毎日を楽しみましょう!