「メイクがヨレやすいから、朝は乳液を使わない」
という方は少なくないようです。でも、実は乳液はスキンケアの中で大切な役割を担っているアイテムだから、朝も乳液を使うのがおすすめなんです!

そこで今回は、「メイクよれを防ぐ朝の乳液の使い方」のほか、「パック・美容液と一緒に乳液を使うタイミング」など、正しい乳液の使い方について詳しく解説します!

【乳液の正しい使い方】乳液の効果や使うタイミングなど乳液にまつわるギモンを徹底解説!

「乳液は朝も使った方がいいの?」
「パックや美容液と一緒に乳液を使うときの順番は?」
そんな疑問を解消して乳液を正しく使うためには、乳液がどんなスキンケアアイテムなのかを知ることが大切です。

乳液にどんな効果や特徴があるのかが分かれば、その正しい使い方や使うべきタイミングがわかるようになります。

それでは、まずは乳液にどんな効果があるのか見ていきましょう!

そもそも乳液にはどんな効果があるの?

乳液

乳液とは油分を多く配合したアイテムで、お肌に「油分」を与える効果を持っています。

油分というと皮脂などが思い浮かべやすいので、「ニキビやベタつきの原因になる悪いもの」というイメージを抱いてしまうかもしれませんね。でも、実は油分はお肌にとって欠かせない成分なんです。

油分には、肌内部の水分が蒸発しないようしっかりと繋ぎ止める働きがあります。そのため、油分が不足するとお肌の水分が蒸発して乾燥しやすくなってしまいます。

乳液は、そんな油分を補って水分をお肌に閉じ込めてくれるアイテムです。しかも、セラミドなどのバリア機能を支える「油溶性保湿成分」も補うことができるから、荒れやすいお肌もサポート。乳液を使うことで健やかでうるおいあふれる美肌を目指すことができるんです!

乳液はどのタイミングで使うのがベスト?

ニキビ跡を消すためのQ&A

乳液を使うタイミングは、基本的に「化粧水で水分を補った後」です。

これはなぜかというと、乳液は水分をお肌に閉じ込める「蓋」の役割をするので、化粧水で水分を補った後に使う必要があるんです。

と言っても、化粧水を塗った後すぐに乳液を塗ると、まだお肌に吸収されていない肌表面の化粧水が乳液と混ざってしまいます。すると、乳液が薄まったり塗りムラができたりしてしまうことも。

そのため、乳液は化粧水でお肌に水分を補給した後約1〜2分置いてしっかり化粧水をお肌に吸収させてから塗るのがベストと言えます。

また、アイテムによっては化粧水よりも先に塗る「先行乳液」の場合もあるので、乳液を使用する前にパッケージを確認しましょう。

乳液は朝も夜も使うべき?

【市販?家にあるもの?】あなたの要望別にニキビ跡を消せる方法を解説

「ベタつきやメイク崩れが気になるから、朝は化粧水だけ」
「夜しっかりスキンケアしてるから、朝は化粧水だけで軽めに」
という方も多いかもしれませんね。

でも、乳液は化粧水で補った水分をお肌に閉じ込める大切な働きを持ったスキンケアに欠かせないアイテムです。乳液の油分でお肌に蓋をしてあげないと、せっかく化粧水で補給した水分が蒸発してしまうことに。

だから、乳液は夜だけでなく朝も使うのがおすすめなんです。

ONEcosme編集部員
ONEcosme編集部員
朝のスキンケアでは、お肌の表面に乳液の油分が残っているとメイクが崩れやすくなります。そのため、メイク前に乳液を軽くティッシュオフするのがポイント!そのほか、使用する乳液の量を少なめにするのもおすすめです。

美容液やパックを使うときのスキンケアの順番は?

洗顔・化粧水・乳液といういつものスキンケアに、美容液やパック、アイクリームなどのスペシャルケアを取り入れるとき、「乳液をどのタイミングで使えばいいの?」と迷ってしまいますよね。

スペシャルケアのときに乳液を使うタイミングは、「水分が多いアイテムの後」です。

<スペシャルケアするときの順番>

  1. 洗顔
  2. 化粧水
  3. パック・美容液
  4. 乳液

美容液やパックは水分や水溶性美容成分をたくさん配合したアイテムなので、化粧水の後に使って乳液でお肌に閉じ込めましょう!パックと美容液の両方を使いたいときは、油分の比率が低いパックを先に使います。

アイクリームを使いたいときは、乳液の後に使うのがおすすめです。アイクリームは目元をピンポイントで保湿するアイテムなので、油分が多くこっくりしています。そのため、乳液までのスキンケアが終わった後に保湿の補強アイテムとして取り入れましょう!

【乳液の正しい塗り方とは】乳液の効果を高める使い方のポイントや適量は?塗る時の注意点まで解説

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スキンケアアイテムはなんとなく使うよりも、正しい使い方を知って使った方がスキンケア効果がアップします。

では、乳液はどんなふうに使うといいのでしょうか。乳液の効果を高める使い方ポイントや注意点を詳しく解説します!

乳液の使い方にポイントはあるの?

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乳液を使うときに気をつけたいポイントは、全部で4つあります。ポイントの中には当たり前のようでついやってしまいがちなこともあるので、1つずつ詳しく見ていきましょう!

①使用量

乳液の使用量は、1円玉硬貨大(直径2cmくらい)〜10円玉硬貨大(直径2.3cmくらい)くらいが目安です。

朝のスキンケアでメイクのヨレが気になるときは、1円玉硬貨大くらいでやや少なめに。夜は10円玉硬貨大くらいでしっかり保湿するのがおすすめです。

乳液が多すぎると油分が過剰になってニキビの原因に。反対に少なすぎるとお肌に水分をしっかり閉じ込めることができなくなってしまうので、目安量を守るようにしましょう。

ONEcosme編集部員
ONEcosme編集部員
目安量で使ってみて物足りなかったり多すぎると感じる場合は、お肌に合わせて少しずつ調整してみてくださいね。

②手のひらで温めて使う

将来のニキビ跡を予防するためにやるべきこと・やるべきでないこと

乳液を手に取ったら、そのまま塗らずに手のひらで少し温めるのも、乳液の効果を高めるポイントの1つ。乳液は油分が多いアイテムなので、手のひらで少し温めることで肌になじみやすくなるんです。

温度の目安は、冷たく感じなくなるくらい手のひらで乳液を包み込み、冷たくなくなったら肌になじませていきましょう。

③乾燥しがちな部分から塗る

乳液を塗るときは、頬や目元・口元など乾燥しやすいところから塗りましょう!

塗り終えたら、今度は乳液をおでこや鼻などに伸ばします。こういった部分はもともと皮脂が多いので、乳液は少なめでOK。乳液は追加せず、手に残っている乳液をなじませましょう。

④ぬるぬる感がなくなり、もちっとした感触になったらOK

副作用が出ないハイドロキノンの正しい使い方を解説

乳液をお肌に伸ばしたら、最後にハンドプレスでしっかりお肌になじませます。お肌を触ったときのぬるぬるした感触は、まだ乳液がお肌になじみきっていないサイン

手のひらでお肌を包み込むようにして乳液をなじませ、もっちりした感触になったらOKです。

乳液を塗る時の注意点は?

市販のものでニキビ痕を消したいなら薬用のビタミンC誘導体配合美容液がおすすめ

乳液を塗るときの注意点は、肌をこすらないことです。

ゴシゴシこすると摩擦ダメージで肌が傷ついて、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルの原因に中指と薬指を使い内側から外側に向かって弧を描くように、優しく乳液を伸ばしていきましょう。

また、塗りムラや塗り残しがあるとお肌の乾燥に繋がるので、まんべんなく丁寧になじませることも大切です。

乳液を塗りすぎてしまった時はどうすればいいの?

うっかり乳液をたくさん塗ってしまったときに、そのままメイクするとメイクよれの原因に。ハンドプレスしてもなかなか肌になじまないときは、ティッシュで肌を軽く抑えてオフしましょう!

乳液を多く手に取りすぎたときは、全部顔に塗ってしまわず余った分を体の保湿に使うのがおすすめです。首やデコルテはもちろん、肘やかかとなど乾燥が気になる部分に伸ばすと、しっとり保湿することができますよ。

おすすめ乳液3選!うるおいを逃さず肌のバリア機能を高める優秀乳液を紹介!

【まとめ】正しい選び方と使い方でハイドロキノンの美白効果を実感しましょう

毎日のスキンケアに欠かせない乳液ですが、現在たくさんの種類が販売されているから「どれを選んだらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで次は、うるおいを閉じ込めてお肌のバリア機能を高めてくれる優秀乳液TOP3をご紹介します!

  • オルビス クリアフルモイスチャー

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大人ニキビや周期ニキビが気になる方は、2種類の和漢成分と2種類の保湿成分でニキビ・赤み・肌荒れなどの「繰り返す肌トラブル」をケアしてくれる1位のオルビスがおすすめです!

2位のdプログラム敏感肌の方3位のETVOSエイジングサインが気になる方と相性◎。ぜひランキングの中から、自分の肌悩みや肌質に合う乳液を選んでみてくださいね。

詳しくはランキング記事をチェック!

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乳液は良いタイミングで正しく使うと、お肌の水分をしっかり肌に閉じ込めてうるおい溢れる肌に導いてくれます。

だから、夜だけでなく朝も乳液を使ってスキンケアするのがおすすめ なんです!

ティッシュオフしたり乳液の量を調整すると、メイクよれやベタつきも防ぐことができるので、ぜひ乳液の使い方をマスターして朝のスキンケアにも取り入れてみてくださいね。