口コミで人気の化粧水を使ってみたらヒリヒリ。効いてる証拠…?

いつも使ってる化粧水なのに、最近しみるような気がする

化粧水で肌がヒリヒリしみてしまった、という経験がある人は多いはず。化粧水がしっかり浸透しているからなのか、そのまま化粧水を使い続けてもいいのか…不安になってしまいますよね。

今回は化粧水が肌にしみる原因や対処法、気をつけたい成分を徹底的に解説します!敏感肌でも失敗しにくい化粧水の選び方や、ONEcosme編集部おすすめの化粧水もご紹介。

肌にやさしい化粧水で、ゆらぎにくい肌を育てましょう!

化粧水がヒリヒリしみる原因はなに?

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化粧水がしみてヒリヒリするという場合は、まずなにが原因になっているのかを把握することが大切です。

化粧水が肌に合っていない

使い始めたばかりの化粧水がヒリヒリしみるという場合は、肌に合わない成分が配合されているかもしれません。

肌への刺激になりやすい成分としては、アルコール・防腐剤・香料・着色料・界面活性剤などが挙げられます。ほかにも、植物エキスやビタミンCなどの一部の美容成分が肌荒れの原因となることも。

ヒリヒリや赤みが治まらないようなら使用を中止して、早めに受診しましょう。どの成分が合わないのか把握しておくと、その後の化粧品選びの目安となります。

肌のバリア機能が低下している

いつも使っている化粧水が急にヒリヒリするようになった場合は、バリア機能が低下しているサインかもしれません。

バリア機能とは、角層に備わっている肌を守る仕組みのこと。バリア機能が正常に働くことで、肌の内側のうるおいを保ちつつ、紫外線や花粉などの外部刺激から肌を守ってくれます。

このバリア機能が低下することでうるおいがキープできなくなり、肌表面がガサガサに。外からの刺激に弱くなって、肌荒れや炎症を起こしてしまいます。

バリア機能が低下してしまう原因は、いくつかあります。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 間違ったスキンケア
  • 生活習慣の乱れ
  • 季節の変わり目
  • 乾燥
  • 紫外線
  • 花粉
  • ストレス

バリア機能が低下しているときは、肌の水分と油分のバランスが崩れている状態。低刺激な化粧水でしっかり保湿してあげることが大切です。

肌が薄くなってしまっている

年齢を重ねるにつれて、肌はだんだん薄くなってしまいます。これを菲薄化(ひはくか)といいます。

菲薄化は女性ホルモンであるエストロゲンが減少することが原因です。エストロゲンが減ってしまうことで、コラーゲンやエラスチンを作り出す力が低下。肌の弾力が失われ、結果として肌が薄くなってしまいます。

菲薄化してしまうと化粧水がヒリヒリしみたり、赤みやかゆみが起こりやすくなったりすることに。

最近では、若年層でも菲薄化が起こっています。過剰なクレンジングや洗顔、ピーリングなど、間違ったスキンケアによって肌に負担がかかっているのです。

ダメージを受けた肌はターンオーバーが早まり、健全な肌が育ちにくいまま角層が薄くなり菲薄化が起こります。

化粧水がヒリヒリしてる時は使い続けて良いの?化粧水がしみる時の対処法は?

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化粧水がヒリヒリするのは効いている証拠」と言われたことがあるかもしれません。

でも、刺激があるということは肌に合わないというサインです。使い続けることで、さらに深刻な肌トラブルにつながってしまうこともあります。

化粧水がしみてしまうときの対処法をチェックして、敏感になってしまっている肌をまずは労わってあげましょう。

保湿はしっかりする

化粧水がヒリヒリしみると、スキンケアをするのが不安になるかもしれません。ただ、肌が乾燥した状態ではバリア機能が正常に働けず、いつまでも敏感な肌のまま。

刺激の少ない化粧水でしっかりと保湿してあげましょう。バリア機能をサポートするセラミド・アミノ酸・スクワランが配合されている化粧水がおすすめですよ。

化粧水でうるおいを与えたあとは、乳液やクリームなどの油分でしっかりフタをします。ただし、敏感になっている肌に過剰なケアは逆効果。化粧水+乳液+クリームのシンプルステップを心掛けましょう。

敏感肌用の化粧水でもしみるようなら、ワセリンだけ塗って様子を見てみても。ワセリンは角層に浸透しにくいので、ヒリヒリしみる肌でも使いやすいアイテムです。

低刺激の化粧水を使う

保湿ケアする女性

化粧水がしみてしまうときは、敏感肌のときでも使いやすい低刺激の化粧水がおすすめ。

  • パッチテスト済
  • アレルギーテスト済
  • スティンギングテスト済

これらの表記がある化粧水を目安にしましょう。見分けるのがむずかしい人は、敏感肌向けのブランドから選ぶと安心です。

ただし、敏感肌用の化粧水でも肌に合わないこともあるため、二の腕の内側などの目立たないところでパッチテストをしてから使用するようにしましょう。

摩擦に気をつける

クレンジング・洗顔・メイクなど、肌に触れる機会は思ったより多いもの。その分、間違ったスキンケアを続けていると、摩擦により肌に負担がかかってしまいます。

クレンジング・洗顔
メイクや汚れを落とそうと、ゴシゴシこすっていませんか?長時間のクレンジングや洗顔も、皮脂を落としすぎる心配が。
スキンケア
スキンケアのときに、力任せに塗り広げたり、浸透させようと叩きこんだりしていませんか?手のひらでやさしくハンドプレスすることで、しっかり肌になじませられますよ。
タオル
洗顔後やお風呂上がりに、ゴシゴシ顔を拭いていませんか?タオルで顔を拭くときは、やさしく押し当てるようにして水気を取りましょう。

肌が敏感なときだけでなく、普段のスキンケアから摩擦には気をつけましょう

化粧水がヒリヒリする原因成分は何?買う前にこの成分が入っていないかチェック!

化粧水でヒリヒリしてしまったことがある人は、原因となる成分に反応してしまっているのかも。敏感な肌に刺激となりやすい成分をチェックしておきましょう!

化粧水でヒリヒリしてしまうときに注意したい成分

化粧水でヒリヒリしてしまう原因となりやすい成分はこちら。

  • エタノール
  • 防腐剤
  • 香料
  • 着色料

エタノール

エタノールは、化粧水のサラッとした感触を出すために使われます。ほかにも、防腐効果や毛穴を引き締める収れん効果、角層への浸透効果などが目的として配合されています。

多くの化粧水に使われているように、エタノールは安全性の高い成分です。ただし、敏感肌や乾燥肌の人にとっては、肌が乾燥しすぎたり刺激を感じたりすることも。

エタノールが配合されていないということを表す「アルコールフリー」という表示のあるものを選びましょう。

防腐剤

防腐剤は化粧水の品質を保つために欠かせない成分です。化粧水は長期にわたって使用されることから、容器内の雑菌の繁殖を抑える大切な役割があります。

化粧水に配合できる防腐剤の上限は決まっていて、本来なら肌に影響を及ぼすことは少ないといわれています。ただし、中には防腐剤に反応して肌荒れしてしまうことも。

「肌がヒリヒリする原因は防腐剤かもしれない…」という人は、どの防腐剤に反応しやすいのか、病院で調べておくと安心ですね。

最近は、防腐剤のひとつであるパラベンを含まない、「パラベンフリー」の表記がされた化粧品も増えてきています。パラベンが肌に合わない人はもちろん、添加物をできるだけ避けたい人も手に取りやすいのではないでしょうか。

ただし、パラベンは使用していなくても、代わりの防腐剤が配合されていることが多いので注意が必要です。少量で高い抗菌作用があるパラベンを使わないことで、防腐剤の配合量が多くなったり、かえって刺激の強い成分が使われていたりすることも。

全成分表示をしっかりチェックして、肌に刺激となりそうな防腐剤が入っていないか確認しましょう。

香料

化粧水に配合されている香料は、香りによって気持ちを高める効果があります。また、原料の独特なにおいを和らげるという役割もあります。

化粧水に使われている香料は、鼻の近くで軽く香るくらいのわずかな量しか配合されていません。そのため、ほとんどの人に影響はありませんが、人によっては香料が刺激になることも。

着色料

着色料は化粧水に色をつけて、付加価値を高めるために使われます。成分表示に「赤○○」「青○○」などと、色+数字の表記があるときは着色料が使われています。

着色料の中にはアレルギーを引き起こすものがあるので、敏感肌の人は注意しましょう。

その他

上記に説明した添加物とは違いますが、ビタミンC・レチノール・ハイドロキノン・サリチル酸などの強い効果を持つ美容成分は、人によっては肌がヒリヒリしてしまう原因となります。

また、肌にやさしいイメージがある植物エキスですが、植物自体にアレルギーがあると刺激を感じることも。アレルギー体質の人や肌が敏感になっているときは、植物エキスがたくさん配合されている化粧水は避けるのがおすすめ。

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①敏感肌向けの化粧水

肌が敏感になっていると感じたら、まずは敏感肌向けの化粧水から選んでみましょう。肌への刺激や成分などに配慮されているので、やさしくケアしたいときでも安心。

ただし、すべての人に肌トラブルなく使えるわけではありません。サンプルやトライアルセットを利用して、少量ずつ使ってみましょう。

②バリア機能を整えながら保湿できる

肌が敏感になっているときは、バリア機能がきちんと働けていないということ。バリア機能を形成する細胞間脂質・天然保湿因子・皮脂膜の代わりとなる成分で、バリア機能をサポートしましょう。

細胞間脂質の代わりとなるセラミド、天然保湿因子の代わりにとなるアミノ酸、皮脂膜の代わりとなるスクワランが配合されている化粧水がおすすめです。

③安全性試験を実施している

化粧品の安全性試験を実施しているかもチェックポイントですね。

  • アレルギーテスト済
  • パッチテスト済
  • スティンギングテスト済

これらの表記が目印です。

とくにスティンギングテストは肌への刺激をチェックするテストなので、化粧水のように浸透しやすいアイテムで安全性試験が行われていると安心感があります。

④添加物が少ない

肌への刺激となりやすい添加物は、少ないほど使いやすい化粧水といえるでしょう。ただし、無添加と謳われる商品には要注意

無添加の表記はメーカーの基準で決められています。なにを配合していないから無添加なのかというところを、きちんとチェックしてから購入するようにしましょう。

エタノール・防腐剤・香料・着色料など、避けたい成分が全成分表示に含まれていないか確認することが大切。

敏感肌におすすめの肌に優しい化粧水3選

敏感肌化粧水

化粧水がピリピリしみてしまう敏感肌の人に、ONEcosme編集部おすすめの化粧品をご紹介!

1位のオルビス「オルビスユー ローション」は、シンプル処方ながらしっかりうるおってくれると評判の化粧水。オイルフリーなので、ニキビやテカリが気になる敏感肌にもおすすめ。

2位の常盤薬品「NOV Ⅲフェイスローション」は、アルコールフリー・オイルフリー、無香料・無着色・低刺激性と肌をいたわった処方なので、敏感肌の方でも肌荒れを心配せずに使えます

3位のETVOS「アルティモイストローション」は、皮膚科学の観点から敏感肌を見つめて生まれました。肌のバランスが崩れがちな敏感肌をすこやかな肌に導きます

  • オルビスユー エッセンスローション

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※本記事において、「美白・エイジングケア・浸透」は下記のことを指します。

・美白…メラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐ。

・エイジングケア…年齢に応じたお手入れ。

・浸透…角層へ浸透する。

敏感肌に合う化粧水を選んでヒリヒリから卒業しよう

化粧水がピリピリしみて痛い原因は、合わない化粧水を使っているか、肌のバリア機能の低下や菲薄化が起こっているからかも。

まずは今使っている化粧水を見直してみましょう

敏感肌用の化粧水は、肌への刺激に配慮されているので、ヒリヒリしみづらいです。

自分に合った化粧水を見つけて、トラブルの起こらない肌を目指しましょう!