最近、「朝は化粧水を付けない」「朝は化粧水だけ」という声をよく耳にします。

メイク前の朝は忙しいのに、ベタつくのは避けたいですよね。とくに汗ばむ夏のスキンケアは正直言って面倒かも。

でも、スキンケアのためにひと手間かけるだけの価値はありますよ!

朝だからこその正しいスキンケアを実践して、ワンランク上の美肌をめざしましょう!

脂性肌でも乾燥肌でも朝は化粧水を付けた方が良い?朝に化粧水を付けるメリットを解説

脂性肌でも乾燥肌でも朝は化粧水を付けた方が良い?朝に化粧水を付けるメリットを解説

「夜ちゃんとスキンケアしておけば、朝は化粧水なしでも大丈夫!」と油断していませんか?結論からいうと、どのような肌タイプの人でも、朝の化粧水は必要です。

では、化粧水を使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?この3つを知ったらきっとあなたも化粧水を使ってみたくなりますよ!

たっぷり水分補給ですこやか美肌作り

たっぷり水分補給ですこやか美肌作り

化粧水の第一の目的は「水分を補給すること」です。洗顔後の水分不足の肌にたっぷりと水分を与え、柔らかくして美容液や乳液が浸透しやすくする効果があります。

 

肌が乾燥していると、それだけで肌トラブルを起こしやすくなるって知っていますか?

たとえば多くの人が気にしているシミも、うるおいがある肌と乾燥した肌とでは、うるおいがある肌の方がシミを寄せ付けにくくできます。

なぜなら、私たちの肌にはバリア機能があって、紫外線や外部刺激などから守ってくれているからです。ところが肌が乾燥していると、バリア機能が低下するので、炎症を起こした刺激でメラニンが過剰に作られやすくなってしまうのです。

 

また、肌が乾燥していると、皮膚の細胞の新陳代謝機能であるターンオーバーが遅れる原因にも……!

ニキビ跡がいつまで経っても消えない」「肌がゴワゴワしている」という人は、もしかしたら乾燥肌が原因なのかもしれません。

皮脂の分泌を整えてニキビ予防

皮脂の分泌を整えてニキビ予防

「皮脂でベタつくから」と化粧水を省いてしまう人がいるようですが、実はこれはNGなスキンケアです!

皮脂が過剰に分泌されてしまう原因のひとつに、「乾燥」があるって知っていますか?

肌が乾燥していると、「乾燥から守るためにもっと皮脂を分泌して肌を守ろう」と、皮脂の分泌が活発になりやすいのです。

よく大人になってからのニキビは「乾燥ニキビ」といわれますが、それは乾燥によって皮脂が過剰に分泌され、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまうからです。

「皮脂のベタつきが気になる」という人は、ニキビができやすくありませんか?

まずは化粧水でたっぷりとうるおしてあげましょう。

ファンデのヨレや粉吹きにサヨナラ!メイクがきれいに仕上がる

ファンデのヨレや粉吹きにサヨナラ!メイクがきれいに仕上がる

朝きれいにメイクしたのに、ふと気が付くとファンデがヨレたり、目元にファンデがたまったりしていることはありませんか?また、カサカサに粉を吹いて恥ずかしい、という人もいますよね。

これらは乾燥によって起こりやすい症状です。保湿成分が含まれた化粧水でしっかりと肌を整えておくと、肌のキメが整い、乾燥しやすい目元や口元、フェイスラインなどのメイク崩れを防ぎやすくなりますよ。

また、化粧水の付け方も重要です。手に取った化粧水をパチパチと叩きつけるように付けると、その刺激から肌が傷み、肌荒れを起こしやすくなります。

おすすめは手のひらにとった化粧水を目元や口元などの乾燥しやすいところから付けていって、最後に顔全体になじませたら、手のひらで包み込むようにやさしくプレスする方法。うるおいを肌のすみずみまで行き渡らせることで、メイクがきれいに仕上がり、崩れにくくなりますよ。

朝は支度に忙しい時間ですが、少し余裕をもって時間をかけてスキンケアをしましょう。

朝は化粧水だけでOK?メイクが崩れやすいから朝は乳液なしの方が良いって本当?

朝は化粧水だけでOK?メイクが崩れやすいから朝は乳液なしの方が良いって本当?

朝の化粧水はとても大事。うるおいを与えると同時に皮脂バランスを整え、さらにメイクをきれいに仕上げてくれます。

では、乳液は朝使った方がいいのでしょうか?

ここでは、乳液を使うメリットと乳液が必要な理由、そして乳液を選ぶときのポイントを紹介していきます。

化粧水の後は乳液が不可欠!乳液を使うメリット

化粧水の後は乳液が不可欠!乳液を使うメリット

化粧水を付けたあとは、肌がもっちりとしてたっぷりうるおったように感じませんか?

保湿は化粧水だけで十分じゃないかな……」と思う人は少なくないかもしれません。

でも、スキンケアを化粧水だけで終わらせるのはおすすめできません!

なぜなら、水分は蒸発しやすく、化粧水を付けた直後はしっとりとうるおっていても、時間とともに水分が失われてしまうからです。

化粧水を付けたあとのもっちりとした素肌をキープするには、油分で膜を作って、水分を逃がさないようにすることが大切。うるおいを長時間キープできれば、肌を乾燥から守るだけでなく、メイクも長時間崩れにくくすることができますよ。

ちなみに、朝はファンデーションや下地、日焼け止めなどを重ねるので、乳液を付ける量は夜よりやや少なめでも大丈夫です。夜はたっぷりと乳液でカバーし、朝はさっぱりと使うのもいいですよ。

いまさら聞けない!どうして化粧水と乳液を別々に使うの?

いまさら聞けない!どうして化粧水と乳液を別々に使うの?

化粧水と乳液を別々に使うなら、「化粧水と乳液を混ぜて使えばいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし化粧水と乳液は別々に使うからこそ効果が得られるのです。

そもそも、化粧水はほとんどが水で作られており、水溶性成分が主体です。一方の乳液は、油分を含んでおり、油分に溶けやすい成分を配合することが可能です。

水分を浸透させたあとで油分の膜を作るからこそ、保湿効果が長続きします。使う順番を逆にしたり、化粧水と乳液を混ぜたりしては、正しい効果が得られません。役割がそれぞれに異なるので、正しい順番で使うようにしましょう。

化粧水の役割

水分で角質層をうるおし、皮膚を柔らかくし、キメを整えます。うるおいのある肌に整えることで、その後に使うスキンケア化粧品の浸透を高める効果もあります。

乳液の役割

油分を含んでいるため、膜を作って化粧水で与えたうるおいを閉じ込め、水分の蒸発を防ぎます。化粧水には配合しにくい油溶性の成分であるビタミンAやビタミンE、コエンザイムQ10、レシチンなどを配合できます。

よりエモリエント効果を高めるために、クリームを併用することも一般的です。

ベタつきが気になるなら、テクスチャで使い分けよう

ベタつきが気になるなら、テクスチャで使い分けよう

脂性肌の人や汗ばみやすい夏は、化粧水を付けるのすらイヤ……という人もいるのではないでしょうか?

そんなときは、テクスチャで使い分けましょう!

ベタつくのが気になるなら、水のようにサラサラの化粧水もあります。付けたあともサッパリとしているので、夏でも使用感が軽く、ベタつきが気になりません。コットンにたっぷりと含ませて、即席パックとしても使えますよ。

逆に、冬はとろみのあるタイプの方が心地よいかもしれません。たっぷりとうるおいが欲しいときや乾燥しやすい秋・冬などはとくにとろみタイプがおすすめ。垂れにくいので、付けやすいというメリットもあります。

そもそも朝と夜のスキンケアって何が違うの?【朝のスキンケアルーティン】を徹底解説

そもそも朝と夜のスキンケアって何が違うの?【朝のスキンケアルーティン】を徹底解説

朝のスキンケアと夜のスキンケアとでは、目的も使うアイテムも異なります

あなたは朝の正しいスキンケアができていますか?さっそく見てみましょう。

朝と夜のスキンケアの目的の違い

朝と夜のスキンケアの目的の違い

朝のスキンケアは、汗や皮脂を洗い流すとともに、紫外線や外部刺激から守るためのものです。

「夜ちゃんと洗顔しているのだから、洗顔料を使うほど肌は汚れていないのでは?」と思う人もいるようですが、睡眠中に汗をかいたり、皮脂が出たり、枕についたホコリがついたりしています。水洗顔だけでは汚れを落としきれないので、洗顔料をたっぷりと泡立ててやさしく洗顔しましょう。

一方の夜のスキンケアは、汗やメイク汚れなどを落として、ひと晩かけてじっくりと肌に美容成分を届けます。とくにメイク汚れを落とすには洗浄力の高いクレンジングを使いますが、クレンジングは肌に負担がかかりやすいものです。念入りに保湿ケアをし、たっぷりの美容成分で肌をいたわりましょう。

朝のスキンケアの順番

朝のスキンケアは、次の順番で行うのが基本です。

  1. 洗顔
  2. 化粧水
  3. 乳液
  4. 日焼け止め

それぞれのアイテムを、どのような使い方をするのが正しいのか、詳しく解説していきます。

洗顔料

朝のスキンケアの順番 洗顔料

洗顔料はたっぷりと泡立て、泡で顔を包み込むようにやさしく洗います。ゴシゴシこすってはいけません

そして大事なのはお湯の温度。冷たすぎると汚れが落ちにくくなりますし、熱すぎると皮脂が落ちすぎて肌を乾燥させてしまいます。適温は32~34℃といわれているので、体温よりやや低めの温度のぬるま湯を心がけましょう。

化粧水

朝のスキンケアの順番 化粧水

洗顔後は肌が乾燥しているので、洗顔したらすぐに化粧水を付けます。

化粧水は手のひらに出したら、乾燥しやすい目元や頬などから付けていき、最後に顔全体を手のひらでなじませるようにハンドプレスしていきます。乾燥が気になるところには重ね付けをすると保湿効果がアップしますよ!

乳液

朝のスキンケアの順番 乳液

手のひらに肌が吸い付き、もっちりとした感触を感じられたら、乳液を付けます。

メイク前なので、ベタつきが気になる場合は使用量を調整してもいいでしょう。ニキビが気になる人は「オイルフリー」と書いてある油分を含まない乳液を使うのもおすすめです。

日焼け止め

朝のスキンケアの順番 日焼け止め

紫外線は夏だけでなく、冬や雨の日も気を付けたいものです。スキンケアの仕上げには毎日日焼け止めを使いましょう。

UVカット効果は、SPF(~50+)PA(+~++++)で表示されています。どちらも数が多いほど効果が高いことを示しているので、屋内で過ごす日なのか、屋外のレジャーを楽しむのかなど、季節やシーンで使い分けるといいでしょう。

季節ごとのスキンケアのポイント

季節ごとのスキンケアのポイント

スキンケアは季節ごとに注意したい点が異なります。それぞれの特徴を理解して、肌の状態に合った化粧水でスキンケアをしましょう。

春のスキンケア

春は花粉や紫外線量が増加し始める季節です。花粉対策ができる日焼け止めも市販されているので、UVケアを念入りにするとともに、花粉対策も始めましょう。

夏のスキンケア

夏は紫外線対策に力を入れたい季節ですが、忘れがちなのが冷房による乾燥。さっぱりと使える化粧水や乳液でしっかりと保湿ケアをしていきましょう。

秋のスキンケア

秋は空気が乾燥しはじめ、夏の紫外線ダメージが気になり始める季節です。念入りな保湿ケアと美白ケアで、おつかれさまのスキンケアをしましょう。

冬のスキンケア

冬は暖房による乾燥が気になる季節なので、いつもより念入りに保湿ケアをしたいところです。保湿美容液やローションパックなどを活用しましょう。また、体を温めて血行を良くすることも大切です。

【ベタつきが気になる方におすすめ】高保湿なのにベタつかない朝のスキンケアにピッタリのさっぱり化粧水3選

【ベタつきが気になる方におすすめ】高保湿なのにベタつかない朝のスキンケアにピッタリのさっぱり化粧水3選

1位の「ETVOSアルティモイストローション」は、たっぷりと水分を抱え込む水ナス由来の成分で角質層にうるおいを蓄えます。ヒト型セラミドとナイアシンアミドが配合されているところも大きな魅力!

2位の「アドライズアクティブローション」はすーっと角質層に浸透していく、さっぱりと使える化粧水です。薬用有効成分「プラセンタエキス」配合で、紫外線によるシミ予防にもおすすめ。

3位の「オルビスユーローション」はエイジングケアデビューにもおすすめの、みずみずしいハリ肌に導く化粧水です。角質層の水の巡りに着目しており、「とろパシャテクスチャー」が自慢です。

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朝は化粧水も乳液も必要!正しいスキンケアですこやか肌へ

朝は化粧水も乳液も必要!正しいスキンケアですこやか肌へ

朝の化粧水は、うるおい不足の肌に必要な水分を補給するために大切です。

乳液はその水分に蓋をして逃さないために必要不可欠!

毎日行うスキンケアだからこそ、「洗顔→化粧水→乳液」という流れはマストで習慣化しましょう。

それぞれのお悩みに合わせてクリームや美容液を追加するのも◎

お出かけ前までに日焼け止めを塗るのを忘れずに!

朝のスキンケア方法を見直して、コツコツと美肌を目指しましょう!