「化粧水の後になんとなく乳液を使っているけど、本当に効果あるの?」
「クリームと乳液の違いって何?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
さらに、「乳液は使わずに化粧水だけ使ってる」といった意見を聞くと、「もしかして乳液って効果ないの?」と悩んでしまいますよね。
そこで、ここでは乳液が持っている肌に嬉しい効果や、クリームとの違いについて徹底解説します!毛穴や肌質別におすすめの乳液もご紹介するので、乳液の効果に悩んでいる方はもちろん、毛穴・ニキビ肌で乳液の使用を悩んでいる方もぜひ参考にしてみてくださいね。
【乳液の効果とは】使うタイミングやクリームとの違いなど乳液にまつわるギモンを徹底解説!
化粧水と乳液は、どちらも肌にうるおいを与えるスキンケア化粧品なので、「どちらか片方だけでいいんじゃない?」と思ってしまいますよね。
でも、スキンケア化粧品にはそれぞれ違った役割があり、乳液にも化粧水・クリームとは違った「肌に嬉しい効果」があるんです!
乳液にはどんな効果があるの?
乳液には、主に3つのお肌に嬉しい効果があります。
- お肌の水分蒸発を防ぐ
- 硬くなった角質をほぐして柔らかくする
- 油性保湿成分を肌に届ける
洗顔後のお肌は、水分を肌内部に閉じ込める「皮脂膜」が洗い流された状態です。新しく皮脂膜が形成されるまで肌の水分は蒸発しやすく、化粧水や美容液も塗った瞬間はうるおうけれど次第に蒸発していってしまいます。
乳液は、そんな皮脂膜の代わりとして一時的に働いてくれるので、洗顔後に補った水分や美容成分をしっかり肌に閉じ込めることができるんです!
さらに、乳液は化粧水では補えない「セラミド」などの油性成分を補うこともできます。
お肌にはもともと「水分・水性保湿成分・油性保湿成分」の3つがバランスよく存在しています。しかし、そのバランスが崩れると肌トラブルに繋がるので、化粧水の水溶性保湿成分だけでなく乳液の油性保湿成分もしっかり補ってあげることが大切なんです!
そのほかにも、乳液に配合されている油分には、乾燥やターンオーバーの乱れで硬くなってしまった角層を柔らかくして滑らかにする効果もあります。
乳液はどのタイミングで使うのがベスト?
乳液を使うタイミングは、基本的に「化粧水の後」です。洗顔で汚れを落とし化粧水で水分を補給したら、1〜2分おいてから乳液を使いましょう。
化粧水を塗ってすぐに乳液を塗ってしまうと、肌の上で化粧水と乳液が混ざって薄まったり、塗りムラができてしまうことも。そのため、化粧水をしっかり肌になじませて、肌表面の化粧水がなくなってから乳液を塗るようにしましょう。
乳液とクリームとの違いはなにがあるの?成分やテクスチャーに注目して比較!
乳液とクリームはどちらも油分を補うアイテムなので、「違いがわからない」という方も多いのではないでしょうか。
乳液とクリームの違いは、配合されている水分と油分の比率です。
乳液は油分よりも水分の比率が高く、どちらかというとさらっとしていて軽い使い心地です。水性の保湿成分とともに、セラミドなどの油性保湿成分も肌に届けられるのが特徴で、保湿バランスを整えて肌にうるおいを与えることができます。
クリームは乳液よりも油分の比率が多いので、こっくりしたテクスチャーのものが多くなっています。油性保湿成分の量も乳液より多く、お肌にうるおいをしっかり閉じ込めてくれます。
【乳液を使う順番は?】メイク前の朝やスペシャルケア後の夜での順番を解説!
乳液は化粧水の後に使うのが基本ですが、パック・美容液などのスペシャルケアをしたいときも同じなのでしょうか。また、朝メイクをする前は、いつ乳液を使ったらいいのでしょうか。
乳液を使う順番について、シーンごとに見ていきたいと思います!
メイク前の朝のスキンケアの順番は?
メイク前のスキンケアでは、UVケアの前に乳液を使います。
- 洗顔で汚れを落とす
- 化粧水で水分を補給する
- 乳液で油性保湿成分を補い、肌にうるおいを閉じ込める
- UVケアをする
まず最初に、寝ている間に肌についたホコリや皮脂などを洗顔で洗い流します。その後、化粧水でお肌に水分を補給したら、1〜2分おいて化粧水をしっかり肌になじませ、乳液でお肌にうるおいを閉じ込めましょう。
乳液までの基本のスキンケアの流れが終わったら、UVケアをしてスキンケアの終了です。UVケア化粧品がなじんで肌の表面がサラサラになったら、メイクを始めましょう。
美容液やパックを使うときのスキンケアの順番は?
美容液やパックなどのスペシャルケアを行うときは、先に美容液・パックを、その後に乳液を使います。
- 洗顔で汚れを落とす
- 化粧水で水分を補給する
- パック・美容液の順にスペシャルケアをする
- 乳液でうるおいや美容成分を肌に閉じ込める
- クリームを使う
パックや美容液は、基本的に水分の比率が高く乳液よりも油分が少ないので、乳液より先に使いましょう!もちろん、必ずしもパックと美容液を両方使わないといけない訳ではないので、お肌の調子や使いたいアイテムによって調整してくださいね。
パックや美容液のスペシャルケアを終えたら、乳液の油分でうるおいや美容成分をお肌に閉じ込めます。特に乾燥が気になる場合は、クリームをプラスしてさらにしっかりと肌に油分を与えましょう。
【乳液はニキビ肌にNG!?】毛穴などの肌悩みと乳液の相性についてくわしく解説!
毛穴が気になるお肌やニキビ肌には、油分配合の乳液はNG!というイメージがありますよね。でも、毛穴悩みがあったりニキビがあったりするお肌も「化粧水で水分を補い、乳液で肌にうるおいを閉じ込める」という基本のスキンケアは必要だから、毛穴悩みやニキビ肌と相性がいい乳液を選んでしっかりスキンケアしてあげることが大切なんです。
では、ニキビ肌や毛穴の悩みと相性が良い乳液とはどんなものなのでしょうか。1つずつ詳しく見ていきましょう!
ニキビ肌に相性がいい乳液はどんなもの?
ニキビと相性が良いのは、「抗炎症効果をもつ有効成分配合」の乳液です。抗炎症効果を持つ有効成分は、ニキビを予防する働きがあるので、ニキビが増えるのを防ぐことができます。
また、ニキビができやすいお肌には、「ノンコメドジェニック化粧品」の乳液もおすすめです。
ノンコメドジェニック化粧品とは、白ニキビを発生させにくい化粧品のことです。「ノンコメドジェニック化粧品を使えば全員ニキビができない」というわけではありませんが、できるだけニキビができにくいように調整して成分を配合されているので、ニキビの増加を予防することができます。
そのほかにも、ニキビの炎症が起きやすい方や敏感肌の方は、エタノールや植物エキス、殺菌成分など肌への負担が大きい成分の配合ができるだけ少ないものがおすすめです。
さらに、「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」はそれぞれ原因が違い、相性がいい乳液もそれぞれ違うため注意が必要です。
過剰な皮脂分泌が原因の「思春期ニキビ」には、ジェル状など油分が少なくベタつかないさっぱりしたタイプがおすすめです。皮脂のベタつきを抑えたいなら、皮脂コントロール成分のライスパワーNo.6やピリドキシンHCl、10-ヒドロキシデカン酸などが配合されている乳液を選びましょう。
乾燥やターンオーバーの乱れで硬くなった角質が原因の「大人ニキビ」には、適度に油分を補ってくれるしっとりタイプの乳液がおすすめです。乳液に配合されている「適度な油分」は硬くなった角質を柔らかくしてくれるので、大人ニキビの予防につながります。
開き毛穴に相性がいい乳液はどんなもの?
開き毛穴ができる原因は、
- 皮脂の過剰分泌
- 肌の乾燥
の2種類です。
皮脂が過剰に分泌されることでできた開き毛穴には、「ビタミンC誘導体」や「ローズマリーエキス」のような、皮脂抑制やニキビケアの効果がある成分を配合した乳液がおすすめです。
乾燥によってできた開き毛穴は、たっぷりの保湿成分でお肌にうるおいを与えてあげることが大切です。そのため、もともとお肌の中にもあるうるおい成分「セラミド」や「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などの保湿成分配合の乳液を選びましょう!
黒ずみ毛穴に相性がいい乳液はどんなもの?
黒ずみ毛穴は、皮脂と古い角質でできた角栓が毛穴に詰まり、入り口の部分が酸化することでできます。
そんな黒ずみ毛穴に相性が良いのは、フラーレンやビタミンC誘導体、コエンザイムQ10などの成分を配合した乳液です。こういった成分は、皮脂をコントロールしたり皮脂の酸化を防いでくれるので、黒ずみ毛穴を防ぐことができるんです。
たるみ毛穴に相性がいい乳液はどんなもの?
たるみ毛穴は、ハリが不足することでたるんだ肌に引っ張られ、毛穴が開いてしまっている状態です。
そんなたるみ毛穴と相性がいいのは、エイジングケア成分が配合された乳液です。レチノールやナイアシン、ビタミンC誘導体などの美容成分が配合された乳液で、お肌のハリにアプローチしましょう!
乳液とクリームはどっちがおすすめ?肌質に合わせた選び方のポイントや注意点を解説!
乳液とクリームはどちらもお肌に油分を補うアイテムですが、それぞれ配合されている「油分の量」が違います。
お肌に必要な油分の量は人によって違うので、肌質に合わせて乳液とクリームのどちらを使うかを選ぶ必要があるんです。
そこで、次は肌質ごとに乳液・クリームのどちらがおすすめなのか、そして肌質にあった乳液を選ぶポイントについてご紹介します!
乾燥肌におすすめな保湿ケア
乾燥肌さんは、お肌の油分が不足し水分が蒸発してしまっている状態です。そのため、しっかり油分を補給して、肌にうるおいを閉じ込めてあげることが大切です。
そのため、
できるだけ油分の配合量が多いクリームがおすすめですが、こっくりしたクリームのテクスチャーが苦手なら乳液でもOKです。乳液なら保湿成分がたっぷり入ったしっとりタイプのものを選びましょう。
秋冬など特に乾燥が気になるときは、乳液とクリームを併用するのもおすすめです。
脂性肌におすすめな保湿ケア
皮脂の分泌量が多い脂性肌さんは、洗顔・化粧水のあとは水分と油分をバランスよく配合した乳液だけを使用するのがおすすめです。
その中でも特におすすめなのが、ジェル状など油分少なめでさっぱりした使い心地の乳液です。さらに、皮脂コントロール成分や抗炎症効果がある成分が配合されたもの、ノンコメドジェニックのアイテムなどを選ぶと、毛穴詰まりやニキビの予防にもつながります。
敏感肌におすすめな保湿ケア
敏感肌さんには、「敏感肌向け」に作られた乳液やクリームがおすすめです。
こういったタイプのアイテムは、肌に負担をかけにくい成分を厳選して使用していたり、どのくらい刺激があるか確認しているものが多いので、敏感肌さんでも使いやすいはずです。(※必ずしも全員が肌に刺激を受けないというわけではありません。)
また、敏感なお肌は健康なお肌よりもバリア機能を担うセラミドが少ないので、セラミドを配合した乳液やクリームもおすすめです。
混合肌におすすめな保湿ケア
乾燥している部分とオイリーな部分の両方を持っている混合肌さんは、部位によって乳液とクリームを使い分けるのがおすすめです。
例えば、乾燥が気になる部分にはさっぱりタイプの乳液を、乾燥が気になるところにはクリームを使うなどして、お肌の水分・油分のバランスを整えてあげましょう!
おすすめ乳液3選!ベタつきすぎない程よい保湿を求めるあなたにはコレ!
「クリームはベタつくから苦手」
「オイリー肌だからベタつくアイテムは嫌」
そんな方は、ベタつきすぎずお肌に程よく油分を与えてくれる乳液がおすすめです。でも、薬局や化粧品売り場に行くとさまざまな乳液が販売されているので、どれを選べばいいかわからなくなってしまいますよね。
そこで次は、編集部がたくさんの乳液の中から厳選したおすすめ乳液3選をご紹介します!
オルビスクリアフルモイスチャーは、使用感満足度88%、累計販売本数5000万本を突破した大人気乳液です。2種類の和漢成分と2種類の保湿成分が、肌にうるおいを与えて乾燥による大人ニキビをケア。さらに、ニキビと肌荒れを防ぐグリチルリチン酸2Kが、繰り返す周期ニキビを予防してくれます。
dプログラム モイストケア エマルジョンRは、資生堂が50年以上研究を重ねた敏感肌ブランドの乳液で、人気美容雑誌のベストコスメ敏感肌部門1位を獲得しています。独自配合の美肌成分で、お肌を健やかな状態に育む「美肌菌」の増殖をサポート。グリチルリチン酸やトラネキサム酸でニキビや肌荒れも予防してくれます。
アルティモイストセラムは、使用感満足度98.5%。2021年9月発売と発売から日が浅いのに@コスメでは☆5つの高評価を獲得している美容乳液です。加齢によって肌の厚みのバランスが崩れ、乾燥しやすい敏感な肌になることに着目。保湿成分ナイアシンアミドと5種類のヒト型セラミドが、肌にうるおいを与えて厚みバランスをサポートし、健やかな肌に導いてくれます。
- 周期ニキビにはこれ!
コスパ抜群の乳液!繰り返すニキビや毛穴をケア
ORBIS(オルビス) クリアフル モイスチャー ※医薬部外品
1,870円(税込)/50g(約2ヵ月分) →約2週間分ニキビ・毛穴対策モニターセット 980円(税込/送料無料)
商品について詳しくはこちら - かさかさ敏感肌をなめらか美肌に
美肌菌に着目したdプログラムの敏感肌向け高保湿乳液
資生堂 dプログラム モイストケア エマルジョン MB ※医薬部外品
4,070円(税込)/100mL(約1.5ヵ月分) →7日間トライアルセット1,100円(税込/送料無料)※次回使える500円クーポン付き
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敏感な大人の肌にうるおいを与え、美しくしなやかな肌へ
ETVOS(エトヴォス) アルティモイストセラム
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おすすめフェイスクリーム3選!しっかり水分を閉じ込めたいあなたにおすすめなのはコレ!
お肌にしっかり水分を閉じ込めたいなら、油分多めのクリームがおすすめです。そこで、たくさん販売されているクリームの中から編集部が厳選したおすすめのクリーム3選をご紹介します!
アスタリフト クリームは、シリーズ愛用者190万人を突破した大人気スキンケアライン「アスタリフト」のクリームです。富士フィルムが長年のフィルム研究で培った独自の技術でヒト型セラミドとアスタキサンチンをナノ化。3種のコラーゲンやスクワランなどの保湿成分とともに、うるおいを角質層のすみずみまで届けてハリが満ちる肌へと導いてくれます。
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乳液とクリームをうまく取り入れて、うるおいのある美肌を目指しましょう!
乳液は、化粧水で補った水分をお肌に閉じ込める大切なアイテムです。
乾燥が気になる場合は、クリームと併用したり乳液の代わりにクリームを使うなど、お肌に合わせて乳液とクリームをうまく取り入れることで、うるおいのある美肌を目指すことができます!
ニキビ肌などで油分が気になる場合は、ジェル状などさっぱりタイプの乳液を選ぶこともできるので、ぜひ毎日のスキンケアに自分のお肌と相性がいい乳液を取り入れてみてくださいね。