レチノールの使い方が分からない…」と悩んでいませんか?レチノールはビタミンAの一1種で、シワ改善効果が認められている成分。ニキビや毛穴・シミなどのエイジングサインを解消できると期待され、大きな注目を集めています。

でも、「この使い方で合ってる?」と不安になることも。そこで今回は、レチノールの正しい使い方をお教えします!

効果的な使うタイミングや順番、適した濃度などについても分かりやすく解説。レチノールの使い方を覚えて積極的に使い、シワの目立たない若見え肌を目指しましょう!

【レチノールを使う順番は?】正しい使い方を知って理想のキメ肌を手に入れよう

H2下

レチノールは、正しい順番や頻度で使うことで年齢サインの解消に大きく期待できます。しかし、使い方を間違ってしまうと逆効果にもなりかねません。「レチノールを間違って使っていて、肌荒れしてしまった」ということにならないように、レチノールの正しい使い方をチェックしておきましょう。

レチノールの正しい使い方①夜に使用する

レチノールを使うタイミングは、夜がおすすめです。レチノールは、もともと光に弱い不安定な成分。光の影響を受けやすいのが特徴です。

朝にレチノールを使うと紫外線と反応して成分が変化し、肌が紫外線の影響を受けやすくなります。紫外線は、乾燥をはじめとした様々な悪影響を肌におよぼします。そのため、レチノールは夜のスキンケアのときのみ使用することをおすすめします。

編集部Voice
近年の研究により化粧品に安定的に配合できるようになったおかげで、朝と夜の両方使える商品も登場しています。基本的には夜のみの使用がおすすめですが、パッケージや公式サイトの使用方法に「朝晩使える」と記載されているものなら朝使っても大丈夫ですよ♪

レチノールの正しい使い方②乳液の後に使う

夜使うのは分かりましたが、どのような順番で使うのが良いのでしょうか?レチノールを使ってひどい肌荒れを起こしてしまったら意味がありません。レチノールは、効果のアップする順番よりも刺激を抑えられる順番で使うことが大切です。

洗顔⇒化粧水⇒乳液⇒レチノール

レチノールは、乳液の後に使うのがおすすめです。レチノールはレチノイド反応と言われる肌荒れを起こしやすい成分。ある程度刺激があるため、肌荒れを防ぐためにワンクッション置いてから、化粧水や乳液の後に使うのが良いでしょう。

さらにクリームを使って保湿したい場合は、レチノールを使った後にスキンケアの仕上げとして使いましょう。

オールインワン化粧品⇒レチノール

オールインワンタイプを使っている場合は、オールインワン化粧品の後にレチノールを塗ると、肌への刺激を抑えながら使うことができます。

洗顔⇒化粧水⇒乳液⇒美容液⇒クリーム

レチノール配合の化粧品が化粧水やクリームタイプの場合は、普段のスキンケア通りの順番で大丈夫です。保湿の基本は、水分を入れ込んでから油分で蓋をすること。「油分の少ないもの⇒多いもの」の順に使っていくことで、角質層に浸透しやすくなります。

レチノールの正しい使い方③最初は週に1~2回の頻度で使う

レチノールはある程度の刺激がある成分なので、慣れるまでは週に1~2回の使用がおすすめです。はじ始めは肌の様子を見ながら使い、もし気になるほどの肌荒れがなかったり慣れてなくなってきた場合には、使用回数を徐々に減らしていくと良いでしょう。

最終的には毎日使えるようになるのが理想的。毎日使い続けることで、生き生きとした肌をキープすることができます。

レチノールの正しい使い方④指定の量を守って使う

レチノールはシワ改善効果が高いからといって、たっぷりと肌に塗りこんではいませんか?たくさん使うほど効果がアップしそうな気がしますが、量を多く使うと逆にひどい肌荒れや皮むけ・赤みなどが出てしまうことがあります。

特に敏感肌の方は要注意!まずは少量から使い始め、肌が慣れてきたら指定の量になるまで増やしていくことをおすすめします。

編集部Voice
効果の出る方法で肌荒れを抑えながら使うのがポイント!刺激を抑えることがシワのないつるつる肌への近道ということですね。使い始めは量を控えめにしながら使ってみてください!

【レチノールを使う順番を守ってシワのないハリのあるなめらかな素肌へ!】おすすめレチノール配合化粧品3選を発表

おすすめのレチノール配合化粧品3選

レチノールの効果的な使い方が分かったところで、ここからはおすすめのレチノール配合化粧品3選をご紹介します!

b.glen|ビーグレン QuSomeレチノAは気になる小ジワをケア

b.glenビーグレン QuSomeレチノA

目元のハリをケアできるビタミンA配合美容液

ビーグレン QuSomeレチノA

総合評価:

starstarstarstarstar4.2

♢配合成分:  レチノール・レチノイン酸トコフェリル・進化型ペプチド ♢単品価格:  6,600円(税込)/15g(30日分) ♢キャンペーン情報:  7日分6点トライアルセット1,490円(税込)

  • #レチノール
  • #年齢肌ケア
  • #ハリケア
ブライアン・ケラー博士のテクノロジーが集結した目元をピンとさせる美容液

ビーグレンレチノA商品画像

薬剤の効果を的確なものにするドラックデリバリーシステムの第一人者であるブライアン・ケラー博士のもとで生まれた浸透テクノロジーQuSome®を使用したエイジングケア用美容液です。

即効性のある「レチノール」を配合。即効性・持続性・安定性の3つを兼ね備えており、目元や眉間、おでこの年齢サインや乾燥小ジワに効果が期待できます。

ビーグレンレチノA

安田美沙子さんを始め、女優やモデルの間でも実力派と話題のアイテムで、「これを使い始めてからどんどん自信がついた」「小じわが目立たなくなった」「毎日のお化粧が楽しくなった」「目の下のたるみが目立たなくなった」など、数多くの口コミ評価があるのもポイント。

なんと使った人の93%が満足を実感しています。実際の口コミを見てみましょう!

(※効果には個人差があり効果を保証するものではありません。)

肌に柔軟性を与えるレチノール成分と、ハリのもとを作り出すビタミンEとのハイブリッド成分のレチノイン酸トコフェリル、肌への刺激が少なく安定性に優れたパルミチン酸レチノールを配合。この3つのビタミンAが肌に働きかけることで、指がはじかれるようなハリのある肌が目指せます。

レチノールの効果

ビーグレンではそんなレチノールを医療目的で発明されたテクノロジーQuSome®で包み込むことで、肌の土台部分までしっかり浸透させてくれるのがポイント。髪の毛の100分の1のカプセルに入った成分が皮膚バリアを通過して土台まで長時間成分を届けることで、ハリ・弾力のある肌へ導いてくれます。

浸透イメージ

メインのレチノール以外にもスクワランやシアバターなど保湿効果の高い成分も豊富に含まれているので、乾燥による小じわも防いでくれます。

コクのある濃厚な美容液で、レモンイエローのさわやかな色味が特徴。目元に出現した年齢サインにしっかり浸透。内側からしっかりケアしてくれます。

実際にONEcosmeの編集部でも使ってみたところ、その効果に驚きを隠せませんでした!

QusomeレチノA商品単体画像

コクがあって美容液というよりクリームのような使い心地です。塗って3日目には朝起きた時の顔が違うとビックリ!こんなに早く効果がわかるなんて思わなくてびっくりしました。目元に今までにないハリ感が出てきました!この調子で使い続けたいと思います!

(※効果には個人差があり効果を保証するものではありません。)

シワやたるみに高い効果が立証されているレチノールがふんだんに使われているにもかかわらず、1本あたり6,600円とエイジングケア美容液の中ではコストパフォーマンスがいいのも特徴。公式サイトの定期コースを利用すればここからさらに最大で25%OFFの割引制度を利用することもできます。また手軽にスタートできるトライアルセットが1,980円(税込)で発売されているのもポイントです。

ビーグレントライアルセット

ビーグレンでは、悩みに合わせて6種類のトライアルセットが試せ、年齢肌を気にする方に特におすすめなのが95%が違いを実感した「エイジングプログラム3トライアルセット」です。QuSomeレチノA以外に、天然クレイ洗顔・高機能ローション・高濃度ビタミンC美容液・濃密エイジングクリームが7日分入ったお得なセット。6,985円相当が1,980円(税込)でお試しできます。

自信が持てる目元美人を目指すなら、下のボタンをクリックして申し込んでみてください!

詳細を公式サイトでみる商品について詳しくみる
編集部Voice

皮膚科医と薬学博士が開発した実力派コスメ。3種類のレチノール配合で、肌をすこやかな状態へ整え、ハリがみなぎるなめらかな素肌が叶います。 繊細なレチノールを極小カプセルに入れることで、肌の奥の必要な部分に届いて、確実に効果を発揮。最短で美肌へ近づけますよ!

容器には空気などが入らないように逆止弁がついていたり、密閉性と遮光性が高い入れ物を採用したりと、レチノールを守る秘策がたくさん。最後までレチノールの効果がしっかりと得られるんです。 朝も夜も使える安定性もポイント。スクワランやシアバターといった保湿成分も含まれていて、保湿効果もバッチリです。

北の快適工房・北の達人コーポレーション|アイキララⅡはパッと明るい印象へ導く

北の快適工房・北の達人コーポレーション北の快適工房 アイキララⅡ 

ハリやうるおいを与えて明るい印象の目元を目指せるクリーム

北の快適工房 アイキララⅡ 

総合評価:

starstarstarstarstar4.0

※評価についてはONEcosme編集部の独自評価によるものです。内容量:10g(約1ヶ月分) ♢成分:レチノール誘導体※1、MGA※2、MGAブースター※3、Kコンプレックス※4期待できる効果:乾燥による小ジワを目立たなくする(効能評価試験済み)、ハリを与える ♢価格:2,950円(税込)※5

※1 パルミチン酸レチノール(ハリ・ツヤを与える成分) ※2 ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、BG(ハリを与える成分) ※3 ココイル加水分解コラーゲンK(皮膚をすこやかに保つ成分) ※4 アンズ核油、カニナバラ果実油、アボカド油、ヒマワリ種子油、ナットウガム(肌の柔軟性を保ち潤いを与える成分) ※5 公式サイトお試し定期コースご利用時

    ハリを与えて明るい印象の目もとに!容器が珍しいアイクリーム

    アイキララⅡ(北の快適工房/北の達人コーポレーション)の商品画像1

    エイジングケア※1に特化した製品を多く展開する「北の快適工房」より2021年に発売された目もと専用クリームです。ハリ・ツヤを与える成分としてレチノール誘導体(パルミチン酸レチノール)を配合しました。乾燥を防いで乾燥による小じわを目立たなくし※2、ハリを与えて若々しい印象の目もとへと導きます。目の下にも期待できます!

    「アイキララⅡ」にはビタミンC誘導体(ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸、BG)が配合されていて、皮膚が薄くハリを失いがちな目の下の角質にハリを与えます。さらに、「アイキララⅡ」は乾燥による小じわを目立たなくします※2。「アイキララⅡ」は、ハリやうるおいを与えて明るい印象の目元へ導きます

    アイキララⅡ(北の快適工房/北の達人コーポレーション)の商品画像2

    配合成分のレチノール誘導体(パルミチン酸レチノール)は、肌にハリ・ツヤを与えます。

    クリームの劣化を防ぐため、開封後も空気が入り込まないエアレス容器になっています。特殊な形状の容器が個性的で面白く、ワンプッシュで1回分の量がぴったり取り出せるのが使いやすいと評判です。使わない時にはロックをかけられるので、携帯するときにも衝撃でクリームが出てしまうようなことはなく安心して使えます

    アイキララⅡ(北の快適工房/北の達人コーポレーション)の商品画像3

    通常価格では3,278円(税込)ですが、公式サイトからお試し定期コースで申し込むと10%OFFの2,950円(税込)で購入することが可能です。定期的に送られてくるため継続しやすく、続けることが大切なエイジングケア※1クリームをより便利に使うことができます。

    ※1 年齢に応じたケア ※2 効能評価試験済み

    詳細を公式サイトでみる商品について詳しくみる
    編集部Voice

    レチノール誘導体とビタミンC誘導体を配合し、うるおい満ちたハリのある素肌へ近づけます。気になる小ジワが目立たなくなり、若々しい印象になれますよ♪ 空気が入らないエアレス容器は、注射器のような変わった見た目が特徴。酸化しやすいレチノールを守ることで、美肌効果を最後までしっかり得られるように配慮されています。 他にも、アボカド油、ヒマワリ油、アンズ核油などの保湿成分もたっぷりで、肌をやわらかくしてくれるのも魅力です。肌に水分が補給されることで、ふっくらもちもちの素肌になれますよ!

    大正製薬 THE MYTOL(ザ マイトル)|THE MYTOL ESSENCEは肌本来の力にアプローチ

    大正製薬 THE MYTOL(ザ マイトル)THE MYTOL ESSENCE

    ナイアシンアミド・ビタミンCを角質層まで浸透させ、ハリつやのある肌へ

    THE MYTOL ESSENCE

    総合評価:

    starstarstarstarstar4.8

    配合成分:  ナイアシンアミド、レチノール誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE ♢単品価格:  11,000円(税込)/30mL(約30日分) ♢キャンペーン情報:  定期コース初回限定72%OFF2,980円(税込)

    • #年齢肌ケア
    • #導入美容液
    大正製薬の先端皮膚科学研究から生まれた先行美容液。肌本来の美しさを呼び覚ます。

    ザ マイトル エッセンス(大正製薬)の商品画像1

    創業100年を超える大正製薬が立ち上げた、エイジングケア※1ブランドの「THE MYTOL」。肌の可能性を最大限に引き出すために、肌に必要な成分を1番に届けたいという想いから開発されたのが、先行美容液のTHE MYTOL ESSENCEです。
    シワや乾燥によるくすみ(乾燥によるキメの乱れによるもの)、ハリ不足にアプローチして、キメの整った透明感※2あふれる肌へ導いてくれるのがポイント。大正製薬の浸透※3技術と先端皮膚科学研究から生まれたアイテムで、ハリ・透明感※2ある明るい顔印象へ導いてくれます。

    ザ マイトル エッセンス(大正製薬)の商品画像2

    さらに、シワ改善に加えてメラニン生成を抑制する働きのある薬用有効成分ナイアシンアミドを配合。シワのケアだけでなく、紫外線によるシミ・そばかすも防いでくれます。
    また、ナノカプセル化技術により、保湿成分を肌のすみずみまで浸透※3させるのも特徴。植物由来のセラミドナノカプセルに、レチノール誘導体やビタミンC誘導体、ビタミンEを包み込むことで、うるおい成分を肌の角質層までしっかり浸透※3させます

    ザ マイトル エッセンス(大正製薬)の商品画像3

    通常価格は11,000円(税込)が、定期コースに登録すれば初回限定72%OFF2,980円(税込)2回目以降も20%OFFの7,920円(税込)で付け替えレフィル30mLが毎月自動で届きます。定期コースはいつでも解約可能なので、単品で買うより定期コースがおすすめです。
    大正製薬がこだわりを凝縮させた先行美容液。毎日のお手入れにプラス1本することで、美しくハリと透明感※2あふれる肌を目指しましょう。

    ※1 年齢に応じたお手入れのこと ※2 肌がうるおって、キメが整った印象のこと ※3 角層まで

    詳細を公式サイトでみる商品について詳しくみる
    編集部Voice

    大人の肌悩みをケアする専攻美容液。シワ改善とメラニンの生成を抑制する効果があるナイアシンアミド配合で、ふっくら若々しい素肌へ導きます。 独自の技術によって成分をナノカプセル化することに成功!植物エキスたっぷりのナノカプセルと、レチノール誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンEを配合したセラミドナノカプセルが、角層のすみずみまでじっくり浸透します。効率良くうるおいで満たし、つややかな素肌が叶いますよ♪ 使い続けることで、数年後、まわりと圧倒的な差がつくことでしょう。

    【レチノールを使う順番や扱い方の注意点を解説の使い方の注意点】安全に使用して最短で美肌を目指そう使い方を間違えると皮が剥けて肌荒れになる?

    レチノールの使い方の注意点

    レチノールはアイクリームなどに配合され、目もと元に塗ることが多い成分。「だから慎重に使いたい」という方も多いでしょう。レチノイド反応という一時的な肌荒れも起こしやすいので、知らずに使っているうちに皮が剥けてビニール肌になってしまったら…と考えると怖いですよね。

    レチノールは、若見え肌に近づける反面、肌への刺激を抑えるために十分注意しながら使う必要があります。ここでは、レチノールを使うときの注意点について、くわ詳しく解説していきます。正しく使えば、レチノールによる見た目年齢のダウンが目指せますよ!

    レチノールの使い方の注意点①レチノールは紫外線に弱いからUVケア必須

    レチノールを使うと光の影響を受けやすくなるため、紫外線のケアは必須!レチノール配合化粧品を使っている時は、必ず日焼け止めを塗って肌を守るようにしましょう。

    紫外線ケア

    夜のみの使用の場合でも、肌は光の影響を受けやすくなっています。翌日の朝は紫外線対策をきっちりと守り、日焼け止めを塗ることが大切です。

    レチノールの使い方の注意点②日本人の肌に合う濃度を選ぶ

    レチノールは、米国皮膚科学会でも小じわ対策として推奨されるなど、海外でも積極的に取り入れられている成分です。しかし海外の化粧品の中には、レチノール濃度が高いものもあります。また、レチノイン酸(トレチノイン)は古くから欧米で使われているレチノールの1種ですが、日本人の皮膚への刺激性が強いため、日本では化粧品としての販売が認められていません。

    一方日本で販売されている医薬部外品は、厚生労働省から認められたもの。日本人の肌に合う一定の濃度を保ったものなので、医薬部外品のレチノール配合化粧品を選ぶのがおすすめです。海外のレチノール配合化粧品が安く販売されていることがありますが、日本で販売が認められている化粧品を選ぶことで、肌への刺激を抑えながら使えます。

    <編集部VOICE>

    レチノールの濃度の目安として、レチノール初心者は濃度0.1〜0.3%慣れてきた方は〜1%までの濃度のものを使いましょう。

    慣れてきた方で、もっと高濃度のレチノールを使いたい方は、医師に相談してから処方してもらうのがおすすめです。

    レチノールの使い方の注意点③保湿後に使う

    レチノールをどうしても使いたいけれど、副反応が怖くて使えない方もいるでしょう。それでもやっぱり使いたい場合には、保湿をしてから使うのがおすすめです。洗顔後、化粧水や乳液で肌に水分を入れてからレチノールを使うことで、レチノールが直接皮膚に触れることを避けられます。肌荒れを抑えるために、しっかりと保湿ケアをしてからレチノールを使うことを心がけましょう。

    セラミドやヒアルロン酸配合のアイテムを使うと、肌をうるおいで満たしながら、後に塗るレチノールの刺激から肌を守ってくれますよ。

    レチノールの使い方の注意点④指定の量よりも多めに塗らない

    ほうれい線や目尻のシワにぴったり収まるように、しっかりめに塗っておくと効果を感じられそうな気がしますね。しかしレチノールの場合は、たっぷり塗ることが逆効果になってしまうこともあります

    指定の量を大幅に超えて塗ってしまうと、ひどいレチノイド反応に苦しむ可能性があります。肌荒れがひどい場合は治まるまでに数週間かかってしまうこともあるので、多めに塗らないように注意が必要!パッケージの裏側や公式サイトをチェックし、指定の量を厳守して使うようにしましょう。

    <編集部VOICE> 中には、レチノールを塗り過ぎて日焼けした後のようにひどい皮むけに悩む人も。早く効果を感じたくても決して指定量よりも多く塗らないように、注意して使いましょう。

    レチノールの使い方の注意点⑤併用する成分に注意する

    レチノールには、併用しない方が良い成分併用した方が良い成分があります。

    レチノールは刺激が強いものが多いので、さらに刺激の強い化粧品を併用すると、思わぬ肌トラブルを招くことがあります。美肌になりたくてスキンケアを頑張っていても、肌に刺激を与えすぎて肌荒れが頻発したらもったいないですよね。

    併用しない方が良いものは以下の3つです。

    • 高濃度ビタミンC
    • ハイドロキノン
    • ピーリング剤

    高濃度ビタミンC、ハイドロキノン、ピーリング剤は、それぞれとても優秀な美肌アイテムです。この3つを併用せずに単体で使用すれば、肌への負担を少なくして美肌へ近づけますよ♪

    なお、高濃度ビタミンCは朝と夜で使い分けることで併用することが可能です。その際は、高濃度ビタミンCは朝に、レチノールは夜に使用しましょう

    ハイドロキノンは肌の漂白剤!?驚きの美白効果と使う前に覚えておきたい6つのこと
    ハイドロキノンは肌の漂白剤!?驚きの美白効果と使う前に覚えておきたい6つのこと

    一方、レチノールと併用することで、相乗効果が得られる成分もあります。

    以下の4つの成分は、レチノールと併用することでレチノールが肌に与える刺激を抑えたり、美肌効果を高めてくれたりするので、ぜひ積極的に組み合わせてみましょう!

    • ナイアシンアミド
    • ビタミンC誘導体
    • トラネキサム酸
    • バクチオール

    ナイアシンアミドには炎症を抑える作用があるため、レチノールと併用することでレチノールの刺激を抑えてくれる効果があります。また、ナイアシンアミドには、美白効果、シワ改善、保湿作用があるので、肌荒れを予防しながらハリのあるツヤ肌へと導いてくれますよ!

    【ナイアシンアミドとレチノールは併用しても大丈夫?】敏感肌でもOK!それぞれの美容効果や使用順、おすすめのナイアシンアミド配合化粧品も紹介

    ビタミンC誘導体は、ビタミンCの安定性を高めたもので濃度は1〜3%ほどのもの。ビタミンCは肌への刺激が強いイメージがありますが、濃度が低いビタミンC誘導体なら、レチノールと併用することで美肌効果が高まるんです。

    なお、濃度が10%を超える高濃度ビタミンC誘導体は、レチノールと併用することで肌に刺激となる場合があるため、避けましょう。

    【レチノールとビタミンCは併用できる?】2大美容成分を上手に組み合わせて肌悩みゼロの水光肌に
    【レチノールとビタミンCは併用できる?】2大美容成分を上手に組み合わせて肌悩みゼロの水光肌に

    トラネキサム酸には、メラニンの生成を抑制してシミ、そばかすなどを予防する効果があります。レチノールと併用することで、くすみのない明るい素肌が手に入りますよ。

    肌の炎症も鎮めてくれるため、ターンオーバーを促進するレチノールと組み合わせれば肌荒れ知らずのなめらかな素肌に

    特に肝斑で悩んでいる方は、レチノールとトラネキサム酸を併用することで改善が期待できます。

    トラネキサム酸の効果は?美白と肌あれを同時にケアできるトラネキサム酸について徹底解説
    トラネキサム酸の効果は?美白と肌あれを同時にケアできるトラネキサム酸について徹底解説

    バクチオール次世代レチノールと呼ばれており、安定性が高いのが特徴です。レチノールは酸化しやすく光に弱い性質がありますが、バクチオールと併用することでレチノールの安定性が高まり、効果を実感しやすくなります

    バクチオールは、肌への刺激が少ないのにレチノールと同等の美肌効果があるため、敏感肌でも使いやすいのも魅力です。

    バクチオールとレチノールを併用する際には、先にバクチオールを使い、少し時間を置いてからレチノールを塗りましょう

    【バクチオールとは】次世代レチノールと話題の美容成分の効果やおすすめアイテムを紹介
    【バクチオールとは】次世代レチノールと話題の美容成分の効果やおすすめアイテムを紹介

    レチノールは使う順番を間違えると副作用が出る?気になるレチノイド反応について解説

    【レチノールの副作用】レチノールは本当に安全?副作用で肌荒れしても使い続けて大丈夫?

    レチノールの使い方は分かったけど、副作用が気になる!」という方も多いでしょう。「レチノールを使うと肌荒れするって聞いたけど、本当?」という方のために、レチノールの安全性についても解説しておきます。

    いくらエイジングサインを解消してくれるものでも、副作用が起きたら大変。レチノールの副作用副作用が起きたときの対処法について、しっかりと押さえておきましょう。

    レチノールの副作用は次第に消えていくもの

    レチノール配合化粧品は、使い始めはひりつきなどを感じることがあります。

    • 乾燥
    • 赤み
    • かゆみ
    • ヒリヒリ感

    レチノールを配合した化粧品を使ってすぐに起こるこのような症状は「レチノイド反応」と呼ばれるもので、皮膚がポロポロと剥がれる皮むけを起こしたり、赤い炎症が出たりする方もいます。皮むけが激しく、「ビニール肌」と呼ばれる状態になってしまう方も。

    ビニール肌とは、角層が薄くなり、肌が刺激を受けやすい状態になってしまっている肌。一見ツルツルのように見えますが、ビニール肌になるとバリア機能が低下し、乾燥・シミ・シワなどの肌のエイジングが起こりやすくなってしまいます。

    これは、レチノールを受け入れる体制が整っていないために、一時的に起こるものだと考えられています。レチノイド反応は、レチノールを使い続けるうちに、次第に消えていきます。

    レチノイド反応が出ても焦らず様子を見ながら使い続けるのがおすすめ

    レチノイド反応が出たからといって焦ることはありません。使用を中止すると、そこでレチノールの効果を得ることはできなくなってしまいます。

    もし反応が出た場合は、1日おきに使うなど、少しずつ肌を慣らしていくのがおすすめです。反応が出る期間は人それぞれですが、1日~1週間程度でおさまることがほとんど。その後はレチノールによる肌荒れを起こすことはありません。

    レチノイド反応

    一旦受け入れ体制が整ってしまえば、レチノールがかえって肌に良い影響を与えてくれるようになります。ハリのある若見え肌を手に入れたいなら、レチノイド反応が出たからといって使用を中止するのではなく、様子を見ながら使い続けることをおすすめします。

    皮膚科医も推奨する「レチノール」の効果とは?副作用や効率的な使い方も解説
    皮膚科医も推奨する「レチノール」の効果とは?副作用や効率的な使い方も解説

    正しい使い方でもレチノールを避けるべき人はどんな人?

    レチノールを避けるべき人

    レチノールは、注意点に気をつければ使いやすい成分だということが分かりました。ただ、正しい使い方をしているからといって誰にでも使えるわけではありません。どんな人がレチノールを絶対に避けるべきなのか、知っておきましょう。

    妊娠中・授乳中はレチノールを避けるべき!

    レチノールの使用をおすすめできないのは、以下のような人です。

    • 妊娠中
    • 授乳中
    • 妊活中
    • 皮膚炎がある人

    レチノールは、妊娠中や授乳中に使うことを避けた方が無難です。化粧品の場合は内服ではなく、皮膚からの吸収率も微量なため、妊娠中に使ったからといって奇形が生まれるようなことはありません。しかし、妊娠・授乳中は肌が敏感になりやすい時期。赤ちゃんへの影響も安全性がはっきりと確認されているわけではないので、妊活中もできるだけ使用を避けましょう。

    また、すでに皮膚炎がある場合は悪化する可能性があるので、使用は避けてください。炎症が治ってから使用するようにしましょう。

    敏感肌の人はレチノールを使う前に医師に相談

    普段から化粧品が変わるたびに肌が刺激を受けやすい方は、自己判断でのレチノールの使用は危険です。敏感肌の方はまずは皮膚科医に相談し、レチノールを使うべきか確認しましょう。

    医師は、以下のようなことを考慮してくれます。

    • 肌がレチノールに向いているのか
    • 現在の肌の状況がレチノイド反応に耐えられるのか
    • レチノールを使うメリットがあるのか

    このようなことを総合的に判断して、適切なアドバイスをくれることでしょう。医師の判断で「使っても良い」と言われたら、使用を開始しても大丈夫です。

    レチノールが刺激が強すぎて使いない方には、ナイアシンアミドがおすすめです。ナイアシンアミドは、レチノールと比べると効果は緩やかですが、肌にやさしいのが特徴。シワ改善、シミ予防、保湿効果があり、ワントーン明るいハリのある肌に近づけますよ♪

    【ナイアシンアミド驚きの効果】しみ・しわ・肌荒れ対策に!向いている人や使い方を徹底解説
    【ナイアシンアミド驚きの効果】しみ・しわ・肌荒れ対策に!向いている人や使い方を徹底解説

    レチノールの正しい使い方を知ってシワのないピンとハリのある肌を目指そう

    レチノール使い方まとめ

    レチノールは、シワ改善効果があると言われる一方、副作用がでる方もいるので、様子をみながら正しく使いましょう。

    今回紹介した注意点に気をつけながら、皆さんもレチノール配合の化粧品でエイジングケアを始めてみてはいかがでしょうか?